最終更新日:2021/02/05
「IT業界に転職したいけど、どこの転職エージェントを使えばいいの?」
転職エージェントはたくさんありますが、それぞれ強みや特徴が異なります。
そのため、適当に選んでしまうと「使いづらい」「欲しい求人が見つからない」など転職活動がうまく進まなくなってしまう原因になります。
そこで、この記事では未経験におすすめのIT転職エージェントを紹介します。
まずは選び方を解説した上で、どの転職エージェントを使えばいいか紹介するので、エージェント探しで悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
気になる項目をクリック
1.まずはチェック!転職エージェントの正しい使い方
転職エージェントは1社だけではなく2〜3社併用することで求人の確認漏れを防ぎ、相性が良いアドバイザーに出会いやすくなるので複数利用がおすすめです。
未経験なら「ワークポート」+α
業界・実務未経験から転職したいなら、経験が浅くても対応してくれる転職エージェントを利用しましょう。
IT業界専門の転職エージェントはほとんどが経験者対象になっていますが、「ワークポート」はIT専門でありながらも、業界・実務未経験にも対応しています。
そのため、未経験からの転職ならまずはワークポートへの登録がおすすめです。
さらに、転職したい職種によってワークポート と併用するエージェントを選ぶといいでしょう。
転職エージェント | 職種 |
---|---|
未経験登録おすすめ! ワークポート |
全職種 |
doda |
全職種 |
リクルートエージェント |
全職種 |
ハタラクティブ |
エンジニア、クリエイター |
どのIT職種にも対応しているのは、dodaやリクルートエージェントなどの大手の転職エージェントです。
ハタラクティブは20代・フリーター・第二新卒・既卒向けの転職エージェントで、経験に不安がある人に適しています。
- 【経験にある程度自信があるが、未経験から転職したい】
→ワークポート+doda+リクルートエージェント - 【社会人経験が浅く、経験にはかなり不安がある】
ワークポート+ハタラクティブ
2.業界・実務未経験者におすすめのIT転職エージェント4選
ここでは、業界・実務未経験からIT業界に転職したい人向けの転職エージェントを4つ紹介します。
おすすめの使い方は、まず「ワークポート」に登録しておき、必要に応じて他の転職エージェントを組み合わる方法です。
では、それぞれの転職エージェントについて詳しく解説します。
転職エージェント | 特徴 |
---|---|
登録おすすめ!! |
|
doda |
|
リクルートエージェント |
|
ハタラクティブ |
|
ワークポート|IT専門で業界・実務未経験でも使える
(引用:ワークポート)
- 向いている人
・未経験からIT系に転職したい全ての人(経験者も可)
・20代・第二新卒
・できるだけ早く転職したい人 - おすすめ職種:エンジニア、クリエイター、営業、コンサル、Webマーケター
- おすすめ地域:関東、関西、九州・沖縄、東海
ワークポートは様々な職種を扱う転職エージェントですが、特にIT系の転職に力を入れています。
他のIT専門の転職エージェントと違い、業界・実務未経験のサポートにも力を入れているため、未経験からIT系に転職するなら、優先的に登録しておきたい転職エージェントです。
エンジニアやクリエイターを始めとして、IT営業やコンサル、Webマーケターなど幅広いIT系の求人を扱っています。
- ソフト開発/システムエンジニア 系:6,938件
- ネットワーク系:2,249件
- ゲーム関連:1,169件
- クリエイティブ系:1,344件
- サポート系:1,757件
- ITコンサル・プリセールス系:866件
- IT営業:1,886件
- Webマーケティング:779件
(※2020年12月時点)
未経験向けではありますが、ITに詳しいエージェントが在籍しているので、業界について詳しい話を聞くことが可能です。
対応スピードが速く、面談後すぐに求人を紹介してもらえることが多いので、出来るだけ早く転職したい人にもおすすめできます。
また、ワークポートでは未経験からエンジニアを目指したい人向けの無料プログラミングスクール「みんスク」も運営しています。
プログラミングを勉強しながら転職したいという人は、こちらも利用するといいでしょう。
利用者の口コミ
運営会社 | 株式会社ワークポート |
---|---|
