最終更新日:2020/11/27
転職エージェントとの面談は、転職成功のための大事な一歩と言えます。
なぜなら、面談を上手に活用すれば、エージェントのサポートの精度を高められるからです。
しかし、「厳しい意見を言われそう…」「相談したいだけなのに無理やり話を進められそう…」など、面談をする前から苦手意識を持ってしまっている方が多いのが実情です。
そこで本記事では、面談を受ける前に知っておくべきポイントをはじめ、やっておくべき事前準備や面談を上手く活用する方法を詳しく紹介します。
転職エージェントとの面談を有意義なものにするために、ぜひ参考にしてください。
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1.転職エージェントとの面談の最大の目的は情報共有!
転職エージェントとの面談の最大の目的は、転職者と転職エージェントとの間で情報を共有し、お互いの理解を深め合うことです。
そのため、転職に対する疑問や不安があれば、面談の場で積極的に質問することが大切です。
転職エージェントは、あなたが希望する条件をベースに、これまでの経歴や強みを把握した上で、今後の転職活動の方向性を提案してくれます。
自分では気付いていなかった職種への適性やアピールポイントなども発見できるため、特に、スキル・経歴に自信が無い方や年齢に不安を持つ方にとっては心強い味方となるでしょう。
2.【体験談】実際に転職エージェントの面談を受けた方の口コミ
ここでは、実際に転職エージェントと面談をした方のリアルな口コミを紹介していきます。
SNSでは、特に「転職希望者のキャリアについて率直な意見を言ってくれる」という点が好評でした。
転職エージェントに登録して電話面談してもらって、年齢と経験がネックだと言われた。言ってもらえて良かった。正直「10年以上同じ会社で真面目に働いてきましたけど?」って甘く見てたよ恥ずかしいー!!頭かち割ってもらえてよかった、ほんとよかった、がんばる。
— pchan (@pchannel4) July 16, 2019
今日は転職エージェントに面談行ってきた!
担当して下さった方、この先のキャリアに関する悩みを相談したら本当に親身にアドバイスを下さって、きっと会社の利益にはならないだろうに率直に自分の意見を言って下さった。転職するにしてもしないにしても、今日一歩踏み出してみて本当に良かったな。
— 猫 (@neco_cat_) January 11, 2019
転職エージェントとの面談で救われた話。「年齢そのものが問題ではなく、その会社の同年代と比べてどうかっていう視点で先方は見ている」とのこと。まだまだ戦い方ややり方はあるって思えた。もうすぐ44歳とも思うけど色々経験してもいる。定年まで20年、人生100年時代ならあと60年弱。明日があるさ!
— PHPプログラマJasmineT@43歳未経験・転職10回以上からの挑戦 (@Jasmine76108044) January 1, 2020
他にも「自分の市場価値を知ることができた」「転職活動で何をするべきかが明確化できた」という口コミも挙がっていました。
転職成功のための第一歩として、ぜひ転職エージェントの面談に臨んでみましょう。
3.【基礎知識】面談の流れと内容を確認!
