東京ガスに転職できる?企業情報や難易度から、成功の秘訣を大解剖!

一般転職

「東京ガス」は日本を代表する「インフラ企業」です。

インフラ企業とは、ガスをはじめ、電気や鉄道など私たちの生活を支える社会基盤を取り扱う企業のこと。

インフラ企業は、人々の生活に欠かせないものを扱うので、業績も安定しており、福利厚生も手厚いのが特徴。

「社会貢献している」というやりがいもあるので、転職先として大人気です。

中でも大手である「東京ガス」は、ホワイト企業としても有名で、さらに転職倍率が高めです。

求人数も少ないので、転職を成功させるにはしっかりとした情報収集や対策が不可欠。

本記事では東京ガスの基本情報や評判などを詳しく解説。

東京ガスへの転職を手厚くサポートしてくれる「転職エージェント」も紹介するので、「東京ガスで働いてみたい」と考えている人はぜひ参考にしてくださいね。

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1.東京ガスに転職するには?どんな人におすすめ?

東京ガス(登記上の商号は「東京瓦斯株式会社」)は、主に東京都市部とその隣接区域(関東地方1都6県の主要都市)を担当するガス会社です。

総延長約6万kmのガス導管を持っており、都市ガスとして世界最大級

天然ガスをはじめとする資源の原料の調達から、輸送、都市ガスの製造、供給、販売、エネルギーソリューション提供などの、ガス配給に関する一連の事業を行っています。

この章では東京ガスの転職難易度と、どんな人が東京ガスのへ転職に向いているのかを具体的に見ていきましょう。

東京ガスの転職難易度・倍率は?

東京ガスへの転職難易度は、かなり高めです。

大学通信が発表している「入社するのが難しい有名企業」トップ200社」では、フジテレビと並び第59位。

また、さまざまな会社が分析している「就職偏差値ランキング」では、偏差値70〜63と評価され、難易度はどれを見てもトップクラス。

インフラ部門で常に上位3位に入っています。

離職率は1%未満と(参考:東京ガス「会社データ」)欠員が少ないので、その分中途採用が出たときの倍率はとても高くなります。

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  • こんな人におすすめ!転職方法は?

    東京ガスはこんな人におすすめの企業です。

    <東京ガスへの転職に向いている人>

    • 安定志向
    • 社会貢献できるような仕事に就きたい人
    • 退職金や企業年金などの恩恵を受けたいと思っている人
    • インフラ系の設計・施工・運用管理などの専門知識や経験がある人

    インフラとは「インフラストラクチャー」の略で、もともと「下部構造」という意味ですが、私たちの生活を下から支えるものという意味で使われています。

    このインフラを扱うインフラ企業は福利厚生が手厚いので有名。

    東京ガスもそのひとつです。

    企業年金や、定年後の再雇用などの制度などが手厚いこともあり、現在だけではなく退職後も安定した生活を送りたいという人には理想的。

    また、人々の生活に欠かせないガスを扱うので、社会貢献度は高いでしょう。

    それだけに転職希望者も多いのです。

    転職を成功させるためには、しっかりとした研究と対策が不可欠。

    そこで、東京ガスに転職を考えているなら、転職活動をサポートしてくれる「転職エージェント」の活用をするもひとつの手です。

    記事後半の「5.東京ガスへの転職におすすめの転職エージェント」で東京ガスへの転職に適したエージェントを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

    2.東京ガスの企業情報から転職について考察してみた

    東京ガス外観

    画像:東京ガスエンジニアリングソリューションズ

    会社名

    (商号)

    東京ガス株式会社

    (東京瓦斯株式会社)

    本社所在地 東京都港区海岸1-5-20
    創立 明治18(1885)年10月1日
    資本金 1,418億
    取締役会長 広瀬 道明(ひろせ みちあき)
    代表取締役社長 内田 高史(うちだ たかし)
    従業員数 [単体]7,343人(2019年3月31日現在)
    [連結]16,708人(2019年3月31日現在)

