最終更新日:2021/03/25
カフェへ転職するなら、気になることはたくさんありますよね。
「仕事内容は?」「独立開業のための経験は積める?」「どうやって転職先を探せばいい?」など。
そこで今回、こんな疑問を持つ方のために、仕事の内容や転職前に知っておくべき注意点、おすすめの転職エージェントを紹介します。
この記事を読めば、カフェへ転職する前に知るべき情報が網羅でき、カフェ店員として新たなスタートを切ることができますよ。
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1.カフェに転職するとどんなことをするのか
まず、カフェに転職するとどんなことをするのかを3つに分けて解説します。
仕事内容
まず、一般業務として必ずやることになる仕事内容についてです。
- お客様の案内
- オーダーを受ける
- コーヒーやその他ドリンク、料理の調理
- 調理したドリンクや料理の提供
- 焙煎や仕込みなど
- 会計などのレジ打ち
- 洗い物やホールの清掃
こちらは正社員のみではなく、アルバイトスタッフでもやることになります。
正社員の仕事内容はコチラです。
- 新メニューの開発、提案
- 必要な材料や器具の発注、在庫管理
- 売上管理、報告
- お店の改善業務
- お店のマニュアルや会議に必要な資料作成
- アルバイトのシフト作成、給料計算
- アルバイトを育てるための指導業務
このようにやるべきことはたくさんあります。
あなたが転職するカフェで、どんな仕事をしたいのかを明確にしておいた方が良いです。
なぜなら、カフェでの仕事内容は店舗形態によって異なることが多いからです。
例えば、コーヒーへの強いこだわりを持って主にドリンクを提供するお店や、ランチ・ディナーで料理に力を入れるお店、オリジナルのデザートに注力するお店など、色んな形態があります。
自分がカフェでやってみたい仕事内容を予め考えておくと、転職の際に戸惑うこともありません。
また、カフェの正社員では、店舗の管理業務をこなすことも必要です。
アルバイトへの教育やシフト作成、発注業務など、忙しい時は時間外労働となることもあります。
カフェ店員の1日の流れ
ここでカフェ店員の1日の流れを見てみましょう。
【カフェ店員の1日のスケジュール例】
- 8時:起床
- 9時:出勤、店内チェック・清掃、機材の立ち上げ、納品物の整理、ランチに向けての仕込み
- 11時:お店をオープン、在庫確認
- 12時:ランチのピークタイム、オーダーを手際よく捌く、提供やお会計など店内を動き回る
- 15時:ランチ終了、休憩、発注業務
- 17時:翌日の準備、片付けなどの締め作業
- 18時:閉店、清掃、レジ締め
- 19時:他に管理業務(シフトや資料作成など)がある場合は終わらしてから帰宅
朝から夕方まで営業をする一般的なカフェの例です。
朝から店内状況を整え、必要な仕込みを終わらせて忙しいランチへと挑みます。
ランチでのピークタイムが終わってから休憩や管理業務をこなします。
経験を積めば独立開業も可能
カフェで正社員として経験を積めば、独立開業することも可能です。
自らお店を開業すれば、好みの雰囲気になるよう店内を装飾したり、やりたいメニューを好きなだけ試せます。
下積みの頃にしっかりと学び、自分の好きなお店を作って働くことを目標に日々励む人もいます。
ただし、独立してお店を開業すれば、失敗しても全て自分の責任です。
転職先で学べることは全て学び、マネジメントや管理業務などに関してもしっかりと実力をつける必要があります。
その先に、独立開業という夢を持てるのがカフェの良いところです。
2.未経験でもカフェに正社員として転職できる?
