
ソフトウェアエンジニアに転職するなら、どんな仕事をしたいのかをはっきりさせておくことが大切です。
例えばプログラマーから転職して設計寄りの仕事をしたいなら、それが実現できる職場を選ぶことが必要。
この記事では、ソフトウェアエンジニアに転職を考えている人が、職場選びで失敗しないために知っておきたいことをまとめました。
記事後半ではソフトウェアエンジニアとSE・PGの区分も解説するので、違いがわからない方はそちらも参考にしてください。
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(引用:ワークポート)
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1.ソフトウェアエンジニアに転職するために必要なスキル
コードを書くだけのエンジニアではなく、自分で一から開発に関わることができるソフトウェアエンジニアへのキャリアアップ。
ただ、その夢を実現させる前に、どう企業にアピールしていいのか不安もあるのではないでしょうか。
自分でプログラムを作った実績があるなど、目で見て分かる材料がないとアピールするのは難しいです。
そこで転職でアピールできる材料を身につけるためにも、どういったスキルが必要なのか詳しくご紹介します。
①ソフトウェア開発に必要な言語の知識
ソフトウェアエンジニアとして、ソフトウェア開発をする場合にはプログラミング言語を学んでおく必要があります。
ただ世界中にはプログラミング言語が200種類以上あるといわれています。
そのため手当たり次第に学ぶことはおすすめできません。
求人票をチェックして、企業がどんな言語の知識を求めているのか確認してから学ぶようにしましょう。
②論理的思考力
ソフトウェアエンジニアには論理的思考力が必要です。
論理的思考力とは、「物事を筋道立てて考える力」のことをいいます。
「AだからBである」と全ての行動にきちんと理由をつけて考えることができ、その考えにそって準備や行動ができるため、エンジニアに限らず仕事や日常生活にも役に立つ力です。
エンジニアに論理的思考力が必要な理由としては、以下のことが挙げられます。
【エンジニアに論理的思考力が求められる4つの理由】
- クライアントの要望だけでなくコストや性能にあった最適なプログラムを提案できる
- 納期に合わせたスケジュール調整ができる
- トラブルが発生した時に、冷静に対処できる
- エラーや失敗が発生した時に再発を防止するための提案や対処ができる
論理的思考力を身につける方法として、何か行動をする際には常に根拠や理由を考えるクセをつけるといいでしょう。
例として、エンジニアの仕事で考えてみましょう。
【例:根拠を考える】
納期に間に合わなかった。
なぜ?↓
(理由・根拠)
チームの連携ミスで納期に間に合わなかった。
↓
(対策)
次はこのようなことがないように、事前にチーム全員の計画を把握して連絡が回るようにしよう。
常に「なぜ?」と自分自身に問う練習をしておくと、仕事の場面で必要な論理的思考力を養うことができます。
③コミュニケーションスキル
コミュニケーションスキルは、仕事のやり取りをスムーズにするために必要不可欠なスキルです。
ソフトウェアエンジニアは、クライアントと直接やり取りをするわけではありませんが、チームで仕事をする必要があります。
そのため会話を通じて自分の意志や考え方を相手に伝える・相手の伝えたいことを受けとめ理解する力が必要です。
コミュニケーションスキルを身につけるために、以下のことを心がけて会話をしてみましょう。
【コミュニケーションスキルを身につけるためにすべきこと】
スキルの種類 | すべきこと |
自分から相手に伝える | 相手の立場になって伝える |
相手から受け取る | 相手の話を遮らず、よく聞く |
相手の表情や状況・周囲の雰囲気を読み取る | 相手の表情や声のトーンに注意する |
コミュニケーションスキルを身につけるためには、日頃から積極的に会話をすることが必要です。
特に面接では、コミュニケーションスキルが身についているかを問う質問が多いため対策もしておきましょう。
2.ソフトウェアエンジニアの年収は500〜600万円
「求人ボックス給料ナビ」によると、ソフトウェアエンジニアの正社員の年収は519万円で、日本の平均年収441万円よりも高くなっています。
派遣は時給1,900円くらいが平均で、IT系全体の平均時給1,336円よりもやや高めになっています。
ソフトウェアエンジニアは専門的な知識が求められるため、エンジニアの中でも年収が高めに設定されています。
ちなみに、海外では大学でコンピューターサイエンスを専攻した人しかソフトウェアエンジニアにはなれません。
そのため、評価が高く年収も日本のソフトウェアエンジニアと比べて高年収となっています。
3.ソフトウェアエンジニアへの転職に失敗しやすい人の特徴
ソフトウェアエンジニアに転職をしたかったのに、「応募しても内定がもらえない」「書類選考で落とされてしまい対策が分からない」といった失敗を繰り返してしまう人は少なくありません。
ソフトウェアエンジニアへの転職に失敗してしまう人はどんな人なのか、またその特徴に当てはまる場合の対策法をご紹介します。
特徴1.年収だけを気にして転職先を決める
求人票の年収だけを気にして転職先を決めると失敗しがちです。
先にご紹介したように、ソフトウェアエンジニアはソフトの開発をするだけでなく、コードを書いたりチェックをしたりと、いくつかの業務を兼ねていることがほとんど。
