最終更新日:2021/02/12
「富士ゼロックス」は、複合機等を製造していることで有名な国内の大手メーカー。
大手として高収入かつ高待遇であるため、転職先として人気があります。
大手かつ人気の会社ですので、「転職成功するだろうか?」「実際にはどんな会社なんだろうか?」と考えてしまいますよね。
今回はそんな人のために社員の口コミを元にした社内の雰囲気や転職難易度・中途採用情報などをご紹介いたします。
また、富士ゼロックスへの転職をする際におすすめの転職エージェントもご紹介しますので、是非参考にしてみてください。
【結論】富士ゼロックスへの転職を有利にするなら転職エージェントを利用しよう
富士フィルムホールディングスの連結子会社である大手富士ゼロックスは高収入かつ人気であるため転職難易度は少々高め。
多くの人が求人へと応募してくる中で勝ち抜きたいのなら、面接対策・自己アピールが必要不可欠となります。
(引用: | 富士ゼロックス)
そこで重要となってくるのが転職エージェントの活用です。
転職エージェントでは求人の案内だけでなく、面接対策やアドバイザーから業界に関して詳しい情報を教えてもらうことも可能です。
競争率の高い富士ゼロックスへの転職を成功させたいなら是非活用してください。
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1.富士ゼロックスの企業情報から転職事情を考察
会社名 | 富士ゼロックス株式会社 |
---|---|
設立年月日 | 1962年2月20日 |
資本金 | 200億円 |
本社所在地 | 東京都港区赤坂九丁目7番3号 |
従業員数 | 39,483人 |
代表者 | 代表取締役社長 古森 重隆 |
従業員数は富士ゼロックスの子会社を含めた連結の数となっており、単独での人数は7,291人となっています。
富士ゼロックスは現在富士フィルムホールディングスの連結子会社ですが、元は富士フィルムとイギリスのランクゼロックス社が合併してできました。
大きな2つの会社が合併しているだけあって、資本金がなんと200億円もあります。
企業理念
富士ゼロックスでは自社の企業理念に「私達が目指すもの」として、以下の3つを掲げています。
- 知の創造と活用をすすめる環境の構築
- 世界の相互信頼と文化の発展への貢献
- 一人ひとりの成長の実感と喜びの実現
引用元:「富士ゼロックス」
富士ゼロックスのメインは複合機の製造販売ですが、それを通して環境や世界の発展にどう貢献していくかといった内容になっています。
また世界文化への貢献と共に個人個人での成長に関しても重きを置いていることが記載されています。
事業内容
富士ゼロックスの事業内容としては以下のようになっています。
事業名 | 内容 |
---|---|
オフィスプロダクト&プリンター事業 | 大手&中小事業市場に向けの複合機・プリンターなどオフィス機器販売 |
プロダクションサービス事業 | デジタル印刷機や印刷ワークフロー・ソリューションの提供 |
ソリューション&サービス事業 | 業種や業務の特性に合わせた課題解決型のドキュメントサービスの提供 |
富士ゼロックスのメインとなっているのが企業に向けた複合機の製造・販売ですが、それに付随した入出力業務ソリューションやクラウドサービスの提供もしています。
複合機の製造・販売だけでなくプロダクションサービス事業も行っており、自社で依頼を受けて作成したグラフィックのコンテンツを制作から加工・配送まで行っています。
平均年収
平均年収はなんと915万円と大手企業の中ではかなり高い方で、1000万円に迫るぐらいになっています。
また、役職でも平均年収が上がっていくのですが、係長になれば1000万円超え、部長クラスともなればなんと1500万円を越えます。
富士ゼロックスの平均年収に関しては「富士ゼロックスの年収は高い?年齢別・役職別で分かりやすく解説」にてより詳細にご紹介しています。
福利厚生
福利厚生としては法定福利制度として「健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険」と一通りのものが揃っています。
退職金制度などの法定外福利厚生制度としては以下のものがあります。
- 退職金制度
- 財型貯蓄制度
- 従業員持株会
- 共済会
- 宿泊施設
- カフェテリアプラン制度
特に珍しいのはカフェテリアプラン制度で、こちらの制度を使えば対象の宿泊施設や育児・介護施設などの料金割引や補助金の支給をしてもらえます。
将来性・売上
富士ゼロックスのここ3年での売上は以下のように変動しています。
年 | 売上高 | 経営利益 |
---|---|---|
2016年 | 10,809億円 | 827億円 |
