最終更新日:2021/02/12
「人と話すことが好き」「接客の経験を活かしたい」という人は、人材業界への転職を検討してみませんか。
人材業界は、「未経験だから入社できるのか不安…」という人でも、チャレンジできる業界です。
そこで当記事では、人材業界へ転職するコツ、転職前に知っておきたい人材業界のことなどを取り上げました。
当記事を参考に、人材業界への理解を深め、転職を成功させる可能性をアップさせましょう。
「市場価値」とは、あなたの経験やスキルが、企業からどれくらい必要とされているかという評価のことを言います。
実は、約7割のビズリーチ会員が市場価値を確かめるために利用しています。
「ビズリーチ」は、企業やヘッドハンターからのスカウトで転職ができる仕組みです。
思いもよらない大手企業や年収が大幅にアップできる企業からのスカウトが直接来ることがあるので、早めの登録が転職を成功させるための鍵になるでしょう。
すでに、あなたの経験やスキルを求めている企業がいるかもしれないので、まずはスカウトを受け取れる状況を作っておくことが重要です。
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1.人材業界は転職しやすいのか
人材業界は未経験歓迎の求人がたくさんあり、転職しやすいです。
しかし、職種によってはスムーズに転職できるとは限りません。
この章では、人材業界は転職しやすいのか、詳しく紹介します。
未経験歓迎の求人はたくさんある
人材業界には、未経験を歓迎している求人が豊富にあります。
たとえば以下の人材業界の求人は、経験がない人も募集しています。
引用元:「リクナビNEXT/2019年10月時点」
未経験を歓迎している理由は、専門的な知識を必要とすることがあまりない業界だからです。
また年齢が若くなくても、今まで転職業界で働いていたのであれば、経験・知識を活かした転職が可能です。
職種によっては簡単に転職できない
人材業界の詳しい仕事内容は次の章で紹介しますが、職種によっては未経験からチャレンジできません。
たとえば企業とやり取りする法人営業の業務の場合、営業の実務経験を求められます。
対会社という巨大な組織と取引する法人営業は、営業未経験で挑戦するには非常に高難易度です。
未経験から人材業界に入りたい人は、「対法人」ではなく「対顧客」の仕事を選ぶとよいでしょう。
2.転職前に知っておきたい人材業界のこと
転職活動を始める前に、人材業界のビジネスモデルや社員の仕事内容などを知っておきましょう。
年収や将来性について理解しておけば、入るべき業界なのか判断できます。
そこでこの章では、転職前に知っておきたい人材業界のことを紹介します。
企業のビジネスモデル
人材業界の会社のビジネスモデルは、主に次の4つです。
人材紹介型 |
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---|---|
人材派遣型 | 派遣社員をサポートするために派遣先企業と交渉したり就業条件を紹介したりする |
求人メディア型 | 会社の求人情報をWEBサイトや紙面にまとめて紹介 |
人材コンサルティング型 |
|
人材コンサルティング型は未経験では難しいですが、人材派遣型や求人メディア型であれば、チャレンジしやすいでしょう。
従業員の仕事内容
人材業界の従業員の仕事内容は、多岐に渡ります。
- 営業
- キャリアアドバイザー
- エンジニア
- 経営企画
- 広報
- 人事 など
営業は各企業の採用活動をサポートするために、採用手法を提案したりする仕事です。
キャリアアドバイザーは、キャリアについて相談に乗ったりアドバイスを与えたりなどの「コンサルティング」を行います。
こうした人材業界ならではの仕事以外にも、エンジニアや人事などの職種も募集しています。
主要企業
人材業界の主要企業は、リクルートHD、パーソルHD、パソナグループ、ワールドHDです。
それぞれの特徴などを紹介します。
リクルートHD
リクルートHDは、人材業界でトップシェアを誇るビッグカンパニーです。
- リクナビなど人材採用広告事業・斡旋事業を行っている「リクルートキャリア」
- タウンワークなど幅広い人材サービスを展開している「リクルートジョブズ」
- 人材派遣会社の「リクルートスタッフィング」 など
こうした人材に関連する企業だけではなく、ライフスタイルや住宅などの分野で活躍している会社もあります。
リクルートHDは人材業界を代表する会社というよりは、日本を代表する企業のひとつだと言えるでしょう。