実際に入社してみたら「思っていた仕事ができない現場だった」「実は残業が多い・休日出勤がある職場だった」ということもあり得ます。
そういった職場環境の問題に加え、年収条件だけで求人を探すと、企業が求める人材と自分がやりたい仕事と合わない事もあります。
特徴2.35歳以上
エンジニア35歳限界説の大部分を占めるのが老眼との戦いった聞いて涙が止まらない
— 千堂 (@Sendo2248) April 12, 2020
エンジニアは35歳が転職の限界年齢・採用されるギリギリといわれており、35歳を過ぎると転職は厳しくなります。
35歳以上で転職を成功させている人もいるため、全員が当てはまるわけではありません。
若くしてキャリアを積んでいる人もいるため、さらに新しい知識を身につけて現役エンジニアとして活躍している人たちの中で、35歳以上のエンジニアが飛び込んでいくのは難しいといえるでしょう。
何の対策もせず、転職活動をするのは20代よりずっと難易度が高くなると考えておく必要があります。
特徴3.誰にも相談せずに転職先を決める
「友人に転職の相談をしたら止められた」「エンジニア領域について詳しくない方に相談しても意味がないから」といって自分一人で転職先を決めてしまうのも失敗する原因の一つです。
一方、同じ職場の人間なら年収や待遇といったことは理解してもらいやすいのですが、転職のことがばれてしまうため相談しにくいという声もあります。
こういった場合におすすめしたいのが、転職エージェントを利用する方法です。
転職エージェントとは、求人紹介と共に転職に関するサポートを行っているサービスのことを指します。
面談を重ね転職の際に必要となる企業情報に加え、職場環境などを教えてもらえるメリットがあります。
さらに、転職エージェントの営業担当が直接企業とやり取りをするため、「企業が欲しい人材」にあった求人を紹介してもらえることからマッチング率が高いことも魅力です。
自分のスキルや経験が大きな武器になるエンジニアだけに、転職エージェントのサポートはぜひ活用することをおすすめします。
4.ソフトウェアエンジニアの転職成功率をアップさせるおすすめ転職エージェント
エンジニアの転職で、転職エージェントのサポートが必要不可欠であることは先にご紹介しましたが、自分にあったエージェントを見つけるのは簡単そうで難しいものです。
エージェント探しに時間がかかってしまうと、せっかくの求人を逃してしまう可能性もあります。
そこでソフトウェアエンジニアへの転職を目指す場合に、おすすめの転職エージェントを詳しくご紹介します。
ワークポート |
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レバテックキャリア |
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マイナビITエージェント |
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経験に不安があるなら「ワークポート」
(引用:ワークポート)
ワークポートは、IT専門の転職エージェントの中では珍しく、業界・実務未経験のサポートにも対応している転職エージェントです。
ITに詳しいエージェントが在籍しているので、ソフトウェア業界について詳しい話をすることができます。
対応スピードが速く、面談後すぐに求人を紹介してもらえることが多いので、出来るだけ早く転職したいという人におすすめです。
登録も簡単で、所属企業名や細かい住所などのを聞かれないので、気軽に登録できます。
「登録が面倒だから」という理由で転職エージェントの利用を先延ばしにされている方は、ワークポートなら簡単に登録できるので、ぜひ利用してみてください。
運営会社 | 株式会社ワークポート |
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公開求人数 | 約52,600件(2022年4月時点) |
非公開求人数 |
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対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://www.workport.co.jp/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「ワークポートの評判・口コミは良い悪い?登録前の全注意点も解説」 |
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転職のサポートをしっかり受けたいなら「レバテックキャリア」
(引用:レバテックキャリア)
レバテックキャリアは、IT・Web業界の求人に特化した転職エージェントです。
キャリアアドバイザーがエンジニア業界の知識に精通していて、的確なアドバイスをしてもらえるのが強みです。
また、企業に小まめに営業が足を運び情報収集をしています。
そのため「企業の求める人材」「求職者にしかないキャリアやスキル」のマッチング率が高くなっているのです。
「職務経歴書が上手く書けない」「面接が不安」といった悩みがあるなら、ぜひ利用してみてください。
運営会社 | レバテック株式会社 |
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公開求人数 | 約14,480件(2021年9月時点) |
非公開求人数 |
非公開 |
