「差し出がましい」の使い方とは?意味や類義語についても解説

差し出がましいの意味とは ビジネス用語

「差し出がましい」とは、 「でしゃばるような」や「余計なことをするような」を意味する言葉です。

目上の人に対してよく使われる言葉であるため、覚えておいた方が良いでしょう。

今回は、そんな「差し出がましい」の意味や正しい使い方についてわかりやすく解説していきます。

間違った使い方をしてしまうと、恥をかく可能性があるので正しい使い方は覚えておきましょう。

スポンサーリンク

1.「差し出がましい」の意味

「差し出がましい」の意味を説明します。

差し出がましい
読み:さしでがましい

  1. でしゃばるような
  2. 余計なことをするような

「差し出がましい」は、相手に対し「でしゃばる・余計なことをする」ことを伝える表現です。

敬語表現ではありませんが、 謝罪やお願いごとを含んだ意味になりますね。

2.「差し出がましい」の使い方

「差し出がましい」は形容詞であるため、前の名詞を修飾する形で使用します。

また、 使用する相手が自分より目上なのか目下なのかに応じて、言い回しは変わります。

ビジネスシーンにおいては上司など目上の人に対するクッション言葉としての機能があるのです。

  • スポンサーリンク

  • 2−1.「差し出がましい」の使用例

    では、具体的な「差し出がましい」の使用例について、以下の3つの場合について説明します。

    それぞれ解説します。

    使用例1. 質問する際に使う場合

    自分より立場が目上の相手に対して質問する際には、「差し出がましい質問ですが」などと使います。

    質問する内容のクッション言葉として使用するのです。

    このようなクッション言葉を入れることで、 ただ質問する場合と比べて相手に丁寧な印象を与えることができます。

    <例文>

    差し出がましい質問ですが、資料はすべてお揃いですか。

    使用例2. 意見を述べる際に使う場合

    意見を述べるときの「クッション言葉」として、「差し出がましい」は使われます。

    例えば、自分より立場が目上の相手に対して、指摘しづらい状況になったときです。

    そこで「差し出がましいことと存じますが」という言葉を、クッション言葉として使用します。

    すると、「失礼を承知であるということ」が相手に伝わる為、相手が感じる 相手が感じる不快感を和らげることができるのです。

    <例文>

    差し出がましいことと存じますが、その文章はもう一度見直した方がよろしいのではないでしょうか。

    このように、クッション言葉として使うのに便利な表現です。

    使用例3. お節介な人を指す場合

    「差し出がましい」には「でしゃばるような」という意味のほか「余計なことをするような」という意味があります。

    そのため、「差し出がましい人」というのは、 お節介な人を指す言葉になります。

    <例文>

    彼女は社内でも指折りの差し出がましい人だ。

    2-2.「差し出がましい」はビジネスメールでも使える

    「差し出がましい」はビジネスメールにおいても使用することができます。

    具体的には、本題に入る前に「差し出がましい」を加えることで、 より丁寧な印象を相手に与えます。

    メールの相手が自分より目上の相手である場合には、なおさら使用した方が良いと言えるでしょう。

  • スポンサーリンク

  • 3.「差し出がましい」の類義語

    差し出がましいの類語

    「差し出がましい」には、似たような意味を持ついくつかの類義語が存在します。

    しかしながら、たとえ意味が似ていたとしても、 状況に応じて全く同じように使用できないことがあるため、注意が必要です。

    ここでは、代表的な類義語として以下の3つの言葉について解説していきます。

    それぞれ詳しく見ていきましょう。

    類義語1. 厚かましい(あつかましい)

    「厚かましい」には、以下の意味があります。

    1. 遠慮がないさま、慎みがないさま
    2. 図々しいさま、人の迷惑を考えないさま

    「厚かましい」は「差し出がましい」同様に、 ビジネスシーンにおけるクッション言葉としての機能を果たします

    しかしながら、「差し出がましい」と比べると、言葉にネガティブな意味を含んでいるため、使用する際には注意が必要です。

    <例文>

    厚かましいお願いにご配慮いただきまして、誠にありがとうございます

    類義語2. 痴がましい(おこがましい)

