「推奨(すいしょう)」の意味とは!「奨励」との違いって?

推奨の意味とは ビジネス用語

「推奨(すいしょう)」とは 「すぐれている点をあげて、人にすすめること。」を意味します。

「推奨(すいしょう)」はビジネスシーンでも商品の紹介や宣伝に使える言葉です。

今回の記事では「推奨」の意味や使い方、さらには「奨励」「推薦」「推挙」などの意味や使い分けについても解説していきます。

この記事を読めば、しっかりと使い分けられるようになるので、一緒に確認していきましょう。

1.「推奨」の意味

「推奨」の意味は以下の通りです。

推奨

読み:すいしょう

すぐれている点をあげて、人にすすめること。

「物」や「人」に対して「どんな所が良いのか」ポイントをあげてすすめる時に使う言葉です。

2.「推奨」の使い方と例文

「推奨」は、「ここが良いのでぜひおすすめしたい。でも、その後の判断や選択肢は相手に委ねる」という時に使う言葉です。

決して指定や強制ではなく、「いろいろな選択肢の中からすごくいい!と思ったおすすめのものを紹介する」といった意味で使います。

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  • 2-1.「推奨」の例文

    「推奨」の使い方を、例文で確認してみましょう。

    • 学校推奨の参考書
    • エアコンの推奨温度
    • パソコンの推奨動作環境

    あくまで「おすすめ」のものなので、「絶対にそうしなければいけない!」というものではありません。

    また、商品や行為の良いところを挙げて、人にすすめる時に使う言葉なので、商品を宣伝する時によく使われたりします。

    例えば、次の例文は「推奨」という言葉が入る事で「信頼できる商品だ」と買い手に思ってもらう事ができます。

    • サイクル店が推奨する自転車のチェーンロック
    • プロ推奨大人気モデル
    • 眼科医が推奨する目薬

    買い手側が、「どの商品を買ったらよいか分からない」という場合に、「〇〇推奨」という言葉があると、「専門家が勧めるのだから…」という安心材料ができますし、商品自体のイメージも上がりますね。

    3. 「推奨」と「奨励」の使い分け

    「推奨」と似た言葉に「奨励(しょうれい)」というものがあります。

    「奨励」の意味は以下の通りです。

    ある事柄を良い事として、それをするように人に強く勧めること

    「推奨」とは意味が少しだけ違います。

    「推奨」が「ぜひやってみて下さい」というよなやわらかいイメージなのに対して、「奨励」はもっと積極的に薦めるまたは 目上の人から「絶対にやるべき」と勧められるようなイメージです。

    「やるべき」という「強い主張」になるので、ビジネスシーンでは部下が上司に使う言葉には向いていない表現でしょう。

    その為、目上の人に対しては「奨励」を使わず、「推奨」を使う方がいいですね。

    <例文>

    • 貯蓄を奨励する
    • スポーツを奨励する
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  • 4.「推奨」の類義語

    推奨の類語

    「推奨」の類義語には何種類かあるのですが、ここでは「推奨」の類義語を以下の3つを紹介します。

    それぞれ解説していきます。

    類語1.「推薦(すいせん)」

    「推薦(すいせん)」という言葉には以下のような意味があります。

    • 人をその地位、名誉に適しているものとして他人にすすめる
    • ある(物)を良いものとして人にすすめること

    「特定の人や物がある条件に適している」という時にこの「推薦」という言葉を使います。

    使い方は以下の通りです。

    • 委員長に推薦する
    • 推薦図書

    「すすめたい物や人はこれ!」とこちら側が特定して宣言する場合に使われます。

    類語2.「薦める(すすめる)」

    「薦める」の意味を確認してみましょう。

    人や物などの良い点を述べて採用を相手に促す

    「推奨」と同じく「ここがいい!だからおすすめなんです!」というアピールしたい気持ちが込められています。

    次のように使います。

    • この辞書を薦める
    • 候補者として彼を薦める

    例文を見て分かる通り、「推奨」と同じ意味で使いますが、ビジネスや公式の文章で表す時は「推奨」を使いましょう。

    普段の文章や会話の中では「薦める」という言い方をするのが一般的です。

    類語3.「推挙(すいきょ)」

    「推挙(すいきょ)」もよく耳にする「推奨」の類義語です。

    意味は以下の通りです。

    人をその地位、名誉に適している者として他人にすすめること

    「推挙」を使うのは「人」に対してだけです。

    「物」に対しては使わない言葉なので注意して使い分けましょう。

    • 後輩を陸上部の部長に推挙する
    • 彼を推挙して立候補させた

    すすめる対象が「人」の場合は「推薦」「推挙」のどちらを使っても正解です。

    5.「推奨」の対義語

    推奨の対義語

    ここからは「推奨」の対義語を紹介します。

    「推奨」は人に勧めることなので、対義語はその逆の意味になります。

    ここでは、以下の2つの対義語を紹介します。

    それぞれ解説していきます。

    対義語1.禁止

    「推奨」の対義語の1つは「禁止」です。

    「禁止」の意味は以下の通りです。

    ある行為を行わないように命令する事

    「これはしてはいけない事ですよ!」と前もって宣言しておくという意味で使います。

    <例文>

    • ここは駐車禁止です
    • 成人するまでは飲酒は禁止です
    • 館内は土足禁止です

    対義語2.制止

    もう1つの対義語は「制止」です。

    「制止」の意味は以下の通りです。

    相手の言動や行動を抑えて、とどめる事

    相手が現在行っている行為や言動に対して「ブレーキをかける」場合に使います。

    <例文>

    • 警察が暴動を制止した
    • 周りの制止を振り切ってあの場所に向かった
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  • 6.「推奨」は英語で「recommendation」

    推奨の英語表現

    「推奨」は英語では 「recommendation」と表現します。

    • Tthis is just recommendation value.
      (これはあくまで推奨値です)
    • Sizes shown here are only recommendations.
      (ここで示しているサイズはあくまで推奨だ)
    • a letter of recommendation
      (推薦状)

    「推奨」の類義語の「推薦」も英語では同じ「recommendation」を用います。

    日本語のように微妙な差を区別すること無く「すすめる」という意味で使われています。

    まとめ

    「推奨(すいしょう)」は「すぐれている点をあげて人にすすめること」を意味します。

    すすめる側は「ここが良いのでぜひこれを!」とアピールしますが、後の選択は相手に委ねる表現で使われる言葉です。

    それぞれの意味を知れば、きっと自分の行動や気持ちを上手に表現できるようになりますよ。

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