獣医転職を失敗しないために!転職先や特化型エージェントも紹介

Young, charming puppy of chocolate color at the reception at the vet doctor. Close-up, isolated background. Studio photo. Concept of care, education, obedience training and raising of pets
一般転職

獣医師とは、人間以外の動物の治療を行う医師のことです。

獣医師になるためには、6年間の大学に通い知識をつけ、獣医師国家試験に合格しなければなりません。

「せっかく狭き門とされる獣医師になったけど、結婚するから働きかたを変えたい」「スキルアップしたい」という方は多いです。

この場合、このまま獣医師を続けるか、公務員などの別の職業を選ぶかなどの方法があります。労働環境が過酷で転職を考えている」という獣医師の方も多いでしょう。

今回は、獣医師の転職先を4つ紹介し、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。

この記事を読むことで、自分のスキルを活かした転職を成功させてくださいね。

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1.獣医師を辞めたいと思う理由は主に3つ

まず、獣医師をなぜ辞めたいと思うのか調べるため、動物の仕事に特化した求人サイトの「アニジョブ」からデータを参照しました。

アニジョブ 獣医の転職のきっかけ

(参考:アニジョブー獣医のリクルートガイド

ここから、獣医師を辞めたいと思う理由トップ3を詳しく見ていきます。

家庭環境の変化

獣医師から転職したいと思ったきっかけとして一番多かった理由は、「家庭環境の変化」です。

これは、結婚や出産を機に転職しようと考える女性の獣医師が多くアンケートに答えたからだと考えられます。

しかし、女性だけではなく、男性にも家庭環境の変化は起こるもの。

男性も結婚を機に引っ越したり、家族との時間を大切にしたいと考える方も多いです。

どの職業にも言えることですが、男女共に家庭環境の変化があり、転職を決意している方も珍しくはありません。

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  • 給与

    2番目に多い転職したい理由として、「給与」と「スキルアップ」が同率でした。

    給与に関しては、「仕事の割に合わない」「国家資格なのに思ったより給与が良くない」などの理由を述べている方が多いようです。

    獣医師の平均年収は、約599万円と厚生労働省にて発表されています。(参照:厚生労働省ー賃金構造基本統計調査の職種別賃金額

    これは、激務であり動物の命を扱う職業である獣医師としては決して高くない年収です。

    獣医師は、勤務先によってはペットの緊急手術や当直などもあり、不規則な生活が強いられることも多くあります。

    また、動物の生死に関わるような、責任重大な場面に何度も直面し精神をすり減らすこともありますよね。

    こうした、激務と呼ばれる獣医師の仕事に対して給与が低いことが、獣医師を続けるモチベーションに繋がらない一つの理由です。

    なお、獣医師の平均年収を詳しく知りたい方は「獣医師の年収は570万円!平均月収・仕事内容を紹介」を併せて読んでくださいね。

    スキルアップ

    転職を考える理由として、同率2位だったもう一つは「スキルアップ」が思うようにできないことです。

    小さな動物病院では、獣医師の人数は1人か2人なので一見スキルアップできそうに見えるでしょう。

    しかし、実際の小さな動物病院では大きな手術をする道具や設備もなく、毎回同じような症状を診ることになります。

    一方、大きな動物病院では獣医師が複数人在籍しているため、先輩獣医師の下で雑用をこなす日々にスキルアップできないと感じることもあるようです。

    このように、獣医師を目指す方には、動物に関わる仕事をやりがいに働きたいと考える方が多い中、現実ではスキルアップの機会も少なく転職を考えるようですね。

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  • 2.転職を考えている獣医師の口コミ

    ここでは、実際に獣医師として働いている方の口コミをご紹介します。

    良い口コミ

    まずは、良い口コミから見ていきましょう。

    獣医師/27歳

    食いっぱぐれることはない。比較的時間に余裕があるので、やる気次第で興味のある分野(微生物や病理系)で調査研究でき、学会発表、論文執筆にも繋がる。社会的信用は高い

    (参考:honne.biz

    獣医師/42歳

    開業してしまったら全て自分の采配次第なので、自己鍛錬が出来る人、スタッフを大切にできる人、自己のメンタルのコントロールが出来る人であれば理想に近づける仕事ができる。
    仕事する意義を考えてモチベーションを持ち続けられるのであれば生涯の仕事として良い

