未経験・30代でもFP転職は可能!資格難易度や有利な転職方法は?

一般転職

「FPって未経験でもなれるのかな?」という不安をお持ちですか?

お客様の人生設計を経済的な面からプランニングするのがFP(ファイナンシャルプランナー)の役割です

金融や経済など幅広い知識を豊富に持つことも重要です。

また、個人の資産状況を開示してもらう必要があるため、信頼関係を築くことも大切でしょう。

今回の記事では、未経験からFPへの転職に踏み切る際、有利な活動をするにはどうすべきかを解説しています。

この記事を読めば、未経験でもFPを目指すことができます。

あなたの転職成功への道しるべになりますように。

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1.未経験でもFPの転職は可能?

未経験でもFPへの転職は可能です

ただし、以下にあげる3つのことは非常に重要なことなので頭に入れておいてください。

  1. 資格は必要であること
  2. 幅広い金融や経済の知識を持つこと
  3. お客様最優先の気持ちを持つこと

上記に掲げた3つのことができる人ではないと務まりません。

先ずはじめに、この章ではFPの資格について詳しく述べていきます。

資格取得が必須

未経験でFPに転職するには、まずは資格を取得する必要があります。

FPには大きく分けて3種類の資格があります

「ファイナンシャルプランニング技能士」とは国家資格で、1級、2級、3級があり、1級が一番難易度が高いです。

「AFP」は、ファイナンシャルプランニング技能士の2級学科試験に合格し、日本FP協会に登録すると取得できる資格です。

「CFP」は、世界共通の国際資格であり、FPの資格の中で難易度が最も高い資格となります。

それではどのような資格なのか、一つずつ詳しく見ていきましょう。

①「ファイナンシャルプランニング技能士(FP技能士)」

  3級 2級 1級
試験科目
  • 学科試験
  • 技能試験
  • 技能試験
  • 実技試験
受験資格 定めなし

下記のいずれかに該当する者

  1. 日本FP協会が認定するAFP認定研修を修了
  2. 3級FP技能検定、または金融渉外技能審査3級の資格保持者
  3. FP業務を2年以上実経験している者

下記のいずれかに該当する者

  1. 実務経験5年以上
  2. 2級資格保持者で実務経験1年以上
  3. 金融渉外技能審査2級の資格保持者で実務経験1年以上
合格率 50〜70%

40%

8〜15%

難易度 ★☆☆☆☆ ★★★☆☆ ★★★★★
備 考

※2級FP技能検定は「AFP」の試験を兼ねているので、合格し、日本FP協会へ登録するだけでAFPの資格も取得できる

  • ※「CFP」認定者であること
  • ※「CFP」認定者でない場合、CFPの審査試験6科目全てに合格していること。ただし有効期限あり

「FP技能士」は国家資格で、一度合格すれば有効期限はありません

3級、2級、1級に分かれていて、それぞれに学科と技能試験があります。

試験は「NPO法人 日本FP協会」と「一般社団法人 金融財政事情研究会」の2団体が実施しており、団体によって実技試験科目が違います。

受験する方はそれぞれの公式サイトで確認してみてください。

合格率ですが、FP3級は合格率は50~70%で、入門レベルの易しい試験です。

受験者層は、社会人をはじめ、学生や主婦と幅広いです。

一方、2級は難易度が上がり、10人に4人しか合格できません。1級は10人に1人のみです。

2級以上の取得を目指すなら、相当な気合を入れて勉学に励まなくてはなりませんね。

<FP2級 合格率>

下記の表は平成30年1月から、平成31年1月までに実施されたFP2級の合格率を表したものです。

年度 受験者数 合格者数 合格率
平成31年1月 16,852人 6,806人 40.39%
平成30年9月 14,800人 5,458人 36.68%
平成30年5月 13,278人 5,251人 39.55%
平成30年1月 15,761人 6,645人 42.16%

