最終更新日:2021/02/24
「入社2年目だけど、会社がブラックすぎて今すぐ転職したい」「仕事がつまらないから転職したい」という人は多いです。
2年目で転職したいと言うと、大抵の場合は周りから「3年は続けるべき」と言われます。
しかし、理由によっては入社2年でも辞めても問題ありません。
この記事では、入社2年目で転職してもいいケースを8つ紹介します。
この記事を読めば、自分が今転職するのは正しいのか間違っているのかはっきりさせることができますよ。
2年目での転職は決して珍しくはない!
入社2年目で転職をしても、転職のハードルは決して高くありません。
新卒で入社する企業を「なんとなく就職するなら大手」という理由で選んでいる人が多く、いざ入社してみたら「思ってたのと全然違った…」ということはよくあることです。
とくに、「裁量のある仕事じゃなくて、ロボットみたいな業務ばかりでつまらない…」という声を聞きます。
「個の時代」に移り変わっていく中で、専門的なスキルを身に付けたい若者も多いでしょう。
また、転職しようか迷っている人が、「転職サイトに登録してみたら割とトントン拍子で転職が決まった!」という声を聞いたこともあるはずです。
「doda」のような転職サイトは企業から直接スカウトも届き、仕事を続けながら受け身で転職活動を進められるので、忙しい人でも使える転職サイトです。
(引用:スカウトサービスとは?|doda)
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1.入社2年目で転職しても大丈夫?
下記のつぶやきのように、入社2年目で転職したいという人はたくさんいます。
入社2年目はやくも就職した友人の半分以上は確実に辞めてる。
はぁ、仕事辞めたい。
— きい (@fuindsrsuiv) May 10, 2019
昨日でやっと入社2年目になったけど辞めたい、3年勤めないと楽しさが分からないのかな?
— 🦋あゆ🦋 (@snowdaifuku45) September 17, 2018
ところが、転職したいと言うと「3年は続けるべき」と周囲から圧力をかけられるのがお決まりのパターンです。
しかし、この「新卒は3年続けるべき」というのは過去の話になっています。
ただし、どんな理由でも辞めていいわけではありません。
この章では、新卒2年目で転職するのはどうなのか、転職してもいい理由について解説します。
「新卒は3年目神話」は忘れていい
かつては「転職するのは3年働いてから」といわれていましたが、今では入社3年以内の転職は決して珍しいことではありません。
多くの企業が第二新卒を積極的に採用していることからも、2年目で転職する人に対し、悪い印象を持っている企業は少ないと考えられます。
それに、「まず3年働こう」と言われていたのは高度経済成長期の話です。
その時は、会社に長く勤めるほど昇級しやすくなり、勤務年数が長いことが有利となる時代でした。
しかし、終身雇用が破綻した今は、同じ会社で長く働くことよりも「どこの会社でも働けるスキル」を手に入れることの方が圧倒的に大事です。
「転職実用事典キャリペディア」のアンケートの結果では、 転職経験者全体の23.0%が入社2年目で初めての退職を経験しています。
【転職経験者に聞いた「初めての退職は入社何年目の時?」】
(引用:転職は「とりあえず3年」働いてから? 入社3年以内の転職は不利? アンケートで分かった意外な事実とは|転職実用事典「キャリペディア」)
もっとも多いのは入社3年目であるものの、入社2年目の退職も非常に多いことが分かりますよね。
「2年目だと求人がないのでは・・」 と不安になるかもしれませんが、企業は2年目で転職する人を積極的に採用しています。
2年目の転職は採用ニーズが高い「第二新卒」にあてはまるからです。
第二新卒とは、学校卒業後いったん就職したものの、1~3年以内で転職をする人材のこと。
多くの企業は、以下のような期待から第二新卒を積極的に採用しています。
<企業が期待する第二新卒像>
- 企業への勤続年数が少なく、特定の企業カラーに染まっていない
- 固定観念がなく、柔軟な思考力を持っている
- 短期間ではあるが社会経験があるため、ビジネスマナーや一般常識が身についている
キャリアを積んだ転職者より柔軟性があり、新卒よりも社会人経験がある第二新卒は、企業にとって積極的に採用したい人材なのです。
実際に、マイナビ転職が行った「中途採用活動実績のある企業に対するアンケート」の結果でも、 6割以上の企業が「第二新卒を積極的に採用したい」と回答しています。
