最終更新日:2021/02/17
「IT業界はやめとけ」と周囲に言われ、IT業界転職に不安を抱いていますか?
実際、Twitterでもそのような声は多いです。
本当に好きじゃない限りIT業界はやめとけと言いたい
※イケイケな会社は例外給料が良くても日々納期に追われてプレッシャーが付きまとう業務をやってるとお金以上の何かが無くなっていく気がする
— Zenya (@ZenyaShumi) May 14, 2020
ぼくが後世に伝えられるのは
IT業界はやめとけという事です。
IT企業の半分以上は客先常駐ていう
実質派遣会社— 現代に帰ってきた男 (@merryp17) January 15, 2020
このような意見を聞くと、「やっぱりやめといた方がいいのかな?」と不安になってしまいますよね。
そこで、この記事では「IT業界はやめとけ」と言われる理由について詳しく解説します。
この記事を読めば、あなたがIT業界に入るべきか、考え直すべきか判断しやすくなるでしょう。
※キャリアチェンジの悩みは「ワークポート」に相談しよう!
(引用:ワークポート)
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1.「IT業界はやめとけ」と言われる4つの理由
まずは、「IT業界はやめとけ」と言われる理由について、4つ説明します。
理由1.残業が多く休みが取れないから
下記のTwitterのように、「IT業界は休めない」という声は多いです。
みんな!!IT業界はやめとけよ!平気で休日なくなって平気で代休取れないから!
俺有給消化しないとルールに抵触しちゃうから!意味わかんないよね!
土曜日出勤!
— しらたま@ゲーム実況 (@shiratama_zenz) June 18, 2020
「どこでも仕事できるから」って理由でエンジニアになった同僚の田中さんが、
仕事中に倒れて入院した時、病院のベットの上で仕事させられてたのは悲しかったな
どこでも仕事できるから逆に休めない— 郡山@高卒ニートからエンジニア (@koriyama_eng) June 22, 2019
一方で、少数意見ですが「意外と休める」という声もありました。
IT業界は休めないからブラック言う人いるけど、普通の業界より長期休み取りやすいんだけどな。
— いかだ (@ikada_s) July 22, 2018
実際はどうなのか、厚生労働省が行っている毎月勤労統計調査を見てみましょう。
データによると、2020年7月における情報通信業の時間外労働時間は14.8時間でした。
8産業を比較してみると、情報通信業の残業時間は2番目に長いです。
また、出勤日数は19.9日で8産業の中で2番目に多いという結果になりました。
産業 | 時間内労働時間 | 時間外労働時間 | 出勤日数 |
---|---|---|---|
情報通信業 | 151.5時間 | 14.8時間 | 19.9日 |
建設業 | 159.6時間 | 12.9時間 | 21.4日 |
製造業 | 147.3時間 | 10.3時間 | 19.5日 |
運輸業・郵便業 | 143.2時間 | 20.9時間 | 19.5日 |
卸売業・小売業 | 127.7時間 | 6.4時間 | 18.6日 |
飲食サービス業等 | 83.5時間 | 3.9時間 | 14.2日 |
教育・学習支援業 | 124.8時間 | 10.2時間 | 17.7日 |
医療福祉 | 130.2時間 | 4.4時間 | 18.3日 |
(参考:厚生労働省|毎月勤労統計調査(全国調査・地方調査))
この結果を見ると確かに残業が多く、休みが少なく感じるかもしれません。
しかし、常に残業が多く休みが少ないわけではありません。
例えば、納期直前の時期や急なトラブル対応があった場合は忙しくなりがちです。
しかし、プロジェクトの始めの時期や大きなトラブルがない場合は比較的暇であることが多いです。
つまり、プロジェクトの進捗やトラブルの多さによって、残業時間、出勤日数は変化するということです。
逆に、恒常的に残業があり休みが取れない場合は、その会社がブラックである可能性が高いです。
