
近年、オンプレミス(自社でITインフラを所有すること)から、インターネットを通して必要な時に必要な分だけ利用するクラウドへの移行が進んでいます。
そういった背景に伴い、クラウドを理解し、扱えるクラウドエンジニアの需要が高まってきています。
「インフラ経験がないけど、クラウドエンジニアに転身してみたい…」
「エンジニア経験がないけど、完全未経験でもクラウドエンジニアになれるのかな…?」
このように、挑戦したいけれど今までの経験がない分、不安を感じる方がいるのではないでしょうか。
今回は、インフラ担当経験がない方・エンジニア未経験の方向けに、クラウドエンジニアに転職するために必要な勉強や資格、面接時にアピールするポイントを紹介します。
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(引用:ワークポート)
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1.クラウドエンジニア未経験からの転職難易度は?
クラウドエンジニアへの転職は、その人がもつ経験によって難易度が変わってきます。
今回は以下の3パターンに分けて紹介していきます。
エンジニア/インフラ経験あり
インフラ経験がすでにある方は、クラウドエンジニアへの転職は比較的容易です。
なぜなら、クラウドサービスを利用してできること、設定する内容が何かを理解さえすれば、ITインフラを構築することができるからです。
そのためには、クラウドサービスに関する知識をつける必要があります。
クラウドサービスの知識を身につけるには、各クラウドベンダーから公開されている資料や無料の試用版を利用するのがおすすめです。
- AWS:自宅で学ぼう!AWS 初学者向けの勉強方法 6ステップ!
- GCP:無料のセルフペース トレーニング
- Azure:Microsoft Learn
- Oracle Cloud:チュートリアル : Oracle Cloud Infrastructure を使ってみよう
自分でクラウドサービスを利用してITインフラを構築することで、スキルを身につけていきましょう。
エンジニア/インフラ経験なし
現職はエンジニアでも、インフラ経験がない場合、いきなりクラウドエンジニアになることは難しいです。
なぜなら、最低限ITインフラの知識がないと、クラウドサービスを利用して何ができるか、どう設定すればよいかがわからないからです。
そのため、まずは基本となるITインフラの知識を身につけることから始めましょう。
以下の知識を身につけておくことをおすすめします。
【最低限必要なインフラスキル】
- OS(特にLinux)に関する知識・スキル
- 仮想サーバーの構築・運用スキル
- ネットワークに関するスキル(ファイアウォール、負荷分散装置など)
- セキュリティに関するスキル
ITインフラスキルを伸ばすには、インフラエンジニアへの転職を目指すのも1つの手です。
転職の場合は即戦力として期待されるがゆえ、実務経験が重要視されるため、インフラ関連の資格を取得しただけだと、採用されることは難しい現状です。
インフラエンジニアとして2,3年実務経験を積んでから、クラウドエンジニアへ転職するというステップを踏むと、スムーズな転職もできるでしょう。
インフラエンジニアのなり方については、書き記事で詳しく解説しているのでご覧ください。
エンジニア経験なし
エンジニア経験がない場合、最初からクラウドエンジニアになることはほぼ不可能です。
インフラ経験がないエンジニアと同様、最低限のITインフラのスキルは求められる点は同じです。
しかし、それ以前にシステム開発プロジェクト全体の流れについての理解を身につけることも必要となります。
インフラエンジニアを目指せれば理想ではありますが、難しければまずプログラマーやテスターなど、何らかの形で開発プロジェクトに携わるところから目指すとよいでしょう。
2.クラウドエンジニア未経験で転職するなら知っておきたいこと
クラウドエンジニアに需要があることは分かっていても、実際の仕事内容や年収など知らないことがたくさんあるでしょう。
「クラウドエンジニアって、インフラエンジニアと何が違うの?」
「クラウドエンジニアの年収ってどのくらいなの?」
ここでは、そのような疑問の答えとなるクラウドエンジニアの実態について解説していきます。
仕事内容
まず、よく対比として出てくるインフラエンジニアとクラウドエンジニアの仕事内容を説明します。
インフラエンジニアは基本的にオンプレミスといって、自社が所有するデータセンターなどに、利用者の要望に合うようにサーバやネットワークなどのITインフラを構築する仕事です。
クラウドエンジニアはクラウドベンダーが提供するサービスを利用し、利用者の要望に沿ってITインフラを構築する仕事です。
上記がインフラエンジニアとクラウドエンジニアの仕事の差異となります。
より具体的に言うと、以下のような違いがあります。
インフラエンジニア | クラウドエンジニア | |
---|---|---|
構築対象 | オンプレミス (自社で用意したデータセンターなど) |
