最終更新日:2021/04/16
看護師として働いて4年目になると、任される仕事も増え、新人の時よりも動けるようになりますよね。
その一方で、今の給与や待遇に不満はあるものの「何となく働き続けている」ということはありませんか?
経験のある看護師4年目の転職は、有利なことのほうが多いですが、転職で失敗しないために注意したいこともあります。
そこでこの記事では、4年目という年数で転職する看護師の転職事情や、後悔しないための転職のコツなどをご紹介します。
理想的な職場への転職を成功させるためにも、ぜひ目を通してみてください。
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(参考:マイナビ看護師)
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1.看護師4年目は転職すべき?4年目に多い転職理由
看護師4年目になると、転職を考える人が増えてきます。
日本医療労働組合連合会の「2017年看護職員の労働実態調査」では、「5年以内に退職する看護師は35.1%」という結果が発表されています。
さらに以下のようなきっかけも、4年目の転職を決心させる理由となっています。
さっそく詳しく見ていきましょう。
理由1.仕事量が増えた
看護師として任される仕事が増えてくるのが4年目です。
入職から1~2年目は、先輩に指示されたことをやるだけで精一杯ですよね。
仕事に慣れてくる3年目~4年目になるとリーダーやプリセプターを任される人が増えます。
仕事量や責任が増えて「気が重い…」と転職を考える看護師も多いです。
理由2.サービス残業が増えて辛い
職場のサービス残業が勤続年数と共に増えることも、転職のきっかけです。
日本医療労働組合連合会の「2017年看護職員の労働実態調査」によると、不払い労働(サービス残業)がある職場は全体の7割近くあります。
(財)日本看護協会には、「サービス残業は労働として認められるのか?」という質問も寄せられています。
【看護師のサービス残業についての質問】
- 始業時間になると申し送りやケアが始まるため、スタッフはいつも30分早く出勤し情報収集をしています。時間外勤務手当は支払わなくてよいでしょうか
- 委員会を2つ掛け持ちし、その資料作成などが勤務時間内に終わらないため、家に持ち帰っています。この自宅で行った仕事について、残業代を請求することはできますか
上記の質問に対しては、「残業代の支給が必要であり、現場の負担を上司などが対応してサービス残業を軽減する必要がある」という回答が掲載されています。
ただ、実際の現場では「人手不足」などさまざまな理由から、残業代が支払われていないのが現状のようです。
働いてもそれが給与に反映されないと、働き続けるのが辛くなってしまいますよね。
理由3.他の仕事に興味が出てきた
看護資格を活かした仕事や、看護師と関係ない仕事に興味を持ち、4年目で転職を考える人もいます。
転職サイト「看護roo!」の記事では、「他の人の給料の高さを知って転職を考えた」という声もありました。
【4年目で看護師以外の仕事を探した人の声】
- 日勤しかしてないのに、夜勤もある自分より給料が高い友人がうらやましくなった
- 仕事が忙しすぎて他の仕事に転職したくなった
- キャリアアップのために他の科の仕事をしてみたくなった
看護師4年目であれば、まだ仕事のクセがついていない状態なので、他の仕事を1から始めるという選択肢もあります。
そのため、看護師4年目で転職を考える人が多いのです。
理由4.プライベートに変化があった
看護師4年目になると、プライベートでも変化が出てきます。
4年目看護師は、20代中盤の方が多いため、ちょうど結婚・出産などのライフイベントが重なる時期です。
また、今は結婚を考えていなくても、将来的に結婚を考えるなら「今の仕事が続けられるどうか」考える必要があります。
看護師はほとんどが女性であることから、4年目で「結婚や出産、子育てをしながら働き続けられる職場」への転職を検討する方は多いです。
男性看護師も、プライベートの時間を確保しやすい中規模の病院へ転職したり、結婚を機に給与の高い訪問看護に異動したりする方も多いです。
