最終更新日:2021/02/11
「IT業界に就職したけれど、やっぱり辞めたい」なら、辞めても大丈夫です。
後ろ向きな感情を持って仕事を続けるのは辛いですし、成長もしづらいからです。
また、IT業界からの転職者は市場価値が高いので、転職先を探すのはそれほど難しくありません。
とはいえ、「本当に辞めてもいいのか」不安になりますよね。
おそらく、「自分は本当にIT業界に向いていないのか」判断がつかないからではないでしょうか?
そこで、この記事では、本当に辞めてもいいか迷っている方に向けて、IT業界に向いていない人の特徴を紹介します。
IT業界で多い退職理由も紹介するので、自分の退職理由が世間からズレていないかも確認してみてください。
※キャリアチェンジの悩みは「マイナビエージェント」に相談しよう!
(引用:マイナビエージェント)
IT業界を辞めたいなら、いきなり辞めずに「マイナビエージェント」に相談してからの方が後悔しづらいです。
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1.IT業界に向いていない人の特徴とは?
働くうえで業界や職種に対する適性は非常に重要です。
適性がないなか、仕事を続けていくことはストレスの蓄積や生産性が上がらないなど、個人においても企業においても良くない状態と言えます。
これらは例外なく、IT業界においても同様です。
ここではIT業界に向いていない人の特徴について解説しますので、自身と照らし合わせてみましょう。
特徴①:IT技術に興味がない
IT業界に限った話ではありませんが、興味のないことを続けていくことはモチベーションを保つのが難しいものです。
ここ1、2ヶ月、興味が別に移ってエンジニア辞めたい欲が増し増しになってきて困っている。…しかも気になったらとりあえずやってみるまで気が済まないからタチが悪い。コロナ情勢じゃなければ通信や夜間学校行く手もあったけど…とりあえず入学準備しておこうかな。
— ery🌱 (@erySanDriver) May 4, 2020
IT業界は専門性が高く、進歩のスピードが速いため日々知識をアップデートする必要があります。
しかし、以下の口コミのようにIT技術に興味がなくなってしまうと、知識のアップデートも苦痛になり、技術が追いつかなくなります。
業界に入ったばかりの頃は興味があったとしても、なくなったなら、IT業界で働き続けるのは難しいです。
特徴②:技術進歩のスピードについて行けない
IT業界は日々技術が進歩していいるため、知識のアップデートが他の業界に比べて速いです。
数年前までコンサルタントがビッグデータだとかクラウドだとか連呼する時代があった気がするが、今のトレンドはすっかりビッグフクサニティに変わってしまった。ここ数年の技術の進歩は凄まじく、その変化についていけない人間は淘汰されるのだ、エンジニアであってもコンサルタントであっても
— fukusanity (@fukusanity) April 15, 2015
上記の口コミにもあるように、IT業界では、ほんの数年前の技術があっという間に古くなってしまいます。
また、前述したように、IT技術そのものに興味がないと情報をキャッチすることや、勉強することを苦痛に感じてしまいやすいです。
そのため、情報に対してアンテナを張り、勉強し続けなければIT業界に残るのは難しいと言えるでしょう。
特徴③:残業したくない
最近では働き方改革や法令の改正により、労働時間がきちんと管理されるようになりましたが、IT業界は労働時間が長く、残業することが多いです。
例えば、以下のような状況で残業が発生します。
- 短期間での納品
- 突然の仕様変更
- 不具合の修正対応
上記のような状況では、顧客との調整も発生するため、窓口となっている担当営業もエンジニアと一緒に残業をすることになります。
そのため「残業はしたくない」「毎日定時で帰りたい」と考えている人には向いていない業界であると言えるでしょう。
私に向いてる仕事って何…
会社に行ってもいいくらいの気持ちにはなれる仕事につきたい…
そんなのないのかな…IT系とかどうかな、適正あるかな…
残業すごいあるとこは絶対向いてないんだけどもIT系はやっぱ残業すごいかな…金融全般と営業は向いてない絶対。
事務の適性も疑問w— モモコ(新卒で辞めたい人間) (@q63aRaYT4eZ2M82) June 8, 2020
実際、IT業界にいて毎日定時で帰るのは困難であるのが実情です。
ライフバランスを上手く調整できないと、IT業界で働き続けることに疲れてしまうことでしょう。
特徴④:自発的に勉強する意欲が湧かない
そうですね。この記事の人物の場合、エンジニアに向いてないのではないかなと。エンジニアや研究者は勉強とかしこまらなくても自然と興味湧いて、自発的に調べたりしていくものと思うんですよね。ゲーム好きな人がプレイ外でも自発的に攻略サイトとかで情報を集めたりするようなもんかなと。
— にゃんこなん (@kashipan_dancho) September 7, 2018
IT業界は日々技術が進歩しているため、勉強が欠かせません。
しかし、当然のことながら会社は学校ではないので「これを勉強しなさい」と親切に教えてくれないため、自身で「何が必要なのか」を考え学ぶことが必要です。
