最終更新日:2021/02/24
今の仕事は嫌いではないけど、やりがいも感じない。転職してみようかな。
でも、転職先が自分に合わなかったら困るし…このまま今の仕事を続ける方が無難かも?
「転職するべきか、このまま今の仕事を続けるべきか」で悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
転職して、さらに状況が悪くなったらどうしようと、不安に感じることもありますよね。
実は、転職には、「すべき人とすべきではない人」がいます。
この記事では、転職すべき・すべきでないケースや転職のメリット・デメリット、おすすめの転職エージェントを紹介します。
転職をする・しないに関わらず、納得のいく決断をするために、ぜひ参考にしてください。
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1.転職をするべき人とは?
転職を「するべき人」とは、一言でいうと「職場を辞めないとどうにもならない状態」の人です。
具体的にどのような人のことを指すのか、詳しく解説していきます。
仕事が原因で体調を崩している人
仕事が原因で体調を崩している人は、転職するべき人です。
なぜなら、原因である仕事から解放されなければ、体調を回復することも難しいからです。
【仕事が原因で体調を崩している人の例】
- 仕事のことを考えると夜眠れない
- 朝、仕事に行こうとすると吐き気がする
- 仕事のことを思い出すと動悸がする
精神的または肉体的につらく、体調を崩している中、無理に今の会社にとどまる必要はありません。
早めに退職を検討し、リフレッシュして、新たな転職先を探しましょう。
今の会社では自分の希望が絶対叶えられない人
今の職場にいる限り、自分の望みが叶わないなら、転職することをおすすめします。
望むものとは、年収アップや出世・スキル習得などです。
「仕事にやりがいがない」などの業務内容だけでなく、待遇面でも構いません。
一方で、異動や勤続年数が上がることで悩みを解消できる可能性があるなら、「転職すべき」とは言えません。
転職は、今後の生活にも関わる大きなことなので、覚悟も必要です。
今のタイミングで転職するべきか、もう一度よく考えてみましょう。
将来性が無い企業で働いている人
将来性が無い企業で働いている人も、転職するべき人に入ります。
なぜなら、リストラや倒産の危機があり、市場から求められるスキルも身に着かない傾向があるからです。
将来性が無い企業の例を挙げてみます。
【将来性が無い企業の例】
- 提供する商品・サービスに魅力がなく売上が低い
- 経営者に変革の意思がない
- 業界的に需要が落ちている
上記のような将来性が低い企業で働いていても、年収アップやスキルアップは見込めません。
労働条件は今より悪くなっていく可能性もあるため、転職を検討することをおすすめします。
転職すべきケースに該当しても、すぐに転職できるわけではありません。
転職先が見つかるまでは、辛い仕事を耐え抜く必要があります。
「仕事が辛い」と感じている方は下記の記事もおすすめです。
以下の記事では、仕事が辛いと感じる原因と対策方法を詳しく解説しています。
2.転職をするべきではない人とは?
転職は、誰にでもおすすめできるものではありません。
中には「転職するべきではない人」もいます。
この章では、「転職するべきではない人」を具体的に解説していきます。
会社に対して明確な不満があるわけではない人
「やりがいがない」「なんとなくつまらない」など、会社に対する不満が明確なわけではない人は、転職するべきではありません。
なぜなら、転職をしても、また同じような感覚になる可能性があるからです。
スキルアップできる部分を見つけるなど、自分なりに目標を持てば、今の職場でもやりがいを感じることができるでしょう。
会社自体が嫌なわけでない、明らかな不満があるわけではない場合には、転職をする前にもう一度考えてみましょう。
転職の目的が定まっていない人
転職の目的が定まっていない人の転職も、おすすめしません。
転職する際には、ほぼ必ず「転職理由」や「退職理由」を聞かれます。
「とくにありません」「なんとなく応募しました」では、転職もうまくいきません。
また、転職できたとしても、しばらくすると「やりがいがない」「なんとなく、つまらない」と感じるようになることも多いです。
結果、再度転職を考えるようになり、転職回数が増えがちです。
転職を検討する際は、しっかり「転職の目的」を定めておきましょう。
他責感が強い人
私がキャリアアップできないのは、あの上司の教育の仕方が悪いからだ!
