最終更新日:2021/02/24
一般的に40歳を超えての転職は厳しいと言われています。
そのため自身の成長が望めない現状や給与に不満を抱えながらも、転職へ向けた行動へ移れずにいる人も多いのではないでしょうか。
しかし情報収集をしっかり行い用意をしておけば、希望職種・希望業界への転職は現実的なものになってきます。
そこでこの記事では、40歳の転職が失敗しやすい理由や成功する人の特徴、おすすめの転職エージェント、未経験からも可能な職種をご紹介します。
この記事を読めば、40歳で転職を成功させるポイントが分かりますので、ぜひ参考にしてください。
気になる項目をクリック
1.40歳の転職事情
40歳で転職して、割と安定の会社に入れたの。65歳までの収入を計算してみたのだけど。なんだか盛り上がらない自分がいて。今の安定なんて、安定じゃないよね。新しい経験を積むほうが確かに大事かも。#転職と年収のはなし
— 生自由僕人 (@nsS4rLUdWBcvBUz) June 4, 2020
40歳を過ぎると、転職適齢期の20代~30代よりも求人数が減るために、転職の難易度が高まります。
またヘッドハンティングの対象となる高い専門性や実績が乏しい場合には、適応力やポテンシャルの高い20代・30代の採用が優先される傾向があります。
企業の中には、新卒の採用活動で充足が出来なかった若手の人材を補てんするため、第二新卒を中途採用するケースもあるほどです。
しかし若手が優先される厳しい現実がある一方で、ニーズは少ないものの即戦力として40代を迎えたいと考える企業も存在することは確かです。
【40歳を必要とする企業の特徴】
- 即戦力を求める企業
- マネジメント経験者を求める企業
- 実践力や専門性の高い人材を求める企業
そのため40歳という年齢で足切りされると諦めるのではなく、即戦力として貢献可能な世代であると考えることで、転職の成功率が上がります。
未経験で年齢にこだわらない求人数も増えており、かつての「転職35歳限界説」は過去の話となっています。
2.40歳の転職希望者が失敗しやすい7つの理由
「40歳を歓迎する求人数が増えている」といっても、必ずしも思い通りの転職活動が出来るわけではありません。
ここでは、失敗しやすい7つの理由を確認し、同じ道をたどらないようにしましょう。
①企業が求める条件とマッチしない
転職市場において起こるミスマッチは、企業側と求職者双方にとって悩ましい問題です。
企業側が40歳以上の転職者に望むことと、転職者の持つ条件が一致しなければ、当然転職は難しいでしょう。
基本的に40歳以上の転職者に求めているのは、即戦力やマネジメント能力になります。
つまり「業界未経験の人に教育から始めるつもりはない」ということです。
40歳で実務担当としての勤務を希望する人もいますが、同じ程度の能力であれば企業は20代30代の年収の低い若年層を選びます。
40歳の転職希望者であれば、若年層には経験のない職務能力や実績を、具体例を交えてアピールしていく必要があります。
マネジメント能力も求められる年齢ですから、役職がついていなかったとしても、プロジェクトのリーダーや後輩育成経験があること等紐づくものをアピールしていきましょう。
②十分な自己アピールが出来ていない
十分な自己アピールが出来ていない人は、転職に失敗しやすい傾向があります。
なぜなら企業は40歳という年齢以前に、自社が求めている人材とのマッチングを望んでいるからです。
年齢を理由に消極的になっていては、企業にあなたの魅力が伝わることなく不採用となってしまいます。
そのため、応募企業が求めるスキルや経験をよく分析し、いかに自分が相応しいかを十分にアピールしていきましょう。
年齢的な給与制度、社内ポストなどの問題もありますが、それを上回るほどの適した人材であることを、臆することなく伝えましょう。
③過去の経験を活かすことにこだわり過ぎている
今までの経験から出来上がってきたプライドが邪魔をして、転職活動がうまくかないこともあります。
例えば前職が大企業、年収が高かった、部下を沢山抱えていた、などの自負です。
こういった意識は、企業の採用担当者に伝わってしまい、傲慢な印象となって採用に至らないことがあります。
いくら貴重な経験をしてきている人でも、転職した時点で新人としてゼロからのスタートになります。
自信を持つのは良いことですが、「教えていただく」という謙虚な姿勢は忘れないでください。