こうした自発的な学習ができない人は、技術の進歩についていくことができなくなるため、IT業界には向いていないでしょう。
2.IT業界から転職する際に多い4つの退職理由
転職先として人気の高いIT業界ですが、一方で退職する人も大勢います。
ここではIT業界から退職する際の理由について紹介をしていきます。
IT業界を辞めようとしている人だけではなく、これからIT業界に転職しようとしている人も参考にしてください。
退職理由1.残業が多い
働き方改革や法改正により、稼働時間に対する監視が厳しくなったため、「残業が少なくなったのではないか」と考えられている方もいることでしょう。
大手企業や上場企業では取り組みがされていますが、中小企業においては以前のように残業時間が多いです。
むしろ、大手企業の稼働時間が短くなったことにより、下請けである企業に求められる納期が短くなったため、これまで以上に1日の作業量が増えているというのが実状です。
そのため、定時で退社することが難しく、プライベートの時間を確保しにくい環境にあります。
生きていくうえで重きを置くものは異なりますが、働き詰めになってしまうことに嫌気が差して退職する人が非常に多いです。
退職理由2.収入が低い
IT業界は、年齢給ではなく営業職と同様に実力主義であることが多い業界です。
そのためエンジニアとして収入を増やすなら、例えば以下のような条件が求められます。
- プロジェクトを遂行するためのスキルや知識がある
- 管理能力がある
- 資格を保有している
上記のような条件を満たしていると評価が高まり、昇給や転職によるキャリアアップが見込めます。
一方で、満たせない場合は評価も低く、満足いく給料をもらうことができません。
すると収入が上がらないことに不満を感じ、退職を希望してしまうのです。
退職理由3.勉強を続けるのが辛い
IT業界は日々技術が進歩しているため、勉強を続けなければならない業界です。
そのため、勉強することを苦痛と感じてしまう人は精神的に疲弊してしまいます。
このことから、ルーティンワークや定常業務が単純な職業に転職をするため、退職をしてしまうのです。
退職理由4.スキルが追いつかない
現在、IT業界は人材不足という問題を抱えています。
それに加えて、作業量は減っていないにも関わらず、稼働時間の短縮をしなければいけないという状況であるため、効率化が求められます。
単純に手を速く動かすだけでは状況は改善されず、仕組みの作成やスキルを身に付けなければ業務の効率化はできません。
しかし、新しいスキルを身に付けるにも、稼働時間が多くて勉強する時間がなかなか確保できないという矛盾もあります。
「スキルを習得したいけど習得できない」「習得しなければ業務が改善されない」という悪循環から抜け出せなくなり、辞めてしまう人も多いです。
3.辞めるべきか悩んでいる人こそ使うべき転職エージェント
「IT業界を辞めたい!」と心の中で思っていても、なかなか決断ができないという人は多いでしょう。
業界を超えての転職となると、かなりの労力が必要ですし、もしかしたら失敗するのではという不安も大きいものです。
そんな時に頼りにしたいのが、転職エージェントです。
転職エージェントとは、無料で転職相談ができ、求人紹介などの転職サポートが受けられるサービスのことです。
転職エージェントでは、あなた専任のアドバイザーが付き、キャリアについてじっくり相談することが可能です。
「本当にIT業界を辞めてもいいか」「もっといい方法はないか」などについても話し合ってから決めることができます。
希望にあった転職先を探して紹介してくれるだけではなく、面接対策や書類添削、面接日程のスケジュール管理もしてくれるので、転職をスムーズに進めることが可能です。
ここでは、IT業界を辞めて転職したい人におすすめの転職エージェントを3つ紹介しますので、ぜひ利用してみてください。
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20代、第二新卒の転職なら「マイナビエージェント」
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マイナビエージェントは、大手マイナビが運営する『20代に信頼されている転職エージェントNo.1』の転職エージェントです。
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4.転職前にチェック!IT業界を辞める際の3つの注意点
退職する際の理由は人によって異なります。
しかし、退職に踏み切るにあたり注意しなければならないことがあるのです。
ここでは3つの注意点について解説をします。
これらは全ての人に共通することなので、退職を検討している人は自身に当てはまらないか確認をしましょう。
転職前チェック1.「逃げる」ために辞めようとしていないか
うつ病になるようなひどいストレスを感じている場合は、環境を変え逃げることも時には必要でしょう。
しかし、下記のような理由がきっかけで退職をしようとしている人は要注意です。
- 仕事がつまらないと感じるから
- 嫌なことがあったから
- 他の仕事が良く見えるから
- 同僚と比べて劣っているように感じるから
- 思い通りにならないから
