最終更新日:2021/03/01
ITエンジニアの中でも、ややハードウェア寄りの知識が求められる、組み込みエンジニア。
そんな組み込みエンジニアに転職したいと思っても、以下のような疑問が出てくるのではないでしょうか?
「将来性はあるの?」
「Web開発やシステム開発経験があるけど、組み込みエンジニアでも通用するの?」
この記事では上記のような疑問を解消するために、組み込みエンジニアの将来性や必要スキルについて解説します。
組み込みエンジニアの将来性が気になって転職を迷っている方は、この記事を読めば不安が解消できます。
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(引用:ワークポート)
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1.将来性はある?組み込みエンジニアの転職動向
組み込みエンジニアは、ITエンジニア全体で見ても、非常にニーズが高い職種です。
やや情報が古いですが、大手人材会社『リクルートキャリア』の調査によると、組込・制御ソフトウェア開発エンジニアの求人倍率は4.00倍(2018年12月)と発表されています。
しかし、2020年からは新型コロナウィルス感染症の影響で、求人数も変わってきています。
エンジニア採用動向を発信する「type」の「エンジニア新規求人倍率推移」をみると、2020年4月には2.4倍まで落ち、そこから徐々に持ち直しているのがわかります。
(引用:type|2021年2月時点)
ITエンジニア全体でこれほどの変化がありますが、組み込みエンジニアはどうでしょう。
落ち込みが激しい2020年2月~6月の「type」求人掲載件数の組み込みエンジニアの推移(青線)を見てみると、求人数が落ち込んだ時期であっても、組み込みエンジニアは、他のITエンジニアよりも掲載件数が多く、ニーズが高いことがわかります。
※2020年2月4日~2月10日の求人件数を「1」とした場合 (引用:type|2021年2月時点)
この章では、そんな組み込みエンジニアの転職動向について解説していきます。
組み込みエンジニアは将来性がある
数あるITエンジニア職の中でも、組み込みエンジニアは特に将来性がある職種です。
なぜなら、IoTやAI(人工知能)技術の発展により、組み込みエンジニアの需要が伸びているからです。
IoTやAI技術が使われている例として、以下のようなものがあります。
【IoTやAI技術が使われている物の例】
- 自動運転技術
- スマートフォンの指紋認証や顔認証機能
- 外出先から遠隔で操作できる家電製品(テレビ録画や、エアコンなど)
上記のような機能や製品を実現するためには、組み込みエンジニアの存在が必要不可欠です。
IoTやAIの技術は、医療や製造業などの分野でも活用されており、今後も需要が増えていくでしょう。
加えて、IT業界全体で言われてもいますが、組み込みエンジニアも人材不足が影響しています。
組み込みソフト屋さんはやはりどの会社でも不足してるのな〜
転職したてだけども重宝されてる感がある。— いえなが@冬キャンプしたい₍₍⁽⁽⛺₎₎⁾⁾ ₍₍⁽⁽🍄₎₎⁾⁾婚活中 (@ienaga045) February 3, 2021
今後もこの状況が続くことが言われており、組み込みエンジニアは将来性が高いのです。
20代・30代のニーズが拡大
組み込みエンジニアを求めている企業が多い中、特に20代・30代のニーズが拡大しています。
その理由は、現役の組み込みエンジニアは40代~50代が多く、若手エンジニアが不足しているからです。
若手エンジニアが不足する理由は、以下のようなことが考えられます。
【組み込みエンジニアに若手が不足する理由】
- クラウドやWebサービスなど、Web系エンジニアに若手が流れていく
- 組み込みエンジニアが求めるスキルは習得に時間がかかる
例えば、こちらの求人では40代・50代が9割を占めています。
(引用:リクナビNEXT|2021年2月時点)
組み込みエンジニア業界では若手の転職者が少ないので、20代・30代の転職者は歓迎される傾向が強いのです。
組み込みエンジニアの平均年収
経済産業省の調査によると、組み込みエンジニアの平均年収は603万円です。
組み込みエンジニアはニーズが高く、求められる技術の幅も広いので、ITエンジニアの中でも高水準の平均年収となっています。
参考までに、組み込みエンジニア以外の平均年収もまとめました。
職種 | 平均年収 |
---|---|
組み込みエンジニア | 603.9万円 |
顧客向けシステムの開発エンジニア | 593.7万円 |
ソフトウェア開発エンジニア | 568.5万円 |
(引用:IT関連産業の給与等に関する実態調査結果|経済産業省|平成29年8月21日)
組み込みエンジニアとソフトウェア開発のエンジニアを比べると、約35万円の差があります。