また前職が大企業であっても、同等かそれ以上の会社にストレートで決まるとは限りません。
むしろ大企業という大所帯で培った経験と人脈を生かして、中小企業で生かしていく。そのような姿勢で臨みましょう。
④担当者に「扱いづらい」と思われている
40歳での転職であれば、採用の窓口担当や教育担当者が年下であるのも珍しくないことです。
特に実務を希望する際は、いきなり年上が入れば現場でも扱いづらいのではないかと思われ、採用自体見送られるケースがあります。
また管理職としての採用で、はじめから年齢層高めの人材を所望している企業であっても、プライドの高すぎる人は敬遠されます。
今までの実績や待遇が凄かったとしても、新しい環境ではただの新人であることに変わりません。高慢さは企業に伝わってしまうものです。
「良好な人間関係を築ける人なのかどうか」という適応能力もチェックされていることを忘れず、相手を安心させるような態度を意識しましょう。
⑤年収が下がることを恐れている
生活設計のうえで転職先の年収は外せない大切なポイントとなります。
しかし初めの年収へのこだわりが強すぎるために、採用に至らず破談となることもあります。
40歳ではハイクラス層の転職であっても年収が下がることはありますが、入社後も最初の年収が続くわけではありません。
入社後に活躍する人材となって実績を残していくことで、昇給の可能性も出てきます。
これまでの年収は、前職で築いた実績による評価です。
転職先での実績がないことを考えれば、一時的な減少は受け入れて転職活動をしていくしかありません。
⑥職務経歴書がうまく書けていない
職務経歴書は転職活動においては重要な資料です。
しかし40歳という年齢から、どうしても長くなってしまう傾向があります。
ここに至るまでにやってきたことを、ただただ羅列するのではなく、応募企業で即戦力となる実績を強調して記載する必要があるのです。
直近の実績を特に見て欲しい場合は、現在から過去にさかのぼって記載していく方法もあります。
職務経歴書をプロの目線から見てもらいたい人は、「5.40歳におすすめの転職エージェント」で紹介している転職エージェントに登録し、きちんと自己PRが出来ているのかチェックを受けてください。
⑦面接時の受け答えに問題がある
面接での態度、受け答えで問題がある場合もあります。例えば転職理由です。
転職の動機を聞かれたとき「経営方針が間違っており、自分の考えとは合わない」「違和感がある」などと語る方もいます。
40歳という年齢と立場的に、企業の内情を知っていたり、ネガティブな情報に触れたりすることもあるでしょう。
しかし面接という公式の場で正直に話すというのは、印象が悪くなっても仕方がありません。
一個人の考え方から前職批判をする人は、後先を考えていない人です。
企業の担当にも「うちに来てもそのように不満を他所で言うのではないか」と思われるかもしれません。
たとえ事実であっても前職を批判することはせず、ポジティブな内容での転職理由を優先して話すようにしてください。
3.40歳の転職で競争に勝つ人の共通点4つ
40歳からの転職活動で競争に勝てる人には、それなりの理由があります。
内定を勝ち取った人の共通点が4つありますので、見ていきましょう。
①過去のキャリアを「超える」という考え方を持っている
40歳で転職を成功させる人は、今までの経験を「資産」ではなく「負債」だととらえて活動をしています。
つまり過去のキャリアにあぐらをかいて仕事をするのではなく”超えていく”という考え方をするのです。
これまでの経験が次の会社で評価されるとも限りません。
新しい場所で新しい自分を作っていく、という心構えでいます。
チェレンジ精神を忘れずに、転職後の具体的なイメージを持つようにしましょう。
②プラスアルファの経験やスキルをアピール出来る
企業が求める職種能力の他、経験やスキルをプラスアルファでアピールできる人は、転職に有利です。
【アピールポイント】
- 仕事で役立つ資格を取得したこと
- 仕事のために勉強したこと
- 仕事に対する意欲
- 企業に貢献出来ること
求人の募集要項だけでなくホームページなどで企業情報をリサーチし、「採用したい!」と思ってもらえるアピール材料がないかどうか、検討しましょう。
③謙虚に学ぶ姿勢と高い行動力がある
謙虚に学ぶ姿勢と高い行動力がある人は、転職が成功しやすいです。
謙虚な人は、過去の実績や頑固なこだわりを語るよりも、自分がどのように企業に貢献できるのかを伝えることに優れています。
