最終更新日:2021/02/07
エンジニアに転職する方法が知りたいという方は多いのではないでしょうか?
未経験だけどエンジニアになりたい、転職したいけどどのサービスを使えばいいか分からないなどで悩む人も少なくありません。
本記事では未経験からエンジニアに転職する為の方法や転職の為の準備やサービスについて解説します。
転職の流れや方法を把握して是非希望の職種への第一歩を踏み出してください。
※キャリアチェンジの悩みは「ワークポート」に相談しよう!
(引用:ワークポート)
「未経験からエンジニアになりたい」なら、「ワークポート」の利用がおすすめです。
ワークポートはIT専門で、業界・実務未経験でも対応してくれる転職エージェント。
キャリアの相談から、希望にあった求人紹介など、様々なサポートを受けることができます。
完全無料で利用できるので、まずは気軽に登録してみましょう。
\スマホで簡単!3分以内で無料登録!/
気になる項目をクリック
1.未経験からエンジニアに転職するために最初にすべきこと
「未経験だけどエンジニアになりたい」
「テスターからサーバーエンジニアにステップアップしたい」
など転職する理由は様々です。こちらでは未経験からエンジニアに転職する為にすべきことについて解説します。
エンジニア業界の知識をつける
転職を考えるときに「自分がどんなエンジニアになりたいか?」を決めるにあたって、業界知識を身につけることは大切です。</p
エンジニアは「インフラ」「データベース」「プリセールス」などの職種とは別に以下のような業界があります。
- SIer:主に請負でシステム開発を行う会社。
- NIer:ネットワークやサーバーなどインフラをメインとする会社。
- ゲーム:ソーシャルゲームからPS4などのパッケージゲームなどを開発、販売する会社。
- コンサル:顧客へ業務効率やテレワークなどの提案をするコンサルタントが在籍する会社。
まずは上記の中でどの業界に進みたいのかを決めることから始めましょう。
業界知識を体系的に学びたい方は、こちらの書籍もおすすめです。
Webアプリを作ってみる
未経験でエンジニアに転職する為には、ポートフォリオ(成果物)の作成が必要です。ポートフォリオにはWebアプリがおすすめです。
未経験の方はWebアプリって何?と思うかも知れません。
Webアプリとは、皆さんが良く使っているfacebookやTwitterなどのSNSやAmazonや楽天市場などのECサイト(イーコマース)などはwebアプリの1つです。
自分のブログサイトを開設するという事であれば、以下の手順で作れます。
AWSとはクラウド上でサーバーを構築できるサービスで、初心者でも簡単にブログをはじめられるのでおすすめです。
- AWSの無料アカウントを作成し、インスタンスを立ち上げる
- AWS上にwordpressをインストールしてブログを作成
AWSについては「サーバエンジニアになりたいならLinuxサーバを構築してみる」でも解説していますので、併せて確認してください。
また、「自分で作ったアクセサリーを販売したい」という事であれば画面だけならHTMLとCSSという言語で作れます。
未経験者が応募先企業に、自分の成果をアピールする為に必要なポートフォリオは、ECサイトなら画面だけで十分です。
トップ画面と商品を表示する画面の2画面を作成しそれを遷移(画面を移動)させるモックアップを作成すれば良いです。
未経験でも画面は簡単に作れるという人であればjavaScriptやPythonなどの言語でロジックと呼ばれる動きのあるサイトを作ってください。
動きのある画面は難易度が高いので、さらにポートフォリオとしての評価が高くなります。
サーバエンジニアになりたいならLinuxサーバを構築してみる
サーバーとは簡単に言えばホームページのデータを保管する場所の事です。
サーバーには「Webサーバー」「メールサーバー」「プロキシサーバー」など色々な種類があります。
これらを構築して使えるようにしたり構築したサーバーが壊れた時の修復やメンテナンスをするのがサーバエンジニアです。
通常サーバーは有償ですが、Linuxはオープンソースなので無料で構築が可能です。
代表的なLinuxOSの種類として「sentOS」「ubuntu」「AmazonLinux」などがあります。
簡単にLinuxを構築する為には、まずは中古のPCを1台用意してください。
以下のサイトからCentOSをダウンロードしてDVDメディアに焼けば完成です。
あとはPCにDVDを挿入すればCentOSが利用できるようになります。
CentOSは中古のPCなど用意して構築する「オンプレミス型」と呼ばれるサーバーです。
それに対してPCなどが必要のないクラウドサーバーの構築でおすすめのサービスがAmazonLinuxです。
AmazonLinuxとはAmazon社が提供しているサービスで12ヶ月間の無料枠もあり未経験でも簡単にサーバーを構築できます。
実績を公開・アピールする
実績を公開すると、企業からスカウトが来る可能性があります。