2017年 | 10,478億円 | 784億円 |
2018年 | 10,056億円 | 964億円 |
引用元:「財務データ : 企業情報 : 富士ゼロックス」
上記は子会社との連結での売上高となっており、年々減ってきてはいます。
ただ、毎年1兆円以上の売上高はキープしており、安定していますので将来性は高いと考えられます。
2.富士ゼロックスの仕事内容
富士ゼロックスの仕事の中心は複合機であるコピー機などの開発・販売、それに付随したクラウドサービスの開発・提供などです。
そのため募集している職種は大まかに営業・エンジニア・コーポレートの3つに分かれています。
また、クラウドサービスに関しましても複合機に付随したものとは別に通常のデータ通信が可能なクラウドサービスの開発・提供も行っております。
ここからは募集している3つの職種について詳細にお教えいたします。
営業
営業職としては以下の4つの募集を行っています。
職種名 | 仕事内容 |
---|---|
業務課題解決型のITコンサルティングセールス | 課題解決型のソリューション・サービス提案 |
グローバル販売体制構築 | 印刷機の海外販売拡大の戦略立案および実行 |
IT営業・販売チャネル構築 | 自社開発ソリューション・サービスの営業戦略立案など |
技術営業 | 国内外向け小型プリンター供給先への新規開拓営業 |
上記内の「グローバル販売体制構築」と「技術営業」は海外に向けての営業も行うため、ある程度の英語力が必要になります。
富士ゼロックスは国内だけでなく国外にも向け始めており、海外で営業が可能な人材をより求めているような状況です。
エンジニア
富士ゼロックスの要となるエンジニア職としては以下の4つを募集しています。
職種名 | 仕事内容 |
---|---|
クラウドサービスのシステム開発 | 自社提供のクラウドサービスの設計・開発・運用 |
組み込みエンジニア | 自社のプリンタ・複合機の組み込み開発 |
ソフトウェアエンジニア | 自社開発・提供するパッケージソフトウェアの開発 |
ソリューション導入コンサルタント | 課題解決型のITソリューション・サービス発案 |
プリンタ・複合機の組み込み開発を行ってくれるエンジニアは勿論、自社で提供するためのクラウドサービスやパッケージソフトウェアなどの開発を行ってくれるエンジニアも募集しています。
ソリューション導入コンサルタントとは営業職のITコンサルティングセールスと似ていますが、他社へITソリューション・サービスを提案するのに対してこちらは発案する職となっています。
コーポレート
コーポレート職としては以下のような職種の募集を行っています。
職種名 | 仕事内容 |
---|---|
M&A・アライアンス推進 | コアビジネスの強化・拡大と新規事業開発 |
調達・購買 | 外部パートナーとのアライアンス契約推進・仕入れ最適化業務 |
経理担当 | 財務会計・管理会計業務 |
法務担当 | 経営・事業活動に関わる法務実務 |
全社IT戦略企画・推進 | グローバルIT戦略・ITガバナンス戦略等の策定と推進 |
ビジネス企画 | 中国申請支援に向けたビジネス企画業務 |
マーケティングコミュニケーション | マーケティングコミュニケーション施策の立案および推進 |
マーケティング戦略 | マーケティング戦略の立案および推進 |
他社でも募集を行っているような経理や法務といった職種だけでなく、立案・推進を行う職種の募集もしています。
コーポレート職ではありますが、事務的なものより、事業展開の戦力となるための能力が求められる職のほうが多いです。
3.富士ゼロックスの口コミ・評判
富士ゼロックスがどういった会社なのかがわかりました。
では、実際社内はどのような雰囲気なのか、働きやすいかどうかなどが気になりますよね。
そんな人のためにここからは実際に社員から投稿された富士ゼロックスの口コミをご紹介いたします。
会社の強み
30代前半
ブランド・プロダクトマーケティング
【良い点】コピー機の事業以外が創業以来、創出できておらずおそらくこれからも難しい。
理由は全てがコピー機中心にの思考であり、抜け出せない。(後略)
何十年と企業への複合機販売で成果を出してきた企業なので、その分野での安定性はかなり高いです。
しかし、ペーパーレス化が進んできている時代ですので、いつ売上が落ち始めてもおかしくないといった状態でもあります。
そのため富士ゼロックス側ではクラウドやソリューション事業に手を出し始めていますが、あまりうまくはいっていない現状のようです。
社内制度
30代後半
基礎・応用研究(素材・化成品)
【良い点】教育体制は充実している。
新卒は定期的な研修があり、それ以外にも自分が必要だと感じれば、社内のエキスパートから基本的に色々な研修講座を受けることができる(後略)
