「情緒的」の意味と使い方!「情緒的価値」や英語表現も合わせて解説

情緒的の意味とは ビジネス用語

今回は、情緒的価値を高めたものにしようと考えている。

このようにビジネスシーンでは「情緒的価値」という言葉が頻繁に使われますよね。

「情緒的」には 「物事によって沸き起こる感情、しみじみと深く感じるもの」という意味があります。

ニュアンスはわかるものの、正しい意味で理解できているか不安になる言葉ではないでしょうか?

今回は「情緒的」の意味や使い方、類語、反対語、英語表現まで詳しく紹介します。

1.「情緒的」の意味

物事によって沸き起こる感情、しみじみと深く感じるもの

情緒的

読み:じょうちょてき

物事によって沸き起こる感情、しみじみと深く感じるもの

「情緒的」の「情緒」には以下の意味があります。

【情緒】⇒物事によって起こる微妙な感情、その感情を起こさせる雰囲気

つまり「情緒的」とは、 物事に対して頭で考えるのではなく心が動く様子です。

では、具体的にどのような場面で使うことができるのか、詳しい使い方を確認していきましょう。

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  • 2.「情緒的」の使い方

    情緒的の使い方

    ポジティブな意味合いでもネガティブな意味合いでも使われる

    「情緒的」は以下のようなフレーズで使われます。

    1. 情緒的(な)○○
    2. ~は情緒的だ

    「情緒的」は ポジティブな意味合いでもネガティブな意味合いでも使います

    「情緒的な風景」は「感動して言葉を失うくらい美しい夕焼け」や「どこか懐かしさを感じる田舎の景色」など、見た人の心を動かすような情景が当てはまります。

    これらは、ポジティブな意味合いで使われます。

    一方「情緒的な性格を直した方が良い」などと言われる際は「理屈が通じず、感じたままに動く性格」のようにネガティブな意味合いです。

    以下で「情緒的」を用いた例文を確認しましょう。

    <例文>

    • この絵画は非常に情緒的だ。
    • 故郷の一番好きなところは、情緒的な雰囲気があるところだ。
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  • 「情緒的価値」「機能的価値」とは

    ビジネスシーンでは、頻繁に「情緒的価値」や「機能的価値」といった言葉が使われています。

    それぞれの意味や違いを以下の表で紹介します。

      情緒的価値 機能的価値
    意味 相手の感情や心理を動かすような価値 機能面や便宜性に焦点をあてるような価値
    ニュアンス 消費者が心動かされるもの 誰が使っても便利なもの

    「情緒的価値に重点を置く」などと言われた場合は、「(機能やコストといった点よりも)心を動かすといった点に重点を置く」という意味です。

    例えば「パソコンのカバーを、気分によって変えることができるデザインにしよう」といった場合は、機能性ではなく「情緒的価値」を考えた提案です。

    一方「機能的価値」の場合は、消費者の好みは関係なく誰が利用しても機能面で優れているという価値を指します。

    例えば「機能的価値を高める」の表現は「(外見などは関係なく)高性能を目指す」という意味合いです。

    「情緒的価値」や「機能的価値」は以下の例文のように使われます。

    <例文>

    • 今回は、情緒的価値で差別化を図ろう。
    • 機能的価値は、いつになっても求められるものだ。

    3.「情緒的」の類語

    情緒的の類語

    「情緒的」には以下の類語表現があります。

    では、それぞれの類語を以下で詳しく紹介します。

    3-1.感情的(かんじょうてき)

    「感情的」は 「理性は関係なく、感じるままに喜んだり悲しんだりする様子」という意味です。

    「情緒的」とは以下の表のような微妙な違いがあります。

      情緒的 感情的
    意味
    • 物事によって沸き起こる感情
    • しみじみと深く感じるもの
    感じるままに喜んだり悲しんだりする様子
    ニュアンス 気分として持続するもの 感情として爆発的に起こるもの

    「情緒的」は比較的長い間「気分」として残るものですが、「感情的」の場合はその一瞬において湧き上がるものを指します。

    では以下で「情緒的」と「感情的」を用いた例文を見てみましょう。

    <例文>

    • 情緒的に不安定だと、いつも疲れてしまう。
    • そんな小さなことで感情的になるなよ。

    3-1.風情的(ふぜいてき)

    「風情的」は 「趣(おもむき)のある様子、味わいが感じられる様子」という意味です。

    「情緒的」と「風情的」は、以下のような違いがあります。

      情緒的 風情的
    意味
    • 物事によって沸き起こる感情
    • しみじみと深く感じるもの
    • 趣(おもむき)のある様子
    • 味わいが感じられる様子
    ニュアンス 物事に触れたことで起こるもの 自然とそこにある味わい

    「情緒的」が何かのきっかけで心が動くものです。

    一方「風情的」は、元からそこに存在している味わいを感じる意味合いがあります。

    「情緒的」と「風情的」の例文を以下で確認してみましょう。

    <例文>

    • 夜桜を初めて見た時の彼は、情緒的な表情をしていた。
    • 日本のは、非常に風情的だ。
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  • 4.「情緒的」の反対語

    情緒的の反対語

    「情緒的」の反対語表現には、以下の用語があります。

    では以下で、それぞれの用語を詳しく紹介します。

    3-1.論理

    「倫理」は 「人として正しい道、道徳に沿った行動」です。

    「倫理にかなった行動」というと、自分の感情や心理は関係ない「人が進むべき行動」を指します。

    「倫理」は「倫理的」「倫理に沿う」などという表現で、以下の例文のように使われます。

    <例文>

    • 社会人として、倫理的な行動を心がけよう。
    • さっきの発言は、倫理に沿っていないと思うよ。

    3-2.理性

    「理性」は 「筋道を立てて考えること、感情に動かされず物事を判断すること」です。

    例えば「理性を失う」という表現は、「頭で物事の正しい判断ができない(心の動くさまに感情的になってしまう)」ことを指します。

    「理性」を用いた例文を以下で見てみましょう。

    <例文>

    • どんなことが起きても、理性を保つようにね。
    • 彼女は、抑えきれない感情で理性を失い叫び続けた。

    5.「情緒的」の英語表現

    情緒的の英語表現
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  • emotional(感情的な)・mood(ムード、雰囲気)

    「情緒的」を英語で表現する際は、以下の単語が使えます。

    • emotional(感情的な)
    • mood(ムード、雰囲気)

    日本語では「感情」と「情緒」の違いがあります。

    しかし英語の場合は、 どちらも「心が動かされる様子」として同じ表現です。

    それぞれの単語は、以下の例文のように使います。

    <例文>

    • She is emotionally unstable .
      (彼女は情緒不安定だ。)
    • The painting makes me become emotional.
      (この絵は情緒的な気分になる。)
    • I sometimes act very moody.
      (時々、情緒的に行動してしまう。)
    • Some patients are in good mood.
      (数人の患者さんは情緒が安定している。)

     

    まとめ

    「情緒的」は「物事によって沸き起こる感情、しみじみと深く感じるもの」という意味です。

    ビジネスで使われる「情緒的価値」は「機能面ではなく、消費者の心を動かすような価値」という意味で使われます。

    「情緒的」や「感情的」「風情的」を同じ意味合いとして使っている人も多いですが、今回紹介した細かなニュアンスの違いを理解し、正しく使い分けてみましょう。

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