「お目通し」の意味と使い方とは?類語・英語表現を例文つきで解説!

お目通しの意味とは ビジネス用語

「お目通し(おめとおし)」は、大まかにチェックする、目を通すという意味で、主に目上の方に使う言葉です。

この記事では、「お目通し」の意味、類語、よく似た言葉との違い、英語表現を例文を交えて解説します。

この機会に使い方をマスターしましょう。

1.「お目通し(おめとおし)」の意味

1-1.意味は「大まかにチェックする、目を通す」こと

お目通し

読み方:おめとおし

意味:大まかにチェックする、目を通すこと

「お目通し」は「おめとおし」と読み、意味は「大まかにチェックする、目を通すこと」です。

前に渡してある書類を読んでもらえたか確認するときや、急ぎで書類を見て欲しいときなどに使う言葉です。

多忙な相手に一通り見てくれたかどうかの確認の言葉として用いると良いです。

書類などをじっくり読んで欲しい場合や、会議の席には適さないので、使い方には十分気をつけましょう。

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  • 1-2.目上の人に使う言葉として使える

    「お目通し」は、 目上の人に使える丁寧語です。

    ビジネスシーンでは上司に対して使うことができ、日常生活では年長者に対して使うことができます。

    特にビジネスシーンでは、上司に対して書類のことを尋ねる場面で用いる大変便利で丁寧な言葉ですので、使い方をきちんとマスターしておきましょう。

    2.「お目通し」の使い方と例文

    「お目通し」を使うケースは、以下の3つがあります。

    • 書き言葉として使う場合
    • 敬語とセットで使う場合
    • 目上の人に物事を問う場合

    それでは順に例文を交えて見ていきましょう。

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  • 2-1.書き言葉として使うことが多い

    「お目通し」は丁寧な表現方法なので、 特にビジネスシーンでは上司や取引先への文書やメールなど書き言葉で多く使います

    「ご確認ください」も間違った表現ではありませんが、「お目通しください」を用いた方が丁寧で敬った印象を与えることができます。

    <口頭で使う場合>

    • こちらの資料にお目通しをお願いいたします。
    • お目通しいただけましたら、押印をお願いします。

    2-2.敬語とセットで使う

    上司や目上の人には「お目通しください」と使います。

    「お目通ししてください」や、「お目通しいただく」という 敬語とセットで使うことが常識です。

    「多忙な時間を割いて、資料などに目を通していただく」という、相手を思いやると同時に敬意を込めることができます。

    「○○について、お目通ししてくださいませんか」や「○○をお目通しいただきたく存じます」という風に、「お目通ししていただく」の後に続く文章にも気を配るようにしましょう。

    同僚や部下に使う場合は、「目を通してください」と言い、「お」は付けません。

    また、自分からの発信で「目を通しておきました」は、適当に見たように聞こえてしまうので使わないほうが無難です。

    <例文>

    • こちらの企画書に、お目通しいただけましたら幸いです
    • お手隙の時で構いませんので、お目通しくださいますようお願い申し上げます。
    • 新規プロジェクトの工程表です、お目通しいただきたく存じます。
    • 仮申請書について、お目通ししてくださいませんか?
    • 先日お渡しした書類は、もうお目通しくださいましたでしょうか?
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  • 2-3.使うシーン:提出資料について尋ねる、書類を手渡しする

    上司や目上の人に対して、以前渡してある書類を見てもらえたかどうか確認するために用います。

    「お目通し」には、大まかにチェックするという意味があるので、「多忙でも見てくれたかな?」と 相手の状況を考慮しているスタンスとも捉えられます。

    本心は「じっくり読んで欲しい」と切望していても、見てもらえたかどうかを確認するためのスマートな表現方法です。

    <例文>

    • 提出資料について尋ねる場合

    「先日お渡ししました「○○についての資料」には、お目通ししていただけましたでしょうか?」

    • 書類を手渡しする場合

    「○月末までに、こちらの提案書お目通しをお願いいたします。」

    3.「お目通し」の類語3つ

    「お目通し」の類語として以下の3つがあります。

    1. ご確認(ごかくにん)
    2. ご一読(ごいちどく)
    3. ご高覧(ごこうらん)

