技術系の転職が難しい理由は?年齢や女性の転職についても解説

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エンジニア転職

「技術系の転職は難しい」そんな話を聞いたことがありませんか?

聞いたことはあるけど、その理由や対策については知識のない方も多いのではないでしょうか。

この記事では、技術系転職のハードルが高いと言われる理由や、他業種への転職、未経験の女性が技術系に転職するポイントについてもご紹介します。

また、技術系の転職に強い「転職エージェント」についてもご紹介しますので、あなたの転職活動の参考にしてください。

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1.技術系の業種と職種

技術系の業種を大きく分けると、「IT・通信・電機」「土木・建築」「製造業」の3つがあります。

業種 職種 職務内容
IT・
通信・
電機
システムエンジニア(SE) システム構築全体を俯瞰して、クライアントとの交渉や仕様の確定を行う。
システムの設計・製造から、完成したシステムのテストまで、一貫してシステムの開発に携わる。
プログラマー プログラムのコードを書くのがメインの業務だが、SEと潤滑なコミュニケーションを取ることも重要な役割である。
サーバーエンジニア サーバーの運営や保守を行う。クライアントのサーバー性能を考慮してサーバーの設計を考える。
ネットワークエンジニア ネットワークのシステム設計から、構築、その後の運用や保守を行う。
土木・
建築
建設関連技術職 建設関連の技術職。次の3つの業務に分類される。

  1. 「土木設計」道路や公園など、施設の設計
  2. 「住宅設計」注文住宅の設計
  3. 「建設設計」公共施設やマンション・ビルの設計
製造業
※1
研究職 製品の材料や、技術を研究する業務。次の2つの分野がある。

  1. 「基礎研究」未知の領域の開発をして、新材料や新技術を実用化する業務
  2. 「応用研究」基礎研究で開発された材料や技術を製品化へつなげる業務
開発・設計職 研究した材料や技術をもとに、製品の開発を行う。
自社の独自性を生かした製品づくりや、顧客企業の求める条件をクリアするための高度な技術が必要とされる。
生産技術職 製品を開発した後に、その製品が市場に流通する際の課題解決を担う。
製品をコストダウンする方法を考えたり、製造の効率化を目指す業務。

※1)製造業は、電機、機械、化学、食品、メディカルも含む

ひと口に「技術系」といっても、業務内容は多岐に渡るという点が、技術系の転職が難しいと言われる所以でもあります。

次の章からは、技術系転職が難しい理由についてのさらに詳しい考察や、転職をスムーズにするためのコツについて解説します。

2.技術系の転職が「難しい」3つの理由

技術系転職が難しい、と言われる理由には、次の3つが挙げられます。

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  • 求人倍率が業種によって大きく異なるから

    転職サイトdodaの「転職求人倍率レポート(2019年8月)」によると、技術系の求人倍率(求職者1人に対し、何件の求人があるかを表すもの)は下記の通りです。

    業種 求人倍率
    技術系(IT・通信) 10.8倍
    技術系(建築・土木) 6.04倍
    技術系(電気・機械) 4.94倍
    技術系(メディカル) 1.92倍
    技術系(化学・食品) 1.54倍

     引用:「duda転職求人倍率レポート」より抜粋

    IT・通信の求人倍率は、全職種の中で最も高い10.8倍(1人の求職者に対し、10社以上の求人がある)という「超売り手市場」です。

    しかし、メディカルや化学・食品の分野においては約1倍程度の求人倍率です。

    同じ技術系と言っても、業界によって求人倍率が全く異なるため、転職先の選定には注意が必要となります。

    スキルがあれば、IT系や建築系などの求人倍率の高い業種を目指した方が、スムーズな転職ができるでしょう。

    専門範囲が狭く「つぶしがきかない」から

    技術者は、細分化された専門分野に特化して働いてきたケースが多いため、異業種に転職しづらいといいます。

    たとえば、事務職の経理担当者が他分野に転職するケースであれば、仕事の進め方に多少の違いはあっても、他分野にも通用する業務内容なので、転職活動がスムーズにいきやすいです。

    しかし技術者は、その専門性の高さから「転職先として選択できる企業が限られる」ケースが多く「つぶしがきかない」職種であるといえます。

    異業種への転職を考えているなら、4.技術系で異業種へ転職するのはどう?で詳しく解説しますので、ぜひ参考にして下さい。

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  • 技術革新による省力化が進んでいるから

    技術革新は、技術者にとって仕事を減らすことになる大きな要因となります。

    もともと技術者として働いていた人が、管理職や営業職として働いて数年の間に技術革新が進み、「以前身につけた専門知識やスキルが使い物にならなくなった」という声もよく聞かれます。

    どの分野でも技術は日進月歩で進化していますが、特に進化のスピードが速いのが「技術系」であるため、技術系職種の人は、常に新しい技術に対応する努力が必要となります。

    3.技術系転職に年齢や性別は関係ある?

    技術系の転職において、年齢や性別によって差があるのでしょうか?