転職エージェントとの面談の流れと、それぞれのステップで行う内容について解説していきます。
【面談の流れ】
順に解説します。
① 自己紹介
まずは、転職エージェントのキャリアアドバイザーと転職希望者で簡単な挨拶と自己紹介を行います。
この時、アドバイザー側からエージェントの特徴やサポートの内容について説明があります。
サポートに関して不明な点がある場合は、遠慮せずに質問しましょう。
また、担当のキャリアアドバイザーについて深く知ることも重要です。
アドバイザーに聞いておきたい項目を以下にまとめたので、ぜひ参考にしてください。
【担当者に聞いておきたい項目】
- これまでのキャリア・転職体験談
- 転職支援実績
- 得意とする業界・職種
- 志望業界の最新情報
- 転職市場の動向
② 転職目的の共有
あなたが転職を考えるきっかけとなった出来事や仕事の悩み・不満をヒアリングし、「次の職場を決める時に重視したい点」や「仕事に対する考え方」をエージェントと共有していきます。
今後のサポートを決める上でも重要な指針となるため、「給料が割に合わなかった」「上司が嫌だった」などのネガティブな事情でも、できるだけ率直に伝えましょう。
ネガティブな情報を含め細かく情報共有しておくことで、アドバイスや求人紹介等のサポートの精度が高まります。
③ 職務経歴・スキルのヒアリング
転職エージェントでは、あなたの職務経歴やスキルについてヒアリングし、キャリアの棚卸しをしてくれます。
面談では主に以下のような点について、様々な角度から詳細にヒアリングを行います。
【面談でヒアリングされること】
- 今まで行ってきた業務
- 身につけたスキル
- 今までに挙げた実績
- あなたの強み
- 仕事の際に意識していること
- 仕事に取り組む姿勢など
エージェントと共に経歴を深掘りすることで、あなた自信も気付いていなかったアピールポイントや、前職で培った経験が活かせる分野などを発見できるでしょう。
④ 希望条件の確認
次に、給料、労働時間、休暇、通勤時間、福利厚生など、新しい職場に求める条件を確認していきます。
ここで大事なのは、希望条件を率直に伝えることです。
「こんなに高望みして大丈夫かな…」と不安になる気持ちも分かりますが、転職エージェントは可能な限りあなたの希望条件に沿った求人を探してくれます。
しかし、希望条件を全てクリアした会社を探すとなると、求人を検討する際に選択肢を狭めてしまいます。
そのため、「絶対に年収は500万円以上」といったような絶対に譲れない条件と、「この年収がもらえるなら多少残業が多くても構わない」といったような妥協できる条件もあらかじめ明確にしておくことをおすすめします。
それらの条件を踏まえてキャリアアドバイザーと話し合い、更に条件を細かく擦り合わせていきましょう。
⑤ 求人紹介
全ての情報を共有し終わったら、転職エージェントが求人を紹介してくれます。
あなたに合いそうな会社を一度に数十社紹介するエージェントもあれば、希望条件に限りなく近い1〜3社を厳選して紹介してくるエージェントもあります。
いずれにしても大切なのが、なぜその求人を紹介したのか、しっかりと説明を受けることです。
大抵の場合はエージェント側から説明がありますが、説明が無ければあなたから質問しても構いません。
納得できる答えをもらった上で、応募するか否かを判断しましょう。
【補足】紹介された求人に必ず応募する必要はない
エージェントから紹介された求人には、必ず応募しなくても大丈夫です。
むしろ、応募するつもりのない求人は、はっきりと断ることが大切です。
なぜ応募したくないのか、理由を深掘りすることで、あなたの転職先に求める条件をより明確にできるため、エージェントがよりあなたにマッチした求人を紹介できるようになります。
紹介された求人について少しでも気になる点があれば、すぐにエージェントに相談しましょう。
4.転職エージェントとの面談を最大限に活用する4つのポイント
ここでは、転職エージェントとの面談を最大限活用するためのポイントを4つ紹介していきます。
【転職エージェントとの面談を最大限活用するポイント】
順に解説していきます。
ポイント1.事前準備は念入りに行う
面談の前には、前の職場で不満だった点や次の転職先の希望条件、エージェントに質問したいこと、転職活動において不安なことなどをあらかじめ整理しておきましょう。
【面談前に整理しておきたいこと】
- 希望年収
- 月の勤務時間
- 希望の休暇日数
- 希望する勤務地
- 前の職場で不満だったこと
- 質問や不安に思っていること等
事前準備を入念にしておくことで面談がスムーズに進み、担当のキャリアアドバイザーがあなたの希望条件やその優先順位を正確に把握しやすくなります。
また、大手転職エージェントでは、一人のアドバイザーが多くの転職希望者を担当しているため、一人ひとりに割ける時間・労力が限られています。
事前準備を万端にしておくことで、アドバイザーに「転職活動への熱意」があると好印象を与えることができるでしょう。
ポイント2.転職を検討している段階でも遠慮なく相談する