【マイナビ転職 中途採用状況調査】
(引用:第二新卒とは?|20代・第二新卒・既卒向け転職エージェントのマイナビジョブ20’s)
多くの企業が第二新卒を積極的に採用しているため、「転職先が見つからないのでは?」と過剰に心配する必要はありませんよ。
転職してもいいかどうかは理由で変わる
ただし、以下のような理由なら転職はしない方がいいです。
<転職しない方がいいケース>
- やりたい仕事をさせてもらえないから
- なんとなく不安だから
入社2年目でやりたい仕事を任せてもらえることは、ほとんどありません。
新卒2年の場合なら、その仕事を任せられるほどの実力がついていないからです。
「やりたい仕事をさせてもらえないから」という理由で転職したとしても、また次の転職先で同じ状況に陥るだけです。
2つ目の「なんとなく不安だから」というケースの転職もおすすめしません。
前の会社の時みたいに嫌なことあってからの転職じゃなくて、なんとなく不安に感じての転職活動だから、本当に自分の感じてる不安は妥当なのか
今の会社辞めていいのかってのが渦巻く— なちんこ@25日から台湾高飛び (@nachi0611) May 15, 2019
不安の正体をはっきりさせておかない限り、転職したとしてもまた漠然とした不安を感じて辞めたくなる可能性が高いからです。
では、どんなケースなら入社2年目で転職してもいいのか、次の章で見ていきましょう。
2.入社2年目で転職してもいい8つのケース
なんとなく転職するのではなく、転職の理由がはっきりしていて、それが妥当なものなら入社2年目で転職しても構いません。
どんな理由なら転職してもいいのかと、その理由の妥当性はどれくらいかをここでは解説します。
自身の状況と照らし合わせながら、参考の一つとしてご確認ください。
転職理由 | 転職の妥当性 |
---|---|
ケース1.ブラック企業で辛い | ★★★★★ |
ケース2.新しい仕事にチャレンジしたい | ★★★★☆ |
ケース2.労働条件が悪い | ★★★★☆ |
ケース3.会社の方針に合わない | ★★★☆☆ |
ケース4.思っていた仕事ではなかった | ★★★☆☆ |
ケース5.人間関係がうまくいかない | ★★★☆☆ |
ケース6.給料が安い | ★★★☆☆ |
ケース7.結婚・出産したい | ★★☆☆☆ |
ケース1.ブラック企業で辛い:★★★★★
ブラック企業で心身が辛い場合は、入社2年目でもすぐに転職した方がいいです。
<ブラック企業の特徴>
- 長時間労働・過重労働
- 休日が少ない・有給が取れない
- 給料が低い・最低賃金を下回っている・残業代が出ない
- 雇用契約の内容が謎
- 離職率が高い
- 求人票にやる気や情熱の言葉が多い・精神論が多い
- 上司や社長のトップダウン
- パワハラ・セクハラ・モラハラが横行
例えば、以下のような低賃金、モラハラやセクハラがあるのが当たり前になっている職場なら、入社2年目でも今すぐ転職活動を始めた方がいいでしょう。
一般事務で働いて二年目の女性です。
会話のない職場、なのに喫煙室や裏では他人の愚痴ばかり、右から左へ流す単純作業も出来ない先輩達、やりがいのなさ、低賃金、モラハラ、セクハラ発言。
挙げたらキリがないですが、残業が無いのが救いです。
転職を考えていますが、せめて2年は働くべきと言われます。
一時期、体調も崩し、今は通院して体調は戻ってきましたが精神的に余裕がない感じです。
(参考:知恵袋)
この女性の場合は「体調を崩して通院している」という明らかな心身の異常が出ています。
この場合の転職は逃げではなく、自分の命を守るための防衛策として確信を持って行っていいです。
※ブラック企業だと感じたときには、すぐに転職を!
ブラック企業に耐えられなくなってしまい、すぐに退職できたとしても「辞めたけど転職先が見つからない…!」という事態に陥ってしまうことがよくあります。
金銭面に余裕があるならまだしも、金銭面に余裕がない人は収入が途絶えてしまうので、「早く転職先を見つけないと!」と焦ってしまいがちです。
焦ってしまうことで、「企業分析に時間を使えず、またブラック企業に勤めてしまった…」というのがよくある負の繰り返しです。
↓dodaでは企業の細部情報やその企業で働いている社員の口コミを見ることができます。
(参考:年収査定|doda)
企業分析を入念にするためにも、企業に勤めている人の口コミが見れる「doda」はキャリアアドバイザーに相談もできるので、転職先は慎重に選んでくださいね。
面接に自信がない人でも模擬面接があるので、ぜひ活用してみましょう!