    ※従業員数は常勤の就業員数。受入出向者を含み、出向者および臨時従業員は含まない
    売上高(連結)  19,623億円(2018年度)

    参考:東京ガス会社概要

    東京ガスの創立は1885年で、130年以上の歴史があります。

    現在、東京ガスは多くのグループ会社を抱えており、グループ会社全体で19,623億円もの売上があります。

    グループ全体で1万6,000人以上の従業員を抱えており、グループが一丸となってエネルギーのフロンティアを切り開いてきました。

    その事業は海外まで拡大しています。

    グループの海外の拠点は、9か国(アメリカ、オーストラリア、フランス、シンガポール、タイ、インドネシア、ベトナム、フィリピン、マレーシア)、13拠点。

    グローバルな事業に携わり人には魅力的な転職先ですね。

    以下で、さらに詳しく東京ガスについて説明していきます。

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  • 企業理念

    東京ガスについてもっとよく知るために、企業理念を見ていきましょう。

    経営理念

    東京ガスグループは、天然ガスを中心とした「エネルギーフロンティア企業グループ」として、「快適な暮らしづくり」と「環境に優しい都市づくり」に貢献し、お客さま、株主の皆さま、社会から常に信頼を得て発展し続けていく。

    引用:東京ガス「経営理念・行動基準」

    これがグループ全体の「経営理念」です。

    私たちの生活を支える社会貢献活動や安全・防災活動など、東京ガスのすべての活動がこの経営理念に基づいています。

    また、東京ガスでは、「企業行動理念」も定められています。

    企業行動理念

    1. 公益的使命と社会的責任を自覚しながら、企業価値を増大させていく。
    2. 常にお客さま満足の向上をめざし、価値の高い商品・サービスを提供する。
    3. 法令およびその精神を遵守し、高い倫理観をもって、公正かつ透明な企業活動を行う。
    4. 環境経営トップランナーとして、地球環境問題の改善に貢献する。
    5. 良き企業市民として奉仕の精神を深く認識し、豊かな社会の実現に貢献する。
    6. 絶えざる革新により、低コスト構造で、しなやか、かつ強靭な企業体質を実現する。
    7. 一人ひとりの「能力・意欲・創意」の発揮と尊重により、「活力溢れる組織」を実現する。

    参考:東京ガス「経営理念・行動基準」

    社会を豊かにする仕事にやりがいを感じ、環境にも配慮して、現在だけではなく未来の暮らしを快適にすることを使命に感じられる人こそ、向いている企業だとわかります。

    主な事業内容

    具体的に東京ガスの事業内容をみていきましょう。

    主な事業内容

    • ガス
      都市ガスの製造・供給および販売、リキッドガス事業、LNG販売など
    • 電力
      電気の製造・供給および販売
    • 海外
      海外における上流事業、中下流事業
    • エネルギー関連
      エンジニアリングソリューション事業、ガス器具、ガス工事、建設など
    • 不動産
      土地および建物の賃貸・管理など
    • その他
      情報処理サービス事業、船舶事業など

    参考:東京ガス「会社概要」

    LNGとは、「Liquefied Natural Gas(液化天然ガス)」の略で、有害物を含まず、燃焼時のCO₂発生量も少ないクリーンなエネルギーのことです。

    東京ガスグループは、このLNGを1969年に日本で初めて導入

    東京ガスは50年に渡って環境性・供給安定性に優れた天然ガスの普及・拡大に努めてきた、いわばパイオニアなのです。

    東京ガスのエネルギー(ガス・電気)の配給地域は、東京都および神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬各県の主要都市(2019年3月31日現在)。

    ガスの顧客数は1,180万件、電気の契約件数は200万件です。

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  • 組織・グループ

    東京ガスの連結子会社は28社、協力会社は45社以上です。

    東京ガスはグループ全体で天然ガスをはじめとする資源の原料の調達から、輸送、都市ガスの製造、供給、販売、エネルギーソリューション提供と続く一連の事業活動を行っています。

