「類は友を呼ぶ」の意味とは?使い方や類語、英語を解説!

類は友を呼ぶの意味とは ビジネス用語

「類は友を呼ぶ」は、「 似た物同士は自然と集まること」を意味することわざの1つです。

何気なく気の合う仲間や同じ趣味を持つ人達が集まった時に使うことわざで、日常会話でも多く使われます。

しかし、悪い意味でも使うことができるのをご存知でしょうか。

本記事では、「類は友を呼ぶ」の詳しい意味から使い方、類語、対義語、英語表現まで紹介します。

「類は友を呼ぶ」というのは本当なのか?といった真相まで解明していきますので、理解を深めていってください。

1.「類は友を呼ぶ」の意味

1-1.似た者同士は自然と集まること

類は友を呼ぶ

読み方:るいはともをよぶ

意味:似た者同士は自然と集まること

「類は友を呼ぶ」は、自分と気の合う人、性格が似ている人など自分と共通した人達が自然に集まり仲間や友達になること指します。

一見、良い意味のように見えますが、この「気が合う」といった意味が曲者で、悪い意味でも使えてしまう点があります。

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  • 1-2.「類は友を呼ぶ」の悪い意味

    「類は友を呼ぶ」の悪い例で捉えやすいのが、人の悪口を言う人です。

    人の悪口を言わない人は、人の悪口を聞きたくない人なので、自然と人の悪口を言う人は側にいません。

    もし自分の周りに、人の悪口を言っている人がいたら、自分も言っている可能性があります。

    そういったことから、「気が合う」人達が集まり、悪い意味で「類は友を呼ぶ」と使われることがあるのです。

    1-3.「類は友を呼ぶ」の由来・語源

    「類は友を呼ぶ」の「類」は、「似たもの、仲間、同じ種類」という意味を指します。

    由来は、紀元前1046年頃の中国「周」の王が作成した、易占いの方法が記されている「易経(えききょう)」です。

    「易経」に「類は友を以て(もって)集める」と記されてあったことが由来とされています。

    日本では、江戸時代に入ったぐらいから「類は友を集める」「類を以て友とす」など表現するようになりました。

    現在の「類は友を集める」という形で表現されるようになったのは、明治時代頃からとされています。

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  • 2.「類は友を呼ぶ」の使い方と例文

    「類は友を呼ぶ」の意味が分かったところで、使い方を覚えて理解を深めましょう。

    以下2つのシーンに分けて解説します。

    1. 気の合う仲間が集まった時
    2. 気の合う悪い仲間が集まった時

    それでは、1つずつ見てみましょう。

    2-1.気の合う仲間が集まった時に使う

    性格や趣味が似ている人とは自然と仲良くなりますよね。

    「類は友を呼ぶ」は、学校・職場など、どんな場所においても、気の合う仲間が集まれば使うことができます。

    以下の例文のように使います。

    <例文>

    • 類は友を呼ぶというように、私の友達は同じ趣味を持つ人が多い。
    • 職場の同僚に好きな歌手について話したら、同僚も好きなことがわかり、より一層仲良くなった。類は友を呼ぶとはこのことだ。
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  • 2-2.気の合う悪い仲間が集まった時に使う

    「類は友を呼ぶ」とは、気の合う仲間の中でも、悪い影響をもたらす人同士が集まる時にも使えます。

    人によって悪い影響をもたらす人というのは個人差がありますが、悪口を言っている人、不真面目な人などがあがります。

    以下の例文のように使います。

    <例文>

    • あのグループはいつも人の悪口ばかり言っている。類は友を呼ぶというのはこのことだ。
    • 類は友を呼ぶって言うけど、転職した会社では、不真面目な人ばかりで、自分も不真面目になってしまわないか不安だ。

    また、以下のように、気づかない間に自分も悪い影響に感化されてしまっている時にも使われます。

    <例文>

    私の周りには変な人しかいない。類は友を呼ぶっていうから、あなたも変な人なんじゃない?と言われて目から鱗だった。

    2-3. 「類は類を呼ぶ」は間違った使い方

    「類は友を呼ぶ」は、「類は類を呼び友は友を呼ぶ」の略語なことから、「類は類を呼ぶ」と間違った使い方をする人がいます。

    「類は友を呼ぶ」を、「類は類と呼ぶ」と言うのは間違った使い方なので気をつけましょう。

    ただし、「類は類を呼ぶ」の後に、「友は友を呼ぶ」をつなげて、「類は類を呼び友は友を呼ぶ」とすれば正しい使い方なので覚えておくと良いです。

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  • 3. 「類は友を呼ぶ」は本当?心理学から見る意味

