新人看護師の辞めたい理由と対処法は?再就職のコツも紹介!

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新人看護師

まだ勤めて間もない新人なのに…もうすでに看護師を辞めたい…。辛い…。

新人だけど看護師を辞めたいほど、辛いと感じている人。自分を責めないでください。

新人看護師が辞めたいと思うのは、当然のことであります。

辞めたいのは、人間関係が辛すぎるなど、辞めたいなりの理由があるからです。

本記事では、新人看護師が辞めたい理由や、その対処法も合わせて紹介します。

また、同じように辞めたいと考えている人の意見も紹介。自分だけが辞めたいと考えているわけではないことを知れて安心できますよ。

ぜひ参考にしてくださいね。

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1.新人看護師が辞めたいと思うのは当然のこと

記事の冒頭でもお伝えしたように、 新人看護師が辞めたいと思うのは当然のことです。

実際、そういう気持ちになっている新人看護師は多く存在します。

このように、看護師を辞めたいと思っている人はあなただけではありません。

仕事に行くのが辛くて泣いている看護師もいます。

新人看護師の離職率は7.8%

2017年に日本看護協会が出したデータによると、 新人看護師の離職率は7.8%です。

この数字は毎年横ばいで、あまり変わりません。

毎年約5万人の人が、資格を取得し看護師になるので、約12人に1人が新人の間で辞めていくということですね。

新人看護師 離職率

ちなみに、 新人看護師以外の常勤看護師の離職率も、毎年10%前後を保っています。

常勤看護師ですら、約15万人ほど辞めてしまうので、看護師はそれほど辞めたくなる仕事というわけですね。

そのため、新人看護師が新人のうちに辞めることもおかしい事ではありません。

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2.新人看護師が、実際に辞めた理由は?

新人看護師が辞めた理由

頑張って夢だった看護師になれても、耐えられない理由があって辞めてしまう新人看護師はいます。

新人看護師が実際に辞めてしまった理由には、下記の7つのような理由があるのです。

あなたが辞めたいと思う理由はいくつありますか?