なた、一般的に年齢を重ねるに連れて頑固なイメージを持たれる傾向があるため、謙虚さや素直さをアピールすることで、好印象に繋がります。
例えば相手を尊重し、丁寧な受け答えをするだけでも、素直さはアピール可能です。
これから転職を考えている人は、謙虚さや学ぶ姿勢について一度見直してみると良いでしょう。
④大切なもの以外を捨てる勇気がある
いったん自分にとって心地の良い場所や条件が手に入ると、どれも全部守ろうと考えてしまいます。
役職や年齢、会社の知名度、通勤距離、部下の数など、譲れないものが増えていきます。
しかしそれらを全て手放さないように頑張れば頑張るほどに、転職は厳しくなります。
二兎を追う者は一兎をも得ません。
大切なものはどれか一つだけに絞って、他は捨てる覚悟を持っていけば身動きがとりやすくなり、転職活動も円滑に進みます。
やりがいか年収か、生活リズムを崩さないことか。
人それぞれ希望は違いますが、大切なものを手放す勇気を持つことで条件合致の確率が高くなり、成功率が上がるでしょう。
4.40歳の転職活動を成功させる3つのステップ
40歳からの転職活動を成功させるための方法を、3つのステップに沿って解説していきます。
①自分の市場価値を把握する
まずは自分が転職市場においてどのくらいの価値があり、どのレベルであれば目指せるのかを把握します。
自分の市場価値を知るには、転職サイトのスカウト機能を利用したり、転職エージェントの担当者に相談したりするのがおすすめ。
自分の能力と合致する求人が多ければ、企業が求めている人材なので、転職の市場価値があると言えるでしょう。
できる限り多くの求人情報を見て、自分の経験がどの程度の市場価値を持つのか把握しておきましょう。
②情報収集をしっかり行う
適した企業と巡り合うためにも、なるべく沢山の求人情報をチェックしましょう。
40歳というタイミングでの転職において「~しか出来ない」「~でなければならない」と言った固定観念を捨て、興味が持てる企業を探すことが大切です。
企業の規模感や業界への先入観も一度取り払ってみてみれば、相性の良い企業と出逢える可能性が高まります。
情報収集をしっかりと行い、企業との相性を見極めるようにしてください。
③人脈や直接応募も視野に入れる
転職は、知人や友人の紹介で採用することができるケースもあります。
信頼している知人や友人に、転職を考えていることを伝えておくことで、ニーズに沿った情報が入って来ることもあります。
これまで築いてきた人脈を大いに活用しましょう。
また求人を出してはいない企業に対して問い合わせをしたり、履歴書を経営者宛てに直接送付したりするやり方もあります。
40歳だからこそ、チャンスを逃さず視野を広げて活動することが大切です。
ただし、人脈が薄い場合や直接企業へ問い合わせるのが難しいという人は、次にご紹介する転職エージェントの利用がおすすめです。
自分に合った転職方法を知ることができますので、ぜひ読み進めてください。
5.40歳におすすめの転職エージェント
転職エージェントとは、完全無料で転職の相談に乗ってくれるサービスです。
企業の紹介求人や面接の日時指定、応募書類の添削、給与交渉などの転職において必要なことをサポートしてくれます。
以下では、おすすめの転職エージェントをタイプ別に分類していますので、気になるカテゴリーをクリックし確認してみてください。
転職エージェント | 特徴 |
---|---|
リクルートエージェント | 求人保有数ナンバーワンの最大手の転職エージェント |
doda | 面接と書類対策で手厚いサポートが魅力 |
転職エージェント | 特徴 |
---|---|
ビズリーチ | 日本最大級のヘッドハンティング型転職サービス |
JACリクルートメント | 年収600万円以上や外資系企業の求人が充実 |
キャリアカーバー | 優良なヘッドハンターを自分で選べる |
転職エージェント | 特徴 |
---|---|
ワークポート | IT・Web・エンジニア領域に強みを持っている |
レバテックキャリア | IT業界のキャリアを活かして転職可能・非公開求人も多数 |
社内SE転職ナビ | 社内SEに特化し、転職を前提としないキャリア全般の無料相談も可能 |
転職エージェント | 特徴 |
---|---|
type女性の転職エージェント | 女性の転職に特化!よくある悩みにも精通 |
リブズキャリア | 女性のキャリアアップ向け求人が充実 |