参考元:Foresight

日本FP協会、金融財政事情研究会が主催する、それぞれのFP2級は、学科・実技試験とも、合格率は40%を超えるときがあります。

FP検定は、受験者数の増減により合格基準が変わることはなく、6割以上の得点を取れれば必ず合格できます

ちなみに、よく耳にする他の国家資格の宅地建物取引士の合格率は、高いときでも15%前後です。

FP2級は40%ほどの合格率なので、比較的容易に取得できる国家資格と言えます。

<FP1級 合格率>

下記の表は2017年9月から、2019年5月までに実施されたFP1級の合格率を表したものです。

年月 受験者数 合格者数 合格率
2019年5月 4,893人 576人 11.77%
2019年1月 7,310人 618人 8.45%
2018年9月 7,172人 591人 8.24%
2018年1月 7,455人 1,083人 14.52%
2017年9月 6,526人 680人 10.41%

参考元:一般社団法人 金融財政事情研究会

FP1級の合格率は、FP2級の合格率と比べ格段と下がります。

FP1級の取得を目指す人は、独立開業を視野に入れている人が多いからだと言えます

また通信教育や資格取得スクールでは、FP3級と2級のカリキュラムはあるものの、1級には対応していないことが多いため、独学で励むモチベーションが必要です。

FPとしての活躍の場を広げたいという意識の高い人でなければ合格は難しいでしょう。

②「AFP」

FP2級以上に合格し、日本FP協会おAFP認定研修修了者は「AFP」の登録権利を得ることができます

国内で幅広く普及しているFPの資格で、2年ごとの資格更新が必要です。

③「CFP」

 FP1級は国内のみだけで通用する資格なのに対し、CFPは国際資格なので海外でも通用するグローバルな上級資格です

「CFP」は、NPO法人 日本FP協会が主催している超難関の部類に入る資格です。

難易度は、FP資格の中で最上級だと言われています。

2年ごとの資格更新が必要で、受験資格としてAFPに合格している必要があります。

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  • 営業経験があるなら未経験でも転職に有利

    営業経験がある人は、FPへの転職が有利です。

    なぜならFPは、提案営業のスタイルで相談を受けるからです。

    元々営業職に就いていた人ならば、人脈づくりのノウハウもある程度はあるでしょうし、「どのようにしたら顧客をつかめるのか」という実務経験がありますよね。

    人の話を聞きだす話術にも、信頼関係を築くため、相手の心情を汲み取る感受性にも長けているのではないでしょうか。

    営業職経験者で、FPの資格を持っていれば、未経験でも転職にはかなり有利です

    2.転職活動を始める前に知っておきたい「FPってどんな仕事?」

    FPはお客様の生活の現状や将来のプランなどを聞き取りし、問題点の解決策や長期的なライフプランの提案をします。

    この章では、下記の4つについて詳しく述べています。

    それでは一つずつ解説していきます。

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  • FPの仕事内容

    お客様からの相談に対して、個人の資産運用の仕方、保険の補償額、ローンの組み方など、的確にお金に関するアドバイスをし、ライフプランを作成するのが仕事です

    FPの仕事内容をまとめると下記の6つになります。

    1. ライフプランの提案・社会保険などについての計画
    2. 貯蓄・株式・投資信託などの資産運用
    3. 納税関連のプラン作成
    4. 保険関連のプラン作成
    5. 不動産についてのアドバイス
    6. 相続についてのアドバイス