公開求人数 | 約34,200件 (2021年2月時点) |
非公開求人数 |
非公開 |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://www.workport.co.jp/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「【未経験OK!】ワークポートの評判・口コミと登録前の注意点を解説!」 |
\スマホで簡単!3分以内で無料登録!/
doda|求人閲覧だけの利用も可能
(引用:doda)
- 向いている人
・未経験からIT系に転職したい全ての人(経験者も可)
・全年代
・転職サイトとしても使いたい - おすすめ職種:全職種
- おすすめ地域:全国
dodaは転職者満足度No.1の転職エージェントです。
以下のように、幅広いIT系職種を扱っており求人数も豊富です。
- SE/インフラエンジニア/Webエンジニア:14,824件
- 組み込みソフトウェア:1,928件
- クリエイティブ:2,632件
- IT営業:1,898件
- ITコンサルタント:1,136
- Webマーケティング:986件
全国の求人をバランスよく扱っているため、地方で転職したい人にもおすすめできます。
アドバイザーは業界に精通しており、IT業界ならではの書類・面接対策ができるため、未経験から転職したい人も安心です。
また、dodaは「転職サイト」と「転職エージェント」の要素を兼ね備えているため、自分で応募したい人にもおすすめできます。
30代男性
条件に合う求人を紹介してくれた
転職エージェントを利用してみて、こちらの希望に沿って相手が条件に見合うだけの求人を提示してくれる事が良かったです。通常の転職サイトだと多くの求人(同じ企業が多く表示される)中で希望の求人を見つける事に苦労していました。
面接の日程を調整してくれる事も楽で良かったです。
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
---|---|
公開求人数 | 約72,000件 (2021年2月時点) |
非公開求人数 |
非公開 |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://doda.jp/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「【2月最新】doda(デューダ)の悪い評判と利用前の全注意点」 |
\スマホで簡単!3分以内で無料登録!/
リクルートエージェント|業界最多の求人数&支援実績No.1
(引用:リクルートエージェント)
- 向いている人
・未経験からIT系に転職したい全ての人(経験者も可)
・全年代
・たくさんの求人の中から選びたい - おすすめ職種:全職種
- おすすめ地域:全国
リクルートエージェントは求人数No.1の総合系の転職エージェントで、応募できる求人が少ない未経験者は必ず登録しておきたい1社です。
リクルートエージェントでは非公開求人を含めると、下記のように他のエージェントとは比較にならないほどの求人を保有しています。
- SE・ITエンジニア:30,353+41,438件
- クリエイティブ系(Web・ネット・ゲーム):6,226+7265件
- IT・技術・システム営業:6,346+4,853件
- IT・システムコンサルタント:4,825+16,697件
- Web・デジタルマーケティング:1190+1504件
(※2020年12月時点)
dodaと同様に、リクルートエージェントも全国の求人を幅広く扱っているため、求人が少なくなりがちな地方で転職したい人は必ず登録しておきましょう。
24歳女性
医療機器業界→IT業界
初めてで不安だったが親身になって答えてくれた
履歴書をはじめ、職務経歴書など初めてのことばかりでしたが、親身になって答えてくれました。また、模擬面接も設けてくださり、受け答えの仕方から、どうやって答えたらいいのか、などのアドバイスもいただくことができ、安心して本番の面接に望むことができました。
運営会社 | 株式会社リクルートキャリア |
---|---|
公開求人数 | 約107,700件 (2021年2月時点) |
非公開求人数 |
約137,800件 (2021年2月時点) |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「【2月最新】リクルートエージェントの悪い評判と利用前の全注意点」 |