    2016年の電力小売全面自由化により、ガスだけでなく電気もセットで届けられるようになったことで、グループ力を強化。

    ガスと電気の最適提案に、顧客の暮らしやビジネスニーズに合ったサービスを組み合わせ、さまざまな手法でより多くの人々にエネルギーを届けています。

    それぞれの役割は大きく分けて5つ。

    主なグループ会社の役割を紹介します。

    ガス&パワー(電気)

    都市ガス・LPガスの普及と、ガスと電気をあわせた最適エネルギー提案をしているグループ会社です。

    社名 主な役割 事業内容
    東京ガスパイプライン ガスの供給 東京ガスが保有する全高圧ガスパイプラインの維持管理、埋設ルートの巡回など
    東京ガスパイプネットワーク ガスの供給 東京ガスが有する都市ガスインフラの維持管理など
    長野都市ガス ガス・電力の販売 長野県のガス事業と東京ガスの長野支社の事業を継承。長野県の東北信を中心とした天然ガスの安定供給を担う
    東京ガス山梨 ガス・電力の販売 山梨県の、天然ガスやLPガスの普及拡大
    東京ガスエネルギー LPガス・産業用ガスの販売 LPガスを中心したエネルギー供給・販売
    東京ガスケミカル LPガス・産業用ガスの販売  環境性の高いLNG冷熱を活用し製造された液化酸素、液化窒素、液化アルゴンを供給・販売

    ガスに関する資格や建築・施工に関する資格を持っている人は、上記のグループ会社を視野に入れて活動するのがおすすめです。

    サービス&グローバル

    エネルギーの設備や工事・メンテナンス、顧客サポート、保有地におけるオフィス・住宅賃貸などを行うグループ会社です。

    また、東南アジアなどの国々におけるエネルギーインフラの構築や天然ガスの導入への貢献も行っています。

    社名 主な役割 事業内容
    東京ガスエンジニアリングソリューションズ エンジニアリングサービス

    国内外のLNG受入基地建設や、マッチング事業、ビル・商業施設・病院などへのエネルギーサービスなど

    キャプティ エンジニアリングサービス 主に首都圏のガス設備、エネファーム、業務用暖房設備、太陽光発電システムなどの各種工事の設計・施工管理など
    東京ガス不動産 地域開発サービス 東京ガスグループの不動産活用、資産価値工場などを目的とした不動産事業
    東京ガスカスタマーサポート 暮らしサービス 東京ガスの総合窓口として、お問合せ対応や事務手続きなどを一手に担う
    東京ガスライフバル千葉 暮らしサービス 千葉を中心に、修理・設置・ガスの配管工事などを行う
    東京ガスリビングライン 暮らしサービス 首都圏に7つの「東京ガスライフバル」を運営。ガス機器の販売・修理から安全点検、リフォームなどを行う
    東京ガスリモデリング 暮らしサービス リフォームと不動産仲介

    顧客や暮らしのサービスは、「誰かの役に立っている」という実感を持ちやすい仕事です。

    人のために働く仕事がしたい人は上記の企業への転職を考えてみるのもよいでしょう。

    地盤強化

    より競争力のあるエネルギーインフラの拡充や、東京ガスグループの人材基盤強化を行っている会社です。

    東京ガスグループを支える「縁の下の力持ち」ともいえるグループ会社です。

    社名 主な役割 事業内容
    東京ガスiネット 情報システム 東京ガスグループのエネルギー事業を支える情報システムを、システムインテグレーターとして提案・運用
    東京ガスコミュニケーションズ プロモーション 東京ガスグループのハウスエージェンシー。ブランド戦略立案からイベント企画・運用、クリエイティブ制作など

    IT系の知識が深い人や、企業プロモーション経験がある人は、上記の企業で、東京ガスグループ全体を支える仕事をするのも向いているでしょう。

    【結論】グループ会社まで広げて転職活動するべき!