2.看護師4年目の人が転職に有利な3つの理由
3年以上の経験を持つ看護師4年目の人は、今が転職のベストタイミングです。
この章では、その3つの理由を紹介します。
「転職すべきなのか、迷いながら働いている」という4年目看護師さんは、ぜひ確認してみてください。
理由1.即戦力になる経験がある
看護師4年目になると、看護師としての臨床経験だけでなく、後輩への指導経験など、さまざまな経験をお持ちでしょう。
その経験は、転職で大きな武器となります。
以下のように、経験年数が「次の職場で給与の評価につながる」というデータもあります。
(参考:都道府県ナースセンターによる看護職の再就業実態調査 )
上のグラフからは、転職者の半数近くが「これまでの経験がすべて評価された・一部評価された」と回答していることが分かります。
4年の経験があれば、面接でのアピール材料になります。
このように、即戦力として活躍できるスキルを持ち合わせていることから、4年目の看護師の方は転職に有利だと考えられます。
理由2.新しい環境に慣れる柔軟性がある
柔軟性のある看護師4年目の方は転職に有利です。
というのは、前職の仕事の強いクセがついていることが少なく、新しい仕事に早く慣れることができるからです。
また、若手としての謙虚な気持ちがあるので、新しい職場の環境や、人間関係に合わせることができると考えられるため、「今のチームが乱れるのでは?」と心配されることがほとんどありません。
あなたと同じ年代の看護師が多い転職先を選ぶと、話が合い早くチームに溶け込めると思われるので、より転職が有利になるでしょう。
理由3.若手としての体力がある
20代の体力があることが、看護師4年目の転職で有利になる理由のひとつです。
看護師の仕事は、動き回ることが多かったり、夜勤があったりと、体力が必要な場面が多いです。
そのため、「体力の必要な仕事も任せられる人材」と評価してもらえます。
このように、4年目の看護師の方は、経験と体力を兼ね備えているので、転職に有利になるのです。
3.【退職理由別】看護師4年目におすすめの転職先
看護師4年目で転職を考えている人に、知ってほしい転職先えらびのコツがあります。
この章では、退職の理由に合わせた転職先のえらびかたを紹介しています。
あなたの状況と照らし合わせながら、チェックしてみてください。
【年収UPしたい】給料が高めの診療科
看護師4年目の転職で収入アップを目指すなら、「診療科」選びがポイントになります。
なぜなら、同じ日勤のみの仕事であっても、診療科によって年収が異なるからです。
以下に、年収が高めの診療科をまとめました。
【日勤のみ|年収が高い診療科】
- 訪問看護
- 透析
- 美容外科
- 婦人科系
また、夜勤可の病院を考えている場合は、夜勤手当の金額にも差があります。
「基本給は高いのに、夜勤手当が低かった…」と後悔しないように、求人票を見る時には、手当額の確認を忘れないようにしましょう。
【スキルの幅を広げたい】教育が充実している職場
看護師4年目でスキルの幅を広げたいなら、教育体制が整っている職場をえらびましょう。
というのは、「違う診療科を経験してキャリアの幅を広げたい」「最先端の医療と関わっていたい」と転職しても、教育体制がないとスキルアップは難しいからです。
ここで、実際の求人情報を確認してみましょう。
(参考:2021年1月求人情報│看護roo!)
求人の詳しい情報は、公式サイトでご確認ください。
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このように、大手の病院では教育体制を充実させて、看護師のスキルアップを図る場合が多いです。
あなたと同じように、看護師のスキルを向上させたい人が多く働いてるので、お互いによい刺激を与えながら業務をこなすこともできるでしょう。
【結婚・出産後も働きたい】育児中も働きやすい職場
結婚・出産後も働き続けたい看護師4年目の人におすすめなのは、育児中でも勤務しやすい職場です。
具体的には、「産休や育休の取得実績がある」「託児所が完備されている」などです。
それでは実際に、求人情報を確認してみましょう。
(参考:2021年1月求人情報│看護roo!)