中途採用の情報が気になる人は、「採用情報」をチェックしてください。
パーソルHD
パーソルHDは、人材業界で活躍するインテリジェンスをテンプHDが買収して創設されました。
以下のようなサービスを展開し、多くの求職者が利用しています。
- 人材派遣・アウトソーシングサービスの「テンプスタッフ」
- 転職サイト・人材紹介サービスの「doda」
- アルバイト・パートの求人サイト「an」 など
リクルートHDほどではないにせよ、業界トップクラスのシェア率を誇り、海外事業も展開している企業です。
パーソルHDで働きたい人は、「募集職種一覧」をご覧ください。
パソナグループ
パソナグループは、人材派遣を中心にBPOサービスやHRコンサルティング、グローバルソーシングなどを行っている会社です。
転職エージェントや求人情報サイトなどの運営も行っており、人材業界トップクラスの実績を誇ります。
キャリア採用では、キャリアアドバイザーや営業などを募集しておりますので、気になる人は「 キャリア採用」をチェックしましょう。
ワールドHD
ワールドHDは、人材教育や不動産、情報通信などの事業を展開している会社です。
海外にも拠点を設けグローバルで活躍し、国内以外にもインパクトを与えています。
また同社の「ワールドインテック」というサービスは、「ものづくり」に関わる業務の求人や転職に欠かせません。
平均年収
人材業界の平均年収は、会社・職種によって異なります。
doda調べによると「人材サービス」の平均年収は、368万円程度です。(参考:doda)
ただしリクルートの場合、平均年収は920万円になっているため、大手企業に入社すれば高年収を目指せるでしょう。
将来性
人材業界は、景気拡大と人材不足が追い風になり、好調な状態と言われています。
景気の拡大により採用を拡大する会社は多く、これにネットの普及も貢献しています。
しかしながら、少子高齢化社会やAIの導入などにより、人手不足が解消される可能性もあります。
人口減少は長期的にみれば、市場規模が縮小することになり、人材業界にとって嬉しいニュースではありません。
今のところは安定している業界ですが、社会構造の変化には注目しておきましょう。
3.人材業界に転職するコツとは
人材業界に転職する秘訣は、営業力・コミュニケーション能力を活かすことです。
それだけではなく、資格取得を目指し、志望動機・転職理由を掘り下げることも重要です。
この章では、こうした人材業界に転職するコツについて詳しく紹介します。
営業力・コミュニケーション能力を活かす
人材業界は、営業力・コミュニケーション能力を活かせる仕事が多いです。
営業やキャリアアドバイザーなどの職種は、その典型例です。
会社と人をつなぐからこそ、コミュニケーション能力は無視できません。
そのため、現職で営業や接客業をしている人は、履歴書・面接にて経験・スキルをアピールしましょう。
資格を取得する
キャリアコンサルティング技能士やキャリアコンサルタントといった資格は、転職で有利になります。
ここでは、それぞれの資格について詳しく解説します。
キャリアコンサルティング技能士
キャリアコンサルティング技能士は、キャリアコンサルティング技能検定に合格した人に与えられる国家資格です。
1級・2級に分かれており、受験資格は級によって異なり、試験は学科試験と実技試験があります。
キャリアコンサルティング技能士になれば、キャリアコンサルティングできる能力があると証明できるので、人材業界の営業職への転職に有利です。
参考:「キャリアコンサルティング技能検定」
キャリアコンサルタント
キャリアコンサルタントは、文字通りキャリアコンサルタントを目指している人におすすめの国家資格です。
キャリアコンサルティング技能士よりも難易度が低いですが、決して簡単な資格ではないため、転職活動では実力の証明となるでしょう。
受験資格を得るために養成講習を受講し、その後学科試験と実技試験を受けて資格取得を目指します。
参考:「キャリアコンサルタント試験」
志望動機・転職理由を掘り下げる
人材業界への転職を志望している人は、「人と接する仕事がしたい」「人の役に立ちたい」といった転職理由を考えることが多いですよね。
しかし、こうした志望動機では転職を成功させるには弱いです。
なぜなら、多くの転職者が同じことを考えており、面接官に強い印象を与えることができないからです。
志望動機・転職理由を考える際は、しっかりと業界を研究し、人材業界の業務を通じて実現したいことをまとめておきましょう。