クラウドサービス上 |
機器準備・配線 | 自分たちで行う | クラウドベンダーが用意 |
ハードウェア障害 | 自分たちでメーカーに連絡し対応 | クラウドベンダーが対応 |
今回はクラウドエンジニアの仕事について説明します。
主な仕事内容は、大きく分けて下記の3点です。
1つずつ説明します。
①要件定義
要件定義とは、顧客の要望をヒアリングして、要件としてまとめたものです。
要望としてまとめるものは、たとえば以下のようなものがあります。
- 既存のシステムをクラウドに移行することで、どういう業務改善を行いたいのか
- 新規サービスをクラウド上に開発してどのように運用していきたいか
- 障害が発生した際、いつまでに復旧しなければならないか
これらの要件をとりまとめ、要件定義書を作成します。
要件定義はシステム構築の根本となるので、非常に重要な工程と言えます。
例えばクラウド移行案件であれば、顧客の「社内インフラをクラウドに移行して運用工数を減らしたい」といった要望や移行する目的、課題を明らかにしていきます。
②設計
設計では、要件定義で決められた要件を満たすためのクラウドサービスの選定および設定内容を決めていきます。
やみくもにクラウドサービスを利用しては、利用した分だけ費用がかさむため、必要な分だけをしっかり見積もって設計する必要があります。
また、クラウドサービスとはいえ障害が発生することもあるため、耐障害性を考慮した設計にしなければなりません。
例えば、クラウド移行案件であれば以下のような内容を設計していきます。
- 使用するサーバをどれくらい作成するのか
- ストレージの容量はどれくらい必要か
- トラフィックはどれくらい流れて、それに対応するネットワーク帯域はどうするか
- 障害時の待機系はどこに準備するか
③構築
構築では設計で決めた設定値をもとに設定作業を進めていきます。
具体的な業務としては、既にクラウドベンダーが用意している仮想サーバ、ストレージ、ネットワーク、データベースといったITインフラを組み合わせてシステムを作っていく工程になります。
システムの構築が完了したら、構築したITインフラが問題なく動作するかテストを行います。
例えばクラウド移行案件であれば、サーバやネットワークシステムを実際に設定値を入れて作成し、設計通りサーバが動作することや構築したネットワークの通信確認を行います。
オンプレミスと比べ、性能や耐障害性が下がることがないよう、要件をきちんと満たしているか確認することが大切です。
年収
給与動向を独自算出するコンテンツ「求人ボックス 給料ナビ」によると、クラウドエンジニアの平均年収は594万円とされています。
インフラエンジニアの平均年収は547万円となっており、約1割ほど高い金額です。
日本人の平均年収が約420万円前後と考えると、平均から見れば、クラウドエンジニアの収入は高いと言えます。
仕事で難しいところ
クラウドエンジニアはクラウドサービスを利用して仕事をするため、クラウドサービスのアップデートは常に注視しなければなりません。
毎日のように新しいサービスのリリースがあったり、既存のサービスのアップデートが発生しているため、情報のキャッチアップが大変です。
たとえば、クラウドプラットフォームベンダーの中でもトップシェアを誇るAWSでは、現在200を超えるサービスを提供しており、2020年には2,757回のサービスアップデートがありました。
AWSは世界中の顧客のリクエストをもとにサービスのアップデートや実装が行われているため、最先端の技術に携われる一方、日々変化する技術を習得していくことが難しいところといえるでしょう。
クラウドエンジニアに向いている人
クラウドエンジニアに向いている人の特徴について一例ではありますが、ここでは3つピックアップしました。
これからクラウドエンジニアを目指そうと考えている人は、仕事内容とご自身の性格を照らし合わせて、参考にしてください。
最新情報をキャッチアップできる人
最新情報を自ら取りにいく姿勢をもつことが、クラウドエンジニアには大切です。
クラウドサービスは日々新しいサービスが出てきたり、既存のサービスに改良が加えられます。
そのため、技術に対して興味や関心を持ち、進んで勉強したり、セミナーに参加するなど自己研鑽をして行く必要があります。
そのような取り組みを苦に感じない人は、クラウドエンジニアに向いているといえるでしょう。
緻密な作業を苦にしない人
クラウドエンジニアに限らずインフラエンジニアにも言えることですが、ITインフラには細かな設定が求められます。
1つ1つ設定の意味を考えながら設定していかなければ、誤った設定が大きな問題を引き起こすことにもなりかねません。
よくある事例の1つが、うっかり設定ミスによる情報漏洩のインシデントです。
このような設定ミスを引き起こさないためにも、クラウドエンジニアは緻密な作業が求められます。
そのような作業を苦にしない人は、クラウドエンジニアに向いているといえます。
コミュニケーション力がある人
クラウドエンジニアはコミュニケーション力が求められます。
先ほどご紹介した仕事内容の中でも、様々な人とコミュニケーションをとらなければなりません。