本格的に転職活動を始めていなくても、転職エージェントは「とりあえず話を聞くだけ」「情報収集するだけ」という方にも対応してくれます。
「自分の経歴やスキルでも転職は可能なのか判断してもらいたい」「転職はしたいけど働きたい業界・職種が特に無い」といった場合でも、遠慮なく面談を申し出て大丈夫です。
自分の現状を正直に伝えて、転職エージェントと一緒に今後のキャリアを考えていきましょう。
【注意】優良求人を紹介してもらえない可能性がある
もちろん、転職エージェントは「とりあえず話を聞くだけ」という方にも対応してくれますが、その場合は優良求人の紹介を後回しにされてしまう可能性があります。
なぜなら、エージェントは面談時にその転職者がいつごろ転職しそうなのかを予測し、すぐに転職先が決まりそうな人に対しては優先的に優良求人を紹介する傾向があるからです。
すぐに転職するつもりのない場合でもサポートは受けられますが、直近の売り上げには繋がらないため、求人紹介に関してはどうしても優先順位が下がってしまいます。
そのため、本格的に転職活動を始めたい方は、担当者に「すぐにでも転職したい」という意志を伝えておきましょう。
ポイント3.求人票には載っていない企業情報を収集する
転職エージェントは、日頃から様々な転職者をサポートしているため、転職市場や各業界の基本情報についてはもちろん、書籍やインターネットでは得られないような情報も保有しています。
深く情報収集をしているエージェントであれば、あなたが気になっている企業の平均残業時間や有給消化率、職場の雰囲気まで把握している場合もあるため、知りたいことがあればぜひ積極的に質問してみてください。
逆に、あまり有益な情報を教えてくれないのであれば、日頃からこまめに情報収集をしていない、実力の低い担当者である可能性があります。
情報に物足りなさを感じる場合は、担当者の変更を要請したり、他社に乗り換えても良いかもしれません。
企業の情報収集には口コミサイトを活用するのもおすすめ
転職エージェントから情報収集をするのも一つの手段ですが、企業の情報収集は自分でも行うべきです。
しかし、企業研究といっても何から始めていいのか分からず、困ってしまいますよね。
そこでおすすめなのが、『転職会議』などの口コミサイトです。
(引用:転職会議)
転職会議は16万社以上の口コミを所有している口コミサイトです。
実際に働いている人のリアルな口コミを参考にすることで、転職後のイメージが湧きやすくなります。
あなたの気になる企業の口コミも見つけられるかもしれないので、ぜひ登録してみてください。
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ポイント4.エージェントには出来るだけ本音を伝える
転職エージェントは、あなたが現在感じている不満や転職への思い、将来どうありたいかなどの本音を把握した上で、あなたに本当に適した仕事を提案します。
そのため、転職エージェントとの面談では、今感じている本音をそのまま伝えましょう。
面談だからと言って、「これは言わない方いいかも…」と変に気を遣う必要はありません。
「転職回数が多く、これ以上転職できるのか心配」といったネガティブな理由・事情も積極的に伝えて大丈夫です。
そういった本音が、あなたに適した求人を判断する上で重要な指針となり、転職後のミスマッチ防止にも繋がります。
また、「人間関係が上手くいっていない」といったような現職での悩み事を相談することも可能です。
例えば、労働時間で悩んでいるのなら、エージェントが労働時間が長くなってしまう原因について深くヒアリングした上で、そういった悩み事を繰り返さないような転職先を検討してくれるでしょう。
【注意】不満の羅列はNG
もちろん面談の際はネガティブなことでも積極的に本音を話すべきですが、一方的に不満を羅列するのは控えましょう。
話し合う姿勢を見せずに一方的に不満を打ち明けるだけでは、エージェントも有効な解決策を提案できません。
そのため、本当に悩んでいることを自分の中で整理し、これからどのように解決していくかに焦点を当てましょう。
5.【Q&A】転職エージェントの面談によくある疑問を解決!
ここでは、転職エージェントの面談に関してよくある質問に回答しています。
面談に関する疑問点を解消し、ぜひ面談を最大限に活用してください。
【転職エージェントとの面談についてよくある質問】
順に解説していきます。
Q1.面談当日の持ち物は?
履歴書、職務経歴書、筆記用具、提供される資料等を入れるバッグの4点を持参すれば良いでしょう。
おすすめなのが、エージェント側の許可を得て、事前に履歴書・職務経歴書のデータを事前に送付しておくことです。
データを先に送っておけば、面談の際に経歴を一から説明する手間が省け、面談がスムーズに進みます。
加えて、希望条件や転職先で実現したいことなどもあらかじめ伝えておくと、担当者が要望に合わせた求人を事前にピックアップしておくことができるでしょう。
また、名刺は面談に必要ないので、持参する必要はありません。
Q2.面談当日の服装は?
