「正念場」の意味とは?使い方・類語・英語まで徹底解説!

正念場の意味とは ビジネス用語

今日の商談は、私にとって正念場だ。

「正念場(しょうねんば)」は、 ここぞという大切な場面で使う言葉です。

ビジネスシーンでは、重要な顧客との商談前やプレゼンの前に使われます。

また、スポーツ中継やニュースなどでも、よく使われる言葉なので、聞くことが多いのではないでしょうか。

とはいえ、本来の意味や正しい使い方ができているか不安ですよね。

そこで今回は、「正念場」の意味や由来、使い方から類語、英語表現まで詳しく解説します。

ぜひ参考にしてくださいね。

1.「正念場」の意味

正念場

読み:しょうねんば

  1. 真価を表すべき最も大事なところ。ここぞという大切な場面。
  2. 歌舞伎・人形浄瑠璃などで、1曲・1場の最も大切な見せ場。

主に見聞きする「正念場」は、ここぞという大切な場面を意味するときに使われます。

ビジネスやスポーツなどで、 今後の結果や成果を左右する重要な局面で使われる言葉です。

もう1つ「正念場」の意味として、歌舞伎や人形浄瑠璃などの演劇でも昔から使われていました。

もともとは「性念場」と表記されており、主人公が演じている役の本質的な性格(性根)を表現する、最も大切な見せ場のことです。

そこから一般にも広がり、ここぞという大切な場面で使われることが主流になりました。

1-1.「正念場」の由来・語源

「正念場」の、「正念」は仏教用語であり、「場」は場面を表す言葉です。

「正念」とは、字の通り「正しい心」を意味しており、仏教では、「邪念を捨てて仏道を念ずることにより、心理に至る」ことを表します。

余計な雑念を捨てて、正しい心で臨む必要がある大切な場面のことを「正念場」と言うようになりました。

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  • 2.「正念場」の使い方と例文

    ビジネスシーンでは、大事な取引先との商談や新商品のプレゼンなど、ここぞという大事な場面が頻繁にあるため、「正念場」は多く使われています。

    「正念場」は、以下の2つの意味合いがあります。

    1. 大事な場面を乗り越えると、明るい未来が待っているというポジティブな意味合い。
    2. 失敗すると後がないというネガティブな意味合い。

    いずれにしても、大事な場面や局面で使う言葉だと覚えておきましょう。

    • これからしばらく正念場が続く。
    • この正念場で、みんなは大きな力を発揮した。
    • 私はいま、正念場に立たされている。

    続いて、よく使われる「正念場」を用いて解説していきます。

    2-1.「正念場」を迎える、迎えた

    「正念場を迎える」は、 ここぞという大事な場面を「迎える、迎えた」という意味の言葉です。

    ここぞという大事な場面や局面が迫ってきた、または始まったときに、覚悟を決めて迎えることを表します。

    以下に「正念場を迎える」を用いた例文を紹介しますので参考にしてください。

    • いよいよ明日、正念場を迎える。
    • この企画も正念場を迎えたようだ。
    • 明日の商談は、会社にとって正念場を迎えることになるだろう。
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  • 2-2.ここが「正念場」だ

    「ここが正念場だ」は、 「今が」ここぞという大事な場面を表すときに使います。

    先ほどの「正念場を迎える」は、ここぞという大事な場面がまだ訪れてはいませんが、「ここが正念場だ」は、今まさに大事な場面であるときや、大事な場面が過ぎ去ったあとに使える言葉です。