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ケース2.新しい仕事にチャレンジしたい:★★★★☆
「新しい仕事にチャレンジしたい」というポジティブな転職理由も、入社2年目で転職してもいいケースです。
例えば、以下のようにやりたいことがはっきり決まっているならば、やりたいことをやったほうが後悔は少ないでしょう。
新卒2年目(23歳)、留学か転職か。
新卒2年目、地方銀行で個人営業、事務をしています。
働き始めて1年半弱ですが、1年以内の退職を決意しております。
理由は以下の2点です。
- 若いうちに海外でチャレンジをしたい。(当行に海外支店はないため)
- お客様に新しい価値を提供できる仕事がしたい。(銀行の商品が古臭く感じる)
そこで、海外留学か転職を検討しています。
(中略)失敗してもいいからチャレンジをしたいです。
(参考:知恵袋)
「なんとなく今の仕事が嫌だから転職したい」という場合と違い、理由がはっきりしていて、具体的な行動策が決まっているなら転職の成功率は高いです。
ただし、すぐに仕事を辞めてしまうと次の転職先が決まるまでに精神的に余裕がなくなるので、仕事は辞めずに転職先を探しましょう。
ケース3.労働条件が悪い:★★★★☆
ブラック企業ではなくても、労働条件が悪い会社なら転職した方がいいです。
パワハラやセクハラは横行していないという一見普通の職場でも、人手不足でやたらと忙しくて給料が安かったり、残業が多くて休日出勤もあるような企業では身体をわしてしまう危険性が高いからです。
例えば、以下のような労働条件の悪さが目立つような職場なら、もっといい条件の会社への転職を考えた方がいいでしょう。
大卒2年目、入社2年の女で、現在正社員で事務職をしています。
長文になりますので、箇条書きさせていただきます。
- 手取り15万、昇給、退職金なし(求人に昇給ありと書いていたが、実際は何年働いてもなし)
- ボーナスは昨年冬に4千円、今年夏1万円、冬に2万円
- 毎日休憩30分、実質10時間半労働(残業代は出ない)
- 休日出勤が月に3日程度。酷い時は1ヶ月連続休日出勤。(休日手当や、振替休日もなし)
- 入社後1年働けば上司の好み次第で、役職が与えられる
- 面接時にバス通勤になる件を伝え了承を得たが、入社後に定期代を支払えないとのことで、強制的に電車通勤に。
転職を考えている主な理由は、ボーナスの額の不公平さと、残業休日出勤の多さです。
(参考:知恵袋)
入社2年目なら、もっと給料が高く、福利厚生が整っている会社に転職できる可能性は高いです。
労働条件について詳しく知りたい方は、厚生労働省が公開している「確かめよう労働条件」というサイトも参考にしてみるといいですよ。
※労働条件に不満を感じて辞める人は多い!
給与や評価制度に不満があることよりも、「長時間労働」や「休日出勤」、「通勤の不便性」を理由に転職する人が増えてきています。
最近では、「在宅勤務がない」もしくは「在宅勤務の日が少ない」という理由で転職をする人も増えました。
給与よりも「自分の好きな場所で、好きな仕事を、好きな人生を送りたい」と考える人が多いので、今の仕事に少しでも不満があるのであれば、まず転職サイトに登録してみましょう!
