「采配」の意味を解説!正しい使い方と類義語を紹介

采配の意味とは ビジネス用語

「采配(さいはい)」は「指図・指揮」という意味です。

スポーツニュースやビジネスシーンで「監督の采配」「仕事の采配」などで用います。

この記事では「采配」の正しい意味と使い方、類義語についてわかりやすく解説します。

1.「采配」の意味

「采配」の意味は以下の通りです。

  • 指揮
  • 指図

元々「采配」は「戦場で大将が武士や雑兵(ぞうひょう)などを指揮する際に振った道具」のことです。

この道具を振り、あることを命令して人を動かしていたことから「采配=指揮(しき)、指図」という意味になりました。

采配は「立場が上の人」が「立場が下の人」に対して行うものです。

使い方は、 自分より立場が上の人からの命令や指示に対して「○○の采配」のように使用します。

2.「采配」の使い方と例文

「采配」の使い方と例文を見ていきましょう。

例1:日本サッカー代表監督の采配の行方はどうなるのか

例2:彼が企画部長として、采配を振ることになった

例1は「日本サッカー代表監督の指揮は、どこにむかって進んでいくのか」という意味です。

「采配の行方」という表現は「指揮によって、この先どこに進んでいくのか」という意味を表します。

例2は「彼が企画部長として、指揮をとることになった」という意味です。

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  • 「采配を振るう」は間違い?

    「采配を振るう」という言い方は 間違いではありません。

    しかし 「采配を振る」が本来の正しい言い方になります。

    なぜなら「采配」は元々戦場で大将が使用していた道具なので、「バットを振る」「旗を振る」のように「振るう」という言い方はしないからです。

    そのため 本来の正しい言い方としては「采配を振る」です。

    しかし2008年国語に関する世論調査において「采配を振るう」と使う人が「采配を振る」を使う人よりも上回りました。

    このことにより、 日本国語大辞典では「采配を振るう」が認められています。

    そのため「采配を振るう」は間違いではありませんが、本来の正しい言い方は「采配を振る」ということを覚えておきましょう。

    3.「采配」の類義語

    采配の類語

    「采配」の類義語は次の2つです。

    使い方と例文を見ていきましょう。

    指揮

    「指揮」は「命令して人々を動かすこと」という意味です。

    例:隊長が部隊の指揮をとる
    ⇔隊長が部隊の采配を振る

    この例文は「隊長が部隊を命令して動かす」という意味です。

    「采配」と「指揮」は同じ意味で使用することができます。

    統率

    「統率」は「団体をまとめて率いること」という意味です。

    例:監督は部活を強いチームにするために、厳しく統率した
    ⇔監督は部活を強いチームにするため、厳しい采配をした

    この例文は「監督は部活を強いチームにするために、厳しくチームをまとめた」という意味です。

    「厳しい采配」は「厳しく指揮をとった」という意味を表すため、「統率した」と同じ意味になります。

    しかし「統率」には「命令する」というニュアンスは含みません。

    単純に「団体をまとめること」という意味なので、 まとめる以外に命令して人々を動かす場合は「采配」を使用しましょう。

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  • 4.「采配」の英語表現

    采配の英語表現

    「采配」の英語表現は以下の通りです。

    • command(采配・軍配)
    • strategy (戦略・采配)

    例文を見ていきましょう。

    例1:We lost because of the manager’s strategy.(監督の采配ミスで負けた)

    例2:We want you to take command of this team.(私たちはあなたにこのチームで采配を振ってほしい)

    「strategy」は「戦略」という意味があるので、主にスポーツの采配に対して使います。

    「command」は「take command」で「采配を振る」という意味です。

    命令するという意味の「order」より公式的な命令の意味が強いため、形式ばった言い方になります。

    まとめ

    「采配」は「指揮・指図」という意味です。

    「采配を振る」や「采配の行方」などで用います。

    「采配を振るう」は間違えではありませんが、 本来の正しい言い方は「采配を振る」です。

    ビジネスシーンやメディアでもよく使われる言葉なので、ぜひ習得しましょう。

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