- 要件定義:顧客とのコミュニケーション
- 設計:アプリ開発者とのコミュニケーション
- 構築:クラウドベンダーとのコミュニケーション
これらのコミュニケーションを行っていく中で、認識齟齬を極力排除していくためにも、相手に伝わるコミュニケーション能力を持つことが大切です。
コミュニケーション能力に自信がある人は、クラウドエンジニアに向いているといえます。
3.未経験からクラウドエンジニアになるために必要なスキル
未経験からクラウドエンジニアになるためには、大きく分けて技術スキルとヒューマンスキルの両方が必要となります。
それぞれ解説していきます。
技術スキル
サーバの知見
クラウドエンジニアとして働くためにはサーバの知見が必要です。
サーバと言っても、以下のようにたくさんの種類があります。
- Webサーバ:Webサイト、ブログなどを表示する
- DNSサーバ:IPアドレスとドメインを結びつける
- データベースサーバ:データベース上にあるデータを送り返す
上記のようなサーバの仕組みを理解しておくことが必要となります。
クラウドエンジニアになるために、上記のようなサーバの設計、構築経験が求められます。
ネットワークの知見
上述したサーバの知見に加え、ネットワークの知見も必要です。
サーバ同士を繋いで顧客にサービスを提供するためには、ネットワークが繋がっていないといけません。
通信ができなくなってしまい、サービスを利用できない場合は、ネットワークの経路のどこかで問題が発生している可能性があります。
そういったネットワークにおける問題を特定、原因分析するためにネットワークの基礎知識が必要になります。
ヒューマンスキル
クラウドエンジニアは技術的なスキルだけでは務まりません。
実務ではヒューマンスキルも技術と同じくらい必要になります。
そこでクラウドエンジニアにとって、必要となるヒューマンスキルを紹介します。
コミュニケーション力
実務では顧客から要件をヒアリングしたり、オンプレミスからクラウドへ移行する案件でサービスの提案をしたりなど、人とコミュニケーションを取る機会が多いです。
顧客との折衝や関係各所との調整業務を進めていく必要のあるクラウドエンジニアの仕事に、コミュニケーション力は欠かせません。
論理的思考力
クラウドエンジニアの仕事は論理的思考力が欠かせません。
複雑な要件から導入するシステムを設計、仕様を決定していくためには、論理的思考は必要になります。
例えば、システムが拡張していく可能性がある場合、設定値を余裕を持たせて設計しようなど、AだからBといった論理を通して仕事を進めていく必要があります。
4.クラウドエンジニア未経験から転職するためにやるべきこと
未経験からクラウドエンジニアに転職するために経験別でやるべきことをまとめました。
過去の経験ごとに転職の面接でアピールすることが異なるので、ぜひ参考にして下さい。
インフラ経験あり
インフラ経験がある方は、クラウド技術の勉強、資格取得をしましょう。
具体的にはAmazon(AWS)、Microsoft(Azure)、Google(GCP)といった大手クラウドベンダーの技術、資格をどれか1つに絞って勉強することがおすすめです。
一部のベンダーでは、期間限定でプラットフォーム(土台となる環境)、製品、サービスを無料体験できるサービスを提供しています。
また、各社ともクラウドサービスを学ぶための勉強方法を公開しています。
- AWS:自宅で学ぼう!AWS 初学者向けの勉強方法 6ステップ!
- GCP:無料のセルフペース トレーニング
- Azure:Microsoft Learn
- Oracle Cloud:チュートリアル : Oracle Cloud Infrastructure を使ってみよう
上記の各クラウドベンダーから公開されている情報をもとに、実際に触って勉強すると良いでしょう。
転職面接でアピールすべきこと
- インフラエンジニアで担当した業務実績
(上流工程の担当経験、案件のリーダー経験、大規模案件の担当経験など) - クラウド技術を勉強していることのアピール
(資格を取得していればそのアピール)
インフラ経験なし
実績ベースで結果が決まる転職活動では、実務経験がない場合、いきなりクラウドエンジニアに転職することは難しいです。
そのため、エンジニア経験がない人やエンジニア経験があっても、インフラ経験ない人がクラウドエンジニアを目指すならば、以下のステップを踏むことが必要です。
【クラウドエンジニアを目指すステップ】
- インフラ技術を勉強する(3カ月~1年)
- インフラエンジニアへ転職する(実務経験を2~3年積む)
- クラウドエンジニアへ転職する
インフラの勉強が完了したら、インフラエンジニアに転身するために転職活動をしましょう。
インフラ経験のない人が転職の面接を受ける際にアピールすべきことを以下の通り、まとめましたので参考にして下さい。
転職面接でアピールすべきこと
- 現職のエンジニアで持っているスキル
- インフラエンジニアになるために取得した資格
- 過去のエンジニアの業務で培ってきた経験をどう生かしていけるか?