    (参考:honxne.biz

    職場によっては、時間の余裕があるようです。

    時間に余裕があれば、自分の興味ある分野の研究や学会発表にも力を入れることができますね。

    また、動物病院で経験と知識を積んで独立する方も珍しくはありません。

    自分の病院を開業した後は、自分の采配で仕事を進め、スタッフを育成することも可能です。

    しかし自分の動物病院を持つことは、今後の日本の社会問題と比例して不安的要素が残ります。

    少子高齢化で日本の人口が減っているため、必然的にペットを飼う方も減少傾向にあります。

    そのため、病院を利用する動物も減少してしまいます。

    開業する際には、そういったリスクも含めて考えましょう。

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  • 悪い口コミ

    次に、悪い口コミを見ていきましょう。

    獣医師/35歳

    ものすごい古い体質。根性論、自己犠牲精神がないとやっていけない。(中略)開業してもライバル多いし数千万借金。獣医師になる難易度はめちゃくちゃ高いのに公務員なるとしょぼい給料。免許使わない仕事しようかな

    (参考:honne.biz

    獣医師/25歳

    教育という概念が存在しないため、昔懐かしい見て覚えろシステム。見たら出来ると思ってるから、急にやらせて、出来ないと舌打ち。その後はご存知の通り雑用業務のみ。

    (参考:honne.biz

    獣医師業界では、古い体質が残されているようです。

    「教育という概念がない」ということは、新人として転職できたとしても教えてもらえる環境ではなさそうです。

    また、「先輩の雑用しかやらせてもらえない」という口コミも多く見られました。

    どの企業もあり得ることですが、人間関係には苦労するかもしれません。

    3.獣医師の4つの転職先のメリット・デメリット

    そもそも獣医師にはどのような転職先があるのでしょうか。

    獣医師の転職先を大きく4つに分けましたので、解説していきます。

    それぞれに転職した時のメリット・デメリットも併せてご紹介していきますので、これから転職を考えている方は参考にして下さい。

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  • ①小動物診察

    犬や猫などのペットの体調不良を診察したり、去勢・避妊手術やワクチン接種が主な仕事内容です。

    大きな動物病院では、ヘルニアや骨折、誤飲してしまった物を取り出す手術など、大きな治療や診療もあります。

    メリット

    小動物診察をメインに働くと、可愛いペットたちと触れ合えて楽しい業務となります。

    また、飼い主の方に感謝されたり、実際に自分が動物の命を助けることもできるため強くやりがいを感じる方もいるはずです。

    さらに、さまざまな種類の症例を扱い、同僚と切磋琢磨していくことでスキルアップする方もいます。

    デメリット

    しかし、実際に命を扱う現場では、緊急手術などでスケジュール変更が余儀なくされ、プライベートな時間を持ちにくいというデメリットがあります。

    また、肉体的・精神的に疲労がたまり、何のために働いているのか分からなくなってしまう方も珍しくありません。

    ②産業動物診察

    産業動物とは、牛や豚、鶏などの家畜動物を対象とした獣医師のことです。

    実際には、牛を人工授精で妊娠させるところから、妊娠中の牛の体調管理、出産までを請け負うこともあります。

    また、農場内に蔓延している感染症の治療や対策なども仕事のうちです。

    メリット

    こちらも、小動物系のメリットと同じく、動物の命を直接救えることが強いやりがいです。

    さらに、日々さまざまなアクシデントが起こったりと、飽きない毎日を過ごせます。

    デメリット

    産業動物診察では、主に農場で働く上で酪農家と関わりを持つことになります。

    全ての酪農家の方が変わった方ではありませんが、酪農家の方との人間関係に悩む獣医師も多いです。

    また、牛などの大きな動物を扱う産業動物系は、牛に押しつぶされたりと大きな怪我をする場合もあるため、気を抜くことができない職場と言えますね。