面談の際はスーツの着用がおすすめです。
なぜならば、スーツを着ていけば、面接本番の格好として適切かどうかもチェックしてもらえるメリットがあるからです。
面談の服装は基本的に自由ですが、ジーパンとTシャツのようなラフすぎる格好だと、転職エージェントの印象が悪くなってしまう可能性があります。
ただし、仕事帰りに面談に向かう場合は、オフィスカジュアルや作業服のようなスーツ以外の服装でも問題ありません。
どのような場合でも、相手を不快にさせない清潔感のある身なりを意識して面談に臨みましょう。
男女別の服装のポイントを下記にまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
男性の服装
【男性におすすめの服装】
- トップ:襟付きのシャツの上にジャケットを羽織る
- ボトム:スラックス
- 靴:革靴
- 髪型:ビジネスマナーとしてきちんとセットする
【面談時にNGな服装】
- トップ:Tシャツ、トレーナー
- ボトム:ジーパン、ハーフパンツ
- 靴:サンダル
女性の服装
【女性におすすめの服装】
- トップ:清潔感のあるシャツにジャケットを羽織る
- ボトム:落ち着いた色のスラックスやスカート
- 靴:パンプス
【面談時にNGな服装】
- ボトム:ジーパン
- 靴:ミュール、サンダル
- 装飾:派手なアクセサリーやネイル
Q3.面談の所要時間はどれぐらい?
転職エージェントによって異なりますが、大体1~2時間ほど掛かります。
スケジュールに余裕が無い方は、面談の日程調整の際に担当エージェントに所要時間を確認しておくと良いでしょう。
また、まだ希望の業界・職種が決まっていない方は、希望が明確な方よりも今後のキャリアについてじっくりと話し合うため、目安よりも時間を要する傾向があります。
予定の時間で終わり切らなかった場合は、後日改めて面談をすることも可能なので、遠慮なく担当者に申し出ましょう。
今後の転職活動の方向性を決める上でも大事な面談なので、ぜひ時間にゆとりを持ってスケジュールを組んでください。
Q4.面談は何時まで対応してくれる?
平均すると19~20時あたりがエージェントが対応してくれるギリギリの時間です。
大手エージェント4社の面談最終対応時間をまとめたので、ぜひ参考にしてください。
【エージェント別|面談最終対応時間】
- リクルートエージェント:19時〜
(担当者によっては上記の時間以降も電話面談可) - doda:20時15分〜
(東京支社の場合) - パソナキャリア:20時〜
(業界によって異なる) - マイナビエージェント:19時30分〜
(担当者によっては上記の時間以降も電話面談可)
担当者によっては、上記の時間以降も対応してくれる場合もあるため、仕事の都合などで面談場所に足を運ぶのが難しい方は、電話面談を利用しましょう。
Q5.面談をキャンセルしたいときはどうすれば良い?
面談をキャンセルしたい場合は、遅くとも前日までには電話かメールのどちらかでキャンセルの連絡を入れましょう。
早めに連絡を入れれば、担当エージェントの印象を悪くすることなく、改めて日程調整することも可能です。
メールの例文を以下に掲載するので、キャンセルする際はぜひ参考にしてください。
【日程を変更したい場合の例文】
〇〇エージェント 〇〇様
いつもお世話になっております。〇〇です。
大変恐縮ですが、諸事情につき、次回の面談の日程の変更をお願いしたく、メールを送らせて頂きました。
以下のいずれかの日程に、ご変更をお願いできますでしょうか。
〇月〇日(〇曜)〇時~
〇月〇日(〇曜)終日
〇月〇日(〇曜)〇時~
ご調整をして頂いたにも関わらず、大変申し訳ございません。
何卒宜しくお願い致します。
————————————————
(氏名)
メールアドレス : xxx@xxx.
〒xxx-xxxx
東京都〇〇区xx x-x-x
電話番号 : xxx-xxxx-xxxx
————————————————
【今後面談を受ける気がない場合の例文】
〇〇エージェント 〇〇様
いつもお世話になっております。〇〇です。
大変恐縮ですが、諸事情につき転職活動を一時休止することとなりました。
つきましては、ご設定頂いております面談の日程をキャンセルさせて頂き、また転職活動を再開する際に、改めさせて頂けましたら幸いです。
ご調整をして頂いたにも関わらず、大変申し訳ございません。
何卒宜しくお願い致します。
————————————————
(氏名)
メールアドレス : xxx@xxx.