2つ以上当てはまったら、辞めることを検討しましょう。

理由1.思ったような看護ができない

新人看護師は、思ったような看護ができないことで、辞めてしまいます。

看護師を目指すとき「○○な看護がしたい!」と夢を抱いて、勉強や実技を頑張ってきた人は多いでしょう。

本当はその夢を叶えたいと思っているはず。

ですが、看護方針は一人で決められるものではなく、病院や先輩看護師に従わざる得ないこともありますよね。

また、忙しさから患者一人に対して丁寧に向き合う看護ができない、など様々な理想とのギャップがあなたを苦しめてしまうのです。

しかし、思ったような看護ができないのは、あなただけが悪いわけではありません。

病院との方針が合わないなど、外的な要因も多いために、どうしようもなくなって辞めたくなるのは仕方ないことなのです。

理由2.業務が予想以上にハードで辛い

業務が予想以上にハードすぎて辞める看護師も多いです。

もちろん、看護師が簡単な仕事ではないことが誰もが理解しているでしょう。

しかし、わかっていても体や心が追いつかないのです。

例えば、下記のようなことで、看護師の仕事がハードだと感じる人もいます。

<看護師が業務がハードだと感じる例>

  • 重症度が高い患者が多い
  • すでにキャパオーバーなのに患者の受け入れがある
  • 緊急の患者の受け入れ要請が多い
  • 夜勤の頻度が高い

一時的に辛いならまだしも、職場自体が常にハードな場合は心身ともに疲弊していってしまいますよね。

「この先これがずっと続くのか…」と考えると、辞めたくなってしまうのです。

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理由3.人手不足のための過重な労働

病院は人手不足が深刻な問題となっています。

そのため、 常に人手が足りず、1人あたりの仕事量が多くなってしまうことで辞めてしまいます。

それに、人手不足だと休みたいのに休みも取れないですよね。過重な労働に、休みも取れない…となると、心身共に弱ってしまうのです。

人手不足は、病院によってはなかなか解消されません。

人手不足にも関わらず、自分の病院が求人を出していなければ、さらに絶望ですよね。

理由4.教育不足で仕事についていけない

教育不足が原因で仕事についていけないことが、辞める原因にもなります。

理由3で、病院の人手不足について触れましたが、その人手不足により新人に教える時間すらない場合があるのです。

他にも、プリセプターや病院の方針次第では「教えなくてもできるようになれ」という姿勢のところも。

そうした教育不足のため、仕事についていけず辞めたくなるのです。

教えてもらっていないのに「そんなこともわからないの?」などと言われて心を砕かれる人もいます。

かといって自分で考えて行動しても「勝手なことをしないで」と怒られて、どうすることもできないのです。

教育不足で仕事についていけない場合

教育不足が続くようなら、 新人に対してきちんと教育環境を整えている病院を探したほうが良いでしょう。

教育してくれない病院にいても、あなたの看護師として技術が伸びるのが遅くなるだけだからです。

新人看護師の育成に力をいれている病院は、たくさんあります。

看護師として力を伸ばすためにも、教育不足な病院は早めに辞めてください。

理由5.医療事故が不安になった

看護師は、人の命に係わる仕事です。

その責任から、 医療事故を起こすことに対して不安になり、辞めたくなる人も…。

看護師は、患者の死と隣合わせの世界で、プレッシャーと戦っています。

常に精神を張り詰め、患者のために働いて…だからこそ「新人だから」という言い訳もできない。

そしてだんだんと、医療事故が不安になって、辞めたくなっていくのです。

いくら「頑張りたい」って思っても、限界ってあります。

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理由6.いじめや嫌がらせにあった

いじめや嫌がらせも、辞めたい気持ちへと繋がります。

いじめや嫌がらせとは、例えば「無視」「仕事を教えてもらえない」「一人だけミスの叱責をされる」など様々です。

右も左もわからない中、先輩や上司に助けてもらいたいのに、いじめや嫌がらせに合うというのはどれほど辛いことでしょうか。

そうして、看護師として仕事を頑張ろうという気持ちよりも、「辞めたい」という気持ちが勝ってしまうのです。

いじめや嫌がらせに合っている場合

もし、 今の病院でいじめや嫌がらせに合っている人は早急に退職しましょう。

なぜなら、いじめや嫌がらせをする人は、理由なくそうする人も多いからです。

あなたが悪いからいじめられているならまだ改善の余地があります。

しかし、理由なくいじめや嫌がらせをされているなら、どうしようもないですよね。

我慢する必要はありません。いじめや嫌がらせに合っている人は早めに退職をして、その人たちから逃げてください。

理由7.残業代や手当がつかない

看護師は、定時に帰れることはまれな仕事です。

そのため残業がほとんどですが、 その残業代や、手当がつかなくて辞めようと思う人もいます。

あとで対処法にて後述しますが、看護師を続ける人の中に「お金が良いから」という割り切った理由で仕事を続ける人もいます。

休む暇もないのに、プリセプターや医者から怒られ、患者には何を言われても絶えないといけなくて…

これだけ辛い仕事なのに、残業代ももらえず給与が少ないと辞めたくなりますよね。

残業代や手当がつかない場合

残業代や手当がもらえない病院にいる場合、早めに退職をお勧めします。

残業代や手当は、労働の対価で、もらうのは当然の権利です。

それなのに、対価が払われないまま勤めているのは、せっかく働いているあなたの時間が無駄になってしまいます。

上司に対価を支払えと訴える方法もありますが、新人の意見は聞いてもらえないことが多いです。

そのため、残業代や手当がもらえない病院にいる場合、きちんと対価の支払われる病院へ転職した方が良いでしょう。

以上、新人看護師が辞めたいと思う理由でした。どれもこれも辞めたくなる理由ばかりですよね。

ただ、実際に辞める前にできることもあります。

次から新人看護師でもできる対処法を紹介するので、それを試してみるのもありです。

3.看護師を辞めたい新人が行うべき6つのこと

ここから、看護師を辞めたい新人がぜひ行って欲しい下記6つの対処法を紹介します。

新人看護師 辞める 対処法

新人のうちから辞めたいからと言って、看護師が向いてないわけではありません。

対処法を知っていれば、現状が改善されて、辞めなくてよくなる可能性もあります。

 そして、どうしても無理なら職場を変えることを考えれば良いのです。

それでは、それぞれの対策について順番に確認していきましょう。

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対処法1.仕事ができないのは当たり前と思う

1つ目の対処法ですが、 新人看護師は仕事ができないのは当たり前と思うことです。

新人という1年目の時は、学校で勉強してきたことが通用しないほど、イレギュラーなことも多くあります。

そのため、インシデントを起しがちで余計に「看護師が向いていない」と感じてしまうのです。

そこで「学校で学んだからできる」と思うより、「できないのが当たり前」と思って、仕事に挑みましょう。

新人が起こしたことのあるインシデント例

  • 中心静脈カテーテルを閉塞させてしまい再挿入
  • インスリンの単位や専用注射器の間違え
  • 人工呼吸器の接続部が外れてしまう
  • 薬剤の投与を忘れていた

