最終更新日:2021/02/12
年収の高さでは定評のある証券会社で働いているけれど、心も体も疲れ切ってこのままでは体を壊してしまう、そんな不安を感じていませんか。
また「証券会社で働いていたことで『バリバリの体育会系』として見られ、採用を断られてしまうのではないか?」と不安な人もいらっしゃいますよね。
「証券会社で営業をしていれば鍛えられるので、他の業界の営業でも通用する」といわれることもありますが、はたして本当なのでしょうか?
そこで証券会社から転職する場合、どういった仕事を選べば経験を活かすことができるのかその転職事情と共に詳しくご紹介します。
「市場価値」とは、あなたの経験やスキルが、企業からどれくらい必要とされているかという評価のことを言います。
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1.証券会社で働き続けるのは厳しい?転職を考える人の理由
たとえば「証券会社で働いているけれど、ここを辞めて別の企業で働きたい」と考えている人は、なにをきっかけに転職を考えるようになるのでしょうか。
その理由について、詳しく見ていきましょう。
長時間拘束される
証券会社で働く場合、「家に帰るより会社にいたほうがいいのでは…」と思えるほど長時間拘束されます。
まず、とにかく朝が早いです。
会社によっては出社は朝7時前が当たり前で、上司の机を拭いたり会社周りを掃除したりと、上司が出勤する前までにあらゆる雑用を片付けなければなりません。
それに加え、毎月のノルマをクリアするために残業することも多いです。
そういったことが積み重なることで生活リズムが狂い、体調を崩す人も多くいます。
数字が全ての世界で取れないと厳しい
証券会社は「どれぐらい売ったか」という数字が優先される世界です。
そのため、毎日ノルマをこなすためにひたすら新規開拓をし続けなければなりません。
内容よりもまず数字が全てなので、ノルマがクリアできないと「人間としてダメだ」と毎朝叱責され、ノイローゼになってしまう人もいます。
上下関係が厳しく常にストレスを感じる
証券会社は他の会社と違い、上下関係に厳しい体育会系の会社であることがほとんど。
こういった会社では上司の言葉は絶対なので、言われたことに言い返したり飲み会の誘いを断ったりといったことは許されません。
常に上司の顔色をうかがいながら行動しなければならないため、自分が納得のいかないことでもやらなければならず、ストレスがたまります。
仕事にやりがいを感じられなくなる
「上司の言葉が絶対」の会社で、「数字が全て」の仕事をこなしていくうちに、やりがいを感じられなくなる人も多いです。
いつも数字に縛られているせいで「本当に自分がしたいこと」が見えなくなってしまうのです。
その結果「何のために働いているのだろう」と、働く意味がわからなくなってしまうケースも少なくありません。
こういった理由から、「証券会社で働き続けても自分には意味がない」と転職を決意する人が多くいます。
2.「証券会社の営業」としての強み
「証券会社で働いていても、やりがいがない」と転職を考えているけれど、「証券会社から転職なんてできるのか」と不安がありませんか。
一度冷静に自身のスキルと能力を見直せば、証券会社で働いていたからこその強みがあるとわかります。
- 目標を達成するための計画性と実行力
- 顧客とのコミュニケーション能力や交渉力
- 情報を収集し分析する力
- 前向きな姿勢やポジティブ思考
- 金融や財務に関する知識
- 数字で物事を判断する論理的思考
ノルマを達成するために、常に解決策を考えながらすぐ実行に移すことが求められるのが証券業界。
日々推移する株の動向をチェックすることで、的確な情報を集め分析する力がつきます。
こういった仕事に対する真摯な姿勢は、証券会社だけでなく他の仕事でも常に求められます。
証券会社で鍛えられた精神力や行動力は、そのまま新しい職場でも活かせるのです。
では、どういった業界で証券会社で培った経験が活きるのか、引き続き詳しく見ていきましょう。
3.証券会社からの転職でおすすめの職種業界
証券会社で働いたことで得られる「営業スキル」や「対人スキル」、そして数字に強いといったスキルが活かせる仕事にはどんなものがあるでしょうか。
証券会社以外の業界で働きたいと考えているあなたに、おすすめの業界をご紹介します。
金融業界
証券会社で得た、金融関係の知識や情報収集能力といったスキルが活かせるのは金融業界です。
それほど求人が多くあるわけではありませんが、銀行では証券会社の営業を経験したことのある人を積極的に採用する傾向があります。
銀行や信託銀行、投資銀行では、証券会社の経験を活かした資産運用のアドバイスや提案なども可能。
証券会社では個人向けの営業ですが、金融業界では法人とのやり取りが多いので、証券会社時代よりもっとやりがいのある仕事ができます。
保険業界
証券会社で取得した保険販売員資格を活かし、保険業界に転職することもおすすめ。
金融の知識や対人スキルが活かせるので、転職しても馴染みやすいのが大きなメリットです。
ただし、保険業界でも個人向けと法人向けとがあり、成約主義の会社だと証券会社のときと変わらないので注意が必要です。
<ルート営業とは>
ルート営業とは、固定客のところを回る営業方法のこと。
新規を開拓しなければならない証券会社の営業と比べて、精神的にも身体的にも負担が少ない傾向にあります。
サービス業界
証券会社で培った会話スキルは、サービス業界で活用できます。
証券会社は顧客に信用してもらうことが大前提なので、明るく会話上手であることが必須。
そのため営業で培ったコミュニケーション能力は接客で最大限に活かせます。
お客様のためにいろいろ調べてアドバイスをすることが楽しいという人には、やりがいもあります。
コンサルティング業界
証券会社で得た経験を活かせる場として、コンサルティング業界もおすすめです。
数字が優先される証券会社と違い、コンサルティング業界では中立の立場でアドバイスをすることが求められます。
色々な情報を収集し、正しい情報を提供することは顧客の利益につながりますし、信頼を高めることにもなります。
