最終更新日:2021/02/15
オラクルと言えば、世界最大手のITベンダーとして有名な企業です。
オラクルの日本支社である、日本オラクルに転職を考えているなら、難易度や年収など気になる点が多いですよね?
この記事では、日本オラクルへの転職の難易度や募集状況、転職を成功させるためのポイントについて詳しく解説しています。
また、日本オラクルへの転職を有利に進められる転職エージェントも紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
【結論】日本オラクルに転職するならdoda
日本オラクルは、情報システム構築のための「ソフトウェア製品の開発」から「サポートサービス」までの幅広いサービスを展開しています。
そのため、転職を希望する際には業界の知識や仕事内容を具体的に知る必要があります。
「そんなこと言っても、情報を集める時間がない…」
そんなときは、転職エージェントを利用するのがおすすめです。
(引用:日本オラクル)
転職エージェントを利用すれば、求人の紹介や面接対策、条件交渉の代行など、幅広いサービスを受けることができます。
日本オラクルの転職には「doda」をおすすめします。
「doda」では、日本オラクルの「平均年収」や「日本オラクルで働いている社員のリアルな口コミ」も掲載しているので、ぜひ参考してくださいね。
(参考:日本オラクル株式会社の求人・中途採用・転職情報|doda)
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1.日本オラクルへの転職ポイント
まずは、日本オラクルへの転職のポイントを確認していきましょう。
日本オラクルの特徴
- 日本オラクルは、データベース市場で高いシェアを誇る
- 近年ではクラウドサービス部門に力を入れていて、中途採用の募集が多い
- 残業時間はIT業界としては少な目で、ワークライフバランスが取りやすい
- 女性管理職を支援するなど、女性が働きやすい環境
転職情報
- 募集職種は、セールス職やコンサルタント職が圧倒的に多い
- セールス職は、IT業界経験者でなくても応募可能
- エンジニア職の募集は少ない上、海外でも通用するような高いスキルが求められる
- 転職してくる人は、SIerや、ITコンサルファーム出身者が多い
日本オラクルへの転職を考えているなら、求人提案から内定までトータルサポートを受けられる「転職エージェント」の利用をおすすめします。
記事後半では、日本オラクルへの転職で役立つ「おすすめの転職エージェント」を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
2.日本オラクルの企業情報から転職について考察
日本オラクルの企業情報は、以下の通りです。
社 名 | 日本オラクル株式会社(英文表記:Oracle Corporation Japan) |
---|---|
設 立 | 1985年10月15日 |
代表執⾏役 | 内海 寛子 |
資本金 | 24,957百万円 |
従業員数 | 2,280人(2020年5月31日時点) |
事業内容 | ソフトウェア・ハードウェア、クラウドサービスならびにそれらの利⽤を⽀援する各種サービスの提供 |
(引用:会社概要)
日本オラクルは、1985年10月に設立していることから、35年以上続く長い歴史を持つ企業です。
次の章からは、日本オラクルの企業理念や業績など、転職に役立つ情報をまとめました。
企業理念
こちらは、日本オラクルの企業理念です。
ITの新しい価値を創造し、お客様の成功と社会の発展に貢献する
(引用:コーポレートガバナンス)
日本オラクルでは、企業理念の他に「2020年までにNo.1クラウドカンパニーになる」ことをビジョンに掲げています。
特に日本市場では「Oracle Cloud Platform」の導入を推し進めており、社内専門組織の発足、エンジニア向けワークショップの開催、また国内既存オラクル導入企業との協働も積極的に進めていくとしています。
クラウド事業の拡大のために「中途採用」も活発に行われているので、転職者希望者にとって今がチャンスです。
事業内容
親会社のアメリカオラクルは、業務用ソフトウェアの開発・販売およびコンサルティング業務、ハードウェア製造・販売などを手がける世界的な大手企業です。
日本オラクルは、アメリカオラクルの日本法人として1985年に設立されており、日本国内においてソフトウェア、ハードウェア、ソリューション、コンサルティング、サポートサービス、教育の事業を展開しています。
日本国内でも最大級のSIer(システム構築を行う企業)である日本オラクルは、2000年4月28日に東証一部上場しています。
なお、転職する際に気をつけたいのが、日本オラクルはあくまでも国内企業を対象としたビジネスを行っているという点。
「グローバルなプロジェクトに携わりたい」と考えている人には、海外展開を積極的に行っている企業の方が向いているでしょう。
業績と成長性
年度 | 売上高 |
---|---|
2015年 | 1,611億円 |
2016年 | 1,702億円 |
2017年 | 1,732億円 |
2018年 | 1,855億円 |
2019年 | 2,024億円 |
(引用:ニッポンの数字)
現在、日本オラクルの売上の約8割を占めているのが、クラウド関連事業です。
オラクルが運営する「Oracle Cloud」は、国内外のクラウド業界でもっとも多岐にわたって統合されたパブリック・クラウドであり、世界トップシェアを誇っています。
クラウドサービス分野は、市場全体が右肩上がりで成長しているため、今後も日本オラクルの経営は安定していくことが期待できます。
競合他社との比較ランキング
それでは次に、2017年~2018年におけるソフトウェア業界の売上高ランキングを見てみましょう。
会社名 | 売上高 |
---|---|
日本オラクル | 1,854億円 |
トレンドマイクロ | 1,488億円 |