    • 東京ガスは転職難易度が高め
    • グループ会社では幅広く人材を募集
    • グループ会社でも社会貢献度は十分高い
    • グループ会社は東京ガスにとってもなくてはならない存在

    平均年収

    インフラ企業の社員は「高給取り」のイメージが強いですが、実際のところはどうなのでしょうか。

    従業員数(人) 平均年齢(歳) 継続平均年数(年) 平均年間給与(円)
    7,343 43.2 15.7 6,567,302

    (2019年3月31日現在)

    参考:2019年度有価証券報告書

    東京ガスの平均年収は約657万円です。

    また、総合職の場合、35歳前後で年収1,000万円を超えます。

    大卒や院卒で昇格が早い人であれば、30歳前後で1,000万円(残業代込み)に達することもあるようです。

    さらに、高卒入社の場合でも50歳くらいになれば、1,000万円に到達。

    十分に「高給取り」といえますね。

    では、実際に働いている人たちはどう思っているのでしょうか。

    40代男性

    【同業他社と比べた給与水準、金額差】仕事の内容や精神面を考えるといいと思う

    (引用:カイシャの評判

    20代男性

    【昇給の基準】最初は年齢によって自動的に挙がっていくが、その後は役職によって上がっていく

    (引用:カイシャの評判

    30歳前後までは給与が上がりやすく、満足できている人が多いですが、その後は、管理職などにステップアップしていかないと給与は伸びないようです。

    東京ガスに転職して年収アップしたいなら、管理職を目指したいという高いモチベーションが必要でしょう。

    東京ガスの年収について詳しく知りたい方は「東京ガスの平均年収は?気になる実態や東京電力との年収比較も解説!」をご覧ください。

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  • 福利厚生

    東京ガスは福利厚生が手厚いことでも有名です。

    具体的にどのような制度があるのかを見てみましょう。

    • 時短勤務
      男女問わずあり。妊娠中及び子供が小学校6年生修了まで
    • フレックス制
      男女問わず、育児中や介護中などの社員が利用している
    • 残業削減
      全社員に適応。20字以降の勤務を原則禁止している
    • リモートワーク
      生産性向上を目的として週1で利用可能
    • 時差Biz
      7〜8月は業務に支障のない範囲で始業・終業時間を30分〜1時間前倒しにすることを推奨
    • フレックス制
      男女問わず利用可能。育児中や介護中などの社員が利用している
    • 不妊治療休職、介護・看護休暇
      不妊治療や家族の介護・介護などに利用できる休暇制度あり
    • 産前・産後休暇
      産前6以内から利用可能
    • 育児休暇
      男女どちらも利用可能。子供が満3歳に達した直後の4月末まで

    出産しても働きたいという女性にとって、とても魅力的な制度がたくさんあります。

    また、東京ガスは「東京ガス健康保険組合」に加入していますが、この組合の福利厚生がかなり手厚いものになっています。

    組合が持つ保養所に格安で宿泊できたり、テーマパークや国内外の旅行が格安で行けたりと充実の内容です。

    実際に働く社員がどう思っているのか見てみましょう。


    企画事務・40代・男性

    最近は働き方改革の一環で、原則20時以降の残業が禁止になっている。夜遅くまでやる人の数は減っている。時間外はやった分きちんとつけるよう指導している。

    引用:カイシャの評判

     


    建築エンジニア・20代・男性

    福利厚生はかなりいい。基本的なよくある福利厚生はちゃんとあり、寮は格安、保養所は綺麗で申し込みやすい、スポーツ関係の施設にジム等まだ自分が知らないだけでもっと色々ある。

    引用:カイシャの評判

    社員も大満足のようです。

    グループ会社もこの健康組合に加入していますから、この充実内容の福利厚生を魅力的に感じるなら、グループ会社への転職も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

    近年の業績

    東京ガスセグメント別売上

    参考:東京ガス「株主・投資家向け情報」

    東京ガスの売上をセグメント別に見ていくとガスは62.5%、電力が12.4%、エネルギー関係が6.1%、海外が2.3%、不動産が2.0%、その他4.8%となっています。