    ③公務員

    獣医師でも公務員として働くこともできます。

    公務員には、「地方公務員」と「国家公務員」があり、地方公務員は各都道府県や市町村に雇われる公務員です。

    その地域の公衆衛生管理や疾病の調査などが仕事で、保健所や家畜保健所、公営の動物園などが職場となります。

    国家公務員は、農林水産省や厚生労働省などに入省して仕事をします。

    農林水産省では、主に鳥インフルエンザなどの感染症モニタリングやコントロール、他国との肉加工製品の貿易基準や空港での免疫検査です。

    また、厚生労働省では、食品安全対策業務や感染症対策業務などにあたります。

    これらの仕事は「病理系」ともよばれ、その病気の過程や原因を調査する仕事です。

    メリット

    公務員のメリットは、皆さんもご存知の通り勤務時間が安定していることです。

    獣医師として動物相手に働いているのとは違い、「9:00〜17:00まで」などの労働時間も決められ、休日もしっかりと与えられます。

    そのため、プライベートを充実させることができ、結婚・出産をした女性の獣医師に人気の転職先です。

    デメリット

    公務員のデメリットとして、「毎日同じことの繰り返しでつまらない」「飽きてしまう」「やりがいを感じられない」などということが挙げられます。

    また、公務員は転勤も多く、保健所から動物園へ転勤命令が下ったりすることも多いです。

    急激な人間関係の変化がストレスになってしまう方には、あまりおすすめできない転職先と言えます。

    ④一般企業

    一般企業と言っても様々です。

    例えば、近年増加している「ペット保険」の企業に勤めれば、保険通過を審査する際に獣医師的知見から判断する事務作業が仕事の中心になります。

    一方、製薬会社に勤めると、主に新薬の開発や研究など臨床系の仕事が多いです

    メリット

    一般企業に勤めた場合は、「頑張った分だけ報酬が高くなる」など自分の評価で昇進が可能なので、高額収入を得やすい傾向にあります。

    また、一般企業では獣医師の仕事だけではなく、企画やマネージメントなどの社会人として総合的な知識や経験も積みやすいです。

    もしも獣医師を辞めて、全く違う職種に転職する際にもその経験は有利に働くはずです。

    デメリット

    一般企業に勤めるデメリットとして、メリットで挙げた点をデメリットと感じる方も多いでしょう。

    例えば、企業側は多くの経験を積ませたいと考え、獣医師とはあまり関係のない部署への異動を命じてくるかもしれません。

    そうした時に、それをメリットと感じるのか、「自分は獣医師なのに何で…?」と疑問と不安を感じてしまうのか、人それぞれです。

    一般企業に転職する際には、そう言ったことも念頭に置きながら転職するかどうかを考えておきましょう。

    4.獣医師が転職する際に失敗しない3つのポイント

    獣医師が転職する際に、失敗しない3つのポイントについてお話しします。

    これらのポイントを意識することで、悔いのない転職活動が行えるはずです。

    ポイント1.一緒に働く獣医師が何人いるか確認する

    自分が希望する職場に、獣医師が何人いるのかを確認しておきましょう。

    なぜかというと、多数の獣医師がいる環境では、転職してもスキルアップすることが難しいからです。

    獣医師の世界は、上下関係がはっきりしていますので、後輩が雑用係になることが多いです。

    自分が転職して間もない頃は、当然自分が一番後輩になります。

    そのため、スキルアップを目指して転職したいのなら、その職場に自分と同じ獣医師が何人いるか確認しておく必要があります。

    ポイント2.転職する前に実習をさせてもらえるか確認する

    自分が転職したい職場が絞り込めたら、その職場に転職前に実習をさせてもらえないかお願いしてみましょう。

    これは、院長の経営方針や院内の雰囲気などを事前にチェックするためです。

    特に動物病院へ転職を考えている方のほとんどが、実際に転職する前に実習をさせてもらったようです。

    実習をさせてもらえれば、自分がその職場で長く働いていけるかどうか見極めることができますよね。

    ポイント3.転職エージェントを使う

    獣医師が転職する際には、転職エージェントを活用しましょう。

