「随時」の意味と正しい使い方は?順次・適宜との違いも解説

随時の意味とは ビジネス用語

「随時(ずいじ)」とは「 いつでも・時々」という意味です。

「随時」はビジネスシーンにおいて「随時報告するように」「随時連絡をお願いします」などで用います。

この記事では「随時」の正しい意味と使い方、順次・適宜との違いについて解説。

1.「随時」の意味

「随時」の意味は以下の通りです。

  • (好きな時に)いつでも
  • (気が向いた時に)時々

「随」は「成り行きに任せる、条件に逆らわずに動く」という意味です。

時間を表す「時」と合うことで、「条件に逆らわずに動く時ならいつでも」「成り行きに任せて好きな時にいつでも」という意味を表します。

「随時~する」のように使用し、主にビジネスシーンで使用する言葉です。

2.「随時」の使い方と例文

「随時」の使い方と例文を見ていきましょう。

例1:この日記は随時書いている

例2:この企画の進捗状況は随時報告するように

例1は「この日記は 気が向いた時に時々書いている」という意味です。

例2は「この企画の進捗状況は、 いつでも報告を受け付ける」という意味を表します。

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  • 「随時」を使った言葉

    「随時」を使った言葉を3つ紹介します。

    • 随時改定
    • 随時血糖値
    • 随時更新

    それぞれ意味を見ていきましょう。

    随時改定

    「随時改定」とは 社会保険料の改定を表します。

    「随時改定」とは「 被保険者の給与形態の変動に伴い大幅に給与額が変わった時、定時決定を待たずに標準月額報酬を改定する」という意味です。

    主に昇給や減給、パートから正社員に雇用形態が変更した時など、月額給与に大幅な変更がある時に随時改定されます。

    随時改定をする理由は、月額給料が大幅に変動があるのに以前の標準月額報酬のままでは、社会保険料額が報酬に対して多すぎる、少なすぎることを防ぐためです。

    随時血糖値

    「随時血糖値」は 血液中の血糖値を表します。

    「随時血糖値」とは「 食事の時間と関係なく測定した血糖値」のことです。

    食事に関係なく血糖値を測定することで、糖尿病かどうかを判断することができます。

    随時更新

    「随時更新」は ホームページやSNSの更新をする時に使用します。

    「随時更新」とは「 これから内容を更新していく予定がある」という意味です。

    例文を見てみましょう。

    例:ホームページは随時更新されます

    この例文は「ホームページはタイミングがあればいつでも内容を更新していく」という意味です。

    3.「随時」の類義語

    「随時」の類義語は次の3つです。

    • 時機(じき)に応じて
    • 順次(じゅんじ)
    • 適宜(てきぎ)

    それぞれ意味と使い方を見ていきましょう。

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  • 時機に応じて

    「時機に応じて」は「 適したタイミングを見て判断する」という意味です。

    例:その件に関しては、時機に応じて対応しよう
    →その件に関しては、随時対応しよう

    この例文は「その件に関しては、その場の状況に合わせて対応しよう」という意味を表します。

    「随時」よりも 「何かを行うのに良い機会、良いタイミングの時」というニュアンスが強い言葉です。

    「自分の好きなタイミング」というより「状況に合わせて良い時に」という場合は、時機に応じてを使いましょう。

    順次

    「順次」とは「 次から次へ順を追ってすること」という意味です。

    例:到着した方から、順次サンプルをお渡ししています。

    この例文は「到着した人から順番にサンプルを渡していきます」という意味です。

    「随時」には順番通りに何かをするという意味はありません。

    自分の好きなタイミングではなく「順を追って何かをする時」は「順次」を使いましょう。

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  • 適宜

    適宜」は 「その場に適している言葉」「それぞれの状況に合わせて行動する様」という意味です。

    例:休憩は、適宜判断して入ってください

    この例文は「休憩は、それぞれ状況を見て入れそうな時に入ってください」という意味を表します。

    「随時」と「適宜」は自己判断で行動する点は同じです。

    しかし「適宜」の自己判断には「状況に合った判断をする」という意味が含まれています。

    「状況を考えて行動する」場合は「適宜」を使用しましょう。

    4.「随時」の対義語

    「随時」の対義語は以下の1点になります。

    • 定時(ていじ)

    使い方と例文を見てみましょう。

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  • 定時

    「定時」は 「決められた時刻」という意味です。

    例1:今日はみんな定時で帰るように

    例2:今日は随時帰るように

    例1は「今日はみんな会社で 決められている時間通りに帰るように」という意味です。

    例2は「今日はそれぞれ 好きなタイミングで帰るように」という意味を表します。

    「随時=(好きなタイミングで)いつでも」なので、決められた時刻を表す「定時」とは対義語になる言葉です。

    5.「随時」の英語表現

    「随時」の英語表現は以下の通りです。

    • keep+名詞+過去分詞

    例文を見ていきましょう。

    例1:We’ll keep you updated about it.(随時更新します)

    例2:I will keep you posted.(随時連絡します)

    「keep」は「○○を~の状態にしておく」という意味を表します。

    「I will keep you posted」という表現は、ビジネスシーンやメール、日常会話でもよく使われる表現です。

    ぜひ覚えておきましょう。

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  • まとめ

    「随時」は 「(好きな時に)いつでも」「(気が向いた時に)時々」という意味です。

    ビジネスシーンにおいて「随時報告してください」などで用います。

    「随時」と類義語の「順次」「適宜」「時機に応じて」は、それぞれニュアンスや意味合いが異なるので使い方を意識してくださいね。

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