そのため、現在ソフトウェア系のエンジニアとして働いている方は、組み込みエンジニアに転職することで年収アップできる可能性もあります。
組み込みエンジニアのキャリアパス
組み込みエンジニアの一般的なキャリアパスは、以下の通りです。
ITエンジニアとしての経験がない場合は、テスターやデバッガーからスタートすることがほとんどです。
一方で、Webやアプリケーションなど、何らかの開発経験やプログラミングスキルがある場合は、プログラマからスタートするケースもあります。
なお、組み込みエンジニアとIoTエンジニアは以下のような違いがあります。
組み込みエンジニア:家電や自動車などの機器に搭載する制御システムを開発する
IoTエンジニア:GPSなどのセンサーを使って情報を収集、インターネットを介して情報を繋げるシステムを開発する
どちらもハードウェアのスキルが必要であり、両方できるようになると仕事の幅が広がります。
他にも、各エンジニアのキャリアパスを詳しく知りたい方は、以下の記事もご参考ください。
2.どんな経験やスキルがあれば組み込みエンジニアに転職できる?
組み込みエンジニアは求人倍率が高く、売り手市場といえます。
しかし転職時には、相応の経験やスキルが求められます。
まずは組み込みエンジニア転職に必要とされる、技術的なスキルについて見ていきましょう。
C言語やJavaでの開発経験
組み込みエンジニアとして働くには、プログラミング言語の知識が必須です。
一般社団法人「組込みシステム技術協会」が実施したアンケートによると、新入社員に求める言語スキルは以下のとおりです。
(引用:新卒社員に求める組込み技術知識と人物像調査報告書|組込みシステム技術協会|2019年度版)
組み込みシステムの開発に使われる言語はさまざまですが、その中でもC言語、C++、Javaの開発経験があると転職に有利になるでしょう。
Web系エンジニアだとPHPやRubyがよく使われますが、組み込みシステム開発ではC言語が最もよく使われます。
その理由は以下です。
【C言語が組み込みシステム開発に好まれる理由】
- コードが軽く、処理速度も速いのでリアルタイム処理が要求される組み込みに最適
- ハードウェアの制御はC言語が使われることが多い
- 過去の開発資産を流用することができる
組み込みシステムの開発にはPythonが使われることもありますが、上記の図を見るとC言語やJavaの求人数が多いことがわかります。
以下のように、実際の求人を見てもC系の言語やJavaが書かれているため、C言語やJavaの開発経験があると転職に有利と言えるでしょう。
(引用:リクナビNEXT|2021年2月時点)
また筆者の経験では、今回のアンケート結果には出ていませんが「アセンブラ言語」ができると、なお有利です。
学習が難しい言語ですが、ハードウェア制御に用いられ、スタートアップ・ルーチンなど一部の処理ではアセンブラ言語が使われることがあります。
組み込みエンジニアを目指すなら、知っておいて損はない言語です。
組み込みOSの使用経験
組み込みエンジニアになるには、組み込みOSの知識も必要です。
中でも組み込みOSとして高いシェアを誇る、「Linux(リナックス)」や「TRON(トロン)」の使用経験があるとよいでしょう。
一般社団法人「組込みシステム技術協会」実施のアンケートによる「新卒社員に求めるOS知識」は以下のとおりです。
(引用:新卒社員に求める組込み技術知識と人物像調査報告書|組込みシステム技術協会|2019年度版)
上記OSは、実際に電子レンジや炊飯器など、多くの家電・電子機器の制御に使われています。
「LinuxとTRONどちらの使用経験もない」という方は、無償で利用できるLinuxを勉強することをおすすめします。
【組み込みOSとは?】
組み込みOSとは、家電や自動車、その他電子機器に組み込まれているシステムを制御するためのOSを指します。
パソコンに「Windows」や「Mac」といったOSがあるように、複雑な処理を行う電子機器を制御するためには、組み込みOSが必要になります。
ハードウェアの知識
他のITエンジニア以上に、組み込みエンジニアで特に重要な知識が「ハードウェアの知識」です。
ハードウェアと聞くと、CPUやメモリをイメージするかもしれませんが、組み込みエンジニアの場合は回路の知識が求められます。
一般社団法人「組込みシステム技術協会」実施のアンケートによる「ハードウェア知識」は以下のとおりです。
(引用:新卒社員に求める組込み技術知識と人物像調査報告書|組込みシステム技術協会|2019年度版)
組み込み開発ではハードウェアの知識が必要不可欠であり、上記知識はいずれも80%以上でプラスになると回答されています。
特に「回路図が読める」ことは転職に大変有利になります。
Web系エンジニアやシステムエンジニアといった、組み込み以外の開発経験をもつエンジニアは、ハードウェアの知識を身につけることから始めましょう。
初心者でも学べる書籍があるので、参考にしてみてください。
3.技術以外に必要な力は?
