「蟠り」の意味や使い方!例文や類語、語源、英語表現も紹介!

蟠りの意味とは ビジネス用語

「蟠り」は「わだかまり」と読みます。

「蟠り」は、 「心の中に残っている、解消されない不信や不満」という意味です。

聞いたことはあるけど、言葉で意味を説明するのは難しいですよね。

本記事では、「蟠り」の意味や語源、使い方を解説していきます。

また、「蟠り」の類語や例文も紹介していきますので、理解を深める参考にして下さい。

1.「蟠り(わだかまり)」の意味

心の中に残っている、解消されない不信や不満

蟠り

読み方:わだかまり

心の中に残っている、解消されない不信や不満

「蟠り」は、 「心の中に残っている、解消されない不信や不満」という意味です。

また、「心がねじれている。悪意がある」という意味で使われる場合もあります。

普段耳にする「蟠り」は、前者の意味で使うことがほとんどです。

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  • 「蟠り」の語源

    「蟠り」は、 心の中がぐるぐると回っていて、出口が見つからないような状態を表した言葉です。

    「蟠(わだかま)る」という言葉は、ヘビがトグロを巻くという意味があります。

    「トグロを巻く」というのは、ヘビなどの長いものが、ぐるぐると巻いた状態のことを表しています。

    不信感や不満により、心の中がぐるぐると、ヘビがトグロを巻いているかのように渦巻いてることを、「蟠り」と表現するようになりました。

    ちなみに、「蟠」だけだと「ワラジムシ」と読みます。(体調1cmほどのダンゴムシのような虫)

    直接、意味は関係ありませんが、豆知識として覚えておくと良いですね。

    2.「蟠り」の使い方と例文

    「蟠り」は、 「心の中に残っている不信や不満が解消されず、なんだかすっきりしない」という時に使う言葉です。

    主に以下のように使います。

    1. 蟠りを残す
    2. 蟠りが解ける
    3. 蟠りを捨てる

    それぞれの使い方と例文を解説していきます。

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  • 2-1. 蟠りを残す

    「蟠りを残す」は、主に対人関係において、 「ぎくしゃくしたり、気まずい雰囲気を解消せずに、そのままにしておく」という意味で使われます。

    不信や不満が残ったままになり、気持ちがモヤモヤした状態なので、悪い意味です。

    「蟠りを残す」の例文を紹介します。

    <例文>

    • 正々堂々勝負したから、蟠りなんて残らないだろう。
    • 少し威圧的な態度を取ってしまった。彼との蟠りはまだ残っている
    • 挑戦しないで、諦めることは自分の心に蟠りを残すだろう。

    2-2. 蟠りがとける

    「蟠りがとける」は、 「解消されずにいた、不信や不満の問題が、解決した」という時に使う言葉です。

    不信や不満がなくなるので、良い状態になる時に使う言葉です。

    「蟠りがとける」の例文を紹介します。

    <例文>

    • 正直に話し合ったことで、お互いの誤解がなくなり、蟠りがとけた
    • 大人になって、親の偉大さを知った。素直に謝って感謝を伝えた所、家族間の蟠りがとけた
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  • 2-3. 蟠りを捨てる

    「蟠りを捨てる」は、 「自分が持っていた不信や不満を、自分から無くそうと試みる」という時に使う言葉です。

    前に進んで行こうという積極的な気持ちを表すので、いい意味で使われます。

    「蟠りを捨てる」の例文を紹介します。

    <例文>

    • クライアントと少し揉めてしまった。蟠りを捨てて、素直に謝ろうと思う。
    • 良い機会なので過去の蟠りを捨てて、前へ進もう。

    3.「蟠り」の類語4つと例文

    「蟠り」の類語は以下の4つあります。

    1. 懸念(けねん)
    2. 心残り
    3. 気掛かり
    4. しこり

    それぞれの意味と例文を順に解説していきます。

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  • 類語1.懸念(けねん)

    懸念

    読み方:けねん

    気になって不安に思うこと。心配

    「懸念」は、 「気にあって不安に思うこと。心配」という意味です。

    「蟠り」は不満が残ることを表すのに対して、「懸念」は不安に思うことを表します

    また、「蟠り」は過去に起きたことに使うことが多いですが、「懸念」は未来に対して使うことが多いのも特徴です。

    「懸念」の例文を紹介します。

    <例文>

    • 少子化問題を懸念する。
    • 自分の将来を懸念する。

    類語2.心残り

    心残り

    読み方:こころのこり

    過去のことを心配したり、残念に思うこと。未練

    「心残り」は、 「過去のことを心配したり、残念に思うこと」という意味です。

    過去のことを心配するという意味では同じですが、「心残り」はそこまで固執するものでもないことを表す時に使われます。

    「心残り」の例文を紹介します。

    <例文>

    • なんの心残りもなく転職する。
    • 心残りなのは、もう少し努力していればよかったということだ。
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  • 類語3.気掛かり