採用担当者やエンジニアはWeb公開されている情報をかなりチェックしているためです。未経験で実績を公開するおすすめサービスは以下です。
2.未経験エンジニアにおすすめの転職先の特徴
「大手企業のエンジニアとしてバリバリ活躍したい」という方もいるかもしれませんが、未経験の場合はいきなり大手企業に転職するのは難しいです。
初めの転職先として未経験の方におすすめなのは、中小企業や小規模自社開発ベンチャーです。
ここでは、なぜこの2つがおすすめなのか解説します。
中小企業
- プライム(エンドユーザーから直で請け負う)案件が少ない
- 研修や指導が確立されていない会社が多く、スキルアップは個人にゆだねられる
- 客先常駐案件が多い
小規模自社開発ベンチャー
- 割と仕事がキツイ、時間外に勉強して当たり前、仕事が生活の中心という人が多い
- 社長が一人で立ち上げた(または複数人の仲間内)企業が多く、白いものでも社長が黒と言えば黒になる文化の会社もある
3.未経験でエンジニアに転職する方法
未経験でエンジニアに転職する方法として代表的な以下3点について解説します。
方法1.SNSを利用する
転職活動に有効なSNSは3つあります。
LinkedInやfacebookはエンジニアがプロダクトのコミュニティを主催しているケースがあります。
その場合コミュニティに参加したりDMを送る事でその主催者の会社にヘッドハンティングされることもあります。
また、Twitterは「#転職活動中」などのハッシュタグをつけておくと企業からスカウトが来る可能性もあります。
ただし、Twitterで転職活動すると、アカウントから転職活動をしていることがバレる可能性があるので、注意してください
方法2.派遣会社に登録する
派遣会社は登録制で登録しているスタッフに仕事を紹介してくれる会社です。
派遣契約は3ヵ月更新での勤務となる為、正社員より不安定ですが、エンジニアとしての実績を積む目的であれば問題ありません。
派遣会社は大小様々ですが、以下がエンジニアに特化している派遣会社です。
派遣契約には6ヶ月間は派遣で、7ヵ月目からはその企業に直接雇用される可能性のある「紹介予定派遣」という契約もあります。
方法3.転職エージェントに登録する
転職エージェントとは、求人を紹介してもらえたり、登録しておけばスカウトを受けられるなど、転職活動を有利に進めるサポートを提供している人材紹介会社のことです。
その他、書類添削や面接対策、年収などの条件交渉の代行などもしてもらえるので、転職成功率をアップすることが可能です。
不安が多い未経験からの転職には、ぜひとも利用したいサービスです。
次の章で、未経験からエンジニアに転職したい方におすすめのエージェントを紹介します。
4.未経験からエンジニアに転職したい人におすすめの転職エージェント
ここでは具体的に未経験からエンジニアに転職したい人におすすめのサービスを2つ紹介します。自分にあったサービスを選んでください。
ワークポート |
|
---|---|
ビズリーチ |
|
doda |
|
IT専門のアドバイザーに相談したいなら「ワークポート」
(引用:ワークポート)
ワークポートは、IT専門の転職エージェントの中では珍しく、未経験者のサポートにも対応している転職エージェントです。
ITに詳しいエージェントが在籍しているので、専門的な相談ができます。
対応スピードが速く、面談後すぐに求人を紹介してもらえることが多いので、出来るだけ早く転職したいという人におすすめです。
登録も簡単で、所属企業名や細かい住所などのを聞かれないので、気軽に登録できます。
「登録が面倒だから」という理由で転職エージェントの利用を先延ばしにされている方は、ワークポートなら簡単に登録できるので、ぜひ利用してみてください。
運営会社 | 株式会社ワークポート |
---|---|
公開求人数 | 約34,200件 (2021年2月時点) |
非公開求人数 |
非公開 |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://www.workport.co.jp/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「【未経験OK!】ワークポートの評判・口コミと登録前の注意点を解説!」 |
\スマホで簡単!3分以内で無料登録!/
好条件の求人を探すなら「ビズリーチ」
(引用:ビズリーチ)
未経験から転職先を探すなら、スカウト型転職サイト「ビズリーチ」もおすすめです。
ビズリーチは、高年収の求人が幅広く掲載されており、中でもIT・エンジニア系は、大手から伸び盛りのベンチャーまで優良企業が充実しています。
また、登録しておくだけで、優秀なヘッドハンターから希望にマッチした求人のスカウトを受け取れます。
スカウトの中から希望にマッチした求人が見つかれば、ヘッドハンターに書類作成や面接日の調整をサポートしてもらいながら、有利に転職活動を進めることが可能です。
登録は無料で行えるので、まずは会員登録だけ済ませて、いつでも情報を掴める準備をしておきましょう。
※登録後にレジュメ登録をしっかり行うと、スカウトが届きやすくなります。