    「類は友を呼ぶ」の「似た者同士は自然に集まる」という心理は、心理学の世界で「引き寄せの法則」「波動の法則」と呼ばれています。

    その「引き寄せの法則・波動の法則」について詳しく見ていきましょう。

    「類は友を呼ぶ」といったことわざの意味が本当であることが分かりますよ。

    3-1. 「引き寄せの法則・波動の法則」の意味

    「引き寄せの法則」とは、「自分の考えていることや願っていること」=「波動」を自然と引き寄せ、現実化することを指します。

    「波動」を引き寄せることからも、「波動の法則」とも呼ばれており、恋愛においてもこの法則は成り立ちます。

    例えば、結婚相手が欲しくて婚活サイトに登録したとしましょう。

    優先して選ぶことは人によりますが、自分の好みの容姿の人、自分に合った性格の人、自分に合った趣味嗜好の人を探しますよね。

    そういったように、自分の「波動」に近い人を自然と選び引き寄せようとするのが「引き寄せの法則」なのです。

    「引き寄せの法則」なんて嘘だ、簡単に恋人なんか作れるわけない。そうマイナスに考えている人ほど「引き寄せの法則」から遠のきます。

    魅力的な恋人を見つけようと思うなら、自分も魅力的な人間になることで「引き寄せの法則」が成り立つのです。

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  • 4.「類は友を呼ぶ」の類語と例文

    「類は友を呼ぶ」と同じ意味を持つ類語を紹介していきます。

    類語を知ることで、語彙力の幅も広がりますので、ぜひ覚えておきましょう。

    「類は友を呼ぶ」の類語は以下の3つです。

    1. 同気相求む(どうきあいもとむ)
    2. 目の寄る所へは玉も寄る(めのよるところへはたまもよる)
    3. 牛は牛連れ 馬は馬連れ(うしはうしづれ うまはうまづれ)