「自分が売りたくないものをノルマのために売る」証券会社で働くことが辛いと考えているなら、特におすすめです。
4.証券会社からの転職を成功させるポイント
実際に転職を考えていても、「証券会社で働いていたことを、どう面接でアピールすればいいのか」と不安になっていませんか。
ここでは具体的に、証券会社で働いていたことを強みにするためのアピール方法をご紹介します。
1.活かせる経験・強みをアピールする
証券会社は、他の業界と違って特殊なため、どういった経験をしてきたのかどういった強みがあるのかきちんと自分でまとめる必要があります。
会社ごとに得られる経験やスキルには違いがあるので、「こういった経験をしてきました」ということが説明できないと、「証券会社」というイメージだけで受け取られてしまいます。
また、保有している資格などについても積極的にアピールしましょう。
証券会社では、入社してすぐに取らなければならない「二種外務員資格」と、その上級資格である「一種外務員資格」があります。
金融商品の取引に携わる人は必ず持っておかなければならない資格で、証券会社だけでなく金融業界や保険業界でも通用する資格です。
さらに「証券アナリスト」という資格も大きな強みとなります。
ただ、証券アナリストは実務経験が3年以上必要なので、取得は難しいです。
このほか、ライフプランニングに合わせた資金計画のアドバイスをする「ファイナンシャル・プランナー」や不動産に関する資格である「宅地建物取引主任士」もおすすめの資格です。
2.退職理由はポジティブな内容に変換する
証券会社を辞めた理由がどうであっても、面接のときにはポジティブな内容にしましょう。
採用する側は、あなたが「長期にわたって働き続けてくれるか」「会社にとって利益をもたらしてくれる人材か」ということを見ています。
言い訳をしたり、前職に対してネガティブな理由や意見をいう人を採用したいとは思ってもらえません。
退職理由は、前向きな姿勢で説明することをおすすめします。
3.好条件の求人を見つける
転職する場合には、「自分がやりがいを持って働けるところかどうか」も重要です。
残念ですが、「人手が足りないので来てくれればいい」と求人をしている会社も存在します。
そういった会社に転職した場合、以前と同じようにやりがいのない仕事をすることになる可能性も。
ただ、そういった会社の内情は求人票だけでは知ることができません。
どんな会社で、どんな人材が求められているのかを詳しく知るためには、転職エージェントを活用するのがおすすめ。
多くの求職者をバックアップしている転職エージェントは、企業情報も豊富に持っています。
5.証券会社からの転職を成功させるために活用したい転職エージェント
証券会社から転職をしたいけれど、「どう企業にアピールすればいいのか分からない」「信頼できる求人を見たい」という悩みはつきませんよね。
そこでぜひ活用したいのが転職エージェント。
初めての転職だと悩みがちな提出書類の書き方や面接対策といったサポートや、自分の経験や強みが分からない、アピールの仕方を知りたいという悩みにもアドバイスがもらえます。
証券会社からの転職を考えているあなたに、ぜひ登録をおすすめしたい転職エージェントを2つご紹介します。
それぞれ見ていきましょう。
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転職エージェントはそれぞれ保有している求人が異なるため、気になったエージェントは全て登録しておくことが大事です。
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なるべく多くのエージェントで情報収集をして、失敗を防ぎましょう。
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(引用:リクルートエージェント)
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初めての転職の場合、電話やメールだけでは伝えにくい相談も多いので、直接質問ができるのはうれしいですよね。
また、企業との太いパイプを持っているリクルートエージェントは求人が豊富。
証券業界以外の異業種で働きたい場合も、多くの求人から探すことが可能です
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運営会社 | 株式会社リクルートキャリア |
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約144,800件 (2021年3月時点) |
対応地域 | 全国+海外 |
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公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「【3月最新】リクルートエージェントの悪い評判と利用前の全注意点」 |
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公開求人数 | 約18,800件 (2020年10月時点) |
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まとめ
証券会社は独特の業界で、その経験を活かして転職するのは難しいと考えてしまいがち。
ただ、証券会社で得た経験やスキルは、証券会社以外でもアピールできる強みになります。
今回ご紹介した「リクルートエージェント」「マイナビ金融エージェント」は、自分の経験やスキルをどう面接でアピールしていいか分からない、と考えているならぜひ活用したい転職エージェント。
証券会社を辞めて、やりがいのある業界で新たにスタートするためにも、ぜひ転職エージェントを活用して転職を成功させましょう。
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