オービック | 668億円 |
ミロク情報サービス | 275億円 |
ジャストシステム | 240億円 |
(引用:業界動向)
表からを確認すると、日本オラクルはソフトウェア業界で上位の売上高とシェアを占めていることが分かります。
ソフトウェア業界は、2014年頃からインターネットの普及と回線の高速化により「クラウドサービス」が人気となり、業界全体の業績が上がってきています。
また、「SaaS」や「CRM」も注目されています。
「SaaS」と「CRM」とは
- SaaS:クラウド上に置かれたソフトを、必要なときに必要な分だけ使う仕組み
- CRM:顧客の情報を収集・分析して、顧客満足度の向上や新たなニーズの発掘を行い業績の向上を目指す仕組み
今後は「クラウド」「SaaS」「CRM」の分野をいかに収益化していくかが、日本オラクルの課題となるでしょう。
3.日本オラクルの年収・インセンティブ
この項では、日本オラクルの年収や、給与体系、福利厚生について見ていきます。
年収
従業員数 | 2,504人 |
---|---|
平均年収 | 1,069万円 |
平均年齢 | 43.2歳 |
(引用:2020年5月期 有価証券報告書)
日本オラクルの平均年収は1,069万円と、非常に高くなっています。
中途採用の場合は、前職の給与を参考にして年収が決まることが多いので、入社時の交渉が重要となります。
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給与は基本給+インセンティブ
日本オラクルは、外資系に多い年俸制で、固定給とインセンティブで給与が構成されています。
しかし、社員の声でもっとも多かったのが、固定給の昇給がほとんどないため「給与が上がりづらい」という声です。
また、インセンティブは年4回支払われますが、職種によって固定給とインセンティブの割合が異なることにも注意が必要です。
福利厚生
こちらは、日本オラクルの福利厚生の一部です。
日本オラクルの福利厚生は、外資系らしいユニークなものが多いという特徴が見られます。
コアベネフィット | 健康保険組合の提供する、健康診断・人間ドック、各種優待サービスなど |
---|---|
カフェテリアプラン (選択型福利厚生制度) |
毎年一定のポイントを付与され、資格取得や旅行、育児支援などのメニューから好きなものを選択して、サービスを利用することができる。 |
マッサージルーム | 青山本社と、赤坂のオフィスに国家資格を有するマッサージ師が常駐しており、就業時間中の利用も認められている。 |
社員犬 | 社員のリフレッシュや創造力を高める取り組みのひとつとして、社員犬制度を導入。毎週水曜日に日本オラクル本社に出社している。 |
特に社員に人気なのが、自分の好きな福利厚生を選択できる「カフェテリアプラン」。
また、就業中にも利用できる「マッサージルーム」も従業員に人気があるようです。
4.日本オラクル社員の口コミ・評価
日本オラクルの特徴をご紹介してきましたが、実際の社員の口コミも気になりますよね。
そこでここからは、日本オラクルの社員の口コミ・評判を基に「将来性」「働きやすさ」「給与」について解説していきます。
将来性について
30代後半・男性
ITコンサルタント
ソフトメーカーとしては製品ラインナップが豊富で、かつデータベースを筆頭に安定した収益基盤がある為、M&A含め将来的な成長性は文句なしの企業です。(後略)
「会社に対して、成長や将来性を期待できる」という口コミです。
この記事でも、「業績と成長性」について解説しましたが、2015年~2019年の5年間で売上高は右肩上がりで伸びています。
親会社をアメリカに持ち、全体の企業規模が大きなことなからも、安定した企業だとい言えるでしょう。
女性の働きやすさについて
「子育てしやすい環境だった」という口コミです。
日本オラクルは、女性活躍推進法にもとづく積極的な活動取り組みを行っています。
2017年には、女性の活躍を推進した企業に対して厚生労働大臣から送られる「えるぼし認定基準」という最高位を取得しています。
また、女性のみならず男性も育児休暇を取得しやすい環境が整っているようです。
給与について
休暇の取りやすさや、事業全体の将来性の高さについての口コミが目立ちました。
また、固定給の昇給がないことの不満から、退職する人も多いようです。
先ほどもお伝えしましたが、固定給の昇給が難しい企業のため、入社時には年俸交渉の対策を取ることが大切です。
年収の交渉をするなら、転職エージェントの活用をおすすめします。
「日本オラクルへの転職におすすめのエージェント」では日本オラクルへの転職で役立つエージェントをご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
5.日本オラクルの中途採用情報
日本オラクルの「転職難易度」や「面接の内容」などの中途採用情報を見てみましょう。
転職難易度は高い
日本オラクルに就職する為には、海外にも通用するレベルのコミュニケーション力が必要とされます。
さらに、インターネットに関する知識や、高いスキルが求められるため、転職難易度は非常に高いです。
特にエンジニアのような技術職は募集が少ないため、スキルの高い優秀な人物が求められます。
ただし、社員紹介による中途入社は入り易いと言われていますので、人脈がある方はぜひ活用しましょう。
募集職種
こちらは、2021年1月時点で日本オラクルが募集しているキャリア採用の職種です。
中途採用を積極的に行っている傾向があり、特にクラウドサービス関連の「営業職」の募集が多いようです。
- Marketing Cloud(マーケティング支援)
- Sales Cloud(営業支援)
- Service Cloud(カスタマーサポート業務支援)
- EPM/ERP Cloud(統合業務管理)
- HCM Cloud(人事・人材管理)
- データベース/Oracle Cloud Platform
- ミドルウェア/Oracle Cloud Platform