\スマホで簡単!3分以内で無料登録!/
ハタラクティブ|20代フリーター・既卒・第二新卒向け
(引用:ハタラクティブ)
- 向いている人
・20代のニート・フリーター・既卒・第二新卒・大学中退者
・学歴に不安がある人
・ハローワーク以外を使いたい人 - おすすめ職種:エンジニア、クリエイター
- おすすめ地域:東京・埼玉・千葉・神奈川・愛知・大阪・福岡
ハタラクティブは、20代のフリーター・既卒・第二新卒向けの転職エージェントです。
フリーター専門エージェントでは認知度No,1で、正社員の経験がない3人に2人がハタラクティブから未経験で転職を成功させています。
利用者の学歴は高卒約29.99%、専門卒16,64%、大卒/院卒47.3%で、学歴に関係なく利用可能です。
ハタラクティブでは、担当者が実際に取材した企業のみを紹介しているため、「労働基準法を満たしていない」「過剰なノルマが設けられている」など明らかに悪条件な求人はほとんどありません。
そのため、ブラックな案件が紛れ込みやすいハローワークよりも、安心して求人に応募できるでしょう。
ただし、求人数は大手に比べると少なめなので、コロナの影響で紹介できる求人が減っているので、「ワークポート」との併用をおすすめします。
ワークポートでもフリーターにも対応してくれるので、併用して希望にあった求人を紹介してもらいましょう。
利用者の口コミ
20代女性
アドバイザーが相談しやすい人だった
私の担当キャリアアドバイザーは女性でした。明るくテンション高めの優しそうな方だったため、話しやすく相談しやすく感じました。
面接の日は朝始まる前と終わった後にLINEで連絡が来ていたため、途絶えず放置もされず、連絡がとりやすかったように感じます。
運営会社 | レバレジーズ株式会社 |
---|---|
公開求人数 | 非公開 |
非公開求人数 |
非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://hataractive.jp/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「騙されるな!ハタラクティブの悪い評判と利用前の全注意点」 |
\スマホで簡単!3分以内で無料登録!/
3.未経験からエンジニア転職を成功させるコツ
IT業界の中でも、エンジニアへの転職は技術力が求められるので難易度が高いです。
そこで、ここでは未経験からエンジニア転職を成功させるコツを6つ紹介します。
理解しておくと転職活動をスムーズに進めやすくなるので、ぜひ事前に確認してみてください。
①エンジニア専門のエージェントにこだわらず登録する
未経験からエンジニアに転職したい場合は、特化型だけではなく総合型の転職エージェントも利用するのがおすすめです。
転職エージェントには、業界に特化した「特化型」と様々な業界を扱っている「総合型」があります。
- IT特化型:IT業界の求人のみ扱っている
(例「レバテックキャリア 」「マイナビIT AGENT」) - 総合型:様々な業界の求人を扱っている
(例:「ワークポート」「リクルートエージェント」「doda」)
特化型の場合、経験者を対象にしているケースが多いため、未経験者は相手にしてもらえないことがあります。
一方で総合型は未経験にも幅広く対応しているケースが多いので、未経験者が転職する場合は総合型の転職エージェントも併用するのがおすすめです。
②転職エージェントは併用する
大手転職サイト「リクナビNEXT」によると、転職成功者は平均4.2社の転職エージェントを併用しています。
つまり、本気で転職成功したいなら転職エージェントは3〜4社は登録しておいた方がいいということです。
複数利用のメリットには、以下のようなことが挙げられます。
【転職エージェントを複数利用するメリット】
- 得意分野や強みが違うので、複数登録しておくことで希望にあった求人に出会える確率がアップする
- 一般には公開されていない「非公開求人」や「独占求人」などを紹介してもらえる可能性があるので、希少なポジションに就ける確率がアップする
- 1社のキャリアアドバイザーと相性が合わなくても、他のエージェントで相性の良いアドバイザーに出会える可能性が高くなる
ただし、登録数が多くなるとエージェントの管理が難しくなるので、登録しすぎはおすすめしません。
3〜4社であれば上記のようなメリットの恩恵を受けつつ、管理もしやすいです。
転職エージェントの複数利用については、下記記事で詳しく解説しているのでご覧ください。