「doda」にはプライベートを充実できる求人の特集が豊富にあるので、ぜひ活用してくださいね。
(引用:doda求人特集|doda)
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ケース4.会社の方針に合わない:★★★☆☆
会社の方針(企業理念、経営理念、スローガン)が自分の性格を合わない場合も、我慢せずに転職したほうがいいです。
会社の方針は、事業を達成するための支えとなるものです。
例えば、Amazonは経営方針として「地球上で最もお客様を大切にする企業であること」を挙げています。
方針は企業の公式ページや求人票を見ればわかりますが、入社してからなんとなく肌身に合わないということもあります。
例えば以下のような場合は、ストレスで仕事が嫌になってしまう前に転職した方がいいです。
<会社の方針に合わない例>
- 上司からのアドバイスに精神論が多く、このような体育会系の価値観が合わない
- 会社の方針から滲み出る社風が合わない
ケース5.思っていた仕事ではなかった:★★★☆☆
「自分が考えていた仕事ができる会社ではなかった」という場合も、転職してもいいケースです。
例えばプログラミングが得意で入社したのに、仕事は顧客との打ち合わせばかりだったというような極端な場合は転職しないと自分の能力が育ちません。
また、以下のように、「今の仕事は向いていなかった」というケースも、仕事の効率が上がらず、ストレスが溜まるので転職した方がいいでしょう。
4月で入社2年目になる男です。
零細企業ですが、備品の管理、リース品の契約、更新、請求書作成、業者との調整、役員会の準備などなど、書ききれませんが、意外と業務範囲は広いです。
マニュアルがなく悪戦苦闘します。
(中略)総務は向いていなかったのかなと思います。
(中略)どちらかというと、あれもこれもをソツなくこなすより、ひとつのことを極めるのが得意なタイプです。
毎日、なんとか役に立てるようになりたいと、頑張ってはいますが、一朝一夕に成果は出ません。
「あいつ役たたない」みたいな周囲の目が苦しく、ここのところ不眠・下痢が続きます。
(参考:教えて!goo)
ケース6.人間関係がうまくいかない:★★★☆☆
人間関係がうまくいかない場合も、転職してもいいケースです。
例えば以下のような激しいいじめを受けている場合は、最悪の場合うつ病になってしまう恐れもあるので転職した方がいいです。
新卒から2年目の看護師です。バセドウ病持ちです。
同じ病棟で10年以上働いているお局先輩より、パワハラを越え殆どいじめを受けています。
先輩は指導だと言い切るのですが、癇癪持ちなのかなにか気に触らない事があると物や人に当たります。
(中略)私に対してキツイ言葉や態度を取られて続けて2年間我慢し続けてきましたが、限界です。
(参考:教えて!goo)
ただし転職する前に、自分に問題がないかどうか(マナー、考え方など)確認して、部署異動などをお願いできないか上司に相談しましょう。
できることはやったけれど、問題が解決しない場合は転職した方が気持ちが楽になる可能性が高いので、転職を考えましょう。
ケース7.給料が安い:★★★☆☆
給料が安い場合も、転職を検討してもいいケースです。
例えば以下のような場合なら、転職した方がもっと良い条件で高給与で働ける可能性が高いです。
高卒社会人2年目に入りました。昇給もほとんど雀の涙で、ボーナスも退職金もありません。
基本給を時給換算してみたら約1000円弱でした…。
こんな感じで福利厚生も良くないのであれば、フリーターになってもあまり変わらないのではと感じております。
(参考:教えて!goo)
新卒2年目の場合の平均年収は、民間給与実態統計調査(平成29年)を参考にすると、男性279万円、女性243万円、男女平均262万円程度です。
(参考:平成29年民間給与実態統計調査)
この年収額より著しく低いという場合は、転職を考えた方がいいでしょう。
ただし、転職して給料アップするかどうかは転職市場に出てみないとわかりません。
第二新卒は能力ではなく、現在の会社名や最終学歴で判断されることが多いためです。
確実に給料をアップさせたいなら、「5.入社2年目におすすめの転職エージェント」で紹介する転職エージェントに相談してみてください。
転職エージェントなら給料の条件交渉の代行も行なってくれるので、良い条件で転職できる確率がアップします。
ケース8.結婚・出産したい:★★☆☆☆
女性の場合、結婚・出産するので転職したいというのも、転職理由としてOKです。
以下の口コミのように、結婚したら仕事と家庭の両立ができなくなるという理由で転職を考える女性は多いです。
現在ホテルに勤務している大卒入社2年目の24歳女です。
今交際している彼氏と結婚することになったので、現在の職場では不規則・残業ばかりで、おそらく家のことなどままならない為、将来的にも転職することを決めています。
そこで育児や家事をしながら働ける医療事務の仕事をしたいと考え始めたのですが、まったくの初心者で、数字も苦手で経験もない為、医療事務に就けるのか不安があります。
(参考:知恵袋)
結婚を理由に転職する場合は、結婚前に転職した方がいいです。
なぜなら、結婚後に転職活動を始めると「妊娠してすぐに辞めるのではないか?」「産休や育休で休みが多くなるのではないか?」などという理由で転職が難しくなるからです。
出産が理由の転職では、母体の体調管理や子育てのことを考えての転職になるので、育休や産休に理解がある会社を選ぶようにしましょう。
例えば以下のような会社なら、産休・育休の取得実績があり、子育てとの両立もOKです。
(参考:女の転職type)
また、男性の場合も結婚を機に転職したいなら結婚前に転職するのがおすすめです。
結婚して家族を養う立場になってから転職活動を始めると、心に余裕がなくなりますし、家族を不安にさせてしまう可能性が高いからです。
3.入社2年目で転職した人の口コミ
実際に入社2年目で転職した人たちは、転職についてどう感じているのでしょうか?