- ハードウェア/Oracle Cloud Platform
(引用:募集要項)
募集条件として特に目を引くのが、社会人経験は1年以上必要ですが、「学歴不問・第二新卒もOK」という点です。
スキルに自信があり、チャレンジ精神のある人物を歓迎していることが読み取れます。
また、技術よりの「コンサルタント職」や「事務系」の募集もありました。
技術職の業務内容は、ソフトウェアの設計、開発、トラブルシューティング、デバックなどで、専門性を活かして働きたい方にもおすすめです。
採用の流れ
採用の流れは、以下の4段階になります。
- エントリー
- 1次面接(人事)
- 2次面接(マネージャー)
- 3次面接(役員)
日本オラクルの採用システムは、筆記試験がなく、面接を3回行うというのが大きな特徴です。
面接では、ビジネス上で必要とされる「人あたりの強さ」や「ここ一番の対応力」をチェックされていると考えられます。
面接でよく聞かれる質問
日本オラクルの中途採用面接で、よく聞かれる質問をまとめました。
- 数あるIT企業の中で、なぜオラクルを選んだのか?
- 今までのキャリアを日本オラクルでどう生かせるか?
- 入社後のキャリアパスについて
- IT業界の今後の展望に対する考え
- 今までの営業成績、一番大変だった経験 (営業職)
- 営業成績が足りない時、パワハラを受けたらどうするか? (営業職)
- 2,000社の顧客リストがある場合、営業プランの立て方は? (営業職)
日本オラクルの中途採用面接において、これらの質問をされる可能性は非常に高いので、自分なりの答えを考えておくことが大切です。
エンジニアの場合は転職難易度が高く、技術的な質問も多いです。
また、外資系では常に成長することが求められますので、それに対するビジョンを明確にしておきましょう。
求職者側からの質問の時間を長く設けているので、あらかじめ聞きたいことや疑問を考えておくことも必要です。
6.日本オラクルへの転職におすすめのエージェント
日本オラクルへの転職は、転職エージェントからの応募がおすすめです。
無料で登録することができ、専属のキャリアアドバイザーによる転職活動のサポートが受けられます。
また、転職エージェントを利用することで、非公開求人を得られ、自分に合った転職先を探すことが可能となります。
次に、日本オラクルに強い転職エージェントを3つご紹介しますので、ぜひ登録してみてくださいね。
日本オラクルの転職なら「doda」
(引用:doda)
dodaはテレビCMやWEB広告でも見かけることが多いため、知名度が高い転職エージェントです。
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dodaでは、書類選考や面接で必要となる履歴書・職務経歴書を代行で提出してくれます。
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なかなか自分から言いにくい年収交渉を代わりにしてくれたり、内定辞退の連絡もしてくれるので、スムーズに転職が決まることで有名です。
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詳しい解説は以下を確認してください。
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20代の転職なら「マイナビエージェント」
(引用:マイナビエージェント)
マイナビエージェントは、20代の転職に強い転職エージェントで20代の転職で信頼されている転職エージェントNo.1を獲得しています。
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20代の転職で年収UPを実現するのに利用した方がいい転職エージェントはマイナビエージェントでしょう。
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どこを使うか迷ったら「リクルートエージェント」
(引用:リクルートエージェント)
リクルートエージェントは、株式会社リクルートキャリアが運営する大手の転職エージェントです。
業界大手が運営している転職エージェントで、他の転職エージェントと比べて非公開求人数、サポートの充実度が高いのが特徴です。
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運営会社
株式会社リクルートキャリア
公開求人数
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(2021年2月時点)
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(2021年2月時点)
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https://www.r-agent.com/
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まとめ
日本オラクルの特徴は、以下の通りです。
- データベース市場で高いシェアを誇り、クラウドサービス事業も好調
- 年収はおおむね1,000万円以上
- 3回面接が行われるため、面接対策は必須
日本オラクルへの転職を成功させるには、以下3つの転職エージェントを利用しましょう。
【日本オラクルの内定を勝ち取るために登録したい転職エージェント】
- 日本オラクルの転職なら「doda」
- 20代の転職なら「マイナビエージェント」
- どこを使うか迷ったら「リクルートエージェント」
転職エージェントの利用により、スムーズな転職活動が行えることを応援しています。
50代男性
法人営業
年収は面接通過後採用が決まってからにオラクル本社の人事と交渉することになる。職級のランクとベース金額とインセンティブの比率を提示されそこからの交渉となる。(後略)