③相性の悪い担当者は早めに変更する
転職エージェントの担当者と相性が悪い場合は、早めに変更を申し出ましょう。
相性が悪い担当者と面談を続けても、思うように転職活動が進められず効率が悪いです。
例えば、以下のような担当者に当たってしまったら、変更を申し出た方がいいです。
- 態度が悪い
- 相談しづらい
- こちらの意図を汲み取ってくれない
- 連絡の頻度が多すぎる、少なすぎる
変更する場合は、面談時に担当者に直接伝えるか、もしくは問合せフォームから担当の変更を申請しましょう(エージェントにより対応が異なります)。
正直な理由が伝えづらい場合は、「他のキャリアアドバイザーの意見も聞いてみたい」という理由なら角が立たないでしょう。
④断られたら転職サイトを利用してみる
転職エージェントでは、職務経歴や年収によっては利用できないことがあります。
登録はできても、「紹介できる求人がない」と言われてしまうこともあります。
もし利用を断られたら、転職サイトの利用も検討してみましょう。
この記事で紹介した「doda」は転職サイトとしても使えるので、断られたらdodaで探してみるのがおすすめです。
転職サイトでは求人紹介や書類添削などの細かいサポートが受けられませんが、求人を探して自分でエントリーすることが可能です。
下記に違いをまとめておくので、違いを確認してみてください。
マイペースに転職活動を進めたい人にとっては、むしろ転職サイトの方が向いている場合もあります。
エンジニア向けの転職サイトは「【目的別】SEにおすすめの転職サイト7選!転職エージェントとの違いも解説」で紹介しています。
SE向けの転職サイトですが、全てのエンジニアが共通して利用できる内容になっているので、ぜひ参考にしてください。
⑤実力をつけたいならプログラミングスクール経由で転職する手もある
未経験対応の転職エージェントを利用すれば、未経験で応募できる求人を探すことは可能です。
ただ、全く知識がない状態で入社すると早い段階で挫折してしまう恐れがあります。
そのリスクを回避したいなら、プログラミングスクールで学び、スクール経由で転職するという手もあります。
例えば、「TECH ACADEMY(テックアカデミー)」というスクールには、未経験から12週間でエンジニア転職を目指せる「エンジニア転職保証」というコースが用意されています。
(引用:TECHACADEMY Pro|TECHACADEMY)
このコースを受講すれば、オンラインでエンジニアとしての基礎を学びながら、転職サポートも受けることができます。
以下のような条件に当てはまっている方は、テックアカデミー 経由での転職も検討してみてください。
- 受講開始時点で20歳以上32歳以下の人
- 東京でエンジニアとして働きたい人
- Javaを学びたい人
\スマホで簡単!3分以内で無料登録!/
その他のスクールも検討したい方はエンジニアにおすすめのプログラミングスクールTOP7!オンラインで気軽に学ぶならどこ?をご覧ください。
⑥未経験で応募するときの志望動機の書き方
エンジニアは経験を求める企業が多いため、未経験の場合アピールできることが少ないです。
最もアピールしたいのは、企業があなたを採用して損をしないということです。
そのためにも、以下の3つは必ず志望動機に入れましょう。
- 企業に魅力を感じていて、ぜひとも転職したいこと
- 成長のために何をしているか?
- これまでの経験で活かせることは何か?
①企業に魅力を感じていて、ぜひとも転職したいこと
まずは企業のサービス内容、仕事内容を調べ理解しましょう。
「自分はこんな仕事がやりたい〜」という一方的な志望動機に比べて、この人は自分たちが求めることを理解した上で転職したいと考えているという印象を与えることができます。
例えば「貴社の○○というサービスに魅力を感じたから転職したい」という感じで伝えるといいです。
②成長のために何をしているか?
熱意を伝えることは大切ですが、「頑張ります」「努力します」だけでは「本当にこの人はやる気があるのか?」と信じてもらえないかもしれません。
「貴社の事業で利用している○○というシステムについて本で調べてみた」「仕事で使う○○という言語を勉強している」など、具体的な行動を合わせてやる気をアピールしましょう。
「転職して、独学では身につけられない知識や技術を身につけたい」という意欲を伝えれば、未経験で合っても、投資する価値のある人材と考えてもらえる可能性が高いです。
③これまでの経験で活かせることは何か?