〒xxx-xxxx
東京都〇〇区xx x-x-x
電話番号 : xxx-xxxx-xxxx
————————————————
転職エージェントにキャンセルの連絡を入れずに放置するのは絶対にNGです。
体調不良等で急遽行けなくなってしまった場合でも、迅速に連絡を入れれば相手も理解してくれるでしょう。
遅刻してしまいそうな場合の対処法
遅刻してしまいそうな場合は、5分、10分の遅刻でも間に合わないと思った段階ですぐに連絡を入れましょう。
20分、30分と大幅に遅れてしまう場合は、担当エージェントの次の面談予定に支障をきたす可能性があるため、後日改めて面談を設定してもらうことをおすすめします。
Q6.電話面談にデメリットはある?
電話面談のデメリットには、主に以下の2つが挙げられます。
【電話面談のデメリット】
- キャリアアドバイザーに人柄が伝わりにくい
- 履歴書・職務経歴書の直接添削をもらえない
まずは、キャリアアドバイザーにあなたの人柄が伝わりづらいことです。
アドバイザーはその人が活発な人なのか、真面目な人なのかなどの人柄をある程度把握した上で求人を提案します。
そのため、面識が無いとあなたの人柄を正確に把握できず、適切な求人を紹介してもらえない可能性もあります。
2つ目は、直接履歴書・職務経歴書の添削を受けられないことです。
対面の場合は、ヒアリングをしながらその場でアドバイスしてくれますが、電話のみとなると理解しづらい点も出てくるでしょう。
電話面談にはメリットもある
電話面談にはデメリットもありますが、もちろんメリットもあります。
【電話面談のメリット】
- スケジュールが忙しくても面談を入れやすい
- オフィスに行く時間・費用を削減できる
- 転職経験がある場合や希望の業界・職種が決まっている場合は、効率良く求人を紹介してもらえる
電話面談の最大のメリットは、仕事が忙しい場合でも面談の予定を入れやすいことでしょう。
電話面談は対面の面談よりも遅い時間まで対応していますし、オフィスに行く時間・費用・労力も削減できます。
また、転職経験がある場合や希望の業界・職種が決まっている場合は、相談内容も限られているため、電話面談で効率よく求人を紹介してもらうことも可能です。
最近は新型コロナウイルスの影響もあって、電話やWebでの面談がメインになっているエージェントも増えてきています。
仕事が忙しい方や、面談可能なオフィスが近くにない方は、ぜひ電話面談を利用してみてください。
Q7.面談後にはお礼のメールを送るべき?
お礼のメールは必須ではないため、送らなくても特に問題はありません。
しかし、面談後のメールには、「転職への熱意」や「あなたのマメさ・誠実さ」をエージェント側にアピールできるというメリットがあります。
エージェントと良好な関係を築いて転職活動を進めたい思っている方は、面談終了後1日以内にぜひメールを送ってみてください。
下記に例文を用意したので、何を書けばいいのか分からないという方は、ぜひ参考にしてください。
【お礼メールの例文】
件名: 面談の御礼(氏名)
〇〇エージェント 〇〇様
この度はお世話になります。
本日面談に伺いました、(氏名)です。
本日はお忙しい中、貴重なお時間を割いていただき、誠にありがとうございました。
〇〇様との面談を通して、転職にあたって不安な点を解消でき、転職活動により前向きに取り組もうという気持ちが湧きました。
今回課題として頂きました、〇〇につきましては、しっかりと自分なりに考え、来週までにご連絡致します。
始めての転職活動で右も左もわからず、ご迷惑をお掛けすることも多いと思いますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
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(氏名)
メールアドレス : xxx@xxx.
