「情けは人の為ならず」の意味は?誤用が多い理由をわかりやすく解説

情けは人の為ならずの意味とは ビジネス用語

あなたは「情けは人の為ならず」ということわざを間違えて使っていませんか?

「情けは人の為ならず」を誤用している人のほとんどが、「人に情けをかけることはその人の為にならない」と間違えた意味で覚えています。

「情けは人の為ならず」とは 「人に情けをかけると巡り巡って自分に良いことが返ってくる」という意味です。

この記事では「情けは人の為ならず」の正しい意味と、間違えて覚えている人が多い理由について解説します。

ぜひ参考にしてください。

1.【ことわざ】情けは人の為ならずの意味:人に情けをかけると巡り巡って自分に良いことが返ってくる

情けは人の為ならず

読み:なさけはひとのためならず

人に情けをかけると巡り巡って自分にいいことが返ってくる

「情けは人の為ならず」とは「人に情けをかけることで巡り巡って自分にいいことが返ってくる」という意味です。

「情け」とは、他人を労わる心や思いやり、哀れみの感情を表します。

間違えて覚える理由は「ならず」の誤った解釈が原因

「情けは人の為ならず」は、「情けをかけることはその人の為にならない」という意味だと間違えて解釈している人が多いです。

ではなぜ多くの人が間違えて覚えてしまうのでしょうか?

間違えて覚える理由は、古語である「ならず」の誤った解釈が原因です。

「ならず」とは物事を断定する意味を表す「なり」に、打ち消しの助動詞「ず」がついた連語になります。

「人の為なり」と言うと、「人の為である」という意味です。

逆に「人の為ならず」と言うと、「人の為ではない」という打ち消しの意味を表します。

しかし誤用している人の多くは、「ならず」を「~ではない」ではなく「~にならない」と誤訳しているのです。

そのため「情けは人の為ならず」を「情けをかけることは人の為にならない」と間違えて覚えてしまいます。

「情けは人の為ならず」の正しい意味は、「人に情けをかけることは巡り巡って自分に返ってくる」という意味です。

誤用しないためにも、「ならず」は「~ではない」という打ち消しの意味だということを、しっかり覚えておきましょう。

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  • 2.情けは人の為ならずの類義語

    「情けは人の為ならず」の類義語について解説します。

    • 因果応報(いんがおうほう)
    • 善因善果(ぜんいんぜんか)

    因果応報

    因果応報とは 「良い行いをすれば良いことが起こり、悪い行いをすれば悪いことが起こる」という意味です。

    「因」は原因の事を指し「果」は果報を意味するため、「因果」は「前世での行いの結果を現世で受ける報い」を表します。

    「応報」は善悪の行いに応じて受ける吉凶の報いを表すため、「因果応報」は「日ごろの行いによって良いことが起こるか悪いことが起こるか変わる」という意味の言葉です。

    近年では悪い意味として使われることが多い四字熟語ですが、良いことに対しても用います。

    良い行いをした時に因果応報を用いる場合、「良い行いをすれば巡って自分に良いことが起こる」という意味を表すことができる言葉です。

    そのため、良い行いに対して因果応報を使用する場合は「情けは人の為ならず」と同じ意味で用いることができます。

    ただし、因果応報を悪い意味で使用する場合は「情けは人の為ならず」と類義語にはなりません。

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  • 善因善果

    「善因善果」は 「良い行いをしていれば、いずれ良い結果が起こる」という意味を表します。

    「善因」は良い結果につながった原因を表す言葉で、「善果」は良い果報という意味です。

    「善因」と「善果」が合わさることで、「善い行いは善い果報が得られる」という意味になります。

    「情けは人の為ならず」は、「人に情けをかけることは巡り巡って自分に帰ってくる」という意味なので、「善因善果」と同じ意味で使用することができる言葉です。

    3.情けは人の為ならずの対義語

    「情けは人の為ならず」の対義語は次の二つです。

    • 身から出た錆び(みからでたさび)
    • 悪因悪果(あくいんあっか)
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  • 身から出た錆

    「身から出た錆」は 「自分が犯した悪行の結果自分自身が苦しむこと」という意味です。

    悪い行いをすれば自分に悪い行いが返ってくるという意味を表す言葉なので、「情けは人の為ならず」と対義語として使用できます。

    悪因悪果

    「悪因悪果」は 「悪い行いをすれば悪い結果が起きる」という意味を表します。

    「悪因悪果」は「善因善果」の対義語です。

    悪い行いをすれば悪いことが自分に帰ってくるという意味なので、「情けは人の為ならず」の反対の意味として使用することができます。

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  • 4.情けは人の為ならずの英語表現

    「情けは人の為ならず」の英語表現は「one good turn deserves another」です。

    「one good turn deserves another」は「良いことをすれば良いことが返ってくる」という意味を表します。

    「情けは人の為ならず」と同じ意味で使用することができる、英語のことわざです。

    ぜひ参考にしてくださいね。

    まとめ

    「情けは人の為ならず」は 「人に情けをかけると巡り巡って自分にいいことが返ってくる」という意味を表すことわざです。

    誤用の原因である「ならず」は「~ではない」という意味を表します。

    言葉の意味を正しく理解し、間違えて使わないように注意しましょう。

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