「質実剛健(しつじつごうけん)」の意味とは?使い方と類義語・対義語について解説

質実剛健の意味とは ビジネス用語

「質実剛健」とは 「飾り気がなく真面目で、たくましいこと」という意味です。

座右の銘や誉め言葉として「質実剛健」を用いることができるため、覚えておくと便利ですよ。

この記事では「質実剛健」の意味と使い方、類義語・対義語について解説します。

ぜひ参考にしてくださいね。

1.「質実剛健」の意味とは

飾り気がなく真面目で、心身共にたくましいこと

質実剛健

読み方:しつじつごうけん

意味:飾り気がなく真面目で、心身共にたくましいこと

「質実」は「飾り気がなく真面目」という意味を表します。

「剛健」は「心が強く体が健康」という意味です。

「質実」と「剛健」が合わさることで、 「飾り気がなく真面目で、心身共にたくましい」という意味になります。

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  • 2.「質実剛健」の読み方

    しつじつごうけん

    「質実剛健」の読み方は 「しつじつごうけん」です。

    「剛健」と同じような意味を持つ言葉で、「強健(きょうけん)」という言葉があります。

    「強健」は「体が丈夫で病気しない」という意味です。

    「剛健」と「強健」の読み方を間違えないように、注意してくださいね。

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  • 3.「質実剛健」の使い方

    「質実剛健」は、以下の使い方があります。

    • 相手を褒める時に使う
    • 女性に対して誉め言葉として使う
    • 座右の銘として使う
    • 車や時計に対して使う

    それぞれ詳しく見ていきましょう。

    「質実剛健な人」は誉め言葉として使える

    「質実剛健」は、誉め言葉として使用することができます。

    「質実剛健」は主に男性に対する誉め言葉として用いる言葉です。

    例文を見てみましょう。

    例:彼の評価が高い理由は、営業成績が良いということだけでなく質実剛健さにもある

    この例文は、「彼の評価の高さは、営業成績だけでなく真面目で心身ともにたくましいことも関係している」という意味です。

    「質実剛健」は相手の真面目さ、体のたくましさ、心のたくましさを褒める時に使用しましょう。

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  • 「質実剛健」は女性にも使える

    「質実剛健」は主に男性に対する誉め言葉として用いますが、女性に使っても間違いではありません。

    女性に対して「質実剛健」を使用する場合、 「真面目」「物怖じしない」「硬派」という意味で用います。

    例:彼女は質実剛健な女性だ

    この例文は、「彼女は真面目で硬派な女性だ」という意味です。

    「誰に対しても物怖じせずに意見を言える女性」や、「正義感が強い女性」に対して使用しましょう。

    「質実剛健」は座右の銘として使える

    「質実剛健」は座右の銘として使用することができます。

    「質実剛健」を座右の銘として用いる場合は、 質実剛健になることを「目標」として掲げてください。

    「私は質実剛健な人間です」と言うと、自分で自分を称賛することになってしまうからです。

    例文を見てみましょう。

    例:私の座右の銘は、質実剛健です。
    いかなる時も、真面目で心身共にたくましい人間でいられるよう心がけています。

    「質実剛健な人を目指している」という事で、「正直で真面目、心も体も強い」という印象を与えることができます。

    「質実剛健」を座右の銘として用いる場合は、 「質実剛健でありたい」「質実剛健な人を目指している」というように「目標」として使用してください。

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  • 「質実剛健」は車や時計に対しても使える

    「質実剛健」は、車や時計に対しても使用することができる言葉です。

    「質実剛健」を車や時計に対して用いる場合は、 「シンプルで頑丈」という意味になります。

    「質実剛健な車」としてよく名前が挙げられているのはドイツ車です。

    ドイツ車はボディが非常に頑丈にできている為、質実剛健な車と言われています。

    「質実剛健」を車や時計に対して用いる場合は、 「デザインが華美でないもの」「頑丈な物」に対して使用しましょう。

    4.「質実剛健」の類義語

    質実剛健の類語

    「質実剛健」の類義語は次の二つです。

    それぞれ詳しく見ていきましょう。

    4-1 剛健質朴(ごうけんしつぼく)