こういった理由で退職に踏み切ってしまう人は、他の仕事に転職しても新たに何かしらの不満を見付けて転職を繰り返してしまうのです。
どの仕事においても100%満足して働けることは稀であることを認識する必要があります。
まずは、以下のように今の環境で改善するために考え方を変えてみましょう。
- 仕事がつまらないと感じるから → 面白くする方法を考えて試してみる
- 嫌なことがあったから → どの仕事でも嫌なことはある
- 他の仕事が良く見えるから → 他の仕事の嫌なところは見えているのか
- 同僚と比べて劣っているように感じるから → どこが劣っているのか
- 思い通りにならないから → 思い通りになることの方が少ない
現状の不満に対して改善を試みず「環境を変えれば良い」というのは安直な考え方です。
まずは今できることを試してから転職を考えても遅くはありません。
転職前チェック2.異業界に行く準備はできているか
業界を変えて転職するということは、転職先の業界について学ばなければいけません。
転職してからは新しい職場での仕事を覚えるのに忙しく、新しい業界知識やスキルについて学ぶ時間を確保しにくいものです。
中途採用は新卒と違い「ある程度仕事ができる」「即戦力であること」が求められます。
せっかく新しい環境でスタートを切るのに「期待外れ」と思われてしまえば、居心地が悪くなるというものです。
そういった状態で転職をしないよう、きちんと準備をしてから転職をするようにしましょう。
転職前チェック3.キャリアマップを描けているか
転職する際に考えなければいけないことに、次のことがあります。
- 何のために転職するのか
- 将来的にどうなりたくて転職するのか
前述したように、今の環境から逃げ出したいだけで転職に踏み切ってしまうと後々後悔する可能性が高いです。
「楽そうだから」「給料が良いから」という仕事内容や雇用条件だけではなく、将来のキャリアを描いてみてください。
キャリアマップを考えると、現時点で自身に不足しているものが見えてくるものです。
それらを考慮し具体的な計画を立てるようにしましょう。
5.IT業界を辞めても転職先に困らない!その理由とは?
IT業界を辞める人は少なくありませんが、他の業界と比べてIT業界は辞めたその後の転職先に困ることがありません。
これは現代のITを取り巻く環境が大きく影響しているのです。
ここでは「なぜ、IT業界を辞めた後の転職先に困ることがないのか」について解説をしていきます。
様々な業界でIT化が進んでいる
現代において、ITはIT業界だけのものではなく様々な業界で使われています。
極端な例ですが、パソコンを使用しない会社は無いことを考えるとイメージしやすいでしょう。
このようにIT機器を導入していない企業はないので、大なり小なりIT業界で働いてきた経験を活かすことができるのです。
その他にも次のような場面で活躍することができます。
- VBAを用いた効率化ツールの作成
- スピーディーな資料作成
- 社内イントラネットの管理
- PCのキッティング
上記のような「IT業界では当然」と思われているようなスキルでも、「異業界では専門性が高い」と思われて歓迎されます。
これらを転職時に伝えることで「会社に貢献できる」ことをアピールできるため、内定を獲得しやすく転職先に困らないのです。
IT業界出身者は市場価値が高いから
IT人材が不足している昨今において、IT業界出身者は市場価値が高いです。
ITスキルや知識はもちろん、仕事の速度や効率が求められる現代社会においてIT業界で働いてきたことは、それだけで価値を持ちます。
さらに、IT業界は新3K(きつい、厳しい、帰れない)と呼ばれるイメージが根付いています。
そのような厳しい環境にいたというだけで、「厳しい環境でも耐えられる」「すぐに辞めたりしない」という印象を与えることが可能です。
少子高齢化問題により人材不足がしている現代において、採用した人材がすぐに辞めないということも評価を高めるのです。
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まとめ
この記事では、IT業界に向いていない人の特徴や、退職理由について紹介をしてきました。
退職理由は人によって様々ですが、IT業界を辞める際に多い転職理由は次の通りです。
- 残業時間が多い
- 収入が低い
- 勉強を続けるのが辛い
- スキルが追いつかない
IT業界は、稼働時間が高く、スキルや知識が不足していると給料を上げにくい業界です。
そのため、日頃から情報収集や勉強が欠かせませんが、勉強時間の確保が困難であったり、そもそもITに興味を持てなかったりすることで苦痛に感じてしまうのでしょう。
しかし、現代において様々な業界でIT化が進んでいることもあり、IT業界出身者に対する市場価値は高く、退職後の転職先に困りにくい状況となっています。
新しい転職先で、IT業界で感じていた不満を持たないようにするためには、転職エージェントを利用すると良いでしょう。
今回紹介した転職エージェント3社は次の通りです。
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将来のキャリアマップをしっかりと描き、満足度の高い転職をしましょう。