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このように、「子育て中の看護師が多く働いている」職場なら、小さな子供がいる看護師でも配慮してもらえる可能性があるので安心して働けます。
育児を優先したい場合には、時短勤務が可能な病院を選ぶなど、あなたの理想の働き方ができる職場を選ぶとよいでしょう。
【生活リズムを整えたい】夜勤や土日勤務がない職場
生活リズムを整えたい4年目看護師におすすめなのは、夜勤や土日勤務がない転職先です。
「夜勤が入るたびに体調を崩す」「休みが不定期で疲れが取れない」という方は、規則正しい生活ができると不調が改善されることがほとんど。
以下に、生活リズムを整えやすい職場をご紹介します。
【規則正しい生活がしやすい職場職場】
- 診療所
- クリニック
- デイサービス
- 訪問看護
診療所などは、地域に多くあるため、通勤時間が短い場所を選びやすいというメリットもあります。
ただ、夜勤がない分、年収は下がる可能性があるため注意が必要です。
【看護師を辞めたい】看護師資格を活かせる他業種
「命を預かる重責に耐えられない」など、看護の仕事を続けられない場合は、看護師資格を活かせる他業種を選ぶことをおすすめします。
一般企業で看護師としてのスキルや経験を必要とする会社も多くあります。
転職サイトのマイナビ看護師には、以下のような求人情報が掲載されていました。
(参考:2021年1月求人情報│マイナビ看護師)
求人の詳しい情報は、公式サイトでご確認ください。
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このように、患者さんと関わらない一般企業の仕事も多くあります。
また、以下のように「看護師からエンジニアへの転職者が多い」というツイートもあります。
僕はCEからエンジニアに転職しましたが、最近は看護師さん、放射線技師さんなど他のコメディカルから医療系開発エンジニアに転職した人が意外と多いこと😁💡
臨床経験+エンジニアスキルを持つ人が集まったら、何か面白いことできるかも??
— [email protected]筋トレ臨床工学エンジニア (@ce_fitness_note) September 15, 2020
苦労して取得した看護師資格と、病院で勤務した経験はムダにならないので、ぜひ今までのスキルに自信を持って転職先を探してみてください。
4.看護師4年目の転職で注意すべき4つのポイント
看護師4年目での転職は、有利に働くことも多いのですが、注意点したいこともあります。
以下の4つの注意点をおさえることで、後悔ない転職ができる可能性が高いので、ぜひ参考にしてみてください。
注意点1.転職せずに解決できないかを検討
看護師4年目の転職でまず考えたいのは、今の職場で悩みを解決できないか検討することです。
というのは、規模の大きい病院で働いている場合には、異動で問題解決できるケースもあるからです。
ツイッター上には「病棟が変わり働きやすくなった」という方のつぶやきも見られました。
マジで今いる病棟の看護師さん新人からリーダーさんまで全員超優しいしほんと居心地良い…
病棟変わるともはや違う会社に転職したレベルで雰囲気違うの面白い←
ベテランの人がフレンドリーだと雰囲気めっちゃ良い気がする。— ふみ❅*॰ॱ (@fumi_photo) September 15, 2020
このように、病棟が変わると看護師チームの人間関係がガラリと変わり悩みが解決することも多いのです。
その上、同じ病院で働き続けると、そのぶん退職金が多くもらえる、というメリットもあります。
転職後に「前の職場の方が良かった…」と後悔しないために、今の職場が他所と比べてどうなのか、口コミサイトで調べてみてはいかがでしょうか。
病院の口コミサイト「ナスコミ」
(引用:ナスコミ)
ナスコミは、看護師さんのリアルな病院の口コミを知ることができるサイトです。
他の病院の現状を知ると、「どこの病院でも同じなんだな」「研修が充実していていいなぁ」と転職を決めるときの判断材料になります。
気になる病院があったり、転職に迷いがある4年目看護師さんは、ぜひチェックしてみましょう。
注意点2.転職したい理由をはっきりさせる
看護師4年目の転職では、転職したい一番の理由をはっきりさせましょう。
というのは、転職したい理由があいまいなままでは、再び同じ理由で転職することになり兼ねないからです。
たとえば、「体力があまり必要ない仕事がいい」と思い転職する人が、年収の高い職場に魅力を感じて転職してしまうと、「激務すぎて続けられない…」という事態に陥る可能性も。
4年目の看護師の方は、「2.看護師4年目の人が転職に有利な3つの理由」でお伝えしたように転職に有利なので、あなたの希望どおりの職場に転職できる場合が多いです。
このチャンスを存分に活かせるよう、「なぜ転職したいのか」を明確にしてから転職先を探すようにしましょう。
注意点3.前向きな転職理由を伝える
看護師4年目の方に注意してほしいのは、面接の際に前向きな転職理由を伝えることです。
「年収が低い」「人間関係のトラブルがあった」などは、採用側にとっては前職の愚痴に聞こえてしまい、ネガティブな印象を持たれてしまうからです。
「患者さんに寄り添う看護がしたい」「前職の経験を活かしてスキルアップしたい」など、前向きな理由を伝えると、好印象を与えられるため、採用につながりやすくなります。
前向きな理由を考えることで、本当に優先したいことが見えてくる場合も多いので、4年目で転職活動を始める前に、自分をふりかえってみるのがオススメです。
注意点4.転職サイトの活用
看護師4年目の人は、転職サイトを活用して、仕事を続けながら新しい職場を決めるのがポイントです。
一度退職してしまうと、「転職が決まるまでブランク期間が出てしまう」「収入がなくなる」といった事態に陥ってしまいます。
そのため、焦りや不安からよく検討せずに応募先を決めてしまい、転職に失敗する可能性があるのです。
転職サイトを活用すれば、求人探しや、面接対応など、あらゆる面でサポートを受けられます。
忙しい4年目看護師さんでも、仕事を続けながら転職活動を進められるでしょう。
また、転職サイトはそれぞれ独自の求人を持っているので、複数のサイトに登録すると転職先の幅を広げることができます。
次の章では、看護師4年目の人におすすめの転職サイトをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
5.看護師4年目の人におすすめの転職サイト