技術力はなくても、これまでの経験で得た以下のようなスキルはIT業界でも役立ちます。
- コミュニケーションスキル
- マネジメントスキル
- 体力
- 打たれ強さ
体力や打たれ強さは冗談かと思うかもしれませんが、過酷な作業が多いIT業界ではかなり役立つ力です。
未経験だから何もアピールすることがないと思わず、自分はこんな経験・スキルには自信があるということが1つでもあると、採用担当の心を捉えるアピール材料として使えるでしょう。
下記の記事では、例文付きで具体的な書き方について解説しているので参考にしてください。
4.転職エージェント|登録から内定までの流れ
ここまでは、おすすめの転職エージェントについて紹介しました。
ここでは、スムーズに利用できるように、転職エージェントに登録してから内定するまでの流れを紹介します。
どんなサービスが受けられるかも紹介するので、ぜひ確認しておいてください。
ステップ1.申し込み・登録
転職エージェントを利用するには、まずは登録を行います。
会社によって登録内容は異なりますが、一般的には以下のような内容を入力します。
- 名前
- 生年月日
- メールアドレス
- 電話番号
- 職務履歴
- 勤務先名
(※利用する転職エージェントによって内容が異なります)
入力する情報が多いと面倒ですが、その分マッチングの精度が高くなります。
ステップ2.キャリアアドバイザーとの面談
登録が完了すると、転職エージェントから面談の連絡がきます。
ただし、2021年1月時点では新型コロナウィルスの感染対策のため、面談は「電話・Webのみ」になっている転職エージェントもあります。
とはいえ、電話でも対面でも面談内容に違いはないので、それほど気にする必要はありません。
キャリアアドバイザーとの面談では、転職先の希望や悩みなど、転職に関することをなんでも相談して構いません。
ステップ3.求人紹介
面談で転職の希望を伝えると、キャリアアドバイザーが、希望にあった求人を紹介してくれます。
条件に合った求人を紹介してもらうコツは、希望や不安などをしっかり伝えることです。
面倒かもしれませんが、細かく伝えておくことで紹介案件が希望に合いやすくなります。
一般には公開されていない「非公開求人」を紹介してもらえる可能性もあるので、より好条件の求人が見つかる可能性もあります。
また、求人紹介の時には求人票だけではわからない、以下のような情報を教えてもらうことも可能です。
- 転職先の社風・雰囲気
- 業界の動向・将来性
- 入社後のキャリアパス
- 書類選考や面接の難易度
ステップ4.応募
応募企業が決定したら、キャリアアドバイザーが応募手続きを行ってくれます。
転職エージェントによっては、応募書類と一緒に「推薦状」も書いてくれます。
また、書類の選考通過率を上げるために、応募書類の添削も行ってくれるので、初めて転職する方も安心です。
ステップ5.面接
書類選考に通過したら面接に進みます。
転職エージェントでは、事前に面接の雰囲気になれることができるように模擬面接を行ってくれます。
また、企業に合わせたあなたのアピールポイントもアドバイスしてくれるので、効率よく面接対策を進めることが可能です。
ステップ6.内定・入社(アフターフォロー)
面接を突破して内定、入社が決まった後も、転職エージェントから以下のようなアフターフォローが受けられます。
- 勤務開始日の調整
- 給与などの条件交渉の代行
- 退職交渉
- 引き継ぎに関するアドバイス
上記のようなアフターフォローが受けられるので、次の職場に安心して転職することが可能です。
5.エンジニア転職でよくある質問
最後に、エンジニア転職でよくある質問について答えていきます。
特に新型コロナウィルスによる影響について詳しく解説するので、不安で転職に踏み切れない方はぜひ参考にしてください。
Q1.新型コロナの影響で応募できる求人が減っている?