ここでは転職者の失敗談と成功談を紹介します。
失敗談
まずは入社2年目で転職して「失敗してしまった」という人の失敗談を紹介します。
大企業に転職したらレベルが高すぎた
俺はSEなんだが、1社目がものすごくブラックで、入社2年で辞めたのね、、、
で、今年の4月ぐらいに転職したんだが、そこで割と大企業に入っちゃて浮かれてたんだよ
でもやっぱり求められるレベルがかなり高くて、もう全然ついていけてないのよ…
(参考:2ch職業速報)
大企業へ転職したからといって、必ずしも成功というわけではないようです。
「転職できたから成功」ではなく、入ったあとが肝心ですね。
辞めてニートになってしまった
辞めてしまえば、肩書なしのニートになってしまう可能性もあります。
ニート期間が延びるほど次の転職に不利になるので、勢いで辞めてしまうのは避けたいですね。
成功談
次は入社2年目で転職して成功した人の体験談です。
「自己分析の大切さ」「向いている仕事」がわかった
今の会社に第二新卒で転職して2年経ったけど、すごく充実している。
最初の会社で失敗したからこそ「自己分析の大切さ」と「自分に向いてる仕事」が分かったので、先を考えるのが苦手な僕には必要な遠回りだったと思う。
自分に向いてる仕事に就くと、パズルのピースがぴったりハマるような感覚がある。
(参考:twitter)
失敗から自己分析の大切さを学び、向いている仕事がはっきりわかることもあります。
新卒転職はリスクも高いですが、失敗から学ぶことができれば今後の人生でまた転職しなければならなくなった時に、対応できそうですね。
転職のコツは「実力」「コネ」「運」
入社2年目にしてブラック大手企業からホワイト中小企業に転職して,しれっと自分のやりたかった仕事に移れたこともあってか,周囲からは「転職成功者」としてよく相談を受けるようになった。
「転職のコツは?」なんてよく聞かれるけど,若輩者が転職するには「実力」と「コネ」と「運」しかないよ←
(参考:twitter)
転職のコツは実力、コネ、運という割り切った考え方です。
転職は恋愛のようなもので、求人(恋人)を募集をしていないと応募(告白)できませんし、自分も転職(恋人が欲しい)を考えていないとその行動はとりません。
全くの別業界・外資系企業が合っていた
上司からのパワハラ、度重なる休日出勤とサビ残により身体を壊して2年で退職しました。
今は全く違う業界で働いていますが、私には外資系の企業文化が合っていたように思います。
学歴に助けられたこともあり、結果的には前職よりも給与や待遇はかなり良くなりました。
退職理由と志望動機は突っ込まれますが、納得させる理由付けが出来れば大丈夫だと思います。
(参考:ガールズちゃんねる)
たとえ全く違う業界へ転職したとしても、企業文化が合っていれば転職成功率は高まります。
入社2年目での転職は、退職理由と志望動機を突っ込まれるので、納得させる理由付けを考えておくことが重要みたいですね。
転職エージェントを使って転職成功
転職エージェントを使って転職する人は多いです。
希望条件にあった企業の紹介、面接のセッティング、書類添削、条件交渉の代行も行ってくれるので、転職成功率がアップします。
転職エージェントについては「5.入社2年目におすすめの転職エージェント」で詳しく紹介します。
【結論】
- 自分のレベルにあった職場選びをしないと失敗する
- 自己分析が大切
- コネと運も転職成功には必要
- 自分に合えば全く別の業界への転職もできる
- 転職エージェントを使うと相談できて安心
4.入社2年目で転職活動を行う時の4つのポイント
入社2年目からの転職は難しいところもありますが、ポイントさえ掴んでおけばスムーズに進められます。
ポイントは以下の4つです。
ポイント1.転職活動は在職中に行う
転職活動は、会社を辞める前にスタートしましょう。
「会社を辞めてからゆっくり転職活動をしよう」と考える方もいますが、絶対にNGです。
転職活動は3ヶ月~半年ほどかかることが多く、内定をもらう前に会社を退職すると、収入源がなくなってしまいます。