そのような会社を避けることで、残業時間の少ない働き方は実現できます。
ただし、残業時間は求人票だけではわかりづらいので、正確な情報が知りたいなら「ワークポート」などの転職エージェントに相談することをおすすめします。
理由2.IT業界の下請け構造に問題があるから
「IT業界はやめとけ」と言われる2つ目の理由は、IT業界の構造に問題があるからです。
IT業界は、元請け企業が下請け企業に仕事を発注し、それが層になった以下のようなピラミッドのような形になっています。
このような構造の場合、ピラミッドの下に行くほど労働環境がキツくなると言われています。
地元帰ってびっくりしたんだけど、
大卒でIT業界の下請けで働いてるエンジニアの給料より、中学校卒業してそのまま地元の土建業に就職して暴走族やってる兄ちゃん達の方が給料いっぱい貰ってたわ…パラリラ〜パラリラ〜🏍
— カモ🦆ワンオペ社内SE🐈猫式 (@kazukundayo) August 20, 2020
その原因として挙げられているのは、システム開発の進め方であるウォーターフォールです。
ウォーターフォールでは、上流工程をピラミッド上部の企業が行い、下流工程をピラミッド下部の企業が行うシステム開発の進め方です。
この場合、ピラミッド下部の企業は上部の企業の影響を受けやすく、急な要望変更に振り回されることが多くなります。
要件定義時にかっちり仕様決めて承認してもらい、
1ヶ月工数かけて影響調査やステップ数から見積もりしたのに、非エンジニアのお上の『やっぱりもっと使い勝手よくならないの?』
の一言で計画が全て狂うのが下請けの辛いところ
— van@SIer→web系フリーランス|aws沼ハマり中 (@vanwwvan) July 27, 2020
急な仕様変更で本来やることのない仕事が増えてしまい、残業も増えてしまうのです。
理由3.給与が安い・残業代が出ないから
「IT業界はやめとけ」と言われる3つ目の理由は、給与が安い・残業代が出ないからです。
しかし、以下のTweetで言われているように、IT業界全てが給与が安く、残業代が出ないわけではありません。
IT業界は技術だの知識だのよりも「n次請け」のランクの高さによって給料が決まるので、
どれだけ技術があっても3次請けの仕事ばかりの会社にいたら給料安いし
逆に元請けにいればExcelで下請けの進捗管理だけやってても給料は高い。— 朱砂の葉 (@Susanohahx) February 16, 2020
「IT業界の下請け構造に問題があるから」で解説したように、給与は元請け>下請け>孫請け(3次請け)の順に少なくなっていきます。
不当な条件で働かされないためには、できるだけ元請けに近い企業で働くことが大切です。
就職・転職するときは、入社希望の会社が元請けなのか、それとも下請けなのかをしっかり確認するようにしましょう。
ただ、元請けなのか下請けなのか、求人票には明記されていないことが多いです。
その場合は、下記のように会社の規模や取引先などが、元請けと下請けを見分けるヒントになります。
【元請けの傾向】
- 大きい会社
- 中規模でも自社ホームページで「主要顧客(有名企業、官公庁)」を紹介している
【下請けの傾向】
- ホームページがない、パッとしない
- 会社概要に取引先などを明記していない
これはあくまでも傾向なので、しっかり確認したいなら企業内の情報に詳しい転職エージェントに相談するのがおすすめです。
転職エージェントは転職サポート全般を行っているサービスで、無料で利用できます。
転職エージェントでは直接企業を訪問しているため、内部事情に詳しいです。
元請けか下請けかなどの情報にも精通している可能性が高いので、不安ならば転職エージェントに相談した方がいいでしょう。
どの転職エージェントを利用すればいいかは、「6.IT業界未経験者におすすめの転職エージェント」で紹介します。
理由4.AIに取って代わられ仕事がなくなるから
「IT業界はやめとけ」と言われる4つ目の理由は、AIに取って代わられ仕事がなくなる可能性があるからです。