    東京ガスの売上比較

    参考:東京ガス「株主・投資家向け情報」

    売上の主軸であるガスは、2019年度で14,137億円の売上。前年度から比べて約1,000億円伸ばしています。

    2019年度、電力の売上は2,803億円、エネルギー関連は3,635億円で、どちらも前年度を上回っています。

    とても好調だといえますね。

    業績が安定していると転職希望者も増えますから、より念入りな対策が必要となってきます。

    将来性

    東京ガスチャレンジ2020ビジョン

    画像:東京ガスチャレンジ2020ビジョン

    東京ガスは2020年に向けて「チャレンジ2020ビジョン」を掲げています。

    これは、今エネルギーに求められていることは大きく3つあり、それらを実現するための取り組みです。

    エネルギーに求められていること

    1. エネルギーセキュリティの強化
    2. エネルギーコストの低減
    3. エネルギーシステムの改革

    上記3つを実現するために、東京ガスはクリーンエネルギーであるLNGバリューチェーンの高度化を図っています。

    具体的には以下の項目に力を入れていきます。

    LNGバリューチェーンの高度化

    1. 原料改革の低減と海外事業の拡大
    2. エネルギーの安全かつ安定的な供給
    3. さまざまなニーズに合わせたエネルギーソリューションの提供
    4. 次世代を見据えた技術開発・IT活用の推進
    5. さらなるスリムで強靭な企業体質の実現

    参考:東京ガス「チャレンジ2020ビジョン」

    具体的なアクションもすでに起こしており指標として2020年までに供給ガスの量を220億m3にすることを目標としています。

    2019年度の見通しで、151億m3と目標値に届くのは難しそうですが、他の事業も進めています。

    【その他事業】

    • 非在来ガス(CBM・シェールガス)の調達事業へ参画
    • LNG調達事業へ参画
    • LNG船団の拡充
    • 海外でのLNGバリューチェーンの構築
    • 災害によるエネルギー安定供給対策
    • 電力事業の300~500万kWの達成

    電力については300万kWを達成できる見込みがでています。

    このほか再生可能エネルギー事業に参画したりと、現代のニーズにあった事業を拡大していく予定です。

    家庭ではオール電化が増えていたり、ガス小売全面自由化などがはじまったりしていているので、東京ガスの将来性を不安視している人もいるかもしません。

    しかし、将来性は十分あるでしょう。

    東京ガスでは、事業の多様化や海外への事業促進化を活発化させています。

    ガス導管部門分離は大丈夫?

    2022年までに予定されている「ガス導管部門分離」について不安に思っている人もいるかもしれませんね。

    ガス導管部門分離とはガス小売全面自由化に伴い、託送料金の中立性を保つために行われるガス導管部門の分社化です。

    現在は都市ガスでも、東京ガス、大阪ガス、東邦ガスの3社が市場の7割のガス導管を保有しています。

    ガスを供給するには導管が不可欠ですが、今のままでは、新規事業主が参入することができません。

    そこで、上記3社のガスの導管部門だけを法的に切り離し子会社化することで、競合会社の中立性を保とうというのです。

    分離が実現してガス自由化の基盤が整えば、ガス会社はさまざまなサービスを展開していくことが予想されます。

    利用者にとってはよい話ですが、東京ガスはガス導管部門があったからこそ「安泰」と言われていました。

    そのため、導管の部門の分社化は、東京ガスへ転職を考えている人にとっては危惧するところかもしれませんね。

    とはいえ、1兆円規模のインフラ企業である東京ガスですから、前述したとおり海外展開や他事業の多様化でサービスを拡大していきます。

    しばらくは安泰、と考えてよいでしょう。

    また、分社化される導管部門は超安泰企業になる可能性が高いです。

    先の長い話になりますが、分社化した会社を狙うのもひとつの手です。

    3.東京ガスの社員の口コミ・評判から転職の対策を探る

    東京ガスでは多くの職種の人が働いています。

    この章では働いている人の口コミ、求められる人材、面接の対策を解説していきます。

    仕事内容

    東京ガスにはいろいろな職種の人が働いています。

    大きく分けて「文系職」「理系職」「プロフェッショナル職」です。

    文系職 営業、企画、マーケティング、財務・経理・資材、人事・勤労、法務、渉外、広報など
    理系職 技術営業、研究開発、生産エンジニアリング、発電エンジニアリング、導管設計など
    プロフェッショナル職  パイプラインメンテナンス、緊急保安、生産オペレーション・メンテナンス、特定営業、特定事務など

