最終更新日:2021/02/10
スターバックスはどのような企業なのでしょうか。
スターバックスの職種や仕事内容が気になりますよね。
ここでは、スターバックスの企業情報から採用情報、おすすめの転職方法までを詳しく解説しています。
ぜひ最後まで読んでくださいね。
1.スターバックスの転職ポイント
まずは、スターバックスの企業概要をチェックしていきましょう。
スターバックスの特徴
以下は、企業の特徴まとめです。
- 事業内容は、コーヒーストアの経営とコーヒーの販売
- 国内1,458店舗を持つ大手企業(2019年7月1日時点)
- 出退勤時におけるドリンク付与など、充実した福利厚生が整っている
- 継続して店舗数が拡大していることから、業績が伸びている成長企業
スターバックスの転職傾向
以下は、スターバックスの転職傾向です。
- 中途採用は積極的に募集されている
- 転職難易度は中レベル
- 中途採用募集職種は10種類と幅広く用意されている
2.スターバックスの企業情報まとめ
以下は、2019年7月1日現在のスターバックスの企業情報です。
名称 | スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社 |
---|---|
所在地 | 〒141-0021 東京都品川区上大崎二丁目25番2号 新目黒東急ビル |
代表取締役最高経営責任者(CEO) | 水口 貴文 |
設立 | 1995年10月26日 |
資本金 | 254億6181万円 |
従業員 | 4,157名 |
店舗数 | 1,458店舗 (うちライセンス店舗115店舗) |
事業内容 | コーヒーストアの経営/コーヒー及び関連商品の販売 |
株主 | スターバックス・イーエムイーエー・ホールディングス・リミテッド |
引用:「会社概要」
こちらで解説するスターバックスの企業情報は、下記の7項目です。
スターバックスの事業内容
スターバックスの主な事業内容は、下記の2つです。
- コーヒーストアの経営
- コーヒー及び関連商品の販売
スターバックスは、コーヒーを中心とする飲料の販売・提供を行う企業です。
カフェにおける飲食の提供という枠組みを超えて、人々の繋がりの場としての機能も果たしています。
「スターバックスエクスペリエンス」を「感動経験」と表し、カフェの利用者に非日常空間としての付加価値を提供しています。
スターバックスの職種・仕事内容
スターバックスには、どのような職種があるのでしょうか。
スターバックスの職種における部門は、下記の通り13種に大別されます。
部門 | 仕事内容 |
---|---|
営業 | 店舗の運営管理、接客 |
店舗開発 | 新規出店計画、店舗開発、設計やデザインなどの既存店舗における設備・機器管理 |
事業開発 | 新規事業の考案、契約管理業務、スターバックスのブランド開発や契約管理業務 |
マーケティング | 社内外のマーケティング、プロモーション企画、Webやデジタルサービスの開発 |
商品 | 店内で販売するタンブラーや食品等の商品開発、コーヒーの啓発活動 |
サプライチェーン | 商品における原材料・資材の管理、資源のリサイクル促進等 |
経理・財務 | 財務、税務などの会計業務 |
インフォメーション・テクノロジー | 会社のシステム開発、インフラ構築等 |
管理 | 契約審査、法務業務、総務業務 |
人事 | 人事計画、採用・雇用、制度・環境の整備、教育・育成 |
経営企画 | 経営戦略・計画、予算策定、経営分析等 |
広報 | PRや企業広報等 |
デジタル戦略 | Web等のデジタル領域のサービス強化 |
引用:「会社組織」
スターバックスの職種は、店舗で接客を行う営業部門以外にも、さまざまな職種が存在します。
スターバックスの商品に関わる職種は、商品開発を行う商品部門や、商品PRに従事するマーケティング部門などです。
一般企業と同様に、経理・財務、経営企画などの企業の経営に関わる職種もあります。
接客の仕事以外にもさまざまな職種がありますので、幅広いジャンルで転職が可能です。
スターバックスの業績や将来性
スターバックスは2015年に上場を廃止しているため、2015年以降の業績は現在公開されていません。
東京証券取引所に上場をしていた期間、2014年までの5年間の業績は、売上高、営業利益共に右肩上がりで伸びています。
上場廃止後は、アメリカワシントン州に本社を構えるスターバックスコーポレーションの100%子会社となっています。
現在は情報公開をしていないため、業績について調べることは困難です。
しかし、以下の通り 店舗数は短期間で拡大し続けていることから、安定した成長企業であることが分かります。
国内店舗数(店舗) | |
2018年12月未時点 | 1,415 |