他のITエンジニアと同様、組み込みエンジニアもシステム開発は1人で行うわけではありません。
そのため、技術以外にも必要なスキルがあります。
組み込みエンジニアに転職するには、以下のようなスキルが求められます。
それぞれ見ていきましょう。
コミュニケーション能力
組み込みエンジニアは1人ではなく、チームで開発することがほとんどです。
そのため、業務を円滑に進めるためのコミュニケーション能力が求められます。
テスターやプログラマとして働く場合は、1人で作業するというイメージを持たれる方もいますが、そうではありません。
不具合が発生した場合や、設計が不明確な場合はSEに問い合わせる必要があるため、コミュニケーションは必ず発生します。
特に将来的にSEやプロジェクトマネージャ-を目指している方であれば、コミュニケーション能力は必須と言えるでしょう。
柔軟性
組み込みエンジニアには将来性がある分、さまざまな変化に対応できる柔軟性が求められます。
IT業界はトレンドや顧客ニーズの移り変わりが激しく、それらの変化に対応していく必要があるからです。
たとえば、最近ではカーナビや電化製品にAIや通信機能が備わり、高機能化しています。
これらを制御するシステムを開発するためには、そのための知識やスキルが必要です。
今後もIoT化やAIの発達が進んだように、ますます新しい技術や製品が生まれてくるでしょう。
そのため、企業側も柔軟性のある人材を求めているのです。
英語力
使用する部品や機械が海外メーカーから取り寄せとなった場合、必要な情報が英語で書かれているケースが少なくありません。
そのため、最低限英語の読解力は求められます。
また、海外の自社工場や海外メーカーと直接コミュニケーションが必要な場合も、英語力が必要です。
ある程度英語力があると、企業によっては転職で大いに有利となります。
4.組み込みエンジニアに転職するには
筆者が思う組み込みエンジニアの魅力の1つは、物理的に機器が動作した結果を確認できるという点です。
たとえば、筆者はカードを読み書きできる機械を使って、お店で使用するポイントカードに、利用履歴やポイントを印字するソフトウェアを開発したことがあります。
開発したソフトウェアでカード印字の機械を動かし、想定通りに印字したカードを見たときは、大きな喜びがありました。
Webサイトやプログラムなど、画面上で結果をみるものとは異なり、機械を自分で動かしている点は他とは違った面白さがあります。
このように、組み込みエンジニアは他のITエンジニアとは異なる点がいくつかあります。
ここでは、組み込みエンジニアに転職するためのポイントを3つ解説していきましょう。
ポイント1.「組み込みエンジニアとはなにか」を理解しておく
システムエンジニアと組み込みエンジニアの大きな違いとして、以下の点があげられます。
【システムエンジニアと組み込みエンジニアの違い】
- システムエンジニアはPCやサーバーなどの汎用機器で動作するシステムを開発する
- 組み込みエンジニアは特定用途向けに動作するシステムを開発する
ハードウェアの知識が必要と聞くと、CPUやメモリをイメージするかもしれませんが、組み込みエンジニアの場合は異なります。
組み込みエンジニアが開発するシステムは主に家電製品(洗濯機、炊飯器、電子レンジなど)で動作するものであり、PCとは異なる部品が使用されています。
たとえば、冷蔵庫や洗濯機についている液晶パネルや入力ボタン、電子レンジでは温度センサーなどです。
組み込みエンジニアは、これらの部品の特徴をよく理解したうえで組み込みシステムを開発しなければなりません。
そのため、組み込みエンジニアはPCとは異なるハードウェアの知識が求められるのです。
組み込み系ってなんだかんだでハードウェアを理解してた方がいいと思うからなんだかんだでハードウェアの勉強しちゃう
— いおっす@skeb開設予定 (@nFT8elSFywys0Ny) November 17, 2020
システムエンジニアについては、下記記事も参考にしてください。
ポイント2.品質管理や期限など、制約が厳しいことを理解する
PCソフトやスマートフォンアプリでは、リリース後にパッチが公開されたり、アップデートするのを目にしたことがある人も多いでしょう。
しかし組み込みシステムだと、インターネットにつながらない製品はシステムの更新ができないため、徹底した品質管理を求められます。
システムに不具合があり、商品に異常があったとなれば、商品の販売停止や、リコールにつながります。