近年、AIの発展はめざましく、それに伴って今まで人間が行ってきた仕事がAIに取って代わる可能性が指摘されています。
しかし、IT業界については全てがAIに取って代わることはありません。
IT業界の業務のうち、プログラミング、動作テストなどの下流工程は自動化しやすい業務です。
したがって、今後AIに取って代わる可能性はあります。
しかし、要件定義、設計などの上流工程はAIによる自動化が難しいため、すぐにAIに取って代わることはありません。
今後IT業界で活躍するには、要件定義、設計などの経験を積んでいくことが重要になってきます。
2.【結論】「IT業界やめとけ」は会社による
「IT業界やめとけ」というのは、ブラック企業に入ってしまった人の意見です。
実際、「意外とホワイト企業も多い」という意見もあります。
ワイが学生の頃はIT業界ブラックって風潮やったけど、今思うと領域にもよるけど割とホワイトなところ多いような気がする
相対的にIT業界のオチンギンも上がってるからね
— にゃんころもっち@新婚さん (@nyanko_R_motti) September 2, 2020
「ホワイトとは言い切れないものの、徐々にホワイト化してきている」という前向きな意見もありました。
うーん。IT業界がホワイトとは言わんが、かなりホワイト化してると思うけどなぁ。俺の観測範囲だけか!?流石に9時5時でウハウハ給料とは言わんが。
— Yuichi Onodera (@mokemoke6502) June 8, 2020
このように、業界に対する満足度は働く会社によって変わります。
入ってすぐに「IT業界やめたい」とならないためには、自分にあった働き方ができる会社を選ぶことが大切です。
会社の選び方については、「5.続けたいと思える職場を見つける方法」で解説します。
「IT業界やめとけ」と言われる理由がわかったところで、今度は「問題のある志望動機」について紹介します。
志望動機によっては、「IT業界はやめといた方がいいかも」という人もいるので、自分に当てはまるものがないか確認してみてください。
3.こんな志望動機の人は注意!
IT業界に興味を持っている人は、何かしらの志望動機を持っているはず。
しかし、その志望動機でIT業界に入っても大丈夫なのでしょうか。
ここでは、「IT業界はやめとけ」を言わざるを得ない主な志望動機を4つ紹介します。
①エンジニアという響きがかっこいいから
エンジニアは、そのかっこいい響きとは裏腹に、実際の業務は地味で泥臭いものです。
エンジニアのメイン業務とも言えるプログラミングは、画面に向かってひたすら作業するデスクワークとなります。
作業が地味で単調なため、お世辞にもかっこいいかと言われると微妙なところです。
エンジニアという言葉の響きだけでIT業界に入ろうとしているのであれば、一度考え直すことをおすすめします。
②人手不足だから簡単に入れそうだから
IT業界はここ数年、慢性的な人手不足に悩まされています。
埋め合わせのために、未経験からでも簡単に入れるような求人が多く公開されているのは事実です。
しかし、そのような企業はまともな教育もせず、不当な条件で働かせるブラック企業の可能性があります。
「簡単に入れそうだから」という理由のみでIT業界に入るのは危険です。
③デスクワークで楽そうだから
前述したように、プログラミング自体はデスクワークであることに変わりありません。
しかし、エンジニアは顧客から要望を聞き、それをもとに設計などを行う業務も存在します。
そのため、顧客との打ち合わせに出席する必要があります。
また、システム開発はチームで行うため、メンバー間の密なコミュニケーションが欠かせません。
このように、デスクワークを行う以外にもエンジニアはやるべきことがたくさんあるのです。
④普通のサラリーマンより稼げそうだから
前述したように、IT業界は他の業界と比べても給与は高い部類に入ります。
しかし、全ての企業が高給であるとは限りません。
企業によっては安月給で働かされる可能性もあります。
もし、普通のサラリーマンより稼ぎたいのであれば、企業選びを慎重に行うべきです。
4.IT業界に向いている人の特徴は?