産休や育休の制度が整っており、休暇取得後に復帰する社員も多いようです。
海外での展開を狙っていることもあるため、研修制度に関してはかなり充実しており、専用の研修施設まであります。
ある程度の知識・経験があれば研修を受けた後は即戦力として活躍できる可能性は高いです。
働き方
30代前半
その他のシステム開発(オープン・WEB系)関連職
【良い点】特に創造的な仕事でもないので、淡々と与えられた仕事をこなすことが好きな人には向いている。(後略)
有給を自由に取ることができ、残業もしにくい環境になっています。
定時でキッチリ帰れることはよいですが、その分定時までに仕事を終らせる能力が必要不可欠になってきます。
新規事業の開発に携わるチャンスもありますが、創造的な仕事をできる機会は少ないため、長くいてもあまり技術的な成長は見込めません。
女性の活躍
30代前半
法人営業
【良い点】産休明けの女性はかなり復帰しているイメージです。
出産をきっかけに退職する人はほとんどいないと思います。
ただ事業部によって、産休後の働きやすさは大きく違う様です(後略)
産休後に復帰する社員は多いようですので、産休や育休を取りにくいといった雰囲気はないでしょう。
しかし、事業部によって復帰後の働きやすさに差があるとのことです。
課長職ぐらいまでなら女性の進出が見られますが、それより上は男性で固まっているようで、女性の活躍はこれからといった会社です。
4.富士ゼロックスの中途採用情報
転職するにあたって、富士ゼロックスがどのような中途採用を行っているか気になるところですよね。
社内の雰囲気が分かってきたところで今度は富士ゼロックスの中途採用情報をご紹介いたします。
富士ゼロックスへの転職難易度と共に採用基準についてもお教えいたしますのでぜひ、転職のご参考にしてください。
転職難易度は少々高め
営業・エンジニア共に複合機等に関する知識が必須レベルになってきますので、どちらも難易度は高めです。
あまり知識が必要なさそうなコーポレート職であっても、立案や推進といったものを求められるためやはりハードルは高いです。
複合機とは別関連となるクラウド・ソリューション関係もITエンジニアとしての知識が必要ですので、富士ゼロックスの転職難易度は全体的に高いと考えられます。
採用基準
富士ゼロックスは複合機の販売を昔から行っている大手企業ですので、そちらの分野での収入はかなり安定してはいます。
ですが、時代が進むにつれてペーパーレス化の時代となっており、複合機だけでは危うくなりつつあるため、最近ではクラウド・ソリューション関連に事業を展開してきています。
また、海外進出も行っているため、クラウド・ソリューションに強いITエンジニアや英語関係に強い人を人材として求めています。
5.富士ゼロックスへの転職成功率をアップさせる3つのコツ
あなたの富士ゼロックスへの転職がより成功しやすいように、ここからは3つのコツを伝授いたします。
ここで紹介する以下の3つのコツをしっかりと頭に入れて活用することでより一層転職成功率を上げることができます。
大手企業である富士ゼロックスへの転職が成功すれば給料を始め安定した収入・仕事を得ることができるでしょう。
専門知識の深さをアピールする
営業・エンジニア・コーポレートすべての職において複合機やクラウド・ソリューションといった専門的な知識が必要とされます。
海外にまで展開している点からも、富士ゼロックスとしても中途で即戦力に成りそうな人を探していると考えられます。
なので、複合機の販売やクラウド・ソリューション関連の仕事をしたことがあったり、知識があるのならばしっかりとアピールしていくことがポイント。
仕事としての経験がなかったとしてもクラウド事業やソリューション事業がどういったものなのかなどの深い知識をアピールできればそれだけも採用される可能性が高まりやすいです。
入社後の展望をしっかりと話す
富士ゼロックスは海外への事業展開やクラウド・ソリューション事業への展開を狙っています。
なので富士ゼロックス側としては入社後にあなたがどのぐらい活躍してくれるか、どのように活躍したいと展望を持っているかを重要視しています。
面接の際に富士ゼロックスへ就職したらどのように活躍したいのか、どのような仕事がしたいのかといった展望を予めしっかりと決めておきましょう。
転職エージェントを活用する
ここまできたら後は求人へと応募するだけですが、応募するにも様々な方法があります。
直接公式WEBサイトへ行って応募したり、求人サイトで探して応募などありますが、特におすすめなのが転職エージェントから応募する方法です。
転職エージェントであればただ求人を紹介して応募するだけでなく、面接の対策やアドバイスをもらうことができます。