さらにさまざまな人材会社の中でも、「なぜその企業を選んだのか」についても考えておきましょう。
転職エージェントに相談する
よりスムーズに転職したい人は、転職エージェントに相談することをおすすめします。
- 面接対策
- 履歴書添削
- 求人紹介 など
上記の転職支援が受けられる上、基本的に登録・利用ともに無料で行なえます。
4.人材業界への転職におすすめの転職エージェント
転職エージェントは、リリースしている会社ごとに特徴や支援内容に違いがあります。
そのため、自分に合った転職エージェントを選ぶことが大切です。
この章では、人材業界への転職におすすめの転職エージェントを紹介します。
さまざまな求人をチェックしたい人は「リクルートエージェント」
(引用:リクルートエージェント)
「リクルートエージェント」は、業界最大手の転職エージェントです。
入社日程や交渉しづらい年収アップなども丁寧にサポートしてくれます。
また、非公開求人数も非常に多く、さまざまな求人をチェックしたい人におすすめですね。
運営会社 | 株式会社リクルートキャリア |
---|---|
公開求人数 | 約107,200件 (2021年3月時点) |
非公開求人数 |
約144,800件 (2021年3月時点) |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「【2月最新】リクルートエージェントの悪い評判と利用前の全注意点」 |
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20代・第二新卒は「マイナビエージェント」
(引用:マイナビエージェント)
「マイナビエージェント」は、20代のサポートが充実している転職エージェントです。
大手企業以外の求人もたくさん取り揃え、自分に合った転職先を見つけられるでしょう。
また若手を採用したい会社とのつながりも強く、20代・第二新卒におすすめです。
運営会社 | 株式会社マイナビ |
---|---|
公開求人数 | 約23,500件 (2021年3月時点) |
非公開求人数 |
約15,700件 (2021年3月時点) |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://mynavi-agent.jp/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「登録前に確認!マイナビエージェントの悪い評判と利用前の全注意点」 |
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現職で忙しい人は「doda」
(引用:doda)
「doda」は、リクルートエージェントに次ぐ業界トップクラスの転職エージェントです。
転職サイトとしても利用でき、ユーザーからのサポートに対する評価も高いサービスとして知られています。
また企業からオファーを受け取れるスカウトサービスもあるため、現職で忙しい人にもおすすめです。
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
---|---|
公開求人数 | 約75,000件 (2021年3月時点) |
非公開求人数 |
非公開 |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://doda.jp/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「【3月最新】doda(デューダ)の悪い評判と利用前の全注意点」 |
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まとめ
人材業界は、未経験歓迎の求人を多数取り揃えています。
「情報収集が得意」「人と話すことが好き」という人であれば、腰を据えて働けるでしょう。
そんな人材業界に転職するポイントは、以下の通りです。
- 営業力・コミュニケーション力を活かす
- 人材関連業務に必要な資格を取得
- 志望動機・転職理由を明確にする
- 転職エージェントに登録する
転職エージェントは、「リクルートエージェント」、「マイナビエージェント」、「doda」がおすすめです。
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