パソナキャリア | 女性活躍推進コンサルティングチームが転職を支援 |
転職エージェント | 特徴 |
---|---|
Spring転職エージェント | 外資系企業とのつながりが強い |
ロバート・ウォルターズ | コンサルタントの専門性が高い |
マイケルペイジ | 非公開求人・高年収案件が豊富 |
転職エージェントにはそれぞれの得意分野があります。
中でも、総合型で取り扱いの幅広い「リクルートエージェント」と「doda」は、登録することをおすすめします。
次に、40歳の転職希望者におすすめの転職エージェントを3つ解説していますので、ぜひ参考にしてください。
詳しく見ていきましょう。
求人数ナンバーワンの「リクルートエージェント」
リクルートエージェントは、転職エージェントの中で保有求人数が最も多いサービスです。
2020年5月時点では、26万件以上の求人案件を扱っています。
年齢も地域も幅広く取り扱っているので、40歳向けの求人も充実していてキャリアの選択肢が広がります。
また、これまで37万人の転職者を支援してきたノウハウが蓄積されているため、サポートの手厚さも定評があります。
効率よく求人情報を集めるためにも、登録すべき転職エージェントです。
【リクルートエージェントは、こんな人におすすめ】
- たくさんの求人案件を確認・比較したい人
- 幅広い業種・職種の求人をチェックしたい人
- 地方の求人を探したい人
運営会社 | 株式会社リクルートキャリア |
---|---|
公開求人数 | 約120,000件 (2020年5月時点) |
非公開求人数 | 約140,000件 (2020年5月時点) |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
詳しくは「リクルートエージェントの解説記事」をご確認ください |
\スマホで簡単!3分以内で無料登録!/
手厚いサポートが魅力の「doda」
dodaは、手厚いサポートが魅力の転職エージェントです。
特に面接対策の丁寧さには定評があり、実践的で的確なアドバイスが貰えます。
40歳からの転職活動は、今までのキャリアをいかに企業にアピールしていけるかがカギを握っています。
dodaの優秀なアドバイザーから支援を受け、万全な体勢で選考に挑みましょう。
そしてdodaは転職エージェントサービスだけでなく、転職サイトとしての利用も可能です。
スキマ時間に気軽に求人をチェック出来るので、効率よく転職活動を行えます。
【dodaは、こんな人におすすめ】
- こまめに求人をチェックしたい人
- 転職活動に不安があり、手厚いサポートを受けたい人
- 自分のキャリアを活かし、転職成功に繋げたい人
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
---|---|
公開求人数 | 約74,000件 (2020年5月時点) |
非公開求人数 | 約53,000件 (200年5月時点) |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://doda.jp/ |
詳しくは「dodaの解説記事」をご確認ください |
\スマホで簡単!3分以内で無料登録!/
高年収を狙いたい人は「ビズリーチ」
ビズリーチは「ヘッドハンティング型」の転職サービスで、ヘッドハンターからスカウトが届くというシステムをとっています。
利用者の8割以上がスカウトきっかけで転職に成功しています。
企業からのスカウトを待つ形で転職活動が進められるので、現職が忙しい人にもおすすめのサービスです。
全体の3分の1以上の求人案件が年収1,000万円であり、ハイクラスを狙う方にも効率の良い転職活動が可能です。
企業からのスカウトを通して、自分の市場価値の確認することも出来ます。
転職を検討中の方にも、おすすめのサービスとなっています。
【ビズリーチは、こんな人におすすめ】
- 企業からのスカウトを待つ形で効率的に転職をしたい人
- 自分の市場価値を確認したい人
- 今までのキャリアを活かして高年収・ハイクラス転職を狙っている人
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
---|---|
公開求人数 | 約128,000件 (2020年5月時点) |
非公開求人数 | 非公表 |
対応地域 | 全国+海外 |
利用料金 | 無料 (一部有料) |