もし、ミスを起こしてしまった場合も、成長の機会と捉えて「次はどうすればミスを防げるか」「ミスを防ぐために必要な知識を得よう」と考えていきましょう。

1度の失敗でくじけるのではなく、繰り返し学めば、数か月から1年も経てばできるようになっていきます。

1年経ったら仕事が楽になった人の体験談

私は一年目の12月からふっと肩の荷が落ちるように仕事を楽にこなせるようになりましたよ
勉強する時間もとれるようになって、患者さんに勉強したことを生かして接することでやりがいを感じ始めました(^^)

引用:看護roo

1年目を乗り越えるだけでも、大変かもしれません。

ですが、 必ずふとした瞬間「楽」になる時期が来ます。

「できて当たり前」から「できなくて当たり前」と認識を変えて、目の前の仕事を1つ1つ丁寧にこなしていってください。

対処法2.仕事の悩みはプリセプターに相談する

次の対処法は、 仕事の悩みはプリセプターに相談するということです。

プリセプターは、どの先輩や上司よりもあなたの行動を知っています。

直属の先輩に相談することで、自分のどこがダメか、一番的確にアドバイスをくれるはずです。

ただ、プリセプターも忙しいので、曖昧な相談を持ち掛けると困らせてしまう可能性もあります。

なので、相談するときは下記ポイントを参考にしてください。

相談の仕方のポイント

  1. ~ということで悩んでいます。
    ⇒具体的に何で悩んでいるか先に説明する
  2. それができるように~という方法を試しましたがうまくいきません。
    ⇒自分が努力した方法を伝える
  3. 先輩がうまくいった方法などがあれば教えていただけませんか。
    ⇒悩んだ結果、何を聞きたいかはっきりさせる

相談しても、解決しないことはあるかもしれません。

しかし、同じ職場で働くプリセプターに話を聞いてもらうだけでも、心が軽くなることもありますよ。

プリセプターのおかげで乗り越えた人の体験談

私も辛かった時期があるのですが、病棟の副主任とプリセプターが精神面をサポートしてくれたおかげでまだ頑張れています。

引用:看護roo

一人で溜め込まず、プリセプターに相談してみてください。

対処法3.休めそうなら休む

また、 休めそうなら休むことも大切です。

看護師になりたての時は、覚えることもたくさんあって、忙しくて、休む暇もないですよね。

だから、睡眠不足などに陥り、考えもネガティブになり、何もかも嫌になってしまうことも。

そんな時は思い切って休むのも一つの方法です。

ただ「人手不足で休みたいなんて言い出せない」という人もいますよね。

しかし、あなたは今すでに限界、もしくは限界ぎりぎりまで来ています。

そんな時に、無理すればあなた自身が倒れてしまう可能性も。

そうなってしまっては、一生働けなくなることもあるのです。

1日でも良いので、休めそうなら休んでください。

一度休むだけでも、その先のことも少しは考えられるようになるかもしれません。

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対処法4.同期と励まし合う

同期と励まし合うことも、とても重要です。

辞めたいと思うときって、気分が沈んでいるときが多くありませんか?