    以下に「ここが正念場だ」を用いた例文を紹介しますので参考にしてください。

    • ここが正念場だから、みんなで頑張ろう。
    • 考えると、ここが正念場だった。
    • 明日のためにも、ここが正念場だ。

    3.「正念場」の類語

    正念場の類語

    「正念場」と似た意味を持つ言葉は多くあり、何気なく使っていることが多いです。

    「正念場」の類語の意味も理解することにより、正しい使い分けができるようになるため、ここでしっかりと確認しておきましょう。

    続いて、それぞれの類語について詳しく解説していきます。

    類語1.大一番

    「大一番(おおいちばん)」は、 相撲やスポーツなどで、優勝を左右するような大事な勝負という意味があります。

    もともとは相撲界でよく使われていましたが、今は他のスポーツなどで広く使われている言葉です。

    「正念場」と違い、ビジネスシーンではあまり使われることがありません。

    以下に「大一番」を用いた例文を紹介します。

    • これから優勝をかけた、大一番にのぞむ。
    • 明日の試合が大一番だ。
    • 大一番を前に、彼は緊張しているようだ。

    類語2.山場

    「山場(やまば)」は、物事の絶頂やクライマックスを意味した言葉です。

    最も重要で緊迫した場面の後半に使う言葉であり、「正念場」より物事の最終段階を表します。

    以下に「山場」を用いた例文を紹介します。

    • 社長との面談は、私の今期の評価を左右する山場の一つだ。
    • 今年の大会も、大きな山場を迎えた。
    • 山場を乗り切るには、どうすればいいのか考えよう。

    類語3.土壇場

    「土壇場(どたんば)」とは、 決断を迫られる最後の場面、進退きわまった状態のことを表します。

    もともとは、江戸時代に首切りの刑を行う場所のことを「土壇場」と呼んでいました。

    それが転じて今では、切羽詰まった最後の場面で使われるようになったのです。

    「正念場」は、「土壇場」と違い、最後の場面で使われることはほとんどありません。

    以下に「土壇場」を用いた例文を紹介します。

    • 土壇場での大逆転劇を演じた。
    • 土壇場になってから、何もやっていないことが判明した。
    • 土壇場になってキャンセルされた。

    類語4.踏ん張りどころ

    「踏ん張りどころ(ふんばりどころ)」は、 頑張って乗り越えるべき困難な場面や重要な場面のことを意味しています。

    以下のように、「正念場」と同じ意味をもって用いられます。

    • ここが踏ん張りどころだ。
    • 今が、人生の踏ん張りどころだ。
    • 辛いけど、ここが仕事の踏ん張りどころかもしれない。

    類語5.崖っぷち

    「崖っぷち(がけっぷち)」とは、 窮地に追い込まれた、ぎりぎりの状態のことです。

    「崖っぷち」は、崖のふち・へりのことであり、危機に瀕した状態、一歩も後に引けない状態を表しています。

    「正念場」より、危機感を強く感じている状態であり、少しでもミスや失敗があると後がない場面で使う言葉です。

    以下に「崖っぷち」を用いた例文を紹介します。

    • 崖っぷちに立たされる。
    • いよいよ彼は、崖っぷちに追い込まれた。
    • 彼女はいま、生死の崖っぷちに立たされている。
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  • 4.「正念場」の英語表現

    正念場の英語表現

    「正念場」は英語では主に、 「crucial」を使い表現します。

    「crucial」は「極めて重要な」という意味があり、瞬間や機会・今などを意味する「moment」のほかに、時間上の位置や瞬間を意味する「point」などを後ろにつけて使うことが多いです。

    また「正念場」を表す英語は非常に多く、スペイン語を語源とした「the moment of truth」も、「正念場」を意味する英語として使われます。

    以下に「crucial」を用いた例文を紹介しますので参考にしてください。

    • a crucial stage of life(人生の正念場)
    • a crucial moment on which much depends(多くを左右する正念場)
    • face a crucial moment(正念場を迎える)
    • Now we are coming to the crucial point(いよいよ正念場を迎える)
    • the crucial point for new employees(新入社員とっては、今が正念場だ)

    まとめ

    「正念場」は、 ここぞという大事な場面や局面で使われる言葉です。

    大事な場面を乗り越えると、明るい未来が待っているというポジティブな使い方をする場面と、もう後がないというネガティブな意味合いを持って使う場面があるとお伝えしました。

    そして、類語の意味も知ることで、「正念場」の理解を深め正しく使うことができます。

    ここぞという大事な場面に出くわしたときには思い出してみてください。

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