- 現職のエンジニアで担当した業務実績(上流工程、案件のリーダー経験など)
エンジニア経験なし
エンジニア経験のない人もインフラ経験がない人と同じステップでクラウドエンジニアを目指す必要があります。
インフラ経験がない人と比べて、エンジニア経験がない人はITに関する基礎知識がないため、インフラ技術に関する習得するのに時間が掛かります。
半年~1年以上掛かる長期戦だと思い、覚悟して臨む必要があります。
エンジニア経験がない人がインフラエンジニアの面接を受験するにあたって、アピールすべきことは以下の通りです。
転職面接でアピールすべきこと
- 現在、勉強している技術
- インフラエンジニアになるために取得した資格
- 過去の仕事でインフラエンジニアの業務で活かせる経験(現職で成果を出した経験、リーダーとしてチームをまとめた経験)
5.未経験からクラウドエンジニアに転職するなら転職エージェントに相談しよう
独学での勉強や資格取得がある程度できたら、転職活動をスタートしましょう。
「転職しようと思ったけど、経験が少ないから不安…」といった方におすすめする転職エージェントを3つ紹介します。
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【転職エージェントは複数利用がおすすめ】
転職エージェントはそれぞれ保有している求人が異なるため、気になったエージェントは全て登録しておくのがおすすめです。
大手転職サイト「リクナビNEXT」によると、転職成功者は平均4.2社のエージェントを併用しています。
つまり、本気で転職成功したいなら転職エージェントは3〜4社同時に登録しておいた方がいいということです。
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なるべく多くのエージェントで情報収集をして、失敗を防ぎましょう。
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(引用:ワークポート)
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「未経験の業種、職種へ挑戦したい」という場合、他の転職エージェントでは、 実務経験がない場合は、なかなか求人の紹介がされないケースがあります。
ただ、ワークポートでは、業界への知識が深いアドバイザーがいるため、 未経験の方に対しても積極的に求人紹介を行っています。
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詳しい解説は以下を確認してください。 「ワークポートの評判・口コミは良い悪い?登録前の全注意点も解説」 |
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(引用:doda)
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6.未経験からクラウドエンジニアに転職するための勉強法
未経験からクラウドエンジニアに転職するために勉強は必須です。
具体的にどんな勉強方法があるのか、実例を挙げて紹介します。
資格の勉強をする
実務経験がない中で、現場で活躍できる見込みをアピールする方法としては、実務に関連する資格を取得することが効果的です。
実務経験がなくても、クラウドやインフラに関する資格を持っていれば、エンジニアとして最低限の知識を持った状態で現場に入ることができます。
クラウドエンジニア、インフラエンジニアになるために資格を取得したという事実は、転職する上での努力を具体的な結果を持ってアピールすることができます。
エンジニア経験なし・インフラ経験なしの場合とインフラ経験ありの場合で取得を目指す資格は変わるので、それぞれ必要な資格をまとめました。
エンジニア経験なし・インフラ経験なし
- CCNA
- LPIC Level1,2
インフラ経験あり
- AWS認定
- GCP (GoogleCloudCertified)
- Microsoft Azure認定試験
書籍で学ぶ
未経験からインフラやクラウドの基礎を学ぶためには書籍を使うといいでしょう。
書籍といっても文章だけの堅苦しいものではなく、図解や解説が詳しくされているものが未経験者にとってはおすすめです。
ネットワーク、サーバ、クラウドの各分野で勉強する際に最適な書籍をまとめましたので、ご紹介します。
ネットワーク
マスタリングTCP/IP 入門編
3分間ネットワーク基礎講座
サーバ
イラスト図解式 この一冊で全部わかるサーバーの基本
ゼロからはじめるLinuxサーバー構築・運用ガイド 動かしながら学ぶWebサーバーの作り方
クラウド
AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー
Azure定番システム設計・実装・運用ガイド オンプレミス資産をクラウド化するためのベストプラクティス (マイクロソフト関連書)
Google Cloudではじめる実践データエンジニアリング入門[業務で使えるデータ基盤構築]
学習サイトで勉強する
「スクールに通うための予算がなく、独学する上でのモチベーションが続かない…」といった方は学習サイトで勉強することをおすすめします。