〒xxx-xxxx
東京都〇〇区xx x-x-x
電話番号 : xxx-xxxx-xxxx
————————————————
6.丁寧な面談に定評のある転職エージェント3選
最後に、おすすめの転職エージェントを3社紹介します。
どのエージェントも、転職活動をスムーズに進めてくれる丁寧なサポートが高評価を得ています。
各社の面談についての口コミも紹介しているので、気になったエージェントがあれば、ぜひ登録してみてください。
それでは、順に紹介していきます。
強みを引き出す丁寧なサポートが特徴「リクルートエージェント」
『リクルートエージェント』は、業界ナンバーワンの求人数を誇る転職エージェントです。
キャリアアドバイザーとの面談も評判が良く、SNSでは、特に「親切な対応が良かった」という口コミが多数見受けられました。
リクルートエージェントの面談行ってきました。
時間いっぱい使って親身にお話ししていただき自分の可能性というか強みを考えてくれて、苦手なことに無理やり向き合わなくても良いんだという道が少しですが開けたような気がしました。面談中に泣きまくってしまって申し訳ねぇ…_:(´ཀ`」∠):_
— むと@初回お声かけツイフィ必読 (@dgrp11037) January 7, 2020
リクルートエージェントの面談行ってきたー。会社ひどいね!って一緒に怒ってくれて嬉しかった泣きそうだった。ひどい人ばっかりじゃないね、素敵な人に恵まれてて幸せだ〜
— 🦀 よ り こ 🦀 (@8o_clock) February 14, 2020
残業200時間企業で心身がすり減り仕事への希望を失いかけてた頃、踏み出せてなかった転職活動のためとりあえずリクルートエージェントの面談に行ったら、トキメク求人があり過ぎて急に転職スイッチが入り2ヵ月で超人気大手企業の内定に辿り着くなんてこともあるから、とりあえずでも行動してみるの大事
— 雨宮👫バリキャリ夫婦の夫 (@amamiya_couple) June 25, 2020
「色々な求人を比較してみたい!」「転職について親身に相談に乗って欲しい!」と思っている転職希望者の方は、ぜひ利用してみてください。
運営会社 | 株式会社リクルートキャリア |
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約131,900件 (2021年1月時点) |
対応地域 | 全国+海外 |
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各業界・職種に強いアドバイザーのサポートを受けられる「doda」
『doda』は、希望の業界・職種に強い専任アドバイザーによる転職サポートを受けられる転職エージェントです。
SNSでも「アドバイザーが優秀」という口コミが多く寄せられていました。
DODAのエージェントさんと面談おわた
めちゃくちゃ色々聞いてくれて履歴書や経歴書がかなりマトモになった!
企業も良さそうなの紹介してくれたしこれから頑張るでー!〜(꒪꒳꒪)〜— ARGYROS@RT走1574km/2074km (@argyros2501) November 8, 2019
dodaの面談終わった……かなり優秀そうな担当で、ほんとによく人を見てるなぁと感じさせる人だった。
そういうテクニックなんでしょうけど。業界の勉強も相当にしてるようだったし…とても同い年とは思えんかった……— あすぴん (@aspin_pro) February 22, 2019
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顧客満足度1位のサポート力「パソナキャリア」
『パソナキャリア』は、オリコン顧客満足度調査において「2年連続1位」という実績を持つエージェントです。
(引用:オリコン顧客満足度ランキング)
面談の際の対応も非常に丁寧であり、利用者から高評価を得ています。
パソナキャリアの面談いってきたけとやはり大企業は違う。若いお兄さんだったけとカウンセリングすごい丁寧だし客観的にアドバイスしてくれて求人票もたくさん出してくれて前向きになれた
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パソナの面談の方がめちゃくちゃ感じよくて、ここで就業先決めたいな〜なんて思う🥺
接客業してたからか、感じ良い人の所にしたいとかこの人の所では買わないとかあるあるだよな🥺— Akane.💫てんろーでん行ける (@otoha_akane) March 27, 2020
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まとめ
転職エージェントとの面談は、今後の転職活動の方向性を決める上でとても重要です。
特に、自分の強みが分からなくて悩んでいる方は、エージェントとの対話を通して自分では気付いていなかった強みを発見できるでしょう。
また、志望する業界・職種が決まっていない方に関しても、面談を通して本当に自分のやりたいことを発見できる可能性があります。
転職エージェントの面談は、転職を検討中の方でも気軽に受けられるため、ぜひ活用してみてください。
【本記事で紹介した転職エージェント】