「対峙」の意味と使い方をわかりやすく解説【例文あり】

対峙の意味とは ビジネス用語

「対峙(たいじ)」は 「山などが並んでそびえること」「対立するもの同士がにらみ合ったままじっと動かずにいること」という意味です。

使い方は「○○と対峙する」「対峙する○○」と用います。

この記事では、「対峙」の意味と使い方をわかりやすく解説。

ビジネスシーンでよく使う言葉なので、ぜひ習得してくださいね。

1.「対峙」の意味

対峙

読み:たいじ

  1. 山などが並んでそびえること
  2. 対立するもの同士が、にらみ合ったまま動かずにいること

「対」は「向かい合う」「相手になる」という意味を表します。

「峙」は「峙(そばだ)つ」と読み、「山などがそびえ立つ」という意味です。

ビジネスシーンで使う「対峙」は、「じっと動かずに相手になる」ことから、 「にらみ合ったまま動かない=真剣に向き合う」という意味を表します。

2.「対峙」の使い方

「対峙」の使い方と例文を見ていきましょう。

例1:二つの山が対峙している

例2:自分と対峙する

例1は「二つの山が並んでそびえ立っている」という意味です。

例2は「自分自身の内面と向かい合う」という意味です。

ただし、「自分と対峙する」は「(鏡などを見て)自分の姿と向き合う」という意味にはなりません。

「対峙」には「真剣に向き合う」という意味があるので、 自分自身の内面に対して向かい合う、見つめ直すという意味を表します。

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  • 「対峙する」と「対面する」の使い分け

    「対峙する」と「対面する」の使い分けは、 「対立するもの同士という意味が含まれているか」です。

    「対面する」は「顔を合わせて向かい合う」という意味を表します。

    単に顔と顔を向い合せることを「対面」と表すため、「対立する」という意味は含みません。

    例文を見ていきましょう。

    例1:旧友と対面する

    例2:旧友と対峙する

    例1は「旧友と顔を合わせた」という意味です。

    例2は「旧友と向かい合い、にらみ合っている」という意味です。

    「対峙する」と表現することで、何らかの確執や問題があることがわかります。

    このように、「対面する」ではなく「対峙する」と表現することで、何らかの対立を表すことができます。

    そのため 「対立するもの同士」という意味を含んでいる場合は、「対峙する」を使用しましょう。

    3.「対峙」の類義語

    「対峙」の類義語は次の二つです。

    • 向き合う
    • 直面する

    それぞれ詳しく見ていきましょう。

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  • 向き合う

    「向き合う」は 「事態を直視する」という意味です。

    例:日本は様々な国際問題に向き合わなければいけないだろう
    ⇔日本は様々な国際問題と対峙しなければいけないだろう

    この例文は「日本は様々な国際問題を直視し対応していかなければいけないだろう」という意味です。

    「対峙する」の類義語として「向き合う」を使う場合、「事態を直視する」という意味で使用します。

    そのため「向かい合う」は「対峙する」と同じ意味で使用することが可能です。

    ただ、「向き合う」には「互いに対面する」という意味もあるので状況に合わせて使い分けましょう。

    直面する

    「直面する」は 「物事に直接対すること」という意味です。

    例1:紛争問題に直面する
    ⇔紛争問題に対峙する

    例2:鍵を落としたので友人に電話しようとしたら、携帯を家に忘れたという問題に直面した

    例1は「紛争問題に直接向き合う」という意味です。

    例2は「鍵を落としたため友人に電話しようと思ったが、携帯を家に忘れたという事態に遭った」という意味を表します。

    「対峙する」は「意識的」に向かい合う時に使用しますが、「直面」は「偶然」や「避けられない事態」に対しても使用する言葉です。

    「偶然向き合わざるを得なくなった時」や「事故や死など自分では回避できない事態」に向き合う時に「直面」を使用しましょう。

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  • 4.「対峙」の対義語

    「対峙」の対義語は次の二つです。

    • 回避(かいひ)
    • 逃避(とうひ)

    それぞれ詳しく見ていきましょう。

    回避

    「回避」は「免れようとして避けること」という意味です。

    例:どうにか責任から回避することができた

    この例文は「どうにか責任から免れることができた」という意味を表します。

    「真剣に向き合う」という意味の「対峙」と、 向き合わずに逃げる事や免れるという意味の「回避」は、対義語です。

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  • 逃避

    「逃避」は 「取り組むべきことから逃げて避けること」という意味です。

    例:明日までに提出しないといけない資料があったが、音楽を聴いて現実逃避した

    この例文は「明日までに提出しないといけない資料があったが、音楽を聴いて現実から逃げた」という意味を表します。

    「対峙」は「真剣に向かい合う」という意味があるので、 当面する問題に取り組まずに逃げる「逃避」とは対義語です。

    5.「対峙」の英語表現

    「対峙」の英語表現は以下の通りです。

    • confront(直面する、対決する)
    • face(直面する、向き合う)

    例1:The two famous persons confronted each other.(二人の有名人が互いに対峙した)

    例2:I faced the reality of the matter.(私はその問題の現実に直面した)

    「confront」は、「face」に比べ 自ら進んで問題に立ち向かうというニュアンスを含んでいます。

    「confront」が問題に向き合う、対峙する「姿勢」を表す一方で、「face」は問題に直面したという「状態」を表す単語です。

    もちろん「face」にも「(危険や困難に)立ち向かう」という意味はあります。

    ただし、「face」が積極的に立ち向かう場合は「face~with bravery(勇気を持って~に立ち向かう)」のように熟語で使用する場合が多いです。

    そのため 積極的に対立している何かに取り組む場合は「confront」、直面した状態を表したい場合は「face」を使用しましょう。

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  • まとめ

    「対峙」は 「山などが並んでそびえること」「対立するもの同士が、にらみ合ったまま動かずにいること」という意味です。

    ビジネスシーンで用いる「問題に対峙する」という表現は、主に後者の意味で使用します。

    「にらみ合ったまま動かずにいる」というと分かりにくいですが、「真剣に取り組む」という意味です。

    ビジネスマンは「問題に対峙する」場面も多いと思うので、意味を正しく理解して使いこなせるようになってくださいね。

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