    気掛かり

    読み方:きがかり

    いつも心から離れず、心配なこと

    「気掛かり」は、「いつも心から離れず、心配なこと」という意味です。

    「蟠り」は対人関係において使う言葉ですが、 「気掛かり」は事柄に対しての心配を表す時に使います

    「気掛かり」の例文を紹介します。

    <例文>

    • 仕事のことが気掛かりである。
    • 家族のことが気掛かりだった。

    類語4.しこり

    しこり

    漢字:凝り・痼り

    一段落したあとに残る、すっきりしない気持ち

    「しこり」は、 「一段落したあとに残る、すっきりしない気持ち」という意味です。

    「蟠り」は2人以上の対人関係に対して使いますが、「しこり」は自分1人のことに対しても使えます。

    「しこり」の例文を紹介します。

    <例文>

    • 自分で選択しないと、しこりが残るだろう。
    • 素直に謝るだけで、しこりが残らないのであれば安いものだ。

    4.「蟠り」の英語表現:ill feelings

    「蟠り」意味を表す英語は、「ill feelings」です。

    illは「悪い状態、病気」、feelingは「感情」という意味の英単語です。

    2つの単語を組み合わせて、「嫌悪感」や「不信感」「蟠り」という意味を表します。

    「ill feelings」を使った例文を以下に紹介します。

    <例文>

    • I don’t have ill feelings towards you
      (私はあなたに対して、蟠りは持っていません。)
    • I’m jealous but never want ill feelings towards them.
      (嫉妬はするが、彼らに対して蟠りは決してない。)

    5.「蟠り」を解く4つの方法

    「蟠り」が残ったままだと、何をしていてもモヤモヤした気持ちでしか相手と付き合えませんよね。

    そうなると、仕事や生活にも支障がでてしまいます。

    そこで、ここでは蟠りを解く方法を4つ紹介します。

    1. 本音で話し合う
    2. 素直に謝る
    3. 普段通りに接する
    4. 時間が解決してくれるのを待つ

    順に解説していきます。

    5-1.本音で話し合う

    「蟠り」は、話し合いで解消されることが多いです。

    お互いが勘違いしている可能性も高いので、まずは素直に本音で話し合うことが、解決の鍵になります

    話し合った結果、やっぱり意見が合わない、ということもあるかもしれません。

    ですが、そういう意見の合わないところも理解できると、これまで以上の良い関係が築けることがあります。

    5-2.素直に謝る

    素直に謝るというのは難しいですよね。

    でも、素直に謝ることで「蟠り」が解消される場合が多いので、勇気を振り絞って謝りましょう。

    意地を張っていても解決することはありません

    たとえ自分に非がないと思っていても、「ちょっと言い過ぎた」と言って、謝ってみるのも良いですね。

    5-3.普段通りに接する

    「少しギクシャクしているな・・・」

    と思っていても、あえて普段どおりに接することで、「蟠り」が解決する場合があります。

    相手も、どうすれば前と同じ様に接することができるか、と考えている可能性があるので、普段どおり接することが良いキッカケになります

    家族と少し言い争った時でも、翌日は普段どおりに話しますよね。

    それと同じ様に、普段どおり接してみてはいかがでしょうか。

    5-4.時間が解決してくれるのを待つ

    「蟠り」は、時間が解決してくれることがあります

    「あの時はすごくイラついたけど、時間が経ったら別にそこまでイラつくことでもないかも。」

    と思うことってありますよね。

    なので、「少し時間を置く」というのも一つの手です。

    ただし、自分に非があると分かっている場合は、素直に謝り、本音で話し合うのが良いでしょう。

    まとめ

    「蟠り」は、 「心の中に残っている、解消されない不信や不満」という意味です。

    相手との意見の食い違いで、気まずい雰囲気になっているような時に使う言葉で、「蟠りを残す」「蟠りが解ける」「蟠りを捨てる」のように使います。

    「蟠り」というのは、時間が解決してくれることもありますが、素直に謝ったり、話し合うことが一番です。

    一度出来た「蟠り」が解消できると、これまでよりも良い関係になれることもありますので、「蟠り」を抱えている方は、勇気を振り絞って行動してみましょう。

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