    どの言葉も「お目通し」と意味は同じですが、相手によって使い分けをする必要のある言葉です。

    それでは順に見ていきましょう。

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  • 類語1.日常的に使う「ご確認」

    ご確認

    読み方:ごかくにん

    意味:はっきりと確かめることを意味する尊敬語

    「ご確認」は、主に「ご確認ください」という言い方で頻繁に使われる言葉です。

    上司や取引先の方に使っても問題はありませんが、間違った言い方として「ご確認してください」があります。

    これは、「確認」に「ご」を付けて丁寧な言い方にしたのに対し、「して」が尊敬語になっていないので間違った表現となります

    正しくは「ご確認ください」、または「ご確認なさってください」と言うのが正解です。

    <例文>

    資源ごみ収集場所の掃除当番について、今月の当番表を作成しましたのでご確認ください。

    類語2.「ご一読」

    ご一読

    読み方:ごいちどく

    意味:一通り読むことを意味する尊敬語

    「ご確認」よりも丁寧な表現として、「ご一読(ごちどく)」という言葉があります

    「一読(いちどく)」だと、「お目通し」と同じ意味で「書類などにさっと目を通す」ですが、「ご」を付けて「ご一読」にすると、じっくり読むという意味になります。

    一通り読むといった意味合いでは同じですが、「お目通し」とは違って「ご一読」はじっくり読むという意味が強いです。

    <例文>

    契約書にサインをいただきたいのですが、その前に詳細についてご一読ください。

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  • 類語3.「ご高覧」

    ご高覧

    読み方:ごこうらん

    意味:他人が見ることを意味する尊敬語

    「ご一読」よりもさらに丁寧な言い方として「ご高覧(ごこうらん)」があります

    日常的にはほぼ使うことはなく、耳にする機会も少ない言い方ですが、目上の方やお客に対して非常に丁寧な表現となります。

    ビジネスシーンでは、文書や案内状などを作成する際にテンプレートとして頻度が高い言葉です。

    「ご高覧」は主に文書やメールなどに使用し、会話の中で使うときは「ご覧ください」を用います。

    <例文>

    この度は私共の作品をご高覧いただきまして、誠にありがとうございます

    4.注意したい「お目通し」と似た言葉:「お目通り」「お見通し」

    「お目通し」の似た言葉として、以下の2つがあります。

    1. お目通り(おめどおり)
    2. お見通し(おみとおし)

    一見とても似ている言葉ですが、意味はまったく違いますので要注意です

    それでは、それぞれの言葉を例文を交えて見ていきましょう。

    似ている言葉1・「お目通り(おめどおり)」

    お目通り

    読み方:おめどおり

    意味:目上の人と会うこと

    「お目通り」は「おめどおり」と読み、意味は「 目上の人と会うこと」です。

    ビジネスシーンでは、目上の人や、特定の人に会わせてもらえるようにお願いする場面で使います。

    「会わせてください」と言うより、「お目通りをお願いいたします」と言った方が、熱心さを伝えられます。

    ただし、「お目通し」は書類などの「物」に対して使う言葉で、「お目通り」は「人」に対して使う言葉です。

    勘違いせずに、正しく使い分けてください。

    <例文>

    今度ぜひ御社の社長様にお目通りをお願いしたいのですが。

    似ている言葉2・「お見通し(おみとおし)」

    お見通し

    読み方:おみとおし

    意味:相手の心の中を見透かすこと

    「お見通し」は「おみとおし」と読み、意味は「 相手の心の中を見透かすこと」です。

    相手の心情を読み取ったときに使うフランクな表現の言葉なので、間違っても「お目通し」や「お目通り」と混同しないように気をつけてください。

    <例文>

    付き合いが長いので、あなたの考えていることはなんでもお見通しです。

    5.「お目通し」の英語表現

    「お目通し」の英語表現には、以下の2つがあります。

    1. look through (目を通す)
    2. look over (ざっと目を通す)

    どちらも「目を通す」という意味があり、ネイティブにも伝わる表現方法です。

    それでは、それぞれを例文を交えて見ていきましょう。

    英語1.「look through」

    「look througn」は、「目を通す」と訳せるので、「お目通し」の英語表現として最適です。

    <例文>

    Please look through this document.

    (こちらのドキュメントをお目通しください。)

    英語2.「look over」

    「look over」も、「look through」と同様、 細かく見るというよりも「ざっと目を通す」と言った意味になります。

    <例文>

    You must be busy,but I’d like to ask you to look over this.

    (お忙しいとは存じますが、こちらにお目通しくださると幸いです。)

    まとめ

    「お目通し」には、大まかにチェックする、目を通すという意味があります。

    ビジネスシーンでは、「お目通しください」という使い方が多く見受けられます。

    「見ておいてください」や「ご確認ください」よりも丁寧な表現方法なので、社会人として身に付けておきたいマナーの一つです

    この機会にビジネスマナーについても教養を広げていってください。

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