是非の2つの意味とは?使い方をわかりやすく解説【例文あり】

ビジネス用語

「是非(ぜひ)」とは 「良いこと悪いこと」「(実現を強く望む気持ちを表す)どうしても」という意味です。

日常生活やビジネスシーンで「是非お待ちしております」「○○の是非を問う」などで用います。

この記事では「是非」の意味と正しい使い方を分かりやすく解説。

1.「是非」の意味

「是非」の意味は次の二つです。

  1. 良いことと悪いこと。良し悪しを判断すること【名詞】
  2. (実現を強く望む気持ちを表す)どうしても【副詞】

「是」は「正しい」という意味を表します。

「非」は「良くない・正しくない」という意味です。

是と非が合うことで、「良いこと悪いこと」という意味を表します。

副詞で使われている「是非」は、「是非とも」が省略された言葉です。

「是非とも」は「事情が良くても悪くても、どうであろうとも」という意味を表します。

自分の意志や意向を伝えたい時や、相手に何かお願いしたい時に使用しましょう。

2.「是非」の使い方と例文

「是非」の使い方と例文を見ていきましょう。

例1:明日は開店セールを行いますので、是非お越しください

例2:彼の熱すぎる指導の是非はいかに

例1は「明日は開店セールを行うので、どうしても来て頂きたい」という意味を表します。

副詞で使われる「是非」は、敬語として目上の人にも使用することができる言葉です。

しかし、相手に強く実行することを望む言い方になるため、連続して使用すると失礼な印象を与えてしまう場合もあります。

「是非」を連続して使用する場合は、「何卒(なにとぞ)」などの丁寧語と併用しましょう。

例2は「彼の熱すぎる指導の良し悪しはどうなることか」という意味です。

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  • 「是非」が使われている言葉

    「是非」が使われている言葉は次の3つです。

    • 是非に及ばず
    • 是非もなし
    • 是非を問う

    それぞれ意味と使い方を見ていきましょう。

    是非に及ばず

    「是非に及ばず」は 「どうしようもない・仕方がない」という意味を表します。

    本能寺にいる織田信長が、自分の家臣である明智光秀に攻め入られた際に「この状況で良し悪しを判断してもどうしようもない=応戦する他ない」として使われた言葉です。

    日常会話やビジネスシーンなどでは使う機会はありません。

    是非もなし

    是非もなし」は「仕方がない・良いも悪いも言ってられない」という意味です。

    選択の余地がない時や、切羽詰まっている時に使われます。

    例:この状況では是非もなし

    この例文は「この状況では選択の余地はない、どうしようもない」という意味です。

    是非を問う

    「是非を問う」は 「(ある事柄に関して)良いか悪いかを問う」という意味です。

    例:あの時彼がした行動に対して、みんなに是非を問う

    この例文は「彼がした行動に対して、みんなに適切だったかどうかを尋ねる」という意味です。

    3.「是非」の類義語

    「是非」の類義語は次の2つです。

    1. 可否(かひ)
    2. 何卒
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  • 名詞の是非の場合(可否)

    可否」は 「良し悪し・賛成と反対」という意味です。

    例:新プランについての可否を問います

    この例文は「新プランについて賛成か反対か尋ねます」という意味です。

    「可否」は「良し悪し」で使う場合は「是非」と同じ意味で使用できます。

    しかし「可否」は「結婚式の出席の可否を取る」のように、「できるかできないか」という意味も含んだ言葉です。

    「できるかできないか」「賛成か反対か」として使う場合は、「可否」を使用しましょう。

    副詞の是非の場合(何卒)

    「何卒」は 「どうか~してください」という意味です。

    例:明日の会議には何卒出席ください
    ⇔明日の会議には是非出席ください

    この例文は「明日の会議にはどうか出席してください」という意味です。

    「是非」と同様に「相手に依頼や期待の気持ちを強調した言葉」として使用します。

    しかし「是非」は「相手に対してポジティブな行動を望む時」に使用しますが、「何卒」は「謝罪などのネガティブな行動」に対しても使用することが可能です。

    そのため ポジティブな意味合い以外で「相手に依頼や期待の気持ちを強調したい時」は「何卒」を使用しましょう。

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  • 4.「是非」の対義語

    「是非」の対義語は以下の通りです。

    • なるべく

    なるべく

    「なるべく」は 「できる限り、できることなら」という意味です。

    例1:同窓会には是非出席してください

    例2:同窓会にはなるべく出席してください

    例1は「同窓会にはどうにか出席してほしい」という意味です。

    例2は「同窓会にはできることなら出席してほしい」という意味を表します。

    「是非」は「相手に強く願う表現」ですが「なるべく」は「可能な範囲で」という意味の対義語です。

    また「なるべく」はフランクな表現なので、基本的に同僚や目下の人に対して使用します。

    上司やビジネスシーンなどで「なるべく」を使う場合は「できるだけ」と言い換えるようにしましょう。

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  • 5.「是非」の英語表現

    「是非」の英語表現は以下の通りです。

    • right and(or) wrong(是非)【名詞】
    • by all means(もちろんです、是非とも)【副詞】

    例1:Aさん May I come in?(入っていいですか?)
        Bさん By all means.(是非)

    例2:To decide about right or wrong.(是非を判断する)

    「是非」は英語で表現すると、文脈によって使用する単語が異なります。

    会話で相手から何かの提案があった際に、積極的に「是非そうしたい」という場合は「 I’d love to=ぜひぜひ」でも表現が可能です。

    「by all means」は相手から許可や承諾同意を尋ねられた時に使用します。

    まとめ

    「是非」は 「良いことと悪いこと」「(実現を強く望む気持ちを表す)どうしても」という意味です。

    目上の人に対しても使える表現ですが、連続して使うと失礼な印象を与える可能性があります。

    「是非」の類義語を併用しながら上手に活用しましょう。

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