収入がなくなると、「とにかく仕事をしよう」と、焦って転職先を決定してしまう可能性が高くなります。
焦って転職先を選んだ結果、 「本来の転職目的を達成できなかった」「当初設けていた条件を何も満たせなかった」という事態に陥ってしまうケースも少なくありません。
また、2年目の転職で空白期間があることは、あなたの印象を悪くしてしまう恐れもあります。
転職活動は、必ず会社を辞める前に始めましょう。
ポイント2.企業研究を念入りに行う
就活の時も行ったかもしれませんが、企業研究は念入りに行いましょう。
事業内容、業績、平均年収など基本的な情報を調べて、企業について理解を深めておくようにします。
また、採用に関しては、新卒採用ではなく今度は中途採用のページを確認しましょう。
ただし、新卒採用のページでは企業がどんな人材を求めているかを詳しく解説していることが多いので、新卒採用のページもあわせてチェックしておきましょう。
さらに、「方針、社風が合わない」ということがないように、口コミサイトの「転職会議」「キャリコネ転職サービス」などで社員の口コミをチェックしてみると安心です。
ポイント3.2年目で辞めた理由を説明できるようにしておく
すでにお伝えしていますが、転職活動をする際には「転職理由」を明確にしましょう。
「転職理由を明確にしてください」と何度も伝えるのは、 転職理由を明確にすることが転職の成功を左右するといっても過言ではないからです。
転職理由は、転職活動を行うにあたって「企業を選ぶ軸」になります。
そのため、転職理由が明確でないと、企業選びの軸がブレてしまうのです。
大雑把に企業を選ぶことは、何度も転職を繰り返してしまう大きな原因になります。
転職活動をする際は、まず「なぜ転職したいのか」考えましょう。
「理由がパっと思い浮かばない」という方は、以下のように「なぜ」を繰り返し自問自答してみることも効果的ですよ。
- 「なぜ転職したいのか」……仕事がつまらないから
- 「なぜ『仕事がつまらない』と感じているのか」……成長できないから
- 「なぜ『成長できない』と感じるのか」……教育制度が整っていないから
結論:転職理由は「会社に教育制度が整っていない」から
転職の目標:研修制度・教育制度が整っている企業へ転職し、自身のスキルを高めること
転職する理由がネガティブなものである方も多いですよね。
しかし、ネガティブな転職理由をそのまま伝えると、あなたの印象が悪くなってしまいます。
ネガティブな転職理由は、ポジティブな理由に変換して伝えましょう。
<ネガティブな転職理由の変換例>
- サービス残業が多い ⇒ 効率的に仕事をし、成果を上げたい
- 給与が低い ⇒ 正当な評価を受け、自分の能力を高めていきたい
- ノルマがつらい ⇒数字ばかりにとらわれず、顧客の満足度を重視して営業の仕事がしたい
ポイント4.転職エージェントに相談する
もし、あなたが「2年目で転職しよう」と少しでも考えているのであれば、転職エージェントを活用することをおすすめします。
「まだ転職について、具体的な考えがない」という方は、気軽に相談するだけでもOKですよ。
とはいっても、転職エージェントをよく知らない場合、「転職サイトを利用すれば良いのでは?」と思いますよね。
転職エージェントの利用を強くおすすめするのは、以下のような理由があるからです。
- 転職サイトよりも求人を見つけやすい(非公開求人の紹介)
- キャリアアドバイザーからのサポートを受けられる
- 転職サイトよりも内定をもらいやすい(面接練習やエントリーシートの添削有り)
5.入社2年目におすすめの転職エージェント
ここでは、入社2年目の転職におすすめのエージェントを3社紹介します。
3社とも有名どころで、しっかりサポートしてくれるので安心して利用できます。
「【第二新卒の定番】おすすめ転職エージェント・転職サイト!初転職に最適なサービスまとめ」では、第二新卒におすすめのエージェントを紹介しているので、より詳しく知りたい方はご覧ください。
求人探しで失敗しないで欲しい!