たとえば、車の制御システムで不具合が発覚し、ブレーキやアクセルが正常に動かない場合があるとなると、大問題に発展します。
このようなことを防ぐために、通常のシステム開発とは異なり、様々な制約があることを理解しておくことが必要です。
アプリ系…スピードが品質、トライアンドエラーでとりあえず動くものを作る、バグがあればリリースしてから直せばいい
組み込み系…できる限り不具合のない状態でリリースしなきゃならない、設計とテストがとにかく大事、「なんかよくわからないけど動く」はNG
— しぷ (@shibupoz) January 29, 2021
ポイント3.転職エージェントを利用する
「組み込み開発の業界はよくわからない」
Web系やシステム開発とは異なる分野なので、そのように悩む方もおられるのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのが、転職エージェントの利用です。
転職エージェントを利用すれば、業界に詳しいアドバイザーが求人を探してくれます。
求人探し以外にも、以下のようなサービスが受けられます。
【転職エージェントで受けられるサービス】
- キャリアの棚卸し
- 応募書類の添削
- 面接対策
- 企業とのやり取り(応募、日程調整)
上記のサービスが無料で受けられるので「仕事が忙しい」「面接が不安」という方には、転職エージェントの利用をおすすめします。
5.組み込みエンジニアにおすすめの転職エージェント3社
転職エージェントは複数あるので「どこを利用すればいいのかわからない」という方もいらっしゃるでしょう。
利用する転職エージェントは1つに絞る必要はありません。
費用もかかりませんので、自分に合う転職エージェントを利用するとよいでしょう。
そこで、ここでは組み込みエンジニア転職におすすめの転職エージェントを、3つご紹介します。
ワークポート |
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レバテックキャリア |
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マイナビITエージェント |
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【転職エージェントは複数利用がおすすめ】
転職エージェントはそれぞれ保有している求人が異なるため、気になったエージェントは全て登録しておくのがおすすめです。
大手転職サイト「リクナビNEXT」によると、転職成功者は平均4.2社のエージェントを併用しています。
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なるべく多くのエージェントで情報収集をして、失敗を防ぎましょう。
経験に不安があるなら「ワークポート」
(引用:ワークポート)
ワークポートは、IT・Web系の転職支援が得意な転職エージェントです。
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サポートは業界に特化したアドバイザーが行うため、安心してサポートを受けることが可能です。
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年収アップを狙うなら「レバテックキャリア」
(引用:レバテックキャリア)
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6.未経験でも組み込みエンジニアに転職したい人へ
組み込みエンジニアとして働くには、幅広い知識が必要となるため「未経験からの転職は不安」と感じている方も多いでしょう。
ここでは、未経験から組み込みエンジニアに転職する際の不安を解消していきます。
Q1.未経験でも転職できる?
A.未経験でも組み込みエンジニアに転職できます。
組み込みエンジニアの人材は不足しているので、未経験者であっても受け入れている企業が多いです。
また、以下のように未経験者向けの研修を行っている企業も多いので「仕事についていけるか不安」という方でも安心できます。
(引用:リクナビNEXT|2021年2月時点)
未経験から転職できるとはいえ、事前に押さえおくべき情報があります。
後悔しない転職をするためにも、以下の記事もご参照ください。
Q2.組み込みエンジニアの勉強ができるサービスは?