自分がキャリアアップできないのは、上司のせい・会社のせいだと思っている他責感が強い人も転職すべきではない人と言えるでしょう。
キャリアアップ以外でも、仕事の失敗を他人になすりつけているようではいけません。
困難や壁にぶつかったとき、他人のせいにしていては、どこの企業に転職しても、うまくいかないことが多いです。
反省が、自身の成長につながります。
他人のせいにする前に、まずは自分の行動・言動を見つめ直してみましょう。
自分の市場価値を把握していない人
自分の市場価値を把握していない人も転職するべきではない人に入ります。
例えば、市場的には年収500万の経験・スキルしかない中、年収800万円の求人にアタックしたとします。
このケースでは、不採用の確率が高いでしょう。
まずは、自分の市場価値をきちんと把握することが大切です。
市場価値を把握する方法として、転職エージェントを利用するのがおすすめです。
転職のプロであるキャリアアドバイザーが、あなたのスキルやキャリアをもとに適切な求人を紹介してくれます。
この記事の後半では、おすすめの転職エージェントを紹介しています。
3.転職に期待できる3つのメリット
転職すべき人とすべきでない人の例を挙げてきましたが、「転職すべきでない人=転職できない人」ではありません。
転職のメリットを紹介するので、改めて、転職について考えてみてください。
メリット1.自分に合った環境で働くことができる
転職すると、社風や周囲の人間関係が自分に合った環境で働ける可能性が高いです。
自分に合った環境で働けると、楽しく仕事することができ、やりがいを感じます。
ただし、自分に合った環境でないと良さを十分に発揮できないので、環境づくりは大切です。
転職先の環境を把握するには、「転職会議」や「キャリコネ」といった口コミサイトをチェックして、実際の社員の声を聞くと参考になります。
転職を決める前によくチェックし、自分に合いそうか考えてみましょう。
メリット2.待遇面の向上が期待できる
企業によっては、年収や勤務地、福利厚生など待遇面の向上が期待できるでしょう。
待遇だけで決めるべきではないですが、働きやすさに関わってくる部分なので、検討要素の一つに含めることが大事です。
注意すべきは、こだわりすぎないことです。
待遇のいい企業は、やはり人気があります。こだわりすぎるとかえって「希望する企業が見つからなかった」という場合も十分考えられます。
自分の市場価値と待遇面を考慮しつつ、企業を探してみましょう。
メリット3.モチベーション高く働ける
自分の希望の仕事内容や企業で働ければ、モチベーションがアップします。
やる気があるかないかで楽しく働けるか左右されるので、重要です。
やる気があれば、成果を出せる確率が高まるので、昇給や年収アップにもつながります。
「やりたいことが他にある」「やってみたい職種がある」など、希望の仕事がある人は、転職を検討してみましょう。
チャレンジすることは、将来の自分の資産にもなります。
4.【注意点】転職にはデメリットも多い!
転職にはメリットがある反面、デメリットもあります。
デメリットには、どういったものが挙げられるのか、紹介します。
デメリット1.社会的信用が低下する可能性がある
「自分に見合った企業がなかなか見つからない」と転職を繰り返すと、社会的信用が低くなりがちです。
「我慢が足りないのではないか」「また、すぐに辞めるのではないか」と企業から不信感を抱かれやすくなります。
転職の面接で不審に思われるだけでなく、家のローンやクレジットカードの審査においても不利に働くかもしれません。
「続かない=信用が低下する」可能性があるので、転職回数には注意が必要です。
デメリット2.転職をしても問題が解決されない場合もある
特に人間関係などは、どこの職場でも付きまとう問題なので、転職しても問題が解決されない場合があります。
例えば、人間関係が辛くて退職・転職したとします。
しかし、「いい人ばかりで良かった!」「前の職場の方がよかったかも…」どちらになるかは、入社してみないとわかりません。
転職しても問題が解決されない場合もあるので、転職すれば状況が良くなると妄信しないことが大切です。
デメリット3.新しい環境に適応されるまで時間がかかる
転職は、新しい環境に飛び込む行為なので、環境に慣れるまで時間がかかります。
未経験の職種では新人のようなものなので、新しい環境に戸惑うかもしれません。
場合によっては、上司が年下だったりと人間関係面でも大変になることも考えられます。
今まで勤務先で積み上げてきたものが全てなくなることは認識しておかなければなりません。
5.転職に迷ったら転職エージェントに相談がおすすめ
転職に迷ったら、転職エージェントに相談してみましょう。
【転職エージェントとは】
求職者に見合った企業を紹介し、転職活動をサポートしてくれるサービス。
転職エージェントでは、相談から書類添削・面接対策などの幅広いサポートが受けられます。
「転職するべきか迷っている人」や「初めての転職で不安がある人」は利用をおすすめします。