この章では、看護師4年目の方に特にオススメの転職サイトを3つご紹介します。
転職サイトは、それぞれ特徴があり、あなたに合うサイトを活用することで転職成功率UPにつながります。
【おすすめ看護師転職サイト3選】
転職サイト名 | 求人数 | 対応エリア |
---|---|---|
看護roo! |
◯ 約5万件 |
◎ 全国 |
医療ワーカー |
◎ 約5万5千件 |
◎ 全国 |
マイナビ看護師 |
◯ 約5万件 |
◎ 全国 |
※2021年4月1日時点
ちなみに、「この中で一番良いのはどれか…」と言われると、求人数とサポートの両方とも充実している「看護roo!」がおすすめです。
しかし、手厚いサポートをしてくれるかは、担当者の良し悪しにも左右されるため、「このサイトを使えば安心!」と言い切れるサイトは正直なところありません。
質の悪い担当者に当たっても大丈夫なように、転職サイトは複数登録しておくことをおすすめします。
求人数・サポート共に充実している『看護roo!』
(引用:看護roo!)
『看護roo!』は、看護師転職では「お決まり」と言えるほど人気の看護師転職サイトです。
求人数は業界トップクラスの5万件以上。
面接対策や条件交渉などのサポートも丁寧で、気になる病院の情報も細かく教えてもらえます。
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看護roo!|担当者の変更方法
看護roo!の公式サイトには、担当者を変更できるとの記載はありません。
とはいえ、一般的に看護師転職サイトでは、担当者に不満がある場合は変更を申し出ることが可能です。
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運営会社 | 株式会社クイック |
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公開求人数 | 約52,000件 (2021年4月時点) |
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対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://www.kango-roo.com/career/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「看護roo!(看護ルー)の電話がしつこい口コミや評判を解説!求人は本当に多いの?」 |
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正社員から派遣まで対応している『医療ワーカー』
(引用:医療ワーカー)
『医療ワーカー』は、正社員から派遣・アルバイトの求人まで幅広く取り扱う看護師転職サイトです。
特に強みと言えるのが、「地方の求人が充実している」こと。
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(引用:応援看護師の求人情報│医療ワーカー)
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医療ワーカー|担当者の変更方法
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その際、どのようなアドバイザーを希望するのかを記入すれば、新しいアドバイザーをスムーズに紹介してもらえます。
運営会社 | 株式会社TS工建 |
---|---|
公開求人数 | 約58,000件 (2021年4月時点) |
非公開求人数 |
約24,000件 (2021年4月時点) |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://iryouworker.com/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「医療ワーカーの口コミ・評判は?祝い金はある?しつこいと噂の真相などを解説!」 |
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病院以外の転職先も豊富な『マイナビ看護師』
(引用:マイナビ看護師)
『マイナビ看護師』は、病院以外の職場に転職したい看護師さんにもおすすめの看護師転職サイトです。
マイナビ看護師が取り扱っている求人は、約半数が「老人ホーム」や「訪問看護ステーション」など、病院・クリニック以外の職場です。
看護師4年目になり「病院以外の仕事をしたい」と考えているなら、公開求人だけでも5万件近いマイナビ看護師は、選択肢が豊富なので希望に合った求人が見つかりやすいです。
また、マイナビ看護師は登録者しか紹介してもらえない「非公開求人」も充実しています。
(参考:よくある質問│マイナビ看護師)
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運営会社 | 株式会社マイナビ |
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公式サイト | https://kango.mynavi.jp/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「マイナビ看護師の評判は実際どう?口コミをもとに利用すべき人の特徴を解説」 |
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6.看護師4年目の転職前に解決したい疑問点
看護師4年目となり、転職したいけど踏み切れないあなたのために、よくある疑問点とその答えをご紹介します。
疑問点をクリックしていただければ、すぐ答えが見られるようになっています。
転職のチャンスを逃さないためにも、ぜひ疑問点は解決しておいてくださいね。
疑問点1.引き留められそうで退職が言い出せない
A.雇用契約にある規定に従って、退職願いを提出すれば問題ありません。
ただ、職場によっては「人手不足だから」「引き継ぎがあるから」と退職を認めてくれないこともあります。
正規の手続きをしても退職を認めてもらえない場合は、退職代行サービスを利用する方法がおすすめです。
転職代行ガーディアンなら、合法的に退職代行を請け負える労働組合法人で、料金も固定なので安心ですよ。
疑問点2.転職サイトとハローワークどちらが仕事を探しやすい?