A.組み込みエンジニアの勉強をしたいなら、組み込みエンジニア向けのコースがあるKENスクールがおすすめです。
(引用:KENスクール )
KENスクールでは、個別指導、フリータイム制で働きながら学べるのが特徴です。
ここでは、他のスクールではみられない「組込みに特化したプログラミング」を学ぶことができます。
コースは複数ありますが、組み込みエンジニアを目指すのであれば、C言語が学べる「組込みCプログラマー養成コース」がよいでしょう。
プログラミング言語だけでなく、ハードウェア制御のスキルも身につけることができます。
運営会社 | 株式会社シンクスバンク |
---|---|
対象地域 | 東京・横浜・名古屋・大阪・札幌 |
受講形態 | 通学のみ |
料金(税別) |
(※その他のコースも用意されています) |
公式サイト | https://www.kenschool.jp/ |
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その他のスクールも検討したい方はエンジニアにおすすめのプログラミングスクールTOP7!オンラインで気軽に学ぶならどこ?をご覧ください。
Q3.取得しておくと有利な資格は?
A.取得しておくと有利な資格は、ETEC(組み込み技術者試験制度)です。
ETECは「一般社団法人組み込みシステム技術協会」が実施している資格試験です。
一般的な資格試験のように合格・不合格での判定ではなく、正解した問題数に応じてスコアが算出されます。
ETECをおすすめする理由は、以下の2つです。
- 初心者でも挑戦しやすい
- 組み込みエンジニアとしての技術や知識の証明になる
組み込みエンジニアについて勉強するのであれば、ETECにも挑戦して自分のスキルレベルを確認するとよいでしょう。
Q4.リモートワークで働ける?
A.組み込みエンジニアはリモートワークが難しいとされています。
なぜなら、実機がないと組み込み作業やテスト作業ができないからです。
コロナウイルスの影響で、
周りの社員の6割が在宅勤務。
でも、私のように組み込み系のエンジニアは、
ボードや測定器がないと仕事にならないから、会社に行かないといけない。
これ、組み込み系エンジニアの宿命ですね。#組み込みエンジニア #SE
— HARUYA (@selife5ex) April 3, 2020
そのため「リモートワークに憧れて組み込みエンジニアを目指している」という方は、リモートワークがしやすいWebエンジニアも検討してみましょう。
Q5.組み込みエンジニアの仕事は辛い?
A.参画するプロジェクトによっては、残業や休日出勤が発生します。
急な仕様変更や、納期前のトラブルが発生すると残業や休日出勤が発生するため、辛いと感じることもあるでしょう。
しかし、これは組み込みエンジニアだけでなく、ITエンジニア業界全体に言えることです。
最近では働き方改革に取り組む企業も増え、残業時間について見直されています。
「ITエンジニアの仕事が辛い」と言われる理由とその回避する方法について、詳しく知りたい方は以下のご参照ください。
Q6.文系でも組み込みエンジニアになれる?
A.文系でも組み込みエンジニアになれます。
文系で組み込みエンジニアを目指すなら学ぶべきことは多いですが、組み込みエンジニアになれないというわけではありません。
プログラミング言語やハードウェアなどの知識を学び、転職サイトや転職エージェントを利用すれば、組み込みエンジニアへの転職は可能です。
文系からITエンジニアになるのに不安を感じる方は、以下の記事をご参照ください。
まとめ
組み込みエンジニアは需要が高く、将来性がある職種です。
特に20代・30代といった若手のニーズが拡大しているため、組み込みエンジニアに転職するなら若いほうが有利となるでしょう。
また、組み込みエンジニアへ転職するために必要なスキルは、以下のとおりです。
【技術スキル】
- C言語やJavaでの開発経験
- 組み込みOSの使用経験
- ハードウェアの知識
【技術以外のスキル】
- コミュニケーション能力
- 柔軟性
- 英語力
転職活動に少しでも不安のある方は、無料で転職サポートが受けられる転職エージェントの利用がおすすめです。
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