2019年3月未時点 | 1,434 |
2019年7月未時点 | 1,458 |
引用:「沿革(2019年度)」
約3か月間の間に、おおむね20~25店の新しい店舗が増えています。
スターバックスは、安定性のある企業であることがうかがえますね。
スターバックスの福利厚生
スターバックスの主な福利厚生は、下記の通りです。
- 出勤・退勤・休憩時に好きなドリンクが飲める
- 全国すべての店舗で購入価格から30%割引対象
- 週に一度、好きなコーヒー豆を100gプレゼント
- パートナーから収集している募金を万が一の際に受け取れる
- 健康保険組合への加入
- 自己啓発の一環として通信教育の受講が可能
参考:「福利厚生」
福利厚生の中には、スターバックスならではの「コーヒー豆の贈与」や出退勤の際に好きなドリンクが飲める制度が用意されています。
コーヒー豆やドリンクの贈与により、商品知識に関する知識を得られる効果が期待できます。
福利厚生を通し、結果的に仕事に役立つ機会を得られるのが魅力です。
また、一般企業同様に、保険の加入や自己啓発の教育費用負担もあります。
スターバックスに向いている人の特徴
スターバックスが求める人物像は下記の通りです。
Our Mission and Valuesを体現し、自分とスターバックスの成長に未来志向でチャレンジできる方
引用:「ミッション&バリュー」
「Our Mission and Values(ミッション&バリュー)」とは、公式サイトでは以下のように示しています。
人の心を豊かに活力あるものにするため、一人のお客様、一杯のコーヒー、ひとつのコミュニティからを企業のミッションに掲げ、すべてのお客様へ最高のスターバックス体験(感動経験)を提供できるよう、行動指針を定め、日々体現しています。私たちは、これらをOur Mission and Valuesとよんでいます。
スターバックスに向いている人の特徴は、コーヒーを通して、付加価値を提供できる人材です。
接客業として欠かせない、他者への思いやりや責任感なども重要視されています。
メンバーと協力をしながら「スターバックス体験(感動体験)」を顧客に提供できる人材が求められています。
スターバックスの年収相場
スターバックスの年度毎における年収相場は以下の通りです。
年代 | 平均年収 |
---|---|
平成26年 | 約545万円 |
平成25年 | 約543万円 |
平成24年 | 約524万円 |
平成23年 | 約549万円 |
平成22年 | 約470万円 |
(出典:有価証券報告書)
平成26年の国民全体の平均年収は415万円ですので、平均よりも高い傾向があります。
スターバックスの社員の口コミ
30代前半・男性
店長・店長候補
教育の環境、仕組みはモチベーションを保てるよう工夫されています。自分の想いや努力次第で長期的なキャリアプランを実現させることができると思います。(後略)
社内の雰囲気としては、「仕事への情熱と向上心を備えた人が多く集まる環境」といえます。
定期的に行われる人事考課では、目標を見つめなおし、キャリアプランを考えるきっかけとなるでしょう。
また、教育面においては、「商品の味を覚えるため、積極的な試飲を促す」なしっかりとした受け入れ体制が整っています。
ただし、新商品の販売されるペースが早いため、シーズン毎に覚えなければいけない知識が増える点には注意が必要です。
新しい知識を得ることに抵抗なく、進んで学びを深められる人は、スターバックスへの転職が向いているでしょう。
3.スターバックスの採用情報
スターバックスの採用情報について下記の3つをご紹介します。
転職難易度
スターバックスへの転職難易度は、職種によって大きく変化します。
店舗正社員の場合は、応募資格に経験職種を問われない事から、幅広い採用の機会が設けられており、難易度は中レベルです。
一方、商品開発や商品企画などの店舗正社員以外の職種は、今までの職歴を重要視した採用がなされています。
たとえば、店舗開発業務の応募資格は「店舗開発業務」「商業施設運営業務」「予算策定・収支確認・数値分析」の経験が求められます。
店舗正社員よりも、その他職種に関しては職歴が求められるため、転職難易度が高い傾向です。
過去の経験を活かして転職をしたい人や、店舗社員への転職を希望する人にとっては、チャンスが広がっています。
募集職種
引用:「中途採用募集職種」
中途採用の募集職種は、以下の10種類に大別されます。
職種 | 仕事内容 |
---|---|
総合職(店舗正社員) | ストアマネージャー/ディストリクト(地域)マネージャー |
店舗正社員 | 店舗での接客、営業/ストアマネージャー候補における業務 |
経営戦略 | マーケティング、分析・リポート業務、デジタル戦略の立案等 |