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
---|---|
公開求人数 | 約48,200件 (2021年2月時点) |
非公開求人数 |
非公開 |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 登録無料(一部有料3,278円〜5,478円) |
公式サイト | https://www.bizreach.jp/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「ビズリーチって実際どう?気になる悪い評判と注意点を解説」 |
\スマホで簡単!3分以内で無料登録!/
転職サイト&エージェントを使いたいなら「doda(デューダ)」
(引用:doda)
dodaは、パーソルキャリアが運営する国内第2位の大手転職サイト。
転職サイトとしてはもちろん、希望すれば転職エージェントとして使うこともできます。
未経験OKのエンジニア求人も数多く掲載されていますが、なんと言っても、担当の転職エージェントがついてくれるのが心強い特長です。
転職エージェントからは、履歴書の書き方や面接のアドバイスを受けたりと言ったサポートを受けることが出来るので、はじめての転職でも安心して活動することができます。
「はじめての転職で失敗しないか心配だ!」というあなたにおすすめの転職サイトです。
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
---|---|
公開求人数 | 約72,000件 (2021年2月時点) |
非公開求人数 |
非公開 |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://doda.jp/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「【2月最新】doda(デューダ)の悪い評判と利用前の全注意点」 |
\スマホで簡単!3分以内で無料登録!/
その他のエージェントも検討したい方は「IT転職エージェント未経験&経験者向けおすすめ10選!正しい選び方も解説」をご覧ください。
5.勉強しながら転職サポートを受けたいなら「TechAcademy(テックアカデミー)」
(引用:TechAcademy )
テックアカデミーはオンラインでプログラミングが学習できるサービスです。メンター制を取っていて、オンラインでもマンツーマンで学習出来る事がメリットです。
基本的には4週間プラン、8週間プラン、12週間プランなど有料ですが、おためし1週間のコースなども用意されています。
また、「エンジニア転職保証コース」ならば、現役エンジニアとキャリアカウンセラーが転職を支援してくれます。
プログラミングの勉強だけではなく、転職支援まで受けたいという方はぜひ利用してみてください
運営会社 | キラメックス株式会社 |
---|---|
対象地域 | 全国 |
受講形態 | オンラインのみ |
料金 |
(※その他のコースも用意されています) |
公式ページ | https://techacademy.jp/ |
詳しくは「テックアカデミーの解説記事」をご覧ください |
\スマホで簡単!3分以内で無料登録!/
その他のスクールも検討したい方はエンジニアにおすすめのプログラミングスクールTOP7!オンラインで気軽に学ぶならどこ?をご覧ください。
6.エンジニアに転職するまでの流れ
ここからは具体的にエンジニアに転職する為の流れを応募から面接終了までについて注意点などを解説します。
応募~書類選考まで
エンジニアに転職しようと決意したときにまず取り掛かる事は「応募する企業を探す」事と、「履歴書、職務経歴書を用意する」事です。それぞれについて解説します。
応募先の探し方
自分で応募先を探す時は「doda」などの転職サイトで未経験の求人を探しましょう。
もし希望の求人が見つからない場合は未経験の求人紹介に強い「ワークポート」を利用して、求人を紹介してもらうことをおすすめします。
応募書類記載の注意点
応募書類は履歴書と職務経歴書です。ここでは職務経歴書について解説します。職務経歴書は以下に注意して記載してください。
- 最新の職歴から順に記載
- 成果は数値根拠を記載。(高い評価を得たや顧客にご満足いただいた)などの主観的な記載のみはNG
- サマリー欄に自分で作ったWebアプリや技術ブログなどのURLを記載
書類選考から面接まで
書類選考を突破すると1次面接に進みます。
1回目は人事担当者、2回目は開発の責任者または上級SE、3回目は役員や社長など3回実施する企業が多いです。それぞれに対策が異なりますので以下で詳しく解説します。
面接対策をしっかりする
面接はフェーズによって対策が異なります。
【1次面接】
1次面接で採用担当者が必ず聞く質問は「退職理由」と「志望動機」です。
退職理由の本音は「上司と合わなかった」「給料が安かった」「ブラック企業だった」などと思いますが、面接時に伝えることはNGです。