    FPの雇用形態

    FPとして働く場合、「企業型FP」と「独立型FP」の2種類があります。

    それぞれを詳しく解説していきます。

    「企業型FP」

    「企業型FP」として働いているFPは、主に銀行・信用金庫・証券会社・保険会社・クレジット会社などの金融系の企業に社員として従事しています

    日本の現状としては 約9割のFPが、この「企業型FP」だと言われています。

    金融系企業に従事していると、FPの知識は業務に直結してくるため、資格があるとより専門知識を活かすことができキャリアアップにも繋がっていきます。

    企業に属しているFPの大きなメリットとしては、仕事の依頼がなくて困るということや、収入面での心配がないことです。

    「独立型FP」

    FPの資格を持った個人(または複数人)で開業し、個人事業主(または法人)として事業を行っていることを「独立型FP」と言います

    ただし、最初から顧客がまったく無いと開店休業状態になってしまいますよね。

    流れとしては、企業型FPとして働いていた人が「顧客を引っ張ってこれる」と予測できると、独立開業に踏み切るケースが多いようです。

    独立型FPは、主に個人のお客様の相談に乗ることが多いです。

    親身になって相談を受け、一度信頼を得ると紹介をしてもらえることも多く、口コミでも高評価は広まっていき、独立しても仕事の依頼は切れることがなくなります。

    独立型FPは、幅広い専門知識と同等もしくはそれ以上に、人脈づくりと円滑なコミュニケーションが重要だと言えます。

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  • FPの平均年収

    FPの年収は300~400万円とされています。

    平成29年度「賃金構造基本統計調査」で発表されている全職種の平均年収は491万円なので、平均より低めです。

    しかし、 FPでも働く業界や勤務地によって年収に開きがあります

    下記は4つの業界ごとの平均年収を現した表です。

    業界名 平均年収 仕事内容 特徴
    不動産業界 650万円

    不動産投資、不動産相続、不動産売買に関するアドバイス

    成約率が上がれば年収も上がるので高年収を狙う人にはおすすめの業界
    銀行業界 400万
    • 預金者への資産運用のアドバイス
    • 住宅ローンの相談
    • 借入、返済のシュミレーション
    • 金融商品の紹介
    役職が上がれば昇給などで収入が増える
    証券業界 400万円
    • マーケット調査
    • 金融商品の開発
    企業により事業の幅が変わるので、柔軟な対応力と分析力が求められる
    保険業界 300~600万円
    • 保険関係の資産運用
    • 保険商品の販売

    会社によっては保険営業のノルマが課せられるが、歩合なので平均年収の幅がある

    上記の表を見ると、不動産業界は650万円で4つの業界の中で最も高い年収です。

    不動産業界で働くFPの中には、宅地建物取引士(宅建)も取得している人が多く、それだけ専門分野が広がるため年収も高い傾向にあります。

    最も低い年収なのが保険業界で、これは保険営業のノルマが課せられている会社もあるため、歩合によりやや低い傾向にあるようです。

    全体的にみるとFPの平均平均は300~400万円ですが、FPの中には年収1,000万円を超えている人もいます。

    高額所得のFPは、多くの顧客を抱えているだけではなく、宅地建物取引士や社会保険労務士などの資格も取得しているため、より幅広い活躍ができるためだと見られます

    もっと詳しく知りたい方は「ファイナンシャルプランナーの年収を紹介!独立しても稼げる?業界ごとの年収も解説」をご覧ください。

    FPの将来性

    FPは将来性のある仕事です。

    なぜなら昨今では、少子高齢化が深刻な社会問題となっており、それが公的年金制度に大きな影響を及ぼすと言われているからです。

    「老後の資金は2,000万円必要である」という金融庁の審議会での報告書により、日本中で激震が走りましたね。(※後にこの報告書は「公的年金だけでは老後の生活費が不足する」という現実を示しただけのものだということが判明。麻生大臣が会見で放った2,000万円という金額が独り歩きしてしまった感がありました。)

