「やぶさかではない」の意味とは?正しい使い方を例文で解説!

やぶさかではないの意味とは ビジネス用語

ビジネスシーンで聞く機会がある「やぶさかではない」という表現。

「やぶさかではない」には 「喜んで~する」という意味があります。

ビジネスシーンで仕事を任されたときに使える表現なので覚えておくと便利です。

しかし、普段使用する表現ではないため、意味や使い方が分からないという方も多いでしょう。

今回は、「やぶさかではない」の意味や使い方、類語などを例文を用いて分かりやすく解説していきます。

1.「やぶさかではない」の意味

意味は「喜んで~する」

やぶさかではない

意味:喜んで~する

「やぶさかではない」には「喜んで〜する」「概ね了解・了承する」という意味があります。

元々は「吝か(やぶさか)」と「ではない」を合わせた表現です。

「やぶさかではない」の「は」をとって「やぶさかでない」という使い方もされます。

「やぶさか」には以下のような意味があります。

  1. 物惜しみするさま
  2. けち
  3. 進んで~したくはない
  4. ためらう

「やぶさか」に否定の意味の「ではない」を合わせることで、「喜んで~する」というポジティブな表現になります。

「○○するに、やぶさかではない」という表現は前向きな姿勢を表す言葉なのですが、文化庁が実施している「国語に関する世論調査」によると「仕方なく~する」と理解している人が43.7%いました。

誤用している人が大変多いので、気をつけましょう。

例文

  • 両親は彼との結婚を認めることについてやぶさかではない
  • 社長は投資を増やすこともやぶさかではない
  • 昇進することもやぶさかではないようだ。
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  • 語源は「平安時代の言葉」

    元々「吝か(やぶさか)」には「物惜しむ」という意味があるのですが、それは 平安時代に使用されていた「やふさがる」という言葉が語源になっています。

    鎌倉時代に「やふさがる」は「やふさか」という表現に変化し、やがて「やぶさか」という形に変わりました。

    2.「やぶさかではない」の使い方と例文

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  • 「喜んで~する」というときに使う

    「やぶさかではない」は「喜んで~する」という意味で使うことができます。

    前向きな姿勢があることを表現できます。

    しかしながら、「仕方なくやる」という意味で誤用して使っている人も少なくありません。

    「やぶさか」の意味をいまいち把握しきれず、「ではない」という否定表現に気を取られて「仕方なくやる」というネガティブな言葉だと勘違いしている人が多いのでしょう。

    「やぶさかではない」自体は難しい表現ですが、会話でうまく使うことで、丁寧な印象を与えることができます。

    目上の人だけに使う言葉ではなく、目上の人が目下の人に使うときもあります。

    例文

    • 上司の指示であればやぶさかではない
    • ○○の依頼であればやぶさかではありません
    • 彼の意見に賛成でやぶさかではない

    3.「やぶさかではない」の類語

    「やぶさかではない」の類語は以下の通りです。

    1. 「積極的」
    2. 「賛成」
    3. 「承知する」

    1つずつ見ていきましょう。

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  • 類語1.「積極的」

    「積極的」には、「物事を自分から進んで行うさま」という意味があります。

    「やぶさかではない」の意味である「喜んで〜する」は前向きなニュアンスを含むため、類語として使用することができます。

    例文

    • 上司の指示であれば積極的に取り組みたい。
    • 積極的な姿勢が見えて微笑ましい。

    類語2.「賛成」

    「賛成」には、「他人の意見や行動に対して、評価し同意すること」という意味があります。

    「やぶさかではない」には「了解・了承する」といった意味があるため、類語として使用することができます。

    例文

    • 彼の意見に賛成である。
    • 賛成多数で可決された。
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  • 類語3.「承知する」

    「承知する」には、「 その意見・事柄・事案などが正当であると認めること・了解すること」という意味があります。

    「やぶさかではない」には「了解」の意味があるため、「承知する」を類語として使用することができます。

    例文

    • 彼の依頼内容を承知する。
    • 明日までに資料を作成することを承知した

    4.「やぶさかではない」の対義語

    「やぶさかではない」の対義語は以下の通りです。

    1. 「消極的」
    2. 「反対」
    3. 「否認」

    1つずつ見ていきましょう。

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  • 対義語1.「消極的」

    「消極的」には、「物事を自分からは行わないさま」という意味があります。

    「積極的」の対義語であり、積極性のニュアンスが含まれている「やぶさかではない」も同様に「消極的」の対義語だと言えます。

    例文

    • 彼の提案には消極的である。
    • 消極的な姿勢が見られるのが残念だ。

    対義語2.「反対」

    「反対」には、「ある意見などに対して逆らい、同意しないこと」という意味があります。

    「賛成」の対義語であり、賛成のニュアンスが含まれている「やぶさかではない」も同様に「反対」の対義語だと言えます。

    例文

    • 彼の意見には反対である。
    • 今回の会議は反対意見が多かったようだ。

    対義語3.「否認」

    「否認」には、「ある事実・意見・事柄を認めないこと・承認しないこと」という意味があります。

    「やぶさかではない」の「概ね了解・了承する」とは反対の意味であるため、「やぶさかではない」の対義語として使用できます。

    例文

    • 彼の提案を否認する。
    • 新人はただただミスを否認するだけだった。

    5.「やぶさかではない」の英語表現と例文

    「やぶさかではない」を直接意味する英語表現は存在しません。

    ただし、「やぶさかではない」に含まれる「喜んで〜する」や「私にやらせてください」という意味は、以下のように英訳することができます。

    1. 「be happy to 〜」 
    2. 「be glad to 〜」
    3. 「let me 〜」

    では、詳しく解説していきます。

    英語1.「be happy to ~」

    “be happy to〜”には、「喜んで〜したい」という意味があります。

    そのため、「やぶさかではない」の英語表現として使用することができます。

    例文

    I’d be happy to help your job.

    ⇒あなたの仕事を喜んで手伝いたい。

    英語2.「be glad to ~」

    “be glad to ~”にも「喜んで~する」という意味があります。

    「やぶさかではない」を表現する言葉として適切です。

    例文

    Would you like to dance? I’d be glad to.

    ⇒一緒に踊りませんか? 喜んで。

    英語3.「let me 〜」

    「私にやらせてください」という積極性を英語で表現する場合は、 “let’ me 〜”を使用します。

    ビジネスシーンでも使用する頻度が高い表現なので、覚えておくと便利です。

    例文

    Please let me help your job.

    ⇒私にあなたの仕事を手伝わせてください。

    6.まとめ

    「やぶさかではない」には「喜んで~する」という意味があります。

    若い人にとっては「やぶさかではない」はあまり聞きなれない言葉だと言えるでしょう。

    「積極的」や「賛成」「承知する」と言い換えることができるのでシーンに合わせて使い分けてみてください。

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