「さみしい」と「さびしい」の違いを解決!漢字表記・使い方を解説

さみしい さびしいの意味とは ビジネス用語

「さみしい」と「さびしい」は、どちらも「悲しいこと」を表す言葉です。

しかし、日常会話ではどちらも使われており、一体どちらが正しいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。

本記事では「さみしい」と「さびしい」の使い方や違いを徹底的に解説します。

この記事を読めば、「さみしい」と「さびしい」を正しく使用でき、より適切な表現ができるようになります。

1.「さみしい」の意味

意味は「物悲しいこと」

さみしい

意味:物悲しいこと。

「さみしい」は、「物悲しいこと」を表す言葉であり、 主観的なさみしさを表現する際に使用されます。

また、「さみしい」という言葉は、平安時代には使われておらず、近世以降に使用されるようになりました。

「さみしい」は、新しい文化や発音とともに生まれた言葉だと言えるでしょう。

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  • 漢字では「淋しい」

    「さみしい」を漢字で表すと「淋しい」です。

    「淋」という漢字には、「水が滴り流れる」という意味があります。

    その意味から涙が止まらない様子」が連想され、「さみしい」という言葉を表す漢字として使われるようになりました。

    「淋」の部首である「さんずい」が、涙を表していると覚えておくと良いでしょう。

    「さみしい」は心情のみを表す

    「さみしい」の特徴は、「淋」という漢字にもあるように 心情を表す意味が強く現れています

    涙が出るほど悲しい気持ち、一人だけ疎外感を抱いてしまう気持ちなど、主観的な悲しい心を表す際に使われる言葉です。

    <例文>

    • 恋人と会えない時間が私をよりさみしくさせる。
    • 一人だけパーティーに誘われずさみしくなった。
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  • 2.「さびしい」の意味

    2-1.意味は「悲しいこと」

    さびしい

    意味:悲しいこと。

    「さびしい」は、「悲しいこと」を幅広く表す言葉です。

    もともとは、同じ意味を持つ「さぶし」言葉が語源となっており、「さぶし」→「さびし」→「さびしい」と変化して生まれたと言われています。

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  • 2-2.漢字表記は「寂しい」

    「さびしい」を漢字で表記すると「寂しい」です。

    「寂(さび)」には「ひっそりしていること」「古びて枯れていること」といった意味があり、 どこか悲しさを感じるニュアンスが含まれています。

    2-3.「さびしい」は情景も心情も表す

    「さびしい」は、物静かな状況に悲しさを感じることを表すため、主観的だけはなく客観的な悲しさも表現出来ます。

    対象を人や物に限らず悲しい様子を表せるため、 心情だけでなく情景などの様子を表す際にも使用します。

    そのため、「さびしい」が表現する範囲は広く、さまざまな場面で使用できる言葉です。

    <例文>

    • 仲の良かった先輩が卒業し、どうしようもなくさびしい気持ちになってしまった。
    • 軒並み閉店している商店街は、何ともさびしい風景だ。
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  • 3.「さみしい」と「さびしい」の違い

    ここでは、「さみしい」と「さびしい」は、どのような点で異なっているのかを解説していきます。

    3-1.「さみしい」は方言!?

    「さみしい」は方言であり、「さびしい」が標準語だという説もありますが、これは間違いです。

    「さみしい」は、「さびしい」 を読みやすくするために「び」を「み」に変化させた言葉です。

    日本語では、以下のように、「ば行」の音が「ま行」の音に変化して使われる言葉がたくさんあります。

    左が古くから使われていた言葉であり、右が音が変化して使われるようになった言葉です。

    • けぶり ⇒ けむり (煙) 
    • ねぶたい ⇒ ねむたい (眠たい)
    • つぶる ⇒ つむる (瞑る)
    • うつぶく ⇒ うつむく (俯く)
    • さぶい ⇒ さむい (寒い)

    現在では、右側の「ま行」の言葉に変化した方を、正しい言葉として使われていることが多いようです。

    しかし、「さびしい」 に関しては、古い方の言葉が正しいとされています。

    とはいえ、「さみしい」は「さびしい」と同様に標準語であり、方言ではありません。

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  • 3-2.「寂しい」は常用漢字

    「さみしい」と「さびしい」の違いがはっきり現れるのは、漢字で表現した場合です。

    「淋しい(さみしい)」の「淋」は常用漢字ではありませんが、「寂しい(さびしい)」の「寂」は常用漢字として認められています。

    そのため、 正式な文章などで使用する際には「寂しい(さびしい)」の方が適切だと言えるでしょう。

    3-3.基本的にはどちらを使っても良い

     「さみしい」と「さびしい」は基本的にどちらを使用しても間違いとは言い切れません

    ただし、漢字の「淋」と「寂」は意味が異なります。

    漢字で表現する場合には、状況に応じて正しい意味を持つ方の漢字を使用しましょう。

    「寂しい」の「寂」が常用漢字であること、そして感情も情景も表すことのできる広い使用範囲を踏まえると、「さみしい」よりも「さびしい」を使う方が無難だと言えるでしょう。

    まとめ

    「さみしい」と「さびしい」はどちらも「悲しさ」を表す言葉であり、基本的にはどちらを使用しても間違いではありません。

    しかし、「寂しい」の「寂」が常用漢字であること、そして感情も情景も表すことのできる広い使用範囲を踏まえると、 「さみしい」よりも「さびしい」を使う方が無難だと言えでしょう。

    日常会話では「さみしい」を使っても構いませんが、ビジネスシーンにおいては「さびしい」または「寂しい」を使うようにしましょう。

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