最終更新日:2021/02/07
「未経験からインフラエンジニアってなれるの?」
「インフラエンジニアに転職するにはどうしたらいい?」
このような疑問を思っている方も多いでしょう。
筆者はプログラマーからインフラエンジニアに転職しましたが、同じ疑問をもっていた時期があります。
インフラエンジニアは、未経験でもチャレンジでき、また将来性も高い職種です。
当記事では、20年以上のエンジニア経験をもつ筆者が、インフラエンジニアの仕事内容や転職を成功させるコツ・勉強法方について詳しくご紹介します。
インフラエンジニアへの転職を検討している方は、当記事が大変参考になるでしょう。
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1.【ケース別】未経験からのインフラエンジニア転職難易度
未経験からインフラエンジニアに転職する場合、以下のようにケースごとに難易度とやるべきことが変わります。
エンジニア経験 | ||
---|---|---|
あり | なし | |
インフラ経験なし | スキルによる | 知識があれば可能 |
エンジニア経験はあるけれども、インフラ経験がない場合でも、インフラエンジニアになることはできます。
たとえば、多少なりともプログラミング経験がある場合や、ITインフラがどういうものか知っていれば、転職の可能性はあります。
エンジニア経験もインフラ経験もない場合は、いきなり転職するのは難しいです。
ただし、次の章で紹介するスキルを一切持っていない場合は、いきなり転職するのは難しいです。
まずは独学やスクールなどで勉強して、企業に対してやる気をアピールしましょう。
勉強法については「4.未経験からインフラエンジニアになるための勉強方法」で解説します。
2.インフラエンジニアになるために必要なスキル
インフラエンジニアは、ITインフラ全般の設計・構築・運用・保守などを行います。
ITインフラは、Webアプリやメールなどを動かすための基盤となり、大きく分けて2種類あります。
【ITインフラの種類】
- ハードウェア(ネットワーク機器、サーバー本体、パソコンなど)
- ソフトウェア(OS、データベース管理ソフトなど)
また、ITインフラの対象範囲は非常に広く、複数の分野に分けられます。
以下に例を挙げます。
【ITインフラの対象】
- サーバー(アプリケーションサーバ、Webサーバ等)
- ネットワーク
- データベース
- クラウド
インフラエンジニアは、ハードウェア、ソフトウェア両面に対して仕事を行います。
よって、それらをこなすためには、ITインフラ対象それぞれに対する深い知識と技術が必要です。
ここでは、インフラエンジニアに必要な具体的なスキルを4つご紹介します。
必要スキル1.サーバーに関するスキル
インターネットを利用している、Webサイトやメールなどのサービスは、すべてサーバーを利用して行われます。
そのような、サービスを提供するサーバーを設計・構築・運用するのが、インフラエンジニアの仕事です。
サーバーの構築には、以下のようなスキルが求められます。
【サーバー構築に必要なスキルの例】
- CPUやメモリなど、必要なリソースの見積ができるスキル
- サーバーOS(Windows Server / Unix / Linux)に関するスキル
- サーバー仮想化技術(VMware / Docker / Kubernetes)のスキル
サーバー仮想化技術とは、1台のサーバーを複数回のサーバーに論理的に分割し、OSやアプリを仮想サーバーで動作させるための技術です。
この技術により、サーバーのリソースを効率よく活用することができます。
特に昨今はこの「サーバーの仮想化」が注目をあつめており、このスキルがあると転職に非常に有利です。
必要スキル2.ネットワークに関するスキル
現在のITでは、ネットワークがないシステムは存在しないといっても過言ではありません。
インターネットを介してサービスを利用するためのシステムを構築するためには、ネットワークに関するスキルは必須です。
インフラエンジニアを目指すなら、少なくともLAN(ローカルエリアネットワーク)の知識だけでも知っておきたいところです。
必要スキル3.セキュリティに関するスキル
インフラエンジニアは、セキュリティに関するスキルも大事です。
サーバーやネットワークを構築しても、セキュリティが考慮されていないシステムを構築してしまうと、セキュリティリスクが生じてしまいます。
たとえば、コンピューターウィルスの感染や、サイバー攻撃を受けてシステムダウンや情報漏洩が発生してしまうと、信用を失う致命的な問題となります。
このような状況にならないためにも、インフラエンジニアはITインフラの設計において、セキュリティを考慮した設計が必要です。
必要スキル4.クラウドに関するスキル
今まではシステムを自分たちの会社に設置して、自分たちで運用する技術(オンプレミス)が主流でした。
しかし現在では、クラウドサービスからITインフラを利用する流れが急速に拡大しています。
一言にクラウドサービスといっても、非常に多くの種類があります。
【クラウドサービスの例】
- AmazonのAWS(Amazon Web Service)
- GoogleのGCP(Google Cloud Platform)
- MicrosoftのAzure
- アリババグループのAlibaba Cloud
これらのクラウドサービスはそれぞれ特徴があり、目的に応じて適切なクラウドサービスを選定する必要があります。
クラウドサービスを利用する場合でも、インフラエンジニアはオンプレミスと同様の設計・構築ができなければなりません。
それぞれのクラウドサービスの特徴を活かし、使いこなすスキルが必要です。
3.インフラエンジニアの転職市場の状況は?