    文系・理系職は、さまざまな業務領域へのローテーションが比較的短期に実施されているので、ひとつの業務領域内はもちろん、いろんな分野で活躍している人が多いです。

    プロフェッショナル職は、特定の業務領域において、その分野のプロとして技能・技術・知識といった専門能力を磨き上げています。

    どの職種も社会的貢献度は高く、やりがいがある仕事です。

    社員の仕事に対する口コミ

    実際に働いている社員の人たちの、仕事に対する口コミや評判を見ていきましょう。


    企画事務・40代・男性

    会社全体としてゼネラリスト志向がまだ強いので、あるキャリアを磨きたい人には葛藤が生じたり、ミスマッチを起こしたりするケースもある。専門性を高める側も必要と思う。

    引用:カイシャの評判

     


    建築土木系異エンジニア・20代・男性

    社会を根幹で支えている自信が最大のやりがい。その根幹で居続けるため、絶対に事故を許さない、起こさないという使命感はこの会社ならではだと思う。厳しさは、つい鬱陶しくなるほどの細かな指示やルールを遵守しなければならないことだと思うが、それを遵守している自分が誇りに感じる。

    引用:カイシャの評判


    営業・30代・男性

    お客様本意でしか営業をしないというところで、本当に求めてる物を明確にして、確実に答えていく事が仕事なので、時間かかってでも、お客様が本当に納得できるものを売るという感じなので、やはり、日々成長感はあります。

    引用:カイシャの評判

    職種によってやりがいを感じるポイントはさまざまですが、どの職種も自分が社会や顧客の生活を支えている、という実感を持てる環境だとわかります。

    公的な仕事という意識を持ち、人のために仕事をしたいという人にはとても向いている仕事ですね。

    社風・働きやすさ

    業績が安定していて安心する反面、「激務なのでは?」と不安になる人もいるでしょう。

    東京ガスでは、数年前から働き方改革を行っています。

    東京ガス会社データ

    画像:東京ガスデータ集

    上記の図をみると、2018年度の平均残業時間は15.6時間/月、年間有給休暇取得日数は15.4日/年です。

    日本経済団体連合の「働き方改革アクション」で、東京ガスは以下の改革を進めています。

    働き方改革アクション

    1. 長時間労働の是正
      <目標>2020年度までに、法定外労働時間について、80時間超/月をゼロにするとともに、60~80時 間/月を 2017 年度比で半減させる(震災時対応等は除く)
    2. 年休の取得促進
      <目標>2018 年度における年次有給休暇取得について、5 日未満の社員をゼロにする
    3. 柔軟な働き方の促進
      <目標>2020 年度までに、社員全員を対象に、テレワークの利用が可能な環境を整備する

    参考:日本経済団体連合「働き方アクション」

    では、実際に働いている人はどう思っているのか見てみましょう。


    企画事務・40代・男性

    最近は働き方改革の一環で、原則20時以降の残業が禁止になっている。夜遅くまでやる人の数は減っている。時間外はやった分きちんとつけるよう指導している。

    引用:カイシャの評判


    建築土木エンジニア・20代・男性

    (残業代が)申請したらしっかりと全額支給されるのは当然だが、普通に仕事をこなしていれば定時に帰れる。さらにはやく帰りたいから朝早くに出勤しこなしてしまえば早く帰れる。

    引用:カイシャの評判


    電気機械系エンジニア・40代・男性

    大きなプロジェクトがある場合、労働基準に反する残業時間が発生する事があります。 その際、2ヶ月続いた場言いは本社サイドから、健康診断、メンタルケアのチェックが入ります。

    引用:カイシャの評判

    災害時や、大きなプロジェクトに関わったときなどは残業が発生することはありますが、基本的には定時で帰れる社風のようです。

    仕事内容は部署や担当するプロジェクトによって異なりますが、基本的にはプライベートと仕事は両立できるといえるでしょう。

    働き方改革により、激務で徹夜ということはなさそうです。

    さらに詳しく口コミが見たいなら、「転職会議」や「キャリコネ転職サービス」といった口コミサイトで確認してください。

    4.東京ガスの採用転職情報をチェック!