公式サイト | https://bizreach.biz/ |
詳しくは「ビズリーチの解説記事」をご確認ください |
\スマホで簡単!3分以内で無料登録!/
6.40歳未経験におすすめの転職先7選
年齢的に40歳となると管理部門に目を向けがちですが、実務で年齢を問わない職種もあります。
未経験も積極採用をしている転職先を7つご紹介します。
①不動産の営業
不動産営業は、物件の売買や賃貸のためのリサーチ、広告を使ってのPR、物件の案内、ローンの契約処理など、様々な業務を一貫して行うことの多い仕事です。
専門性は高いものの、未経験の採用も積極的にしています。
営業ノルマや給料のインセンティブ制をとっている企業が多く、業務内容も多岐にわたってハードなので、離職率が高いためです。
しかし入社後に専門性を身につけることが出来、頑張ったぶんのリターンが望める業種でもあります。
不動産の仕事内容について詳しく知りたい方は、こちらの記事「未経験でも不動産業界へ転職できる?年収や転職成功のコツを徹底解説」を参考にしてください。
②エンジニア職
IT業界はスマホゲームやIoTなどで成長を続けており、人材不足が続いています。
ネットワークエンジニア、プログラマー、テスター、デバッカーなどの実務部隊では、未経験で可能な募集もあります。
そのため、40歳からエンジニア職の開発畑に乗り込むことができるでしょう。
③工場作業員
軽作業や製造ラインを担う工場作業員は、年齢や経験に関わらず人材を募集している傾向があります。
覚えやすい仕事も多く、40歳で未経験からも転職が成功しやすい業種と言えます。
また、普通自動車免許やフォークリフト運転者、危険物取扱者などの資格を持っていると、より未経験転職に有利に働く職種です。
工場作業員の仕事について確認したい方は、「工場の転職難易度は?未経験から正社員になるための方法・志望動機を解説」をぜひ参考にしてください。
④介護職
高齢化に伴い、需要に供給が追い付いていないのが介護業界。
介護職は常に人手不足ですので、転職者にとっては売り手市場になります。
体力を使う仕事であり夜勤もあってハードですが、まだ体力のある40歳であれば高確率での転職が可能な業界です。
マネジメント側への移行も可能な、将来性のある業種でもあります。
⑤警備員
50代、60代の高齢者が多い警備業界だと、40歳は若手の部類に入り歓迎されます。
資格も必要ありませんので、未経験から挑戦する人の多い現場です。
警備員関連の国家資格もあり、入社後に取得することで昇進・昇給が見込めます。
⑥タクシードライバー
タクシー業界の平均年齢も、警備員と同じで50代は超えているために、40代は若手とされます。
また、多くのタクシー会社の給与形態は歩合制を採用していて、実績を上げれば収入が高まるシステムが採用されています。
タクシーの運転手には「普通自動車第2種運転免許証」が必要ですが、多くの場合は入社後に取得費用を全額会社が負担してくれるので、未経験からでも転職しやすい業界です。
やる気と工夫さえあれば、収入を増やしていける仕事です。
⑦コールセンタースタッフ
電話での受け答えが主なコールセンターでの仕事は、オフィスワークとして人気の職種です。
お客様からの問い合わせに答える受信業務(インバウンド)と、お客様へ電話をかけて営業などを行う発信業務(アウトバウンド)の2つに分けられます。
コミュニケーション能力を生かせる仕事であり、入社後に専門知識を身に付けることも出来ます。
まとめ
本記事では、40歳で転職したい人のために、以下のポイントを解説しています。
- 40歳の転職は若年層に比べて難しいものの、需要はある
- 企業のニーズを捉えて、自己アピールを的確に行うことが重要
- 40歳向けの未経験職種は様々ある
- 転職を成功させるためには、転職エージェントの利用がおすすめ
転職のしやすさ、決まりやすさは20代30代の若年層にはかないませんが、きちんと手順を踏んで分析することで、希望に近い求人への内定獲得も夢ではありません。
40歳で転職を成功させるためには、転職エージェントをうまく活用しましょう。
本記事でご紹介した転職エージェントは、下記の3つです。
- 求人数ナンバーワンで幅広い求人が見られる:リクルートエージェント
- 手厚いサポートで万全の体勢で臨める:doda
- スカウトで効率的に転職出来る:ビズリーチ
本記事の解説を参考に、希望の転職先を勝ち取ることを応援しています。