日本のIT人材は常に不足している状態であるため、インフラエンジニアの需要は安定してあります。
クラウド技術が広まってきており「インフラエンジニアは需要がなくなる」という噂もありますが、そんなことはありません。
この章ではインフラエンジニアの需要や将来性、ITインフラの動向について解説します。
求人の傾向
インフラエンジニアの求人の傾向は以下のような特徴があります。
【インフラエンジニアの求人の傾向】
- 2020年は新型コロナウイルスの影響で夏に落ち込みがあったものの、持ち直してきている
- IT人材全体が不足傾向にあるため、求人数は安定している
インフラエンジニアは、サーバーエンジニア・ネットワークエンジニアの両方を含めているため、それぞれの求人傾向をみていきます。
以下のグラフは、転職エージェントのDODAが発表する「ITエンジニア中途採用マーケットレポート(2020年9月発行)」です。
【サーバーエンジニアの求人マーケット動向】
(▼クリックすると拡大します)
(引用:ITエンジニア中途採用マーケットレポート(2020年9月発行)|doda)
【ネットワークエンジニアの求人マーケット動向】
(▼クリックすると拡大します)
どちらも新型コロナウイルス感染症の影響からか、2020年6月頃まで落ち込みがありました。
しかし7月、8月は求人数、登録者数ともに回復傾向にあります。
インフラエンジニアは求人数が安定しているため、社会や景気の影響を受けにくいといえます。
平均年収
インフラエンジニアの平均年収は524万円です。(参考:求人ボックス)
【インフラエンジニアの平均年収の傾向】
- 平均年収の幅が348〜884万円と比較的広いため、勤務先や経験・求められるスキルによっても大きな差がある
- 最近ではクラウド人気が高くなっているため、クラウドスキルがあると年収アップが見込める
インフラエンジニアは、サーバー、ネットワーク、データベースなど仕事内容が多岐にわたります。
そのため、平均年収は勤務先や経験・求められるスキルによっても変わります。
ただ、最近ではクラウド人気の上昇により、クラウドスキルやネットワークスキルがあると、年収も上がる傾向にあります。
需要・将来性
以下のような理由から、今後もインフラエンジニアの将来性は非常に高いです。
【インフラエンジニアの将来性が高い理由】
- IT人材全体の人材不足に加え、クラウドなど最新技術の登場により需要が高まっている
- クラウド技術やAIの発展により、定型業務しかできないインフラエンジニアは仕事を失う可能性がある
- 多様化するニーズに対応でき、上流工程の作業の作業ができるエンジニアは、今まで以上に将来性が高くなる
クラウド技術やAIの発展により「インフラエンジニアは仕事がなくなる」と思う方もいるのではないでしょうか。
長くエンジニア経験をもつ筆者が考えるに、そんなことはありません。
もちろん、単純作業を繰り返し行っているエンジニアは、AIによる自動化で仕事がなくなる可能性はあります。
しかし、多様化するニーズに対応するためのITインフラを設計や、顧客折衝などの非定型業務は、人がやらなければならず、今後も残り続けます。
つまり、今後は常に価値の高い技術を追い求め、上流工程の作業ができるインフラエンジニアが求められます。
ITインフラの動向
【ITインフラの動向ポイント】
- 2019年度に最も投資された領域は「サイバーセキュリティ領域」
- 2020年度では、新型コロナウイルス感染症の影響でリモートアクセス領域が急拡大
IDC Japan株式会社が発表した「ITインフラストラクチャサービスへの投資動向に関する調査結果」を見てみましょう。
(▼クリックすると拡大します)
(引用:「IDCJapan|ITインフラストラクチャサービス利用者調査 )
最も投資された領域は「サイバーセキュリティ」となっており、依然としてセキュリティへの関心が高いです。
また2020年度は新型コロナウイルス感染症の感染拡大を背景に、リモートアクセスへの投資が前年比約10%増と急速に高まっています。
これらのことから、ITインフラは「セキュリティ」「ネットワーク」「仮想化」の順で、需要が高いといえます。
4.未経験からインフラエンジニアになるための勉強方法
インフラエンジニアは、未経験からでも転職できます。
しかし、ITインフラの知識が全くない状態では転職は難しいです。
エンジニアの経験がない場合は、さらに転職の難易度は高くなります。
そこで、ここでは「インフラエンジニアに転職するための勉強法」について紹介します。
勉強法1.書籍を利用して独学
インフラエンジニアは多くのスキルを身につける必要がありますが、基本的なスキルは独学で身につけることができます。