    この章では、技術系の転職がスムーズにいく年齢や、女性が技術系へ転職する場合のポイントをまとめました。

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  • 技術系への転職は25~35歳を目途に

    技術系への転職は、25~35歳までを目途に行うと、スムーズな転職が可能です。

    技術系の現場は、納期に間に合わせるために残業が多くなるケースが多く、若いうちでなければ体力がついていかないと言われています。

    また、新しい職場の仕事を覚えて、その企業で活躍する人材になるためには、早いうちからその企業の業務に慣れておく必要があります。

    技術系への転職を考えているのであれば、早いうちに動き始めることが、転職成功のためには重要なポイントです。

    35歳以上なら、海外企業も視野に入れる

    日本国内であれば、35歳までが最も転職しやすいと言われますが、海外企業の場合は、40代以降でも転職は可能です。

    ただし、転職者のスキルや経験は、日本企業よりもシビアに評価されます。

    その一方で、海外での貴重な経験を持つ人材は、年齢に関係なく歓迎され、スキルや経験によっては、60歳以上で技術顧問として迎えられることも。

    35歳以上の転職なら、海外企業にも広く目を向けることで、年収アップやスキルアップが目指せるでしょう。

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  • 女性でも転職できる

    女性は、産休や育休などで、長期にわたって休職することが多いですよね。

    専門知識が必要とされる技術職は、ブランクがあっても追いつきやすい職業なので、女性の転職におすすめです。

    特に女性におすすめしたい技術職を3つご紹介します。

    • ITインフラ

    企業のインターネット通信環境を作り上げ、エラーが起きないように維持する仕事です。
    求人数が多いため、女性の産休・育休などのブランクがあっても復帰しやすい分野です。

    • プログラマー

    プログラマーは、在宅勤務が可能な企業が多いです。
    出産後や育児中なども仕事を続けやすいため、女性にとって働きやすい職種と言えます。

    • 機械系エンジニア

    機械系エンジニアは「スマホなど、機械の部品の設計図を書く」仕事です。
    一見難しそうですが、技術の変化があまりないので、ブランクがあっても復帰しやすい職種です。

    ITインフラやプログラマーは、理系の知識がそれほど必要ではないので、未経験者や文系卒の新入社員が入社後に勉強しても活躍できる分野です。

    また、機械系エンジニアは「機械系の仕事をする女性」(メカジョ)が少ないため、職場のほとんどが男性です。

    「男性ばかりの職場でも抵抗がない」という方におすすめしたい職種です。

    4.技術系で異業種へ転職するのはどう?

    技術系の人が、自分の専門分野ではない業種(異業種)へ転職することも不可能ではありません。

    異業種転職に成功しやすいパターンや、公務員への転職について解説します。

    異業種転職で成功するパターンは2つ

    中途採用活動が盛んな企業への転職

    先ほどもお伝えしましたが、今、最も求められている人材が「IT関連の技術職」です。

    ITの成長に合わせて、今後さらに人材不足に拍車がかかると懸念されているため、中途採用活動は今後も盛んに行われると予想されます。

    また、プログラマーやネットワークエンジニアなどは、未経験者向けの研修が整備されている企業も多いため、未経験者にとって「狙い目」と言えます。

    中途採用活動が盛んなIT企業への参入は、今が一番おすすめです。

    経験した分野が異業種の業務にマッチすること

    あなたが技術職として培ってきたスキルや実績は、転職先の人事採用者にとって、とても重要な要素です。

    しかし、業種や求人内容によって、求められるスキルや知識は異なります。

    そのため、転職先の企業が求めているスキルをよく研究し、「自分の経験との共通点」や「自分のスキルを転職先でどう活かせるか?」をじっくり考えることが、転職後のミスマッチを防ぐ最大のコツです。

    また、応募の際に「異業種で培ったスキルとマッチしている点」「自分の経験をどう活かすか?」を具体的に伝えることができた場合、転職はほぼ成功するといっても過言ではないでしょう。

    公務員への転職も可能

    転職先として「安定した公務員もいいな」と思っても、「今から公務員になれるのか?」という不安を感じてしまいますよね。

    民間から公務員への転職は可能ですが、年齢制限など、気を付けるべきポイントがあります。

    【公務員への転職のポイント】

    • 公務員には大きく分けて国家公務員地方公務員がある
    • 国家公務員、地方公務員ともに「公務員試験」に合格する必要がある
    • 学歴の制限は採用先により異なるが、高卒以上というケースが多い
    • 年齢制限は、地方公務員の場合「30歳まで」としている自治体が多い
    • 経験者採用枠」なら、年齢制限がある採用先でも59歳まで受験できる
    • 30代で公務員に転職する場合、経験者採用枠で「民間企業経験者試験」を受験するのが一般的

    試験の実施科目や難易度は、募集する省庁や自治体、実施年によっても異なります。

    国家公務員になりたい場合は人事院、地方公務員は各自治体から発表される試験情報を確認するようにしましょう。

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    5.技術系の転職を成功させる5つのポイント

    「技術系の転職を成功させたい」というあなたに、転職成功のポイント5つをご紹介します。

    ポイント1.実績のアピール

    一番重要なポイントは、自分の技術職としての実績をアピールすることです。

    ただし、異業種に転職したい場合は、専門的な言葉を使って説明しても、相手先の担当者には理解されませんので、一般にも分かりやすい内容にして説明するように心がけてください。