    東京ガスは人気の企業。

    欠員も少ないので、いつでも募集しているわけではありません。

    東京ガスに就職したいと考えているなら、常に採用情報に気を配って見るようにしましょう。

    公式では募集していない

    東京ガス会社データ

    画像:東京ガスデータ集

    東京ガスでは毎年、10〜15人程度の中途採用しかされていません。

    かなり狭き門ですね。

    また、中途採用を公式ページでは、中途採用を行っていません

    東京ガスへ転職したいと考えているなら、民間の人材紹介会社である「転職エージェント」経由で応募するのが手っ取り早く確実です。

     「5.東京ガスへの転職におすすめの転職エージェント」を参考にしてみてください。

    また、グループ会社オープンに求人をしている会社もありますから、グループ会社でもいいという人は、グループ会社の求人をチェックしてみてくださいね。

    グループ会社の採用情報をチェック

    東京ガスのグループ会社で、現在公式ホームページなどでオープンに求人を募集しているのは、以下の会社です。

    会社名 職種
    東京ガスケミカル 技術職(エンジニアリング・メンテナンス)   
    東京ガスエンジニアソリューションズ

    設計・施工管理、形装系エンジニア、IT系エンジニア、水処理設備の技術者、発電エンジニア、海外人材の機械・プロセス系プラントエンジニア、建設現場施工管理、設備管理・メンテナンス、プラントオペーレーション、ほか

    キャプティ 施工管理、空調機器メンテンナンス、技術職の補佐
    東京ガスカスタマーサポート

    コールセンターでの問い合わせ対応、料金や契約に関する事務、ほか

    東京ライフバル千葉

    修理技術、設備技術、ガスサービス、リフォーム営業(建築士含む)、設備営業、新築設備営業、GHP(ガスヒートポンプエアコン)営業、事務スタッフ

    東京ガスリモデリング 営業、テレアポ

    グループ会社とはいえ、それぞれ若干名での募集なので、ハードルは高いといえます。

    きちんとした対策が必要です。

    そのための書類選考のコツや、面接の秘訣などを具体的に紹介します。

    書類選考が厳しい?内定までの流れ

    東京ガスグループ 採用の流れ

    画像:東京ガスケミカル

    上記は、東京ガスケミカルの中途採用の流れです。

    東京ガス本体の流れは公開されていないので不明ですが、間口が狭いので、書類選考でかなり絞られると予想できます。

    東京ガスのリクルートページには、求める人材についてこう書かれています。

    求める人材

    責任感や使命感を有し、主体的に考え行動し、
    仲間と協働しながら成長していける人材
    多様なフィールドで中核となり、力強く事業を推進できる人材

    引用:東京ガスリクルートメント

    提出書類では、自分が上記の人物像に合っているかどうかを考えながら作成しなければいけません。

    以下を考慮して作成してみましょう。

    • これまでの経験・身についた専門的なスキルを具体的わかりやすく
    • 前職での実績を、「使命感」「リーダーシップ」をキーワードに詳しく
    • ガスだけではなく多様な分野で活躍できることをアピール

    また、適正検査も行われますが、どういった内容かはオープンにされていません。

    ちなみに、新卒では「玉手箱」という適正検査が使われています。

    玉手箱は、言語理解、計数理解、英語、性格分析、意欲分析で構成されています。

    念のため、対策本などに目を通しておくとよいでしょう。

    面接突破の対策は?