サーバOS、ネットワーク、データベースなどはそれぞれ資格試験もあり単体で勉強は可能ですが、それだけでは不十分です。
ここでは、独学でインフラスキルを学び、インフラエンジニアとして20年以上の経歴をもつ筆者おすすめの書籍をご紹介します。
サーバOS・インフラ関連
『絵で見てわかるOS/ストレージ/ネットワーク~データベースはこう使っている』
サーバやOS、ネットワークそれぞれ学んでも、それがシステム全体でどう動いているのかを理解するのは難しいです。
この本は、それら点と点を線で結び付けて理解するのにとても有効です。
著者はデータベースベンダー最大手『日本オラクル社』の方ですが、データベースだけでなくITインフラ全体を詳細に記載されています。
サーバOSやネットワークなど一通りスキルを身につけた方が、インフラ全体を理解するのにおすすめです。
ネットワーク関連
『マスタリングTCP/IP入門編』
ネットワーク技術を身につける上で、この書籍を知らない人はいないのではと思うほど定番中の定番です。
筆者もこれを何度も繰り返し読んでネットワーク技術を学びました。
IT未経験の人が読むには敷居がやや高いですが、インフラエンジニアを目指すにはぜひ読んでおきたい本です。
マスタリングTCP/IPは「応用編」「情報セキュリティ編」などもあるため、興味のある方はそれらも見ておくとよいでしょう。
勉強法2.プログラミングスクールで学ぶ
一部のプログラミングスクールで、ITインフラスキルが学べる講座が存在します。
ここでは、「侍エンジニア塾」をご紹介します。
マンツーマンの手厚い指導で未経験でも安心「侍エンジニア塾」
引用:「侍エンジニア塾」
侍エンジニア塾は「株式会社 侍」が運営するプログラミングスクールです。
完全オーダーメイドのカリキュラムとマンツーマン指導で、高い実績を誇るプログラミングスクールです。
未経験でプログラミングスクールとなると挫折する方も聞かれますが、侍エンジニア塾では挫折しにくい環境が整っています。
侍エンジニア塾は、以下の4つの特徴があります。
【侍エンジニア塾の特徴】
- 転職成功率94.1%、講師満足度95%、挫折率8%の高い実績
- マンツーマン専門のプログラミング塾で未経験でも安心
- オリジナルWebアプリを0から作ることができ、ポートフォリオとして使用可能
- 完全オーダーメイドのカリキュラム、自分の目標に応じて自由に選択できる
侍エンジニア塾では、AWS,Microsoft Azureといったクラウドサービスの利用、コンテナ仮想化基盤のDockerをはじめとした仮想化技術も学べます。
それらの豊富な技術を、自分の目的・目標にあわせて自由に組み合わせてカリキュラムをオーダーメイドできます。
基本から最先端まで、幅広くインフラ技術を学びたいという方におすすめです。
運営会社 | 株式会社 侍 |
---|---|
対象地域 | 東京/オンラインの場合は全国 |
年齢制限 | なし |
受講形態 | オンライン |
勉強時間の目安 | 週20時間以上 |
料金(税別) |
|
公式サイト | https://www.sejuku.net/ |
詳しくは「侍エンジニア塾の解説記事」をご覧ください |
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転職エージェントを利用する
インフラエンジニアになるために必要なスキルを身につけたら、次に転職を目指しましょう。
未経験からインフラエンジニアに転職するには、転職エージェントの利用がおすすめです。
転職エージェントとは、転職の相談ができ、希望にあった求人紹介が受けられるサービスです。
その他、書類の添削、面接対策、年収交渉の代行など、転職を手厚くサポートしてくれます。
転職エージェントは、人材を募集している企業から報酬を受け取るため、求職者は無料で利用可能です。
まだ転職を決めていない人でも利用可能ですし、気に入らなければすぐに退会できるので、気軽に登録してみてください。
次の章では、特に未経験からインフラエンジニアの転職におすすめの3社を紹介します。
5.インフラエンジニアの転職におすすめの転職エージェント3選
ここでは、特に未経験からインフラエンジニアの転職におすすめの3社を紹介します。
ワークポート |
・IT専門で未経験にも対応 ・対応スピードが早い ・登録が簡単 |
---|---|
doda |
・国内最大級 ・豊富な求人 ・スカウトサービスがある |
マイナビITエージェント |
・国内最大級の求人数 ・全国対応で地方も探せる ・大手企業の求人も多い |
それでは順に一つずつ解説していきます。
経験が不安なら「ワークポート」
ワークポートは、IT・Web・ゲーム業界の求人を多数紹介している転職エージェントです。