特に転職に対しての不安があるのなら転職エージェントをしっかりと活用していきましょう。
6.富士ゼロックスへの転職に強いエージェント
一口に転職エージェントと言っても、数多くの転職エージェントサイトがあります。
その中でもどの転職エージェントが富士ゼロックスへの転職に強いのか知りたいところですよね。
ここからは、特に富士ゼロックスへの転職に強い転職エージェントを3社お教えいたします。
高収入を狙うなら「JACリクルートメント」
(引用:JACリクルートメント)
JACリクルートメントは高収入である会社への転職に強いエージェントです。
富士ゼロックスのような高収入の大手企業に強く、アドバイザーもしっかりとしたノウハウを持っている人が多いです。
高収入である大手企業への転職を狙っているのであればJACリクルートメントがおすすめです。
運営会社 | 株式会社ジェイエイシーリクルートメント |
---|---|
公開求人数 | 約10,200件 (2021年3月時点) |
非公開求人数 |
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対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
公式サイト | http://www.jac-recruitment.jp/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「登録前に確認!JACリクルートメントの悪い評判と登録前の全注意点」 |
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ITエンジニアとしての転職なら「レバテックキャリア」
(引用:レバテックキャリア)
レバテックキャリアはIT関連の求人に特に強い転職エージェントです。
IT関連の求人数が多く、アドバイザーもIT関係には特に詳しい人が多くいますので、有益な情報を共有してもらえます。
富士ゼロックスにクラウドサービスやソリューションサービスのエンジニアとして就職したいならレバテックキャリアがおすすめです。
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公式サイト | https://career.levtech.jp/ |
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多数の求人から探したいなら「リクルートエージェント」
(引用:リクルートエージェント)
リクルートエージェントは業界内でもトップの求人数を誇っているエージェントです。
それだけ求人数があるためリクルートエージェントでしか扱っていないような求人も多く、好条件の求人を見つけやすいです。
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対応地域 | 全国+海外 |
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公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「【3月最新】リクルートエージェントの悪い評判と利用前の全注意点」 |
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まとめ
富士ゼロックスは昔から複合機販売をメインとしている大手ですが、近年では海外進出やクラウド・ソリューションへの展開も見せています。
なので、複合機販売関係だけでなく、ITエンジニアの募集なども行っております。
上記のことを含め富士ゼロックスへの転職を成功させるためには以下の3つが重要です。
- 複合機販売やIT関係の経験・知識をアピール
- 転職後どうなりたいかの展望をしっかりと伝える
- 転職エージェントを活用する
富士ゼロックスへの転職に強い転職エージェントは以下の3つです。
【富士ゼロックスへの転職におすすめのエージェント】
- 高収入を狙うなら「JACリクルートメント」
- ITエンジニアとしての転職なら「レバテックキャリア」
- 多数の求人から探したいなら「リクルートエージェント」
特に大事なのは複合機などの販売やIT関係で働いていたという経験や知識のアピールと転職後の展望についてです。
そういったことに関連した面接対策や書類選考対策をしてもらえる転職エージェントを大いに活用していきましょう。
20代後半
アプリケーション設計(オープン系・WEB系)
【良い点】基本的に紙を使ったビジネスは少なくなるであろうが、無くなることはない。
成長性をないものと割り切れる人であれば、他の条件は悪くないので努めるには良い企業である。(後略)