    それでは、それぞれ見ていきましょう。

    類語1.同気相求む

    同気相求む

    読み方:どうきあいもとむ

    意味:同じ気質を持つ者は、互いに求め合い集まる。

    「同気相求む」の「同気」が、同じ気質を指し、「相」は互いにを指します。

    「気相」だと、気体の部分を指す言葉なので、「同気・相求む」といった形で覚えるようにしましょう。

    「自然に集まる」か「求め合う」かの違いなだけで、「類は友を呼ぶ」とほぼ同じ意味を指します。

    以下の例文のように使います。

    <例文>

    趣味が変わると付き合う友達も変わる。同気相求むとはこのことだな。

    類語2.目の寄る所へは玉も寄る

    目の寄る所へは玉も寄る

    読み方:めのよるところへはたまもよる

    意味:目玉が動けば瞳(黒目)も自然と動くことから、同じ部類のものも自然に寄り集まることの例え

    「目の寄る所へは玉も寄る」は、目を左右に動かしたときに、瞳も同時に動く様子を指しています。

    転じて、同じ部類のものが集まる、といったことに例えたことわざです。

    「目の寄る所へは玉も寄る」の「玉」は、「目玉」の「玉」を指しています。

    つまり、「目」=「瞳(黒目)」、「玉」=「目」と認識すると良いでしょう。

    「類は友を呼ぶ」と違うのは、対象が人だけではなく、物や物事も当てはまることです。

    以下の例文のように使います。

    <例文>

    目の寄る所へは玉も寄るといったように、1つ事件が起これば似たような事件が起きる。

    類語3.牛は牛連れ 馬は馬連れ

    牛は牛連れ 馬は馬連れ

    読み方:うしはうしづれうまはうまづれ

    意味:牛と馬では歩調が合わないことから、牛同士、馬同士で連れ合うのが良いことの例え

    「牛は牛連れ馬は馬連れ」は、同じ部類のもの同士は自然と歩調が合い、集まる意味を指しています。

    同じ性格や性質の人同士が集まるのと同じように、動物も同じ動物同士でしか集まりません。

    「類は友を呼ぶ」と同じ使い方ができますが、対象は人だけではなく、物や物事でも当てはまります。

    以下の例文のように使います。

    <例文>

    周りの友人はほとんど結婚してしまって、いつも飲むメンツは同じになってしまった。牛は牛連れ、馬は馬連れだな。

    5.「類は友を呼ぶ」の対義語と例文

    「類は友を呼ぶ」は、似た者同士は自然と集まることを意味したことわざです。

    なので 対義語は、ある一定の集団の中に全く異なった人物や物が混じっていることを指す言葉です。

    「類は友を呼ぶ」の対義語は以下の3つです。

    1. 鶏群の一鶴(けいぐんのいっかく)
    2. 掃き溜めに鶴(はきだめにつる)

    対義語も知っておくことで、より「類は友を呼ぶ」を理解でき、語彙力の幅も広がります。

    それでは、それぞれ見ていきましょう。

    対義語1.鶏群の一鶴

    鶏群の一鶴

    読み方:けいぐんのいっかく

    意味:凡人の集団の中に、一人だけ天才が混じっている例え

    「鶏群の一鶴」は、言葉通り鶏の大群の中に鶴が一羽混じっていることを指しています。

    抜きん出た才能を持つ人を指して使う場合や褒め言葉として使えます。

    以下の例文のように使います。

    <例文>

    いつも一緒にいるあの5人の中に一人だけとても勉強ができる子がいる。鶏群の一鶴なのになぜ仲良くできるのか不思議だ。

    対義語2.掃き溜めに鶴

    掃き溜めに鶴

    読み方:はきだめにつる

    意味:ゴミ溜めに似合わなぬ美しいものがあることの例え

    「掃き溜めに鶴」は、「鶏群の一鶴」と同様の意味を持ちます。

    ただし、「掃き溜め」=「ゴミ溜め」を指すので、多少オーバーな表現でもあります。

    褒める対象にのみ言うのであれば問題ありませんが、「掃き溜め」を指す人物には聞かれないように使いましょう。

    以下の例文のように使います。

    <例文>

    うちの会社に一人だけ飛び抜けた美人が居る。掃き溜めに鶴とはこのことだ。

    6.「類は友を呼ぶ」の英語表現と例文

    「類は友を呼ぶ」の英語表現は「 Birds of a feather flock together.」です。

    ただ、英語圏では悪い意味で使われることが多く、使用頻度も低めなので、似た表現を用いた方がよいでしょう。

    「類は友を呼ぶ」に似た表現でよく使われるものは以下のとおりです。

    • Great minds think alike. (素晴らしい考えは同じように考えるもの)
    • Like attracts like.(似た人は似た人に惹かれる)

    それでは、1つずつ見ていきましょう。

    英語1.「Great minds think alike.」

    「Great minds think alike.」は素晴らしい考えは同じように考えるもの、と訳すことができます。

    単語を1つずつ見てみましょう。

    • 「great」=すばらしい
    • 「minds」=心、頭脳
    • 「think」=考える
    • 「alike」=同じように

    ここで言う「minds」は頭脳を持っている人と言い換えられます。

    使い方としては、 相手の意見や考えに賛同するときに使います。

    以下の例文を見てみましょう。

    <例文>

    A:Let’s give her a surprise gift!
    (彼女にサプライズでプレゼントをしようよ!)

    B:really? Great minds think alike.
    (ほんとに?同じこと考えてた)

    英語2.「Like attracts like.」

    「Like attracts like.」でいう「like」は名詞で「似ている人」を指し、 直訳すると「似た人は似た人に惹かれる」です。

    以下の例文を見てみましょう。

    <例文>

    A:You two kind of look just alike.
    (君たち二人ってそっくりだね)

    B:Like attracts like.
    (似た人は似た人を引きつけるからね)

    まとめ

    「類は友を呼ぶ」の意味・使い方・類語・対義語・英語まで紹介しました。

    似た者同士は自然と集まるといった意味を持つこのことわざは、日常生活でも使える言葉です。

    悪い意味で「類は友を呼ぶ」と言われないように、普段の行いを見直しつつ、良い意味で使えるようにしましょう。

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