IT専門のエージェントは経験者にしか対応していないとことが多いですが、ワークポートは業界・実務未経験でも対応してくれます。
そのため、エンジニアの経験がないけれどもインフラエンジニアを目指したいという初心者におすすめです
登録も簡単で、所属企業名や細かい住所などのを聞かれないので、気軽に登録できます。
未経験でも、ワークポートなら手厚いサポートが得られるので、ぜひ利用してみてください。
運営会社 | 株式会社ワークポート |
---|---|
公開求人数 | 約36,800件 (2021年4月時点) |
非公開求人数 |
非公開 |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://www.workport.co.jp/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「騙されるな!ワークポートの悪い評判と利用前の全注意点」 |
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スカウトを受けたいなら「doda」
「doda」は、転職サイトとしても利用できる国内最大級の転職エージェントです。
doda自体はIT専門ではありませんが、IT専門のページも用意しています。
dodaの特徴は、企業からからオファーを受け取れるスカウトサービスがある点です。
すでにインフラ関連スキル持ち、年収アップをしたいなら、スカウトサービスを利用すると多くのオファーを受け取れることでしょう。
スカウトサービスは経験や資格を登録しておけば、あとはスカウトを待つだけでOKなので、日頃忙しく転職活動に時間がとれない方に便利なサービスです。
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
---|---|
公開求人数 | 約75,000件 (2021年4月時点) |
非公開求人数 |
非公開 |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://doda.jp/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「【注意点あり】doda(デューダ)の悪い評判と利用者の口コミまとめ」 |
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非公開の求人をたくさん見たいなら「マイナビITエージェント」
「マイナビITエージェント」は、IT・WEBに特化したエージェントサービス。
国内最大規模の転職エージェントであるため、抜群の知名度と安心感があります。
また、業界に特化したアドバイザーが求職者の相談にのってくれるので、転職が初めてでも安心です。
マイナビITエージェントの特徴は非公開求人数が15,000件と豊富な件数を誇っていること。
大手企業や有名企業などの人気求人、即時性が求められる求人などが多数あるということです。
非公開求人から自分にマッチした案件を探したい方に、ぜひおすすめです。
運営会社 | 株式会社マイナビ |
---|---|
公開求人数 | 約10,000件 (2021年4月時点) |
非公開求人数 |
約7,000件 (2021年4月時点) |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://mynavi-agent.jp/it/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「登録前に確認!マイナビIT AGENTの悪い評判と利用前の全注意点」 |
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その他のエージェントも検討したい方は「【エンジニア監修】IT業界に強いおすすめ転職エージェントランキング|6職種・目的別で徹底比較!」をご覧ください。
6.インフラエンジニアへの転職に有利な資格
インフラエンジニアは、資格がなくてもスキルがあれば仕事をすることは可能です。
ただ、インフラ未経験者から転職する場合、資格所持は企業に対して大きなアピールポイントとなります。
求人情報にも、資格保有者は転職時に優遇されることが記載されています。
(引用:ミドルの転職)
特にITインフラの主要ベンダーである『シスコシステムズ社』『オラクル社』の資格を取得しておくと大変有利です。
以下では、インフラエンジニアの転職に役立つと言われている資格を4つ紹介します。
それでは一つずつ解説していきます。
資格1.Linux技術者認定「LinuC」