IT業界は、向き不向きが顕著に現れる業界といっても過言ではありません。
ここでは、IT業界に向いている人の特徴について3つ説明します。
特徴1.柔軟性に優れている
1つ目の特徴は、柔軟性に優れていることです。
IT業界では、突然のシステム不具合、顧客からの急な仕様変更などで、想定外の仕事が発生することが多々あります。
このような想定外の事態に、エンジニアは柔軟性を持って対応しなければなりません。
臨機応変に対応できる人はIT業界に向いています。
特徴2.勉強・調査が大好き
2つ目の特徴は、勉強・調査が大好きであることです。
当然ながら、IT業界で働くにはITに関する知識・スキルを持っている必要があります。
そのためエンジニアは、知識・スキルの習得のために勉強が欠かせません。
勉強・調べ物が大好きであれば、IT業界で働くことに苦を感じることはありません。
特徴3.コミュニケーションができる
3つ目の特徴は、コミュニケーションができることです。
IT業界で働く場合、いろいろな人と関わることになります。
デスクワークのイメージが強いですが、プロジェクトのメンバー、顧客などと打ち合わせをするのもエンジニアの仕事です。
特に、顧客との打ち合わせでは、顧客の要望を正確に聞き取り、顧客にわかりやすく説明できる能力が求められます。
したがって、話し上手、聞き上手であればIT業界でも大いに活躍できます。
5.IT業界に向いていない人の特徴は?
IT業界に向いている人がいる一方で、向いていない人にも特徴があります。
ここでは、IT業界に向いていない人の特徴を3つ説明します。
特徴1.協調性がない
1つ目の特徴は、協調性がないことです。
これは、向いている人の特徴で説明した「コミュニケーションができる」ことの裏返しです。
先述したように、IT業界ではいろいろな人と関わりながら仕事をしていきます。
そのため、周囲との協調がとれないと仕事をしていくのは難しいです。
特徴2.勉強し続けるのは嫌
2つ目の特徴は、勉強し続けるのが嫌だと思っている人です。
これも、「勉強・調査が大好き」の裏返しです。
IT業界では、より多くの技術・知識を吸収するために毎日勉強することが求められます。
勉強をし続けることに苦痛を感じている人は、IT業界に転職しても苦しい思いをしてしまいます。
特徴3.肉体労働を求めている
3つ目の特徴は、肉体労働を求めていることです。
先述したように、エンジニアはデスクワークが中心です。
体を動かしたいというのであれば、IT営業などの仕事なら、結構体を使うのでおすすめです。
ただし、建設業のような肉体労働はIT業界に存在しないので、もっと体を使いたいというのであれば他の業界に転職することをおすすめします。
6.続けたいと思える職場を見つける方法
IT業界に転職して長く働きたいのであれば、長くそこにいたいと思える職場を見つけることが大切です。
ここでは、そのような職場を見つける方法を3つ説明します。
方法1.IT業界でどんな働き方をしたいかを明確にする
1つ目は、IT業界でどのように働きたいのかを明確にすることです。
IT業界といっても、アプリ開発がやりたいのか、ネットワーク機器をいじりたいのか、やりたいことによって職場選びにも影響が出てきます。
ネットワーク関係の企業の面接を受けるときに「アプリケーションの開発がやりたいです」といっても、相手にされないのは明白です。
今後の転職活動の指針になるため、IT業界でどのように働きたいかは明確にしておきましょう。
とはいっても、IT業界未経験者にとっては、働き方のイメージがしにくいですよね。
IT業界は非常に幅が広く、どのように働きたいかによって入社すべき企業の種類が変わってきます。
具体的な働き方とそれに対応したIT企業の種類を、以下の表にまとめてみました。
分類 | 適性 | ||
---|---|---|---|
ITサービス | 一般的に知られているサービスの開発に携わりたい | ||
ソフトウェア | 情報システムを開発してお客さんの反応を直接見聞きしたい | ||
SES | 専門性の高いスキルを持ちたい | ||
SIer | 情報システムの企画・開発・運用まで総合的で専門性のあるスキルを身に付けたい | ||
外資系 | 成果の大きい仕事に挑みたい | ||
ユーザー系 | 一つの情報システムに長く携わって、安定的な仕事をしたい | ||
メーカー系 | 大きな仕事に対して、段取りをクリアする形でこなしたい | ||
独立系 | 自己裁量を持ちながら、さまざまな仕事に取り組みたい |
ソフトウェアについては、担当する仕事の範囲によって、SESとSIerの2つに分類されます。
SES(システムエンジニアリングサービス)は、ある特定の業務に対して自身の労働力を提供する働き方です。