    一般的な転職エージェントも良いですが、獣医師の方が獣医師の資格を活かして転職する場合には「獣医師に特化した転職エージェント」をおすすめします。

    転職エージェントでは、求人紹介はもちろんのこと、職務経歴書や履歴書の添削、面接対策なども指導してくれます。

    また、獣医師に特化した転職エージェントの中には、履歴書などの書類を代行して書いてくれるサービスもあるようです。

    本気で転職を考えているのなら、少なくとも3社以上の転職エージェントを活用しましょう。

    「どこの転職エージェントがいいのか分からない」という方のために、獣医師におすすめの転職エージェントをご紹介していきます。

    5.獣医師におすすめの転職エージェント

    獣医師の転職方法として、直接応募(個人が直接、動物病院などの求人を見つけて応募する)も多いですが、近年では獣医師に特化した転職エージェントも多く出てきています。

    ここでは、獣医師の転職におすすめの転職エージェントを3つご紹介します。

    履歴書など忙しくて作れないなら「AIKARA」

    • 履歴書・職務経歴書などの作成代行
    • 動物業界でのパイオニア転職エージェント
    • 動物病院の求人を多数取り扱っている

    AIKARAは、獣医師として忙しく働いている方のために、履歴書や職務経歴書を作成代行してくれるサービスが特徴です。

    志望動機や自己PRなどのフォローや面接対策、面接の日程調整など全て行ってくれます。

    多数の獣医師の就職サポートをしてきたコンサルタントが在籍し、獣医師として転職を希望する方を全力でバックアップしてくれます。

    獣医師として転職を希望されている方に、おすすめの転職エージェントです。

    非公開求人を検討したいなら「ベットエージェント」

    • 業界最大級の獣医師転職エージェント
    • 非公開求人を多く保有している
    • 幅広い連絡手段

    ベットエージェントでは、日々、診察や研究、学会などで忙しい獣医師の方向けに、連絡の取りやすい手段で情報を伝えてくれます。

    電話やメール、LINEなど、自分が気軽に連絡が取れる手段を選べるので、転職活動をスムーズに進めることが可能です。

    また、「転職するか決めていないけど、仕事の悩みがある」「キャリアについて不満がある」などの相談も受け付けてくれます。

    転職するか悩んでいる状態でも、第三者であるベットエージェントに相談してみても良いですね。

    獣医以外に転職したいなら「リクルートエージェント」

    • 業界最大手のエージェント
    • 保有求人数NO.1
    • 獣医だけではなく幅広い求人の種類がある

    リクルートエージェントは、業界最大手の老舗転職エージェントです。

    求人保有数も業界トップクラスで、幅広い種類の求人を見ることができます。

    また、上記2社の転職エージェントと同じように、書類対策や面接対策も行ってくれるため、初めて転職する不安を抱えている方はぜひ登録してください。

    獣医師だけではなく他の職種の求人を多数保有しているため、動物病院などで獣医師として働くのではなく、一般企業に転職したい方にもおすすめです。

    まとめ

    本記事では、獣医師が転職したいと思う理由と、転職を失敗しないための3つのポイントをご紹介してきました。

    【本記事の重要なポイント】

    • 獣医師の転職先は「小動物診察」「産業動物診察」「公務員」「一般企業」の4つ
    • 獣医師が転職する時は、転職先の職場に獣医師が何人いるか確認する
    • 事前に実習させてもらえるか確認する
    • 動物の仕事に特化した転職エージェントを活用する

    これらのポイントを抑えながら、獣医師の方は転職活動を行いましょう。

    また、獣医師におすすめの転職エージェントは下記の通りです。

    【獣医師が転職する際のおすすめ転職エージェント】

    本気で現在の労働環境を変えたい方は、上記の転職エージェントに登録して転職を成功させましょう。

  • \3分で分かる/自分にあった転職サービス診断

    1. 希望の勤務地は?

    2. 現在の年齢は?

    3. 現在の年収は?

    4. 希望の転職サービスは?

    5. こだわりたい条件は?