対応地域 | 京都+兵庫+千葉+大阪+愛知+東京+熊本+神奈川+福岡 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://career.levtech.jp/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「レバテックキャリアの評判・口コミは良い悪い?「断られた」「しつこい」の口コミを調査!」 |
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幅広い求人から選びたいなら「マイナビITエージェント」
(引用:マイナビITエージェント)
マイナビITエージェントは、IT・Web業界への豊富な転職実績のある転職エージェントです。
業界内最多の求人を持っており、ハイクラスからベンチャー企業まで幅広い企業の中から選べることが大きな魅力です。
またサポートにも力を入れており、提出書類の添削や面接対策は求職者の都合に合わせ、何度でも対応してくれます。
また全国に拠点があり、地方で転職したい方も利用しやすくなっています。
運営会社 | 株式会社マイナビ |
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公開求人数 | 非公開 |
非公開求人数 |
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対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://mynavi-agent.jp/it/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「マイナビIT AGENTの評判・口コミは良い悪い?メリット・デメリットを解説!」 |
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その他のエージェントも検討したい方は「【エンジニア監修】IT業界に強いおすすめ転職エージェントランキング|6職種・目的別で徹底比較!」をご覧ください。
5.ソフトウェアエンジニアとSE・PGの区分
エンジニアとして転職する場合、求人で「SE(システムエンジニア)」「PG(プログラマー)」「ソフトウェアエンジニア」といった区分に戸惑ったことはありませんか。
プログラマーの経験があり、キャリアアップで別の職種にチャレンジしたいと考えているなら、区分について理解しておきましょう。
知らずに転職してしまうと、入社した後に「思っていたのと違う」と後悔してしまうかもしれません。
ここでは、求人票でよく表記される区分を詳しくご紹介します。
PGとSE、ソフトウェアエンジニアの違い
PGとSE、ソフトウェアエンジニアの大まかな違いは、以下の通りです。
【PGとSE、ソフトウェアエンジニアの仕事から見た違い】
- プログラマー⇒コードを書く人
- ソフトウェアエンジニア⇒ソフトウェアの設計+コードも書く
- システムエンジニア ⇒システムの設計など全て行う
仕事の流れとしては、以下のようになります。
【エンジニアの仕事の流れ】
- システムエンジニア が顧客の要望を聞き出して、要件定義をする
- ソフトウェアエンジニアが①の用件に基づいてソフトウェアの設計をする
- プログラマーがコードを書く(ソフトウェアエンジニアが兼任することもある)
これはいわゆる「ウォーターフォールモデル」という開発手法です。
「ウォーターフォールモデル」とは、一つ一つの工程を管理し後戻りせず一方通行で行うもので、エンジニアの案件で多く採用されています。
ソフトウェアエンジニアとPGは兼任することが多い
プログラムを作成するためにコードを書くことを専門とするPG(プログラマー)は、ソフトウェアエンジニアから依頼されてコードを書く仕事を受け持っています。
ただ、多くの企業ではソフトウェアエンジニアはプログラマーとしての仕事も兼ねています。
コードを書くだけのプログラマーを雇うと、人件費がかさんでしまいます。
工程をスムーズに進める必要もあり、多くの場合はソフトウェアエンジニアが設計からプログラムの作成、チェックまで一手に担うことがほとんどです。
また仕様書を作成し、プログラミングやプログラムの仕事を丸ごと下請けに出す企業もあります。
この場合、ソフトウェアエンジニアという職種自体が存在しない場合もあります。
企業によってSEやソフトウェアエンジニアの仕事内容の解釈は違うため、どこも同じだと思って転職すると、思ったような仕事ができないことがあるので注意が必要です。
まとめ
ソフトウェアエンジニアは、コードを書くプログラマーとは違い、企業によって立ち位置や任される仕事に違いがあります。
そのため「ソフトウェアの開発をしたい」と転職したにも関わらず、実際にはチームリーダーなどで現場にはほとんど関わらない部署に配置される可能性もあります。
さらに、以下の条件に当てはまる人は注意が必要です。
【ソフトウェアエンジニアへの転職で失敗しがちな人3タイプ】
- 年収だけを気にして転職先を決める
- 35歳以上
- 誰にも相談せずに転職先を決める
特に事前にしっかり企業研究をしておかないと、面接でアピールができなかったり「うちの会社で求めている人材とは違う」と判断される可能性が高くなります。
自分の経験やスキルをしっかりアピールし、キャリアアップできる転職を可能にするためにも、転職エージェントのサポートをぜひ受けるようにしましょう。
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