基本的には派遣のような、客先常駐での仕事になります。
対してSIerは、システムインテグレーターともいい、システムを導入しようとしている顧客の面倒を、最初から最後まで全て見てあげるのが仕事です。
企画・開発・運用まで全て請け負うため、様々なスキルを身につけたい人に向いています。
一般的に知られているサービスに関わりたいか、顧客の反応を直接見聞きしたいかなど、自身の叶えたいことによって入社すべき企業の種類がわかります。
どの働き方をしたいのかを明確にして、自分にぴったりの職場を見つけましょう。
方法2.企業の口コミをチェックする
2つ目は、企業の口コミをチェックすることです。
今ではインターネットが普及したこともあり、興味のある企業を検索すれば口コミを閲覧できるようになりました。
口コミでは、働き方・給与に対する不満、仕事のやりがいなどが事細かに載っているため参考にしたいところです。
特におすすめしたい口コミサイトは、転職会議です。
転職会議は、約300万もの口コミが閲覧でき、かつ求人も探せるサイトとなっています。
実際に働いている人の口コミを基に求人に応募可能なので、転職活動をスムーズに進められます。
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方法3.転職エージェントを利用する
3つ目は、転職エージェントを利用することです。
転職エージェントは、IT業界でどのように働きたいのか、働きたい会社の希望条件は何かなど、業界に通じたアドバイザーが懇切丁寧に指導してくれます。
そのうえで、その人にぴったりの企業を紹介してくれるため、転職後のミスマッチがおきにくいというメリットがあります。
そのほかにも、応募書類の添削、面接の対策など手厚いサポートも行ってくれるので、転職活動をより確実に進めることができます。
7.IT業界未経験者におすすめの転職エージェント
先述したように、転職エージェントを利用すれば、あなたに合った企業に転職することができます。
ここでは、IT業界未経験者に向けたおすすめの転職エージェントを3つ紹介します。
ワークポート |
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---|---|
doda |
|
リクルートエージェント |
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【転職エージェントは複数利用がおすすめ】
転職エージェントはそれぞれ保有している求人が異なるため、気になったエージェントは全て登録しておくのがおすすめです。
大手転職サイト「リクナビNEXT」によると、転職成功者は平均4.2社のエージェントを併用しています。
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なるべく多くのエージェントで情報収集をして、失敗を防ぎましょう。
IT専門のエージェントなら「ワークポート」
(引用:ワークポート)
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IT専門の中では珍しく、業界・実務未経験にも対応してくれます。
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---|---|
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詳しい解説は以下を確認してください。 「【未経験OK!】ワークポートの評判・口コミと登録前の注意点を解説!」 |
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手厚いサポートが受けたいなら「doda」
(引用:doda)
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詳しい解説は以下を確認してください。 「【2月最新】doda(デューダ)の悪い評判と利用前の全注意点」 |
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(引用:リクルートエージェント)
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約137,800件 (2021年2月時点) |
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8.長く続けられる職場選びのポイント
ここでは、長く働き続けるための職場選びのポイントを5つ紹介します。
ポイント1.サービスや業務に興味が持てる
1つ目は、その企業のサービス・業務に興味が持てるかどうかです。