「Linux技術者認定資格「LinuC」」は、LPI-JAPANが提供するLinux OSの技術者認定資格です。
Linux OSは今やサーバーOSのスタンダードといわれるほど高いシェアを誇り、オンプレミスからクラウドまで幅広く使われています。
そのため、インフラエンジニアを目指すのであれば、ぜひ取得しておきたい資格です。
認定資格はレベル1からレベル3まで3段階あり、対応する複数の試験をすべて合格することで、資格取得が認定されます。
たとえば、レベル1だと「101試験」と「102試験」の2つ合格することで認定です。
受験料は15,000円(税抜)です。
資格の有効期間はありませんが、「資格の優位性」は期限が5年と定められており、5年以内に同一レベルの試験または上位資格に合格する必要があります。
資格2.シスコ技術者認定資格 CCNA
「Cisco Certified Network Associate(CCNA)」は、ネットワーク機器でシェアNo1を誇るシスコシステムズ社が提供する資格です。
主にネットワークスキルの基礎スキルを証明するものですが、セキュリティ、自動化、プログラマビリティも含みます。
インフラエンジニアは特にネットワークとセキュリティのスキルをもっておきたいところです。
この資格はその両方をアピールできるので、転職に大変有効で価値が高い資格です。
受験料は33,600円(税別)で、有効期間は3年間です。
資格3.ORACLE MASTER
「ORACLE MASTER」は、ORACLE社が主催するオラクル製品の技術者を認定する資格です。
オラクル社は多数の製品を提供しているため、ORACLE MASTERも多数の種類が存在していますが、特に有名なのが以下の資格です。
【ORACLE MASTERの認定資格の種類】
- データベース(Oracle Database)
- Javaプログラミング
- クラウド(Oracle Cloud)
この中でもデータベース資格は2020年10月末時点で日本で27万人もの取得者がいるなど、大変人気の資格です。
また、プログラマーの人は、Javaプログラミングの資格は聞いたことがあるのではないでしょうか。
インフラエンジニアを目指すなら、データベース資格と、Oracle Cloud資格はとっておきたいところです。
受験料は資格によって異なりますが、16,500円(税込)からとなっています。
資格の有効期間はありませんが、バージョンごとに資格が異なるため、都度最新バージョンの資格を取り直す必要があります。
資格4.AWS クラウドプラクティショナー
「AWS認定クラウドプラクティショナー」は、クラウドサービス最大のシェアを誇るAWS主催の認定資格です。
この資格はエントリー資格であり、上位資格を取得するために推奨されるステップとして位置づけられています。
インフラエンジニアを目指すうえで、今後クラウドを利用する可能性は十分あるため、基本的なスキルは持っておきたいところです。
最低限クラウドスキルを身につけたい、という方にはこの資格をとっておくとよいでしょう。
受験料は11,000(税別)で、有効期間は3年間です。
まとめ
2020年11月時点、インフラエンジニア需要が高く、将来性も高いです。
未経験でも転職は可能ですが、転職する前にITインフラ知識やクラウドに関するスキルを身につけておきましょう。
インフラエンジニアへ転職する際に、頭に入れておきたい項目は下記の4つです。
- 未経験でも求人はある
- インフラエンジニアは社会や景気の影響を受けにくく求人数が安定している
- サーバーやクラウドのスキル習得には、効率よく学べるプログラミングスクールがおすすめ
- 「LinuC」「CCNA」「ORACLE MASTER」など転職に有利な資格が存在する
「転職活動を何から始めたらいいのかわからない」という方は、最初から転職エージェントを利用すると良いでしょう。
細かな書類の添削指導、丁寧な面接指導などのサポート、企業との給与・待遇交渉等の代行までしてくれます。
「未経験でもインフラエンジニアへ転職したい」方への登録をおすすめするサイトは以下の3つです。
ワークポート |
業界・実務未経験からの転職に強い |
---|---|
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マイナビITエージェント |
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転職エージェントは併用可能なので、3社全て登録しておくと求人の確認漏れを防ぐことが可能です。
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