大勢の転職者をサポートしてきたキャリアアドバイザーは、心強い味方になってくれるでしょう。
転職エージェントでは「カウンセリングのみ」の相談サービスもあります。
以下の記事では、転職エージェントのカウンセリングについて詳しく解説しています。
6.おすすめの転職エージェント
転職エージェントを利用したことがないから、どの転職エージェントがいいのかわからない…
転職エージェント選びでお困りの人は、以下の章を参考にしてみてください。
おすすめの転職エージェント3社を紹介していきます。
※こちらの転職エージェントは、「【9割が間違える】人気の転職エージェントおすすめ一覧と1,102人の口コミ・評判で分かった賢い選び方」の記事で、利用者からの評価が高かった転職エージェントです。
多くの求人を見たい人は「リクルートエージェント」
リクルートエージェントは業界最大手の転職エージェントです。
大手の安心感・信頼感があるので、初めてエージェントを利用する人や、転職に不安のある全ての人におすすめです。
求人数も圧倒的に多いので、気になる企業が見つかるでしょう。
運営会社 | 株式会社リクルート |
---|---|
公開求人数 | 約107,200件 (2021年4月時点) |
非公開求人数 |
144,800件 (2021年4月時点) |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「【4月最新】リクルートエージェントの悪い評判と利用前の全注意点」 |
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質の高いアドバイザーに相談したい人は「doda」
dodaもリクルートエージェントに次いで、大手の転職エージェントです。
キャリアアドバイザーの質が高いので、「転職するべきか相談をしたい」「面接対策に自信がない」人におすすめです。
応募書類や面接など選考対策においても、いいアドバイスを受けられるでしょう。
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
---|---|
公開求人数 | 約75,000件 (2021年4月時点) |
非公開求人数 |
非公開 |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://doda.jp/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「【注意点あり】doda(デューダ)の悪い評判と利用者の口コミまとめ」 |
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20代や第二新卒の人は「マイナビエージェント」
マイナビエージェントは若手の採用をメインとしているので、20代や第二新卒の人におすすめです。
無期限でサポートを受けられ、業界未経験者でも丁寧にアドバイスをもらえます。
また、土曜や夜間の相談にも対応してもらえるため、相談しやすいという点でも利用者から人気があります。
運営会社 | 株式会社マイナビ |
---|---|
公開求人数 | 約24,600件 (2021年4月時点) |
非公開求人数 |
14,620件 (2021年4月時点) |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://mynavi-agent.jp/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「登録前に確認!マイナビエージェントの悪い評判と利用前の全注意点」 |
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まとめ
あくまで一般論ですが、転職には、転職すべき人とすべきではない人が存在します。
【転職すべき人】
- 仕事が原因で体調を崩している人
- 今の職場では希望が絶対叶わない人
- 将来性が無い企業で働いている人
【転職すべきではない人】
- 会社に対して明確な不満があるわけではない人
- 転職の目的が定まっていない人
- 他責感が強い人
- 自分の市場価値を把握していない人
「自分は転職するべき?わからない…」
迷ったときには、一人で考えすぎずに、転職エージェントに相談してみましょう。
おすすめの転職エージェントは以下の3社です。
リクルートエージェン |
多くの求人を見たい人におすすめ |
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doda |
質の高いアドバイザーに相談したい人におすすめ |
マイナビエージェント |
20代や第二新卒の人におすすめ |
あとから後悔しないよう、慎重に決断しましょう。
今回紹介した3社以外にもエージェントをチェックしたいという方は、下記記事を参考にしてみてください。