「バリデーション」とは?意味や業界ごとの使い方をわかりやすく解説

バリデーションの意味とは ビジネス用語

「バリデーション」とは、 「検証、実証、認可、妥当性」の意味を持ち、「validation」と表記される英単語になります。

「バリデーション」は、IT、医薬、介護業界など多くの業界で使われているため、最近では耳にする機会も多くなりました。

そこで今回は、「バリテーション」の意味を説明したうえで、各業界の使われ方について紹介していきます。

1.そもそも「バリデーション(validation)」とは

「バリデーション」とは、「検証、実証、認可、妥当性」を意味する英単語になります。

例えば、「文書をバリデーション」といった場合には、「記述・入力されたデータが、あらかじめ規定された条件・使用に適合しているか検証・確認する。」ことを表します。

注意点として、「バリテーション」を使う時は、 「意味論」ではなく「形式論」を検証・確認する際に用いられる言葉になります。

つまり、「質的な良し悪し」を判断するのではなく、「システム的な適合不適合」を判断するための言葉として、覚えておくとよいでしょう。

1-1.「バリデーション(validation)」の文法

「バリデーション」は、「validation」と表記される「名詞」になります。

簡単に他の品詞を紹介すると、「動詞」では「validate(バリデイト)」、「形容詞」では「valid(バリッド)」と表記されます。

日本語では「validate」を使わずに、 「validation+する」のようにして、「バリデーションする」といった使い方が多いです。

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  • 2.「バリデーション」の類義語・言い換え表現

    バリデーションの類語

    「バリデーション(validation)」の類義語は、以下の通りです。

    類義語 意味
    バリデーション 妥当かどうか確認する。
    ベリフィケーション 設計品質通りか確認する。
    コンファーム 堅信を確認する。
    チェック 目を通して確認する。

    いづれも「確認する」という意味を持つ英単語ですが、それぞれニュアンスが異なっています。

    ここでは、「バリデーション(validation)」と似たような英単語について、比較しながら紹介していきます。

    2-1.「ベリフィケーション(verification)」の意味

    「ベリフィケーション」とは、「設計品質どおりの製品が製造できたことを確認する。」ことを意味します。

    一方で、「バリデーション」とは、「将来的に設計品質どおりの製品が製造できることを証明する」を意味します。

    つまり、 「ベリフィケーション」は「質の検証」ですが、「バリデージョン」は「形式の検証」を意味するのです。

    元々、「ベリフィケーション(verification)」に含まれる「very」は、「真実」という意味を持つので、「形式の妥当性」を意味する「バリデーション」とは異なるのです。

    例文:This verification process is called path validation.

    (この確認プロセスを、パス検証と呼びます。)

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  • 2-2.「コンファーム(confirm )」の意味     

    「コンファーム」には「確認する」の意味がありますが、ニュアンスとしては「最終的な確認」という意味合いがあります。

    「コンファーム」には、キリスト教の一部教派において、「信者が洗礼を受けた後、一定の儀礼において聖霊の力ないし聖霊の恵みを受けるとされる概念」として、理解されています。

    つまり、「強い確認、堅信」を意味する言葉として理解されるので、プライベートよりビジネスシーンにおいて使用されやすいです。

    例文:Please confirm the following order.

    (注文は以下のとおりですのでご確認ください。)

    2-3.「チェック(check)」の意味

    「チェック」には「確認する」の意味がありますが、ニュアンスとしては「目を通す」という意味合いがあります。

    「チェック」は、「バリデーション」などの英単語と異なり、 「妥当であるかどうか」までは含みません。

    したがって、「バリデーション」はビジネスシーンで使用されることが多いですが、「チェック」は日常的に使用されることが多いのです。

    例文:Could you check tomorrow’s weather forecast?

    (明日の天気予報を調べてくれますか?)

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  • 3.「バリデーション」の使い方を業界毎に紹介 

    「バリデーション」は、「検証、実証、認可、妥当性」を意味する言葉ですが、業界毎に使用方法が異なります。

    ここでは、各業界の代表的な使用方法について紹介していきます。

    3-1.「IT業界」で使用されるケース

    「IT業界」における「バリデーション」とは、「入力場所、書式設定、データの形式等が、規定のマニュアルどおりであるか確認すること。」を意味します。

    例えば、製造部門における「バリデーション」という場合は、「提供された、提供されるであろう成果物が、その意図された用途を満たしているかを確認すること。」という意味になります。

    開発プロセスが多段階の工程で行われるときは、段階的に作業が進むうちに 「本来の意図や目的から外れた製品」が出来てしまう可能性が指摘されます。

    そのため、用途・適用に関する要求事項が満されているかどうか、「バリデーション」が求められるのです。

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  • 3-2.「製薬業界」で使用されるケース

    「製薬業界」における「バリデーション」とは、「医薬品や医療機器の製造工程や方法が、目的とするものを製造するのに最適かどうかを検証する一連の業務」のことを言います。

    具体的に言うと、「製造所の設備や作業工程、品質管理の方法などが期待される結果を与えることを検証すること。」がバリデーションの意味になります。

    薬剤は、同じ効能、同じ品質、同じ成分配合でなければならず、「バリデーション」はそうした薬剤の条件をクリアするための大切な基準として求められるのです。

    3-3.「介護業界」で使用されるケース

    「介護業界」における「バリデーション」とは、「アルツハイマー型認知症などの高齢者とコミュニケーションを行うための方法」の一つです。

    具体的に言うと、「認知症の人が大声を出したり、徘徊をしたりすることにも、全て意味がある行動として考える態度。」と考えることがバリデーションとなります

    「介護業界」の「バリデージョン」の場合では、 「妥当性を確認すること」ではなく、「妥当性を確認しようとする姿勢」のことを意味します。

    つまり、なんらかの認知機能不全があった際、そレが何を意味しているのかを確認しようとする「コミュニケーション技法」として用いられます。

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  • まとめ                

    「バリデーション(validation)」で用いられる「検証」は、特に「方法や過程を検査することになります。

    したがって、「質」を検証するような、良悪を判断することではないので注意が必要です。

    もっとも、「バリデーション(validation)」には業界用語としての文脈があるので、コミュニケーションとして使用する場合には、一度意味合いを確認する必要があるでしょう。

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