IT業界に限った話ではありませんが、何か物事を始める場合、興味が持てなければ長続きしませんよね。
したがって、転職したい企業のサービスや業務をチェックして、興味が持てるかをあらかじめ確認しておきましょう。
しかし、IT業界と一口に言っても実際に展開しているサービスは企業によってさまざまです。
そこで、IT業界におけるサービスの種類について確認しておきましょう。
まず、IT業界は大きく分けて4つの領域があります。
世の中のIT企業は、この4つの領域のいずれかに属しています。
領域 | サービス内容 |
---|---|
ハードウェア | パソコン、周辺機器などの物理的な機械の開発 |
ソフトウェア | パソコン、スマホ上で動作するソフト、アプリの開発 |
情報処理 | 企業向けの情報システムの設計・開発・運用 |
ITサービス | 通販サイト、SNSなどのWebサービスの運営など |
また、ソフトウェア、情報処理については、サービス内容によって3つに分類されます。
分類 | サービス内容 |
---|---|
ITコンサル | 顧客となる企業の経営課題をヒアリングし、解決策の提案・解決までのスケジュールを管理する |
SES(派遣) | 開発・運用する情報システムに対して、エンジニアを派遣してスキルを提供する |
SIer | 情報システムの企画・設計・開発・運用を一貫して担当する |
ITコンサルは、主にヒアリングとスケジュール管理が主なサービスであり、開発・運用は基本的に行いません。
それに対して、SESはエンジニアを派遣させる形で、情報システムの開発・運用を担います。
また、ITコンサルとSESの中間にあたるSIerは、情報システムの企画から運用まで一手に引き受けるのが特徴です。
さらに、SIerは企業の特性によって4つに分類されます。
分類 | 特性 |
---|---|
外資系 | 外国資本の会社。海外に関連する案件が多い。 |
メーカー系 | ハードウェアメーカーの子会社。親会社に関連する案件が多い。 |
ユーザー系 | メーカー以外の民間企業の子会社。親会社に関連する案件が多い。 |
独立系 | 親会社はなく、独立した営業活動を展開する。 |
外資系は、外国資本によって設立された会社のため、国境をまたぐようなシステム開発の案件が多いのが特徴です。
メーカー系、ユーザー系は親会社の案件を担当することが多いです。
独立系は、独自的にサービスを展開するため、メーカー系、ユーザー系よりも案件の分野が幅広くなります。
ポイント2.社風に合っている
2つ目は、社風が合っているかどうかです。
社風とは、例えば上下関係が厳しいか、結果による評価を重視するかといった、企業が持つ雰囲気、価値観のことです。
社風が合っていなければ、長く働き続けても苦しい思いをしてしまいます。
転職会議などの口コミサイトを参考にしたり、転職エージェントを利用したりして、その企業の社風を確認しておきましょう。
ポイント3.給与に納得できる
3つ目は、給与に納得できるかどうかです。
これは、転職エージェントを利用するときにアドバイザーに相談をすれば、今よりも高い収入が期待できる企業を紹介してくれます。
したがって、自身が納得できる給与が得られるように、しっかり相談しておきましょう。
ポイント4.福利厚生が充実している
4つ目は、福利厚生が整っているかどうかです。
福利厚生とは、例えば雇用保険があるか、住宅手当、交通費が支給されるか、時短勤務があるかなどです。
自身の働き方に合った福利厚生があるかどうか、求人票を見て確認しておきましょう。
ポイント5.育成環境が整っている
5つ目は、育成環境が整っているかどうかです。
先述したように、長く働ける企業は社員を育成する余裕がある職場と言い換えることができます。
これも、アドバイザーに相談して育成環境が整っているかどうかを確認しておきましょう。
まとめ
この記事では、「IT業界はやめとけ」と言われている理由などについて、解説しました。
まとめると、以下の通りです。
【「IT業界はやめとけ」と言われる理由】
- 残業が多く休みが取れないから
- IT業界の下請け構造に問題があるから
- 給与が安い・残業代が出ないから
- AIに取って代わられ仕事がなくなるから
また、IT業界未経験者に向けておすすめの転職エージェントを3つ紹介しました。
ワークポート |
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リクルートエージェント |
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以下の記事は、IT業界未経験者向けの解説記事となっております。併せて参考にしてみてください!