学習サイトの中でもUdemyがおすすめです。
IT未経験で学習するなら「Udemy(ユーデミー)」
(引用:Udemy)
Udemyは、ベネッセが運営するオンライン動画学習サイトです。
Udemyは初学者向けの講座が豊富で、インフラやクラウドの分野に関する講座もあります。
Udemyは、以下の3つの特徴があります。
【Udemyの特徴】
- 100,000を超える豊富なレッスン。プログラミングからインフラまで多数
- 無料のものもあり。有料はセールで大幅割引される場合も
- すべてのコースに30日間返金保証つき
AWS,GCP,Azureといった各ベンダーのサービスが初心者でも学べる講座があるので、ベンダーが無料で提供している試用版と合わせて手を動かしながら勉強すると習得も早まるでしょう。
運営会社 | 株式会社ベネッセ |
---|---|
対象地域 | 全国どこでも |
年齢制限 | なし |
受講形態 | オンラインのみ |
勉強時間の目安 | 1コース1時間~ |
学べるクラウド | AWS,GCP,Azure |
料金(税別) |
1,200円~ |
公式サイト | https://www.udemy.com/ |
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勉強会に参加する
「お金は掛けたくないけど、誰かに教えて欲しい…」そういった人は勉強会に参加しましょう。
最近は無料のオンラインセミナーもあるので、「地方住みだからセミナーに行けない…」と思っていた方も気にせず参加できます。
具体的には以下のようなサイトで自分が学びたいと考えている分野を検索して、参加申し込みをしてみるとよいでしょう。
スクールに通う
「独学だとモチベーション管理が難しい…」と思う人は、スクールに通ってみるといいです。
独学だと分からないことがあった時にすぐに質問できず、同じことでずっと躓き、悩み続けることもあります。
その時にすぐにメンターや講師に質問をして、問題解決ができれば、勉強のスピードアップができたり、モチベーションダウンを防ぐことができます。
数あるスクールの中でも、特に「Raise Tech(レイズテック)」はおすすめです。
「Raise Tech」
引用:「RaiseTech」
RaiseTechは、最速でプロを目指す人のためのエンジニアリングスクールです。
環境構築だけでなく、より現場に近い技術を身につけた「AWSエンジニア」を目指す方におすすめです。
講師は現役エンジニアであり、現場で実際に使える技術を学ぶことができます。
クラウドエンジニアにとって嬉しい特徴として、以下の3つが挙げられます。
【Raise Techの特徴】
- AWSに特化した学習コース「AWSフルコース」がある
- インフラ環境構築だけでなく、コード化、自動化といった現場の技術も学べる
- Webアプリケーション(Ruby on Rails)も一緒に学べる
また、RaiseTechでは2週間の体験期間もあり、期間内であれば全額返金保証がついています。
運営会社 | 株式会社RaiseTech |
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対象地域 | 全国どこでも |
年齢制限 | なし |
受講形態 | オンラインのみ |
勉強時間の目安 | 200~300時間 |
学べる言語 | AWS |
料金(税込) |
AWS フルコース:346.500円 AWS 自動化コース:207,900円 |
公式サイト | https://raise-tech.net/ |
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その他のスクールも検討したい方は転職・就職支援におすすめのプログラミングスクール4選!コースの特徴から評判・口コミまでをご覧ください。
まとめ
未経験からクラウドエンジニアに転職するためには過去の経験によって難易度が異なります。
簡単にまとめると以下の通りです。
- 【インフラ経験あり】
クラウドサービスに関する理解が必要 - 【インフラ/エンジニア経験なし】
インフラエンジニアで実務経験を積む必要がある
インフラ経験のある方はインフラエンジニアとして実務経験を積んできた実績をもとにアピールをすれば、十分転職は可能です。
インフラエンジニアとして培ったサーバ、ネットワーク、データベースの設計、構築、運用の経験はクラウドエンジニアになっても直接活きるからです。
インフラエンジニア経験がない方、エンジニア経験がない方は、まずはインフラエンジニアとして実務経験を2~3年積むといいでしょう。
即戦力採用が前提となる転職活動では特に実務経験が見られるので、未経験からクラウドエンジニアになることは難しいです。
「経験が浅い中での転職は不安…」と感じられる方は転職エージェントに相談することで、転職の成功率が上がります。
今回紹介した転職エージェントは次の通りです。
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「クラウドエンジニアになりたい!」という意思をお持ちの方は、ぜひ本記事を参考に転職活動を成功させてください。