そんな時、同期と愚痴でもなんでもいいので話すだけでも「一人じゃない、仲間がいるんだ」と思うことができます。

一人じゃ乗り越えられないことが、同期と励まし合えば乗り越えられることもあるのです。

同期と支え合って乗り越えた人の体験談

やっぱり同期ですよね。お互いに愚痴を吐き出してスッキリしています。同じようにつらい思いをしているのを聞くと、みんな同じだなと心が落ち着きます。

引用:看護roo

もしかしたら、同じ悩みを抱えている同期もいるかもしれません。

ぜひ、同期と励まし合ってみてください。

対処法5.看護師になった理由を思い出す

看護師を辞めたいと感じた時、看護師になった理由を思い出すのも良いです。

どうしてあなたは看護師になったのでしょうか。

辞めたからといって、過去の努力が無駄になるわけではありません。

ただ、看護師になりたいという目標を叶えるために、辛い看護学校や国家試験を乗り越えたあなたはとてもすごいです。

看護師になった理由を思い出して、それが今の病院で叶えられそうなら、それをモチベーションにしても良いですね。

対処法6.お金のためと割り切る

看護師を「お金のため」と割り切ってしまうのも、1つの手段としておすすめです。

お金のためと割り切った先輩の体験談

就職して半年経った頃、すごく辞めたかったんですが、12月にボーナスもらって、それまで手にしたことのない大金を手にしたら、また歩き出せたのです。

金は魔物だと思いました。

引用:看護roo

実際に一般の新卒会社員と、新卒看護師の年収を比べてみましょう。

新卒看護師 4,436,751円
新卒会社員 2,475,996円

※看護師の年収は「ナースなワタシのお給料」から独自に算出

看護師の年収が高いのは一目瞭然ですよね。

看護師は、夜勤もある分給与が高くなっています。

また、新卒会社員は初年度はボーナスが支給されない会社も多く、年収が低め。

新卒の時点でこれだけ差がつくのは、あなたが努力をしていた結果です。

もし、あなたの勤める病院の給与が高い場合、お金のため、と割り切って看護師をするのも決して悪いことではありませんよ。

ここまで、「辞めたい」と思った時にできる対処法を説明してきました。

ですが、あなたはもう充分、あなたなりに頑張っていると思います。

対処法を試してもダメなら、無理する必要はありません。

もう、どうしても辛いのであれば、新人であろうが関係なく辞めてもいいのです。

ただ、辞めると決めたら、してほしいことがあります。

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4.辞めると決めたら?転職先を探すことが大事

新人看護師 辞めたい

「辞める!」と決めたら、転職先を探すことがまず大切です。

なぜなら、キャリアに空白期間ない方が再就職の確率が上がるから。

せっかく頑張って看護師になったのだから、キャリアに穴を開けてしまうのはもったいないです。

それに、次の勤め先が決まっていれば、今の病院にも「辞めます」と伝えやすくなりますよ。

更に言えば、次の職場が決まっていることで、「無職になる」という不安も抱かなくてすみます。

なので「辞める!」と決めたら、次の働く場所を探してから、辞めることをお勧めします。

転職をしたことで問題が解決したという看護師もいる

今の病院じゃ解決できなかったことが、 転職して病院を変えて解決したという看護師もいます。

2ヵ月で転職しました。
残業が嫌だったので、家の近くの療養型病院に行きました。
残業もほとんどなく、最高っす。

引用:看護roo

新人看護師の中には、なんと2ヶ月で転職をした人も。

この体験談の場合、残業の問題が解決できたということです。

なので、看護師を続けている限り、同じ問題に突き当たるのでは?と不安になることはありません。

病院次第では、今抱えている問題が解決することだってあるのです。

新人看護師でも転職は可能!

ちなみに、 新人看護師でも転職することは高確率で可能です。

なぜなら、看護業界は今はどこも人手不足で、常に求人を募集している病院も多いためです。

1年目で転職をした人の体験談

一年目で逃げる様に他の病院から来た私を今の職場は受け入れてくれて職場に馴染めて、看護も楽しくできています。
転職して良かったと思っています。

引用:看護roo

だから、「1年以内に辞める私なんでどこも受け入れてもらえない…」という心配はいりません。

辞めた理由を話せばわかってくれる病院もありますし、1年未満の看護師を新人とみなし、未経験者に近い待遇で雇ってくれる病院もあります。

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新人看護師が再就職するためのコツ:転職サイトを使う

新人看護師が再就職するためのコツは、転職サイトを使うことです

しかし、ただ看護師の転職サイトを使えば良いというわけではありません。

転職サイトを選ぶのにも、コツが必要です。

病院の医師の評判を知っている転職エージェントがいるサイトを利用する

大切なのは、病院の医師の評判を知っている転職エージェントがいるサイトを利用することです。

なぜなら、その病院の方針は医師によって決まるから。

例えば、患者に寄り添う医療をしている病院であるかどうかなどは、医師次第なのです。

先生の評判が良い病院や、あなたと同じ考えをもった医師であるかどうかで、働きやすさも随分変わってくるのです。

だからこそ、医師の評判を知っている転職エージェントがいる転職サイトを利用しましょう。

まとめ

看護師が新人の時、辞めたいと思う人は多いです。

辞めたい!と感じた時に、対策を取ってそこを乗り越えられる人もいれば、乗り越えられない人もいます。

乗り越えられないからといって、看護師が合っていないわけではありません。

職場が合っていない可能性も十分にあり得るのです。

今の職場で問題が解決しないようであれば、辞めて職場を変えることも1つの方法と思っておきましょう。

無理せず、自分がなりたいと思った看護師を目指してくださいね。

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