最終更新日:2020/06/02
「問い合わせ」は英語で「Inquiry」「Enquiry」と表現することができます。
海外の商品を注文するときなどに使える便利な単語なので、覚えておくと良いでしょう。
本記事では、問い合わせを英語で表現した際の例文や、実際に使える英語の例文をまとめて解説していきます。
最後まで読めば、英語でスムーズに問い合わせができるようになるはずですよ。
ぜひ参考にしてください。
1.「問い合わせ」の英語は:InquiryとEnquiry
Inquiry
読み方:インクワイアリー
意味:質問、問い合わせ、照会
Enquiry
読み方:エンクワイアリー
意味:質問、問い合わせ、照会
「Inquiry」はアメリカ英語で、「Enquiry」はイギリス英語で意味も使い方も同じです。
一般的には 「Inquiry」の方が多く使用されています。
どちらも使い方は同じなので、問い合わせ先がアメリカの場合は「Inquiry」、イギリスの場合は
「Enquiry」と使い分けてもいいでしょう。
<例文>
- I have an inquiry about ~ / ~について質問があります。
- I have an enquiry about ~ / ~について質問があります。
2.他にもある「問い合わせ」の英語:Contact
Contact
読み方:コンタクト
意味:【自動詞】接触する【他動詞】連絡を取る【名詞】連絡、コネクション
問い合わせは「contact」という英語で表現することも可能です。
「contact」を使う場合は、連絡を取る相手(目的語)があとに続きます。
例えば、contactの後にme(私)やhim(彼)をつけて、誰に連絡をとるのかを明確に表現します。
以下、例文で詳しく確認してみましょう。
<例文>
- Please contact me. / 私に連絡してください。
- I need to contact him. / 私は彼に連絡する必要があります。
2-1.「Inquiry」と「Contact」の違い
「Inquiry」も「Contact」もどちらも、 問い合わせに関しての言葉です。
サイトによって、ユーザーやサイトを訪れた人に対して問い合わせを誘導する表示が、「Inquiry」だったり「Contact」だったり、また両方表示されている場合もあります。
- 「Inquiry」は特定の商品や具体的なサービスに関しての問い合わせをするときに使われます。
-
「Contact」は何かを特定することなく、全般に関しての質問をするときに使われます。
2-2.「Inquiry」と「Contact」の具体的な使いわけ
海外サイトでユーザーへの問い合わせフォームとして、「Inquiry」と「Contact」が両方掲載されている場合、以下のように区別するとよいでしょう。
- Inquiry:商品に関しての全般的な質問
- Contact:サイトやお店の営業に関する 全般的なサービスや対応に関しての質問。
3.問い合わせメールの英語での書き方
それでは実際に問い合わせを英語でする場合の書き方ですが、それぞれ宛先、本文、結び文に分けて解説していきます。
3-1.宛先の書き方
宛先は以下の3つの場合によって違った書き方をします。
相手の名前がわかっている場合 |
|
特定の部門に送る場合 |
|
担当者を特定できないとき |
|
3-2.本文の書き方
宛先のあとは、 自己紹介とメールの目的と質問内容を書いていきます。
海外サイトへの問い合わせの場合は、名前と住んでいるところも明記するのを忘れないようにしましょう。
<例文>
- My name is ○○, live in Japan. /私の名前は○○で、日本に住んでいます。
- I would like to inquire about shipping/発送について問い合わせをしたいのですが、
- I just wanted to inquire about the size of ~/~のサイズについて問い合わせがしたいです。
- This is an inquiry about ~/~についての問い合わせです。
3-3.結び文の書き方
問い合わせの内容に関わらず、 メールの返事を待っているということを相手に伝えて、結び文とします。
<例文>
- I would appreciate your prompt reply/迅速なお返事をいただければ幸いです。
- I look forward to hearing from you soon/お返事をお待ちしています。
結び文の後に書く慣用句
<例文>
- Best regards/どうかよろしくお願いします。
- Kind regards/よろしくお願いします。
その下に初めに紹介した名前を書いて、問い合わせ文は終わりです。
3-3.問い合わせメール基本フォーマット
ここでは、実際に海外のサイトへ注文する際に問い合わせることを想定して、 そのまま使える問い合わせメールの基本的な形式を紹介します。
商品の注文以外にも、問い合わせ全般に応用できる内容なので、覚えておくと便利ですよ。
- 宛先 :Dear Mr.○○ もしくはTo whom someone who may concern.
⇒担当者殿。 - 自己紹介:1段あけてMy name is ○○.
⇒私の名前は○○です。 - メールの目的:I would like to inquire about ~
⇒(~について問い合わせをしたいのですが) - 問い合わせの具体的な内容:I live in Japan. Do you ship to Japan? In that case what is the cost to Japan?
⇒私は日本に住んでいます。日本への発送はしていますか?もししているなら日本への発送はいくらですか? - 結び文: I look forward to hearing from you soon.
⇒早いお返事をお待ちしています。 - 慣用句:1段あけてKind regards.
⇒どうぞよろしくお願いします。 - 名前:自己紹介で書いた名前
では、実際にフォーマットを使ったメール文の例を確認してみましょう。
書き方例
To whom someone who may concern
Hi, my name is ○○. I would like to inquire about shipping. Do you ship to Japan? In that case what is the cost to Japan?
I look forward to hearing from you soon.Thank you.
Kind regards, ○○
まとめ
英語で「問い合わせ」は「inquiry」「enquiry」です。
海外の人とやりとりする際に便利な単語ですので、ぜひ覚えておいてください。
英語を使い慣れていない場合は、記事で紹介した「問い合わせで使えるフォーマット」をそのまま使ってみてくださいね。