    「剛健質朴」は 「飾り気がなく素直で、心身共にたくましいこと」という意味です。

    例文を見てみましょう。

    例:彼の魅力は剛健質朴さだ
    ⇔彼の魅力は質実剛健さだ

    この例文は「彼の魅力は、飾り気がなく心身共にたくましいところだ」という意味です。

    「剛健質朴」は「質実剛健」と同じ意味で使用することができます。

    4-2 剛毅朴訥(ごうきぼくとつ)

    「剛毅朴訥」は 「飾り気がなく無口で、心が強くしっかりしている様」という意味です。

    「剛毅」は「意志がしっかりしていて、くじけない様」という意味を表します。

    「朴訥」は「飾り気がなく無口」という意味です。

    「質実剛健」と「剛毅朴訥」は「飾り気がなく心がしっかりしている様」という点は同じですが、「無口」という点は異なります。

    「寡黙で飾り気がなく、心がしっかりしている」という場合は、「剛毅朴訥」を使用してください。

    例文を見ていきましょう。

    例:彼の何事にもくずけない、剛毅朴訥な姿に心を打たれた

    この例文は「彼の何事にもくじけない様に心を打たれた」という意味です。

    「朴訥」は本来誉め言葉として使用されていました。

    しかし、近年では「朴訥=無口でコミュニケーションが取れない」というようにマイナスのイメージで用いる場合があります。

    「剛毅朴訥」を使用する時は、 誉め言葉として使用していることが伝わるよう、ポジティブな文言と一緒に使用しましょう。

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  • 5.「質実剛健」の対義語

    質実剛健の対義語

    「質実剛健」の対義語は次の二つです。

    それぞれ詳しく見ていきましょう。

    5-1 奢侈文弱(しゃしぶんじゃく)

    「奢侈文弱」は 「贅沢を尽くし、文学にばかりふけって弱々しいこと」という意味です。

    「奢侈」は「必要な程度を超えた贅沢」という意味を表します。

    「文弱」は「学問や芸事にふけり弱々しいこと」という意味です。

    例文を見てみましょう。

    例:彼は奢侈文弱だったので、本の購入に毎月10万円以上使っていた

    この例文は「彼は贅沢を尽くし文学にふけっている人なので、本の購入に毎月10万円以上使っていた」という意味です。

    5-2 華美柔弱(かびにゅうじゃく)

    「華美柔弱」は 「華やかで、体力が弱々しいこと」という意味です。

    「華美」は「華やか」、「柔弱」は「気力や体質が弱々しい」という意味を表します。

    「柔弱な精神」は、「精神が弱く困難に耐えられない」という意味です。

    例文を見ていきましょう。

    例:彼女は華美柔弱なので、繁忙期によく会社を欠勤する

    この例文は「彼女は華やかだが体力が弱々しいため、繁忙期によく会社を欠勤する」という意味です。

    「柔弱」は「剛健」の対義語として使用することができます。

    6.「質実剛健」の英語表現と例文

    質実剛健の英語表現

    「質実剛健」の英語表現と例文を見ていきましょう。

    vigorous and plucky

    「質実剛健」の英語表現は 「vigorous and plucky」です。

    例文を見ていきましょう。

    例:I want to be a vigorous and plucky person.(私は質実剛健な人間になりたい)

    「vigorous」は「(人や物が)頑丈な」という意味を表します。

    「plucky」は「勇気がある」という意味です。

    「質実剛健」は英語で直訳することができません。

    そのため 「質実剛健」は「vigorous and plucky」以外にも、「fortitude and vigor(不屈の精神と活力)」などで表現することが可能です。

    四字熟語を英語表現する場合は「質実」「剛健」など単語ごとに分けて、それぞれを意訳するようにしてくださいね。

    まとめ

    「質実剛健」は 「飾り気がなく真面目で、心身共にたくましいこと」という意味です。

    「質実剛健」は社訓や社是などでも使われていますが、誉め言葉や、座右の銘としても使用することができます。

    ぜひこの機会に覚えておいてくださいね。