A.一部の企業では募集停止していますが、エンジニア向けの転職エージェントで提案する求人数は通常時と大きく変わっていません。
例えば、IT転職専門の「レバテックキャリア」では、以下のように説明しています。
一部企業で募集停止は発生していますが、レバテックキャリアでご提案させていただく求人数は通常時と大きく変わりません。
景気の落ち込みがあっても、人材需要自体は無くなっていないためです。
経費削減で固定費型の求人掲載サービスから成果報酬型の転職エージェントへ移行する企業や、新型コロナウイルス対応にリソースを割きながら採用活動を継続するため、これまで以上に転職エージェントを積極活用する企業も増えてきています。
求人内容も新型コロナウイルスの流行前後で変化は生じておりませんので、安心して転職支援サービスをご利用ください。
(引用:ヘルプ|レバテックキャリア)
また、転職エージェント「doda」ではIT・通信系の職種の求人数は、全職種の中でも減少幅が少なく、有効求人倍率は4.89倍と発表しています(2020年12月時点)。
ただし、未経験向けの求人は減少傾向にあるので、未経験でエンジニアに転職したい人は求人が見つかりにくい可能性があります。
未経験の方は、未経験向けの転職エージェントで紹介した「ワークポート」や「doda」「リクルートエージェント」「ハタラクティブ」を活用して、根気強く求人を探しましょう。
Q2.外出自粛の影響で、普段と同じサポートを受けられない?
A.対面面談が受けられない可能性がありますが、電話やメールなどで通常時と同じレベルのサポートが受けられます。
多くの転職エージェントでは、新型コロナウィルス感染対策のために、対面面談を停止しています。
その代わりに、電話やメール、チャット、ビデオ会議ツールなどを活用して求職者へのサポートを行なっています。
企業とのやり取りも電話やメールなどを使って通常通り行われているので、普段と同じサポートを受けることが可能です。
Q3.転職後すぐに在宅勤務になると、職場に慣れるのに時間がかかるのでは?
A.通常時より、業務や職場環境に慣れるのに時間がかかる可能性があります。
たしかに、リモート勤務が多いと職場に馴染むのは大変です。
しかし、企業でも受け入れ態勢を強化していますし、転職エージェントも入社後のフォローに取り組んでいます。
転職後の勤務について不安があれば、事前に転職エージェントに相談しておくといいでしょう。
Q4.まだ転職を決めたわけではないけれど、利用できる?
A.すぐに応募しない方も利用できます。
登録後すぐに求人に応募しない場合でも、情報収集の目的で転職エージェントを利用しても構いません。
自分はどんなエンジニアに転職すべきか、新型コロナウィルスの影響で転職市場どうなっているのかなど、気になることを相談する相手として活用しましょう。
Q5.40代女性でもエンジニアになれば稼げる?
A.働き方によりますが、エンジニアになれば専門スキルを活かして働けるため、収入を増やせる可能性が高いです。
現在就職していない状態であれば、プログラミングを学んだからといってすぐに再就職して年収600万円以上を目指すというのは現実的ではありません。
40代であれば、プログラミングスキルを活かして在宅ワークでエンジニアとして稼ぐのが最も現実的です。
エンジニアの在宅仕事を探したいなら「クラウドワークス」や「ランサーズ」などのクラウドソーシングサービスを利用するといいでしょう。
まとめ
IT業界未経験者におすすめの転職エージェントを紹介しました。
どこにするか迷ったら、とりあえずワークポートに登録しておけば問題ありません。
使ってみて物足りない部分があったら、そのほかのエージェントにも登録して弱点を埋め合わせていくといいでしょう。
転職エージェント | 特徴 |
---|---|
未経験登録おすすめ! ワークポート |
|
doda |
|
リクルートエージェント |
|
ハタラクティブ |
|
【参考サイト】
27歳男性
プロセスエンジニア→ITエンジニア
未経験でも優しく対応してくれた
“アドバイザーは業界の知見を持っていて、それをもとにアドバイスをしてくれましたが、詳細な業務内容(転職先)までは把握できていない感じでした。対応に関しては、未経験でも優しく対応して頂きました。色々なことを教えていただいて助かりました。