    ポイント2.売上・利益に対する意識をアピール

    技術職は「いい物を作れば売れる」という認識の強い人が多く、売上や利益に対する意識が低い傾向があります。

    企業は、利益を常に追求していかないと存続できないため、技術職として腕が良いことはもちろんですが、売上や利益に対しても一定の理解が必要とされます。

    売上・利益があってこそ会社の存続ができるという意識を持ち「売れるものを作る」という視点を持つことも大切です。

    ポイント3.グローバルな視点の強化

    現在、IT企業やメーカーを中心にボーダーレス化が進んでおり、日本にはさまざまな国の企業が顧客先や仕入先、競合として入ってきています。

    どんな企業でも、世界に目を向けるマインドがなければ、チャンスを逃す時代です。

    技術者も腕が良いだけでなく、グローバルな視点でものごとを考える能力が求められます。

    ポイント4.人脈の掘り起こし「リファラル採用」

    昔は「コネ入社」というと、無能な人が縁者を頼って就職するというイメージでしたが、現在は「リファラル採用」と言われ、就職手段として有効活用されています。

    リファラル採用とは、社員が、自分の知り合いなどを自社に紹介し、入社に結びつけるもので、IT系ベンチャー企業などで盛んに採り入れられています。

    SNSの普及により、学校の同級生や前職の同僚と簡単に繋がれる時代ですので、SNSを積極的に活用して、人脈の掘り起こしをしましょう。

    ポイント5.転職エージェントの活用

    転職エージェントとは、求職者のスキルや希望条件をもとに、企業の求める人材とのマッチングを行っている会社です。

    転職エージェントを活用することで、給与面など有利な条件での転職が可能となるケースは多いです。

    技術系エンジニアが転職エージェントを利用する際に大切な事は、自身のキャリアを理解してもらえるかどうかです。

    専門分野となるため、キャリアアドバイザーがそれを理解できなくては、企業側に上手に売り込めるはずがありません。

    したがって、転職エージェントを選定する際は、技術系(エンジニア)の支援を得意としている会社を選ぶことが重要です。

    6.技術職におすすめの転職エージェント

    ここでは、技術系の転職に強い「転職エージェント」3社をご紹介します。

    ヘッドハンターからスカウトを受け取れる「ビズリーチ」

    ビズリーチ」は、転職活動をする人なら誰もが知っている「お決まり」の転職サービスです。

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    そんなビズリーチが人気な理由は、「ヘッドハンター」の転職サポートを受けられることです。

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    ビズリーチのヘッドハンター

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    このように、豊富な求人情報を確認できたり、優秀なヘッドハンターからスカウトを受け取れたり、役立つサービスが充実しているのがビズリーチの強みです。

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    公式サイト https://www.bizreach.jp/
    詳しくは「ビズリーチの解説記事」をご確認ください

    非公開求人が充実している「マイナビエージェント×IT」

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    多くの非公開求人も抱えているため、あまり表に出てこない求人情報も得られます

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    運営会社 株式会社マイナビ
    公開求人数 3,000件〜
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    IT・WEB業界に詳しいアドバイザーに相談できる「レバテックキャリア」

    IT業界の仕事に特化しており、クリエイティブな仕事やフリーランス向けの仕事なども扱っているのが「レバテックキャリア」です。

    担当のアドバイザーは専門性が高いため、技術系の仕事について相談しながら転職活動が進められます

    専門の担当アドバイザーと相談しながらじっくりと転職先を決めたい方には、おすすめの転職エージェントです。

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    公開求人数 約4,000件
    対応地域 東京・千葉・埼玉・神奈川・福岡・大阪・京都・滋賀
    料金  無料
    公式サイト https://career.levtech.jp/
    詳しくは「レバテックキャリア の解説記事」をご覧ください。

    まとめ

    最後に、技術系の転職についてもう一度復習しておきましょう。

    • 技術系の転職が難しいと言われる原因は、専門性が高く「つぶしがきかない」から
    • 技術系は業界によって求人倍率が全く違う。IT系や建築系は求人倍率が高いのでおすすめ
    • 異業種への転職も可能だが、自分のスキルを「異業種でどうやって活かすか?」を考えよう
    • 女性が技術系に転職するなら、ブランクがあっても復帰しやすい「ITインフラ」「プログラマー」「機械系エンジニア」がおすすめ
    • 技術系エンジニアが転職エージェントを利用する際には、自身のキャリアを理解してもらえる会社を選ぶことが重要

    技術系の転職は難しい、と言われますが、きちんと対策を取っておけば難しいことはありません。

    転職エージェントを使うことで、難しいと言われる技術系の転職をスムーズに進めましょう。

    特に次の3社の転職エージェントは、技術系の転職に強いので、登録することをおすすめします。

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