未経験・異業種からの転職なら、キャリアチェンジしたくなった理由を前向きに説明しましょう。
例えば「前の職場で導入したシステムの便利さに感動して、自分も作る側になりたいと思ったから」など、ポジティブな理由にしましょう。
もしプログラミングの経験がない場合は、「2ヶ月前からスクールに通い、Javaの勉強を始めました」など、学習意欲を伝えると、面接官に対してやる気を見せることができます。
【2次面接】
エンジニアの面接は2次面接でほぼ決まります。なぜなら2次面接では実際の開発現場の責任者や上級SEが面接官である事が多いためです。
2次面接では自分で作ったWebアプリのアピールなどをすると良いです。
勉強中の言語、普段購読している技術ブログ、参加しているコミュニティなど未経験でもアピールするポイントはたくさんあります。
【最終面接】
最終面接は「社長面接」や「役員面接」などという場合もありますが、入社の意思確認です。
選考は済んでいいる事が多く1次・2次で話をした事と乖離が無いようにする事と入社したあとは自分はどう成長してどう会社に貢献するのか、ビジョンを語る場です。
ここでも自分本位で独りよがりな話をしない事が重要です。
書類選考に落ちてしまったら
応募先に書類を提出したあとは、すぐに2社目、3社目を探して応募するようにしましょう。
人事がきっちりしている会社であれば、「お見送り」メールが来ますが応募多数の場合は「書類選考通過者にのみ連絡する」という会社もあります。
書類選考の結果を待ってから次の応募だと決定までに時間がかかってしまうからです。
ワークポート のような転職エージェントであれば、1社だけではなく複数社の面接の予定を入れてくれるので、次の応募までの時間を短縮することができます。
面接当日
面接当日の注意点について解説します。
面接時の服装、持ち物
面接時の服装は基本的にはスーツです。秋冬はネクタイ着用が無難ですが、それ以外の季節ではノーネクタイでも合否に関係する事はほとんどありません。
5月頃からクールビズの会社が多いですが、面接時はジャケット着用で面接に臨んでください。
また、持ち物は「提出済の応募書類」「筆記用具」「腕時計」などです。
面接終了後
面接終了後は必ずその日にお礼メールを送りましょう。
インターネットの転職サイトでは「意気込みを記載」「今日の感想とやる気を!」のような事が書いていますが、時間を割いてくれたお礼程度で問題ありません。
6.エンジニアに転職する時の注意点
入社後に「こんな筈じゃなかった」と後悔しないための注意点について解説します。応募先を探す時や紹介会社との面談の時の参考にしてください。
大企業と中小企業では役割が違う
大企業ではプログラム(コード)を書かず、上流工程のみ行うというプロジェクトが多いです。
それは、エンドから1次請け、2次請けとどんどん下の協力会社へ再委託していくためです。
逆に言えば中小企業では製造フェーズ以降のみ担当する事が多く、なかなか設計や要件定義を担当出来ないというデメリットがあります。
客先常駐とは
「客先常駐」とは自社で請負契約として開発するのではなく、特定派遣やSES(System Engineering Service)などで契約先に常駐して作業をする事です。
客先常駐のメリットは様々な業種の顧客や、プロジェクトに携われることです。
一方、デメリットは「評価されにくい」事です。
常駐先の上司は業務上の上司であって、所属会社の上司ではないためです。
未経験で転職を考えている方は、メリット・デメリットをよく検討してください。
派遣エンジニアの注意点
派遣会社に登録して、エンジニアとしてのキャリアをスタートさせた場合には注意が必要です。
派遣契約は3ヵ月毎に契約更新があるため、案件が終わると次の案件を自分で探すか、派遣会社の営業に探してもらう事になります。
また、派遣契約で担当できる案件は下流(プログラムからテスト)が多く、スキルアップを望む事が難しくなります。
エンジニア=ブラックは間違い
昨今は働き方改革の影響で残業をさせない方針になっており、エンジニア=ブラックでは無くなっています。
もちろんシステムの納品前に一時的に残業が増えたり、システムを止めて作業をする場合は休日出勤があります。
休日出勤の代わりに代休を取らせる会社が多く近年のエンジニアはブラックとは程遠い働き方をしています。
まとめ
本記事では、未経験からエンジニアに転職する為の方法やおすすめのサービスについて解説しました。
未経験からエンジニアに転職するために最初にすべきことは、以下4点でした。
- エンジニア業界の知識をつける
- webアプリを作ってみる
- サーバエンジニアになりたいならLinuxサーバを構築してみる
- 実績を公開・アピールする
転職成功のためには、未経験可の求人を多数保有しているITに特化した転職エージェントサービスを活用することも選択肢の一つです。
今回紹介した以下のような転職エージェントを使えば、未経験からでも効率よく転職することができるのでぜひ利用してみてください。
ワークポート |
|
---|---|
ビズリーチ |
|
doda |
|