未経験でもカフェに正社員として転職することは可能です。
研修や教育に力を入れている企業もあります。
以下が未経験可能な求人例です。
このように大手企業でも未経験可能としています。
未経験でもカフェへの転職を恐れることはありません。
不安ならアルバイトからスタートしてもOK
カフェで未経験のまま、いきなり正社員として働くことに抵抗があるなら、アルバイトからスタートすることも可能です。
アルバイト募集をしているカフェも多く、アルバイトから正社員になるということもできます。
面接などをしても実際に働いてみないとわからない点は多いです。
アルバイトなら、仕事内容を学びながらお店の環境なども自分の目で確かめることができます。
しかし、正社員ではないため、できる仕事が制限されたり、シフトにより安定した給料を貰えないこともあります。
いきなり正社員ではなくても、まずカフェの業務を経験しておきたい場合におすすめです。
「市場価値」とは、あなたの経験やスキルが、企業からどれくらい必要とされているかという評価のことを言います。
実は、約7割のビズリーチ会員が市場価値を確かめるために利用しています。
「ビズリーチ」は、企業やヘッドハンターからのスカウトで転職ができる仕組みです。
思いもよらない大手企業や年収が大幅にアップできる企業からのスカウトが直接来ることがあるので、早めの登録が転職を成功させるための鍵になるでしょう。
すでに、あなたの経験やスキルを求めている企業がいるかもしれないので、まずはスカウトを受け取れる状況を作っておくことが重要です。
職歴を入力して待つだけで転職できる受け身型の転職サイトなので、自分の市場価値を確かめるためにも、隙間時間を利用して登録を行っておきましょう。
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3.カフェに転職する上で注意すべき4つのこと
様々な店舗形態のあるカフェでは、転職する上で注意すべきことが4つあります。
注意点1.イメージとのギャップ
カフェと聞くと、一見華やかなでお洒落なイメージを持つ人がいます。
しかし、実際にはシフトにより休みが安定しなかったり、忙しいお店では帰宅が遅くなることもある仕事です。
華やかでお洒落なイメージの裏では、スタッフが細かな事務作業や清掃、大量の仕込みなど、多くの業務をこなしています。
イメージのまま転職すると、後にギャップが生まれて苦労をするため、やることはたくさんあると認識しておくことが必要です。
注意点2.希望の仕事ができるか
カフェでは、調理スタッフとホールスタッフを明確に分けて募集しないことが多いです。
転職してみると、調理を学びたいのにホールを担当したり、カフェでの接客に憧れていたのに調理ばかりという可能性もあります。
あなたが希望とする仕事があるなら、面接時にしっかりと伝えて相談しておくべきです。
自分のやりたい仕事ができないということがないよう、事前にしっかりと確認しましょう。
注意点3.店舗の流行り具合
売上が悪ければ、給料や休みにも影響が出るリスクがあるため、店舗の流行り具合は要チェックです。
個人経営のカフェも多いですが、流行っていなければ安定した給料を貰えない、人件費削減のため社員の休みを削ることもあります。
色んなカフェがありますが、流行っていないお店に転職しても、悪化した経営状況を急に改善することは困難です。
お店の口コミや利用状況、知り合いに聞いてみるなど、できる限りそのお店がどれくらい流行っているのかは把握しておきましょう。
注意点4.料理はオリジナルか
コーヒーだけではなく、どんな料理を提供するのかという点も、カフェでは重要なポイントです。
気になる求人を見つけた場合には、料理はオリジナルかどうかの確認を怠ってはいけません。
調理に興味がある場合やお洒落なカフェ料理を学びたい場合など、しっかり確認しておかないと料理にあまり力を入れていないお店もあるからです。
お店の方針によっては、コスト削減や料理に手間をかけたくないため、冷凍食品を多用することもあります。
お洒落なカフェ料理を作れるようになりたい場合は、そのお店がどんな料理を提供しているのかをきちんと確認しましょう。
4.カフェに転職するためにやるべきこと
カフェに転職するためにやるべきポイントを解説します。
事前にしっかりと準備をして、スムーズに転職活動を進めましょう。
気になるお店のリサーチをする
気になるお店のリサーチは欠かせません。
なぜなら、お店によって接客スタイルも様々だからです。
- 服装は自由で接客の際の話し方もフランクなお店
- きっちりとした制服を着て丁寧な言葉遣いで接客するお店
このような接客スタイルの違い以外にも、コーヒー・料理の味や店内の雰囲気、お店のこだわりなど、しっかりリサーチをしましょう。
リサーチをすれば、自分が働きたいと思うカフェなのかを知ることができますよ。
自分で直接お店に行ってみても良いですし、周りのカフェ好きな人から情報収集しても良いです。
転職エージェントを活用する
カフェへ転職する場合、転職エージェントを利用することをおすすめします。
カフェには多くの店舗形態があり、各店のこだわりやお店の雰囲気、仕事内容も様々です。