店舗開発 | 店舗開発戦略策定業務、新規出店・改装のレビュー実施等 |
商品企画 | リテイルプランニングマネージャー/プロダクトディベロップメントマネージャー/プロダクトマネージャー |
マーケティングコミュニケーション | WEBマネージャー/マーケティングスペシャリスト |
デジタルマーケティング | デジタルギフトの促進、アライアンス推進 |
サプライチェーン | 調達企画シニアススペシャリスト/フード商品・ビバレッジ原材料管理 |
経理財務 | 経理・財務等 |
人事・管理統括 | 人事採用戦略立案/採用業務/安全衛生方針管理等 |
引用:「中途採用募集職種」
店舗における接客の仕事は、総合職と店舗社員の2種類です。
総合職がマネージャー職を募集していることに対して、店舗正社員はマネージャー候補としての正社員を募集をしています。
また、経営戦略や店舗開発などの職種は、店舗の経営に関わる職種です。
商品企画職は、マネージャー職を募集しており、企画力・創造性・新規プロセス構築力等のスキルのある人材が求められています。
店舗正社員以外の幅広い職種が募集されているため、自分に合った転職先を選択することが大切です。
転職エージェント経由で応募するのがおすすめ
スターバックスへの転職は、転職エージェントを利用するのがおすすめです。
転職エージェントは無料で利用することができ、転職活動をサポートしてくれるサービスを提供しています。
一人ひとりの転職先に見合ったサポートを、キャリアアドバイザーが丁寧に行ってくれる心強い味方です。
次に、スターバックスへの転職に強い転職エージェントを3つご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
4.スターバックスに強い転職エージェント
スターバックスに強い転職エージェントは、下記の3つです。
初めて転職活動をする人は「マイナビエージェント」
(引用:マイナビエージェント)
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(引用:パソナキャリア)
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(引用:doda)
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5.転職エージェントを利用するコツ
転職エージェントを利用する際に、知っておきたいコツを以下3つ解説します。
複数の転職エージェントに登録する
転職エージェントを利用する際は、複数のエージェントの利用がおすすめです。
転職活動をサポートしてくれるキャリアアドバイザーの数が増えるため、様々な角度からアドバイスをもらう事ができます。
応募できる数も増えるため、転職のチャンスが広がるメリットも生まれます。
担当が合わない時は変更してもらう
担当者が合わない時には、遠慮なく変更して欲しい旨を伝えましょう。
担当者が合わない場合には、希望とかけ離れた求人を紹介されたり、相談にのってもらえないなどのリスクが生じます。
適切なサポートを受けられないと感じた際には、変更してもらうことをおすすめします。
連絡はこまめに取り合う
転職エージェントとの連絡は、こまめに取り合うことで、優良案件を紹介してもらえる確率が高まります。
連絡を取り合う事で、転職活動が進行していると判断されるからです。
積極的なオファーを受けられたり、前向きな姿勢で転職活動をサポートしてもらえますので、こまめに連絡を取るように心がけてくださいね。
まとめ
スターバックスの特徴は下記の通りです。
- 事業内容は、コーヒーストアの経営とコーヒーの販売
- 国内1,458店舗を持つ大手企業(2019年7月1日時点)
- 出退勤時におけるドリンク付与など、充実した福利厚生が整っている
- 継続して店舗数が拡大していることから、業績が伸びている成長企業
スターバックスへの転職を成功させるためには、下記3つの転職エージェントの利用がおすすめです。
- 初めて転職活動をする人は「マイナビエージェント」
- 充実したサポートを受けたい人は「パソナキャリア」
- 非公開求人を紹介してほしい人は「doda」
転職エージェントはコーポレートサイトでは紹介していない、非公開求人の情報を得ることができます。
年収の条件の提示など、スターバックスの面接時に直接伝えにくいと感じることでも、代わりに交渉を行ってくれますよ。
スターバックスへの転職活動を成功させたい人は、転職エージェントを積極的に利用しましょう。
30代前半・女性
店長・店長候補
ポジティブな思考を求められるため、他社に対してキツく当たる人が少ない。また悪口も受け入れない社風があり、会社として徹底している(後略)