「当該」の意味とは?「該当」との違いや英語表現を例文で解説!

当該の意味とは ビジネス用語

「当該」は、 「話題に上がっている事柄」という意味です。

「当該案件」「当該製品」のように使われているのを、文書で見たり、聞いたりしますよね。

今回は、「当該」の意味や使い方、類語、反対語、英語表現を解説していきます。

記事を読み終わるころには、完璧に「当該」を理解できているはずですよ。

ぜひ、参考にしてください。

1. 「当該」の意味とは

当該

読み方:とうがい

話題に上がっている事柄、その、あの

「当該」の「当」は「当てはまる」、「該」は「取り上げられている物事」という意味です。

簡単に表現すると、 指示語の「その」「あの」になります。

「当該」と「該当」の違い

該当

読み方:がいとう

条件に当てはまっていること

「当該」「該当」の意味は似ていますが、 ニュアンスが異なります

分かりやすくまとめたもので、確認していきましょう。

  • 「当該」:話題に上がっている事柄
  • 「該当」:条件に当てはまっている事柄

「当該」と「該当」を同じ文脈で使った例文が以下です。

  • 当該製品は、こちらです
    →今、お話ししている製品
  • 該当する製品は、こちらです
    →ある条件を満たしている製品
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  • 2. 「当該」の使い方と例文

    「当該」の意味を確認したので、具体的な使い方と例文を紹介していきます。

    2-1. 「当該」は名詞と合わせて使う

    「当該」は名詞と合わせて、 「当該〇〇」のように使います。

    「その〇〇」という意味です。

    例文は以下のようなものがあります。

    • 当該者にしか分からないことがある
      →その者、その本人
    • 4月2日にお越しください当該日に詳しくお話しします
      →その日
    • 6月25日の講座を受講される方は、当該月25日までにお支払いをお願いいたします
      →その月
    • 当該年度の売り上げはこちらです
      →その年度
    • 当該品の価格
      →その品
    • 当該地域の交通量の調査
      →その地域
    • 当該処分
      その処分
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  • 2-2. 「当該」を使うときの注意点

    「当該」は、 指示語の「その」「あの」を使うときと同じで、前に出てきた言葉を繰り返さないために「当該〇〇」と使います。

    そのため、「当該」が指し示す言葉は「当該」という言葉が出てくる前に、出てくる必要があります。

    「当該〇〇」を「その〇〇」「あの〇〇」に言い換えて不自然ではない場合は、使い方は正しいです。

    2-3. 「当該」は敬語表現?

    「当該」は敬語表現ではありませんが、 公式な場、厳粛な場、重要な報告の文書、法律の文で使われます。

    家族間や上司とのやりとりでは、ほとんど使われません。

    続いては、「当該」の類語・言い換え表現を紹介していきます。

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  • 3. 「当該」の類語・言い換え表現

    当該の使い方

    ここから、「当該」の類語・言い換え表現を解説していきます。

    1つずつ見ていきましょう。

    類語1. 「相当」

    「相当」は、 「同じくらい」「普通よりもはるかに」という意味です。

    「当該」は指示語の役割を持っていますが、「相当」は指示語の役割を持っていないという違いがあります。

    「相当」の例文は以下です。

    • 3万円相当のネックレス
      →3万円くらいのネックレス
    • 相当努力しないと合格することはできない
       →ものすごい努力

    類語2. 「当(とう)」

    「当」は、 「私たちの」「その」という意味の言葉です。

    例文を見ていきましょう。

    • 校では、3年生全員に小論文模試を実施している
      →私たちの学校
    • の本人は、知らんぷりをしている
      →問題になっているその本人

    「当該」と「当」の使い分け方

    「当該」と「当」は、単語や文脈によって 意味が同じになることも異なることもあります

    ですので、意味が同じになる場合と異なる場合の2パターンを確認していきますね。

    まず、「当該」と「当」の意味が同じになるのは「当」を「その〇〇」という意味で使う場合です。

    同じ文脈で使ったものが以下です。

    • 当該人は、知らんぷりをしている
      →問題になっているその人
    • の本人は知らんぷりをしている
      →問題になっているその本人

    そして、「当該」と意味が異なるのは「当」を「私たちの〇〇」という意味で使う場合です。

    以下で確認していきます。

    • 当該製品は、丈夫さが強みだ
      →今、話しているこの製品
    • 製品は、丈夫さが強みだ
      →私たちのこの製品

    類語3. 「本(ほん)○○

    ここでの「本」は、 「この」「私たちの」「現在」という意味です。

    例文を確認していきましょう。

    • 校の生徒は、成績優秀である
      →私たちの学校の生徒
    • 日で閉店します
      →今日

    「当該」と「本」の使い分け方

    「当該」と「本」は意味は同じですが、使い方は異なります。

    「当該」は「その」、「本」は「この」という使い方です。

    分かりやすくまとめたものが以下です。

    • 当該業務について
       →その業務について
    • 業務について
       →この業務について(自分の業務について)

    4. 「当該」の反対語(対義語)

     

    指示語の「その」「この」に反対語がないのと同じで、「当該」には反対語はありません。

    続いては、「当該」の英語表現を紹介していきます。

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  • 5. 「当該」の英語表現

    「当該」を英語で伝えたい場合は、以下の表現を利用します。

    • 「名詞」+ in question

      【解説】”question”は「問題」という意味。
      inの前に来る名詞が問題(話題)になっていることを表現できるので、「当該」という意味で使用できる。

    • said +「名詞」

      【解説】”said”は、sayの過去分詞系で「 前記の」を意味する。
      つまり、名詞と組み合わせると、「前述した〜」を意味するため、「当該」と同じ意味になる。
      ただし、こちらの表現は公的な文章などで主に扱われるため、日常会話には適さない。

    以上の英語表現を活用した例文は、以下の通りです。

    • He is the person in question
      ⇒彼が話題に上がっていた当人です。
    • period necessary for a person who filed said application to change the content of said application
      ⇒当該申請をした者が当該申請の内容を変更するために要する期間

    まとめ

    「当該」は、「話題に上がっている事柄」という意味です。

    英語では、「said」と表現します。

    類語「当」「本」とは使い方が異なるので、気をつけて使ってみてくださいね。

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