    東京ガスは「フリースタイル採用」という採用方法も導入しています。

    これは新卒に限る採用方法になりますが、ガスやエネルギーなどどインフラ事業だけに留まらない、新しい事業を開拓してくれる人材を求めているとわかります。

    採用ページにも以下のメッセージが書かれています。

    新たな時代をリードする「総合エネルギー企業 東京ガス」を舞台に、自らの意志を形にし、これからの東京ガスを創る仲間を心待ちにしています。

    引用:東京ガスリクルートメント

    東京ガスで自分ができること、東京ガスでやってみたいことなどの基本の質問は聞かれます。

    そのときに20年後、50年後の東京ガスの事業を見据えて、新しい提をプレゼンできるように準備しておくのがよいでしょう。

    5.東京ガスへの転職におすすめの転職エージェント

    転職難易度の高い東京ガスの転職を希望するなら、「転職エージェント」を利用することをおすすめします。

    転職エージェントとは、 希望に合う求人を紹介してくれたり、転職時の悩みや不安点の相談にのってくれたり、あらゆるサポートを行ってくれる会社です

    非公開求人を多数有しているところもあるので、オープンに中途採用を行っていない東京ガスの転職を考えているなら、登録しておいたほうがよいでしょう。

    自分の経験が魅力的に伝わる書類審査対策や、自分の能力を上手にアピールできる面接対策も行ってくれるので、東京ガスの転職においても、強い味方となってくれます。

    この章では、東京ガスへの転職に強い転職エージェントを3社紹介します。

    丁寧なサポートを受けたいなら「doda」

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    豊富な求人数と専任アドバイザーの手厚いサポートが強みのエージェントです。

    他の転職エージェントが保有していない有名企業の求人に出合える可能性も高めです。

    書類選考や面接対策をしっかりとサポートしてくれるので、東京ガス転職も心強いですよ。

    運営会社 パーソルキャリア株式会社 
    対象地域 全国・海外
    公開求人数 64,000件
    非公開求人数 100,000件〜
    詳しくは「dodaの解説記事」をご覧ください。

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    JACリクルートメントは、 課長や部長などのミドル・ハイクラス転職に強い転職エージェント。

    マネジメントスキルや専門的スキルを持った方への求人数が豊富なのも特徴です。

    年収600万以上の求人が多く、コンサルタントの提案力も抜群。

    東京ガスへ転職してキャリアアップしたい方は、ぜひ登録してみてください。

    運営会社 株式会社 ジェイ エイ シー リクルートメント
    対象地域 全国・海外
    公開求人数 7,000件〜
    非公開求人数 10,000件〜
    詳しくは「JACリクルートメントの解説記事」をご覧ください。

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    面接対策や書類選考対策が充実していて、丁寧にカウンセリングしてくれるので、初めての転職でも安心。

    自分の持っている能力や技術を最大限にアピールしなくてはいけない、東京ガスへの転職に強い味方になってくれるでしょう。

    運営会社 株式会社リクルートキャリア
    公開求人数
    118,000件〜
    非公開求人数
    167,000件〜
    対象地域 全国・海外
    詳しくは「リクルートエージェントの解説記事」をご確認ください

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    まとめ

    東京ガスは安定した業績と手厚い福利厚生、社会貢献度の高さから、新卒にも中途採用にも人気が高い企業です。

    だからこそ企業研究や面接対策は重要

    記事内で紹介した以下のことをもう一度おさらいして、転職に備えましょう。

    • 東京ガスはインフラ業界の中でもクリーンエネルギーのパイオニアで、安定した売上があり業績は好調
    • 働き方改革を行い、残業は少なく、有給休暇を取りやすい環境にある
    • 転職活動の募集人数は狭く倍率はかなり高い
    • グループ会社まで視野を広げて転職活動するのがおすすめ
    • 転職には企業理念をしっかり理解して、自分ができることを考える
    • 自分がスペシャリストといえる分野を考え、それをアピールできる書類選考・面接対策をしっかり行う
    • 転職エージェントに登録してアドバイスをもらう

    この機会に「doda」や「JACリクルートメント」、「リクルートエージェント」の転職エージェントを利用して東京ガスへの転職を成功させてくださいね。

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