    現在は人生100年とも言われ、平均寿命は延びています。

    こうした中で、長い余生を楽しむためには、ある程度の蓄えがなくては難しくなるでしょう。

    そこで 生涯設計を明確なものにしておくために、FPのアドバイスを求める人が増えてきました

    先行き不透明な社会、不安なことを払拭してくれる具体的な数値やプラン作成をしてもらうことで安心感を得られるのです。

    こういったことから、今後FPのニーズは益々高まってくると思われます。

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  • .FPの仕事に向いている人

    どういった職業にも「適正」があります。

    FPの仕事に向いている人は、以下の3つに当てはまることが大事です。

    それでは一つずつ見ていきましょう。

    お客様との信頼関係を築こうと努力できる人

    ライフプランを作成する上で、お客様には個人情報の開示をしてもらわなければなりません。

    家族構成や収入、家計の状況など、プライベートの隅々まで聞き取るので、お客様にはまず第一に信頼を得る必要があります

    お客様の中には、家族にすら資産状況を知られたくないという方もいるので、口外は絶対に許されません。

    また情報管理としてパソコンへ情報を入れますが、セキュリティ対策にも万全を期し、お客様から預かった個人情報を保護にも努めたいものです。

    お客様の意思を尊重できる人

    FPはお客様の個人情報を開示していただいた後、問題点を洗い出し、改善提案をします。

    この時に例え素晴らしいプランが作成できたとしても、お客様が取り入れてくれなければ元も子もありません。

    柔軟な発想を持ち、お客様個人の意思を尊重し、お客様第一主義でなくてはなりません

    コミュニケーション能力を遺憾なく発揮でき、広く大きい心を持てる人がFPとして成功するでしょう。

    情報収集が得意で数字に強い人

    FPの仕事では、年金、金融、不動産、保険、税金等々、幅広いジャンルから知識を駆使し、お客様に最適なプランを提案します。

    これらは変化を遂げていくものなので、常に最新情報になっていないかどうか、アンテナを張っていなくてはなりません。

    情報を収集する能力は大変重要で、尚かつ正しい情報なのかどうかを見極める判断力も問われます

    間違った知識を持ってしまい、後に問題に発展してしまう恐れもあります。

    またプラン作成をする際には、細かな統計データを用いて計算することが多々あるので、数字に強い人はFPに向いています。

    4.FPの資格を取ったら利用すべき転職エージェント3社

    せっかくFPの資格を取得しても、転職先が見つからなければ先に進めません。

    「就職活動に苦戦しそう」「なかなか見つからない」のであれば、転職エージェントの活用をおすすめします。

    登録は無料、プロのアドバイザーが転職のノウハウを伝授してくれますし、親身になって就職先を探して出してくれます

    ここではFPの転職に強い、以下の3社をご紹介します

    それでは順に一つずつ解説していきます。

    ワンランク上の転職を狙うなら「マイナビエージェント」

    マイナビエージェント

    マイナビエージェント」は、転職支援実績No.1を誇る転職エージェントです。

    人材派遣などで企業とのつながりが強く、幅広い業種の豊富な求人を保有しています。

    企業との交渉に強く、内定率も高いので、安心してキャリアアドバイザーに希望を伝えましょう。

    案件数が多い「doda」

    doda

    doda」は、パーソナルキャリア株式会社が運営している転職サイトです。

    dodaは、FPの案件数が多く、キャリアアドバイザーの質が高いと高評価を得ています。

    転職が初めてで疑問が多い方や、面接に不安がある方は、dodaに登録し、相談してみることをおすすめします。

    手厚いサポートを望むなら「パソナキャリア」

    パソナキャリア」は、「初めての転職なので、何から手をつければ良いのかわからない」というお悩みの方にぴったりの転職エージェントです。

    応募書類の添削が丁寧で、面接時のアピールポイントについては親身にアドバイスをしてくれると定評があります。

    キャリアアドバイザーとの転職カウンセリングにより、自己分析や転職成功が実現するためにどうしていくべきかを客観的に見られるようになります。

    まとめ

    FPは、お客様の希望に寄り添いながら、綿密な人生のプラン作成をしていく大変やりがいのある仕事です

    未経験でFPへ転職する際に、ぜひとも頭に入れておきたい項目は下記の6つになります

    1. 転職前に資格取得は必須である(最低でもFP3級)
    2. 金融や経済については博識でなければならない
    3. 実務未経験でも求人はある
    4. 転職成功しても営業の経験を積む必要がある
    5. 前職が営業職だと有利である
    6. 法人・個人を問わず資産運用のプランニングニーズは高まりそうなので将来性はある

    「転職活動を何から始めたらいいのかわからない」という方は、最初から転職エージェントを利用すると良いでしょう。

    細かな書類の添削指導、丁寧な面接指導などのサポート、企業との給与・待遇交渉等も代行してくれます。

    4.FPの資格を取ったら利用すべき転職エージェント3社にて解説したように、転職成功のためには良い転職アドバイザーに出会う機会をできるだけ増やすことが大切なのです

    「未経験でもFPへ転職したい」方への登録をおすすめするサイトは以下の3つです。

    【「未経験でもFPへ転職したい」方への登録をおすすめするサイト】

    1. ワンランク上の転職を狙うなら「マイナビエージェント
    2. 案件数が多い「doda
    3. 手厚いサポートを望むなら「パソナキャリア

    キャリアピックスでは、あなたの転職成功を心より願っています。

  • 1. 希望の勤務地は?

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