転職エージェントはそれぞれ保有している求人が異なるため、気になったエージェントは全て登録しておくことが大事です。
何社利用してもお金はかかりません。登録は3分ほどで完了しますし、電話面談も可能です。
なるべく多くのエージェントで情報収集をして、失敗を防ぎましょう。
在職中の転職活動なら「doda」
(引用:doda)
dodaはテレビCMやWEB広告でも見かけることが多いため、知名度が高い転職エージェントです。
非公開求人の保有数も業界トップクラスと有名ですが、dodaの強みは転職活動サポートの充実度にあります。
dodaでは、書類選考や面接で必要となる履歴書・職務経歴書を代行で提出してくれます。
また、企業との面接日程の調整なども行ってくれるので、在職中で忙しい方でも安心して転職活動を進めることができます。
なかなか自分から言いにくい年収交渉を代わりにしてくれたり、内定辞退の連絡もしてくれるので、スムーズに転職が決まることで有名です。
運営会社
パーソルキャリア株式会社
公開求人数
約75,000件
(2021年3月時点)
非公開求人数
非公開
対応地域
全国+海外
料金
無料
公式サイト
https://doda.jp/
詳しい解説は以下を確認してください。
「【3月最新】doda(デューダ)の悪い評判と利用前の全注意点」
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第二新卒の転職なら「マイナビエージェント」
(引用:マイナビエージェント)
マイナビエージェントは、20代の転職に強い転職エージェントで20代の転職で信頼されている転職エージェントNo.1を獲得しています。
担当者の方も比較的若いこともあり、 転職者の悩みや相談事にも親身になって答えてくれます。
20代の転職で年収UPを実現するのに利用した方がいい転職エージェントはマイナビエージェントでしょう。
運営会社
株式会社マイナビ
公開求人数
約23,500件
(2021年3月時点)
非公開求人数
約15,700件
(2021年3月時点)
対応地域
全国+海外
料金
無料
公式サイト
https://mynavi-agent.jp/
詳しい解説は以下を確認してください。
「登録前に確認!マイナビエージェントの悪い評判と利用前の全注意点」
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たくさん求人を見て決めたいなら「リクルートエージェント」
(引用:リクルートエージェント)
リクルートエージェントは株式会社リクルートキャリアが運営する大手の転職エージェントです。
業界大手が運営している転職エージェントで、他の転職エージェントと比べて非公開求人数、サポートの充実度が高いのが特徴です。
非公開求人数やサポートが充実しているので、複数ある転職エージェント選びで迷ったら、まず初めに登録することをおすすめします。
運営会社
株式会社リクルートキャリア
公開求人数
約107,200件
(2021年3月時点)
非公開求人数
約144,800件
(2021年3月時点)
対応地域
全国+海外
料金
無料
公式サイト
https://www.r-agent.com/
詳しい解説は以下を確認してください。
「【3月最新】リクルートエージェントの悪い評判と利用前の全注意点」
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まとめ
入社2年目で転職していいかは、転職理由によって異なります。
以下のような転職理由なら、転職しても問題ありません。
転職理由 | 転職の妥当性 |
---|---|
ケース1.ブラック企業で辛い | ★★★★★ |
ケース2.新しい仕事がしたい | ★★★★☆ |
ケース3.労働条件が悪い | ★★★★☆ |
ケース4.会社の方針に合わない | ★★★☆☆ |
ケース5.思っていた仕事ではなかった | ★★★☆☆ |
ケース6.人間関係がうまくいかない | ★★★☆☆ |
ケース7.給料が安い | ★★★☆☆ |
ケース8.結婚・出産したい | ★★☆☆☆ |
最近は少子高齢化で若い人材が減っているため、入社2年目の第二新卒を歓迎している企業も増えています。
実際に2年目で転職を成功させて「年収をアップした」「やりたい仕事ができるようになった」という声も多いので、必要以上に恐れずに転職を検討してみてください。
「転職してもいいのか判断できない」「転職先が見つからない」という場合は、転職のことならなんでも相談できる転職エージェントに相談するのがおすすめです。
転職をまだ考えている人でも、転職先を探している人でも、転職先の目星がついている人でも、どんな人でも利用可能です。
<入社2年目の転職におすすめのエージェント>
- 在職中の転職活動なら「doda」
- 第二新卒の転職なら「マイナビエージェント」
- たくさん求人を見て決めたいなら「リクルートエージェント」
この3社なら、どこに登録しても第二新卒の転職を有利に進めてくれます。
3社同時に利用することで、より幅広い求人をチェックすることができるので、悩んだら3社全てに登録してみてくださいね。