A.地域によっても求人数には違いがありますので、どちらが探しやすいかははっきりと結論は出せません。
ただ、ハローワークでは、求人は自分で探す必要があります。
転職サイトは、自分で探すこともできますが、希望を伝えてキャリアアドバイザーに探してもらうことが可能です。
仕事をしながら転職活動をするのであれば、転職サイトを活用した方が時間を有効に使えるといえます。
疑問点3.退職のベストな時期はいつ?
A.入職を希望する病院の規模によって、退職にベストな時期は変わります。
大きな病院では毎年4月に一定の採用があります。
一方、クリニックなどでは退職者が出た場合のみ募集が出ます。
4月入職を希望する場合は3月末に退職、中途採用の場合は転職活動を始めて2~3ヶ月後に退職することを目標にするといいでしょう。
「年度初めから働きたい」「年度途中でもすぐ転職したい」など希望する働き方にあわせて退職時期を決めて活動することをおすすめします。
疑問点4.職場に不満はないけど転職した方がいいか迷っている
A.5年後や10年後も同じ職場で働く自分を想像してみましょう。
人間関係などに問題がないのであれば、他の人が転職しても自分は留まるという選択をしても問題はありません。
ただ、5年後や10年後の自分が想像できないのであれば、転職サイトで相談してみることをおすすめします。
転職はすぐしないけれど相談だけしたい、という場合でも対応してもらえる転職サイトを利用しましょう。
全国で相談会を開催している「マイナビ看護師」や看護師のリアルな声が分かるコミュニティサイトのある「看護roo!」の利用がおすすめです。
疑問点5.転職サイトの勧誘が多いと聞いて不安
まとめ
看護師4年目は、転職に絶好のタイミングです。
このチャンスを活かすと、理想の転職先に入職できることが多いです。
以下に、4年目看護師の転職成功のコツをまとめましたので、確認してみましょう。
【看護師4年目|転職に成功するコツ】
- 看護師4年目は経験と柔軟性のバランスがよいので転職に有利
- 退職理由に合わせて新しい転職先を探す
【年収UPしたい】→給料が高めの診療科をえらぶ
【スキルの幅を広げたい】→教育が充実している病院
【結婚・出産後も働きたい】→育児中も働きやすい職場
【生活リズムを整えたい】→夜勤や土日勤務がない職場
【看護師を辞めたい】→看護師資格を活かせる他業種 - 転職したい1番の理由をはっきりさせる
- 面接のときには、前向きな志望理由を伝える
- 仕事と転職活動を両立したいなら、転職サイトを活用
次に、看護師4年目の人におすすめの転職サイトをご紹介します。
【おすすめ看護師転職サイト3選】
転職サイト名 | 公開求人数 | 対応エリア |
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※2021年4月時点
看護師4年目での転職は、応募できる求人が多く迷ってしまうこともあります。
転職サイトを活用すると、あなたにピッタリの転職先を効率よく探せるので、ぜひ活用してみてください。
キャリアピックスでは、4年目看護師さんの転職成功を心から願っています。
看護師4年目に入ると「本当に自分の看護はこれでいいのか」と、看護観について考え始める方が多いです。
看護観をハッキリさせてから診療科の異動や転職に臨むことで、これから5年、10年と興味を持った分野の看護を深められます。
また、円満退職するためには、委員会や後輩指導など引き継ぎをしっかり行うのがポイントです。