    「痴がましい」には、以下のような意味があります。

    1. 生意気である
    2. 不相応な
    3. ばかばかしい

    身分不相応であるという表現を含んでいるため、目上の相手に対して自分の立場が目下であることをより強調する表現です。

    へりくだって、相手を敬う言葉として使います。

    <例文>

    私が言うのもおこがましいですが、彼女の意見は的を得ているのではないでしょうか。

    類義語3. 僭越(せんえつ)

    僭越」には、以下のような意味があります。

    自分の身分・地位を超えて出過ぎたことをすること

    「僭越」は、どの立場の相手に対しても使用できる「差し出がましい」とは異なり、目上の相手に対してのみ用いられます。

    目上の相手に対して自分の意見を述べるときに使用すると良いでしょう。

    <例文>

    僭越ではございますが、私から提案させていただいてもよろしいですか。

    4.「差し出がましい」の対義語

    差し出がましいの対義語

    「差し出がましい」と反対の意味を持つ対義語には、以下のような言葉があります。

    1. 引っ込む(表立った所から目立たないところに移る)
    2. しおらしい(上品でおとなしい)
    3. 慎ましい(控えめな態度であるさま)

    それぞれの言葉についてさらに詳しく解説していきます。

    対義語1. 引っ込む

    「引っ込む」には、以下のような意味があります。

    1. 突き出していたものが元の状態に戻る
    2. 表から奥へ入った所に位置する
    3. 表立った所から目立たない所に移る

    このように「引っ込む」には、 表立ってあるものが目立たない所に移るという意味があります。

    そのため、でしゃばるように表立とうとする「差し出がましい」の対義語になります。

    <例文>

    そういうと彼は奥の方へと引っ込んでしまった。

    対義語2. しおらしい

    「しおらしい」には、以下のような意味があります。

    1. 控えめでいじらしい
    2. かわいらしい
    3. 上品で優美である

    「しおらしい」には、「 上品でおとなしい」という意味があり、一歩引いた上で相手を立てる表現をする時に使います。

    <例文>

    彼女の私に対する態度はとてもしおらしい

    対義語3. 慎ましい

    「慎ましい」には、以下のような意味があります。

    1. 控えめな態度であるさま
    2. ぜいたくでないさま
    3. 人に対して気後れがするさま

    「慎ましい」には、 遠慮深く控えめであるというニュアンスがあります。

    そのため、遠慮することなしにでしゃばる「差し出がましい」の対義語になるのです。

    <例文>

    彼女の家族は日頃から慎ましい生活を心がけている。

  • スポンサーリンク

  • 5.「差し出がましい」の英語表現

    差し出がましいの英語表現

    「差し出がましい」を表現するためには、以下のような英単語を用います。

    • forward
    • presumptuous
    • officious
    • pushy

    どの英単語も「差し出がましい」を意味しますが、 シチュエーションに応じて使用する単語は異なります。

    また、「差し出がましい」を日常会話で用いるときには「pushy」が使われます。

    言い回しの表現は決まっていることが多いため、フレーズごと覚えてしまうと良いでしょう。

    <「forward」の使用例>

    It may look too forward of me to say so, but smoking is not good for your health.
    差し出がましいようだが、タバコは健康によくないですよ。)

    <「presumptuous」の使用例>

    I don’t mean to be presumptuous, but I’d like to make some remarks.
    差し出がましいようですが、私からも意見を申し上げたい。)

    <「officious」の使用例>

    He is an officious person.
    (彼は差し出がましい人だ。) 

    <「pushy」の使用例>

    I don’t like pushy people like you.
    (私はあなたのようなでしゃばりな人たちが好きでない。)

    まとめ

    「差し出がましい」には、 「でしゃばるような」あるいは「余計なことをするような」という意味を含んでいます。

    そのため、「差し出がましい」は自分の立場から相手に対して、何かをお願いするときや謝るときに使用される言葉なのです。

    より丁寧な表現として使えるので、「差し出がましい」状況になったときは、この一言を添えるといいでしょう。

  • 3分で分かる!転職サービス診断

    1. 希望の勤務地は?

    2. 現在の年収は?

    3. 転職サービス


    4. こだわり条件