事前にしっかりとリサーチをして、情報を入手しなければなりません。
しかし、気になるお店を自分で全て調べるには膨大な時間を浪費します。
転職エージェントを利用すれば、専任のアドバイザーから有益な情報を入手することが可能です。
1人でリサーチをして情報収集するよりも、転職エージェントを利用した方が、より効率的でスムーズに転職できますよ。
5.カフェへの転職でおすすめの転職エージェント
カフェへの転職におすすめする転職エージェントはこの3つです。
幅広い求人の中から検討したいなら「リクルートエージェント」
(引用:リクルートエージェント)
リクルートエージェントは調理・ホールスタッフや店長候補、カフェに関わる事務員まで、幅広い求人を見たい人におすすめの転職エージェントです。
2020年1月時点では「カフェ」で検索すると270件の求人が公開されています。
これだけでは少ない気がしますが、リクルートエージェントは他にも一般では公開されていない非公開求人を多数保有しているため、実際にはもっと多くの求人からカフェへの転職先を探すことが可能です。
非公開求人は一般公開されておらず、公開求人に比べると倍率が低めなので、転職成功率も上がる傾向があります。
様々な角度からカフェへの転職を検討したい方は、是非利用してみて下さい。
運営会社 | 株式会社リクルート |
---|---|
公開求人数 | 約107,200件 (2021年4月時点) |
非公開求人数 |
144,800件 (2021年4月時点) |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「【4月最新】リクルートエージェントの悪い評判と利用前の全注意点」 |
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よりリアルな飲食業の求人情報を知りたいなら「フーズラボ」
(引用:フーズラボ)
フーズラボは飲食業界で人気の転職エージェントです。
対象地域は1都3県で求人数は公開されていませんが、飲食業界経験者のキャリアアドバイザーから直接サポートが受けることができます。
実際に飲食業を経験したことのあるアドバイザーから、会社の特徴や懸念点などの細かい部分を聞いて情報を得ることが可能ですよ。
経験者のアドバイザーからよりリアルな求人情報を入手したい場合は、是非利用してみて下さい。
運営会社 | 株式会社クオレガ |
---|---|
公開求人数 | 約22,500件 (2021年4月時点) |
非公開求人数 |
非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://foods-labo.com/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「」 |
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飲食業界に特化した求人を見たいなら「クックビズ」
(引用:クックビズ)
クックビズは飲食業界に特化した転職サイト・エージェントです。
2020年1月時点では「カフェ」で検索すると、求人数は3,401件ありました。
カフェは勿論、他の飲食店求人も多数掲載されているため、カフェ以外の飲食店も検討したい方におすすめです。
飲食業界でもっと視野を広げつつ転職活動をしたいなら、クックビズに登録しておくといいでしょう。
運営会社 | クックビズ株式会社 |
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公開求人数 | 約26,500件 (2021年4月時点) |
非公開求人数 |
非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://cookbiz.jp/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「登録前に確認!クックビズの悪い評判と知っておくべき全注意点」 |
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まとめ
【カフェに転職する際のポイント】
- 店舗形態により仕事内容は大きく異なる
- 正社員は一般業務に加えて管理業務をこなす
- 未経験でも正社員として転職可能
- 華やかでお洒落なイメージの裏で努力している
- 経験を積めば独立開業することも可能
- カフェへの転職には転職エージェントを利用する
カフェへの転職事情について解説しました。
カフェは店舗形態や仕事内容も幅広いため、転職エージェントを活用して事前に情報を入手した方が効率が良いです。
ご紹介した転職エージェントをまとめると以下のようになります。
- 幅広い求人の中から検討したいなら「リクルートエージェント」
- よりリアルな飲食業の求人情報を知りたいなら「フーズラボ」
- 飲食業界に特化した求人を見たいなら「クックビズ」
自分に合った転職エージェントを活用して転職活動をスムーズに進めましょう。