

病棟勤務は夜勤が多くて辛い…。
オペ室看護師って未経験でも転職できるかな?
オペ室看護師は専門性の高い仕事ですが、仕事を一から学ぶ姿勢があれば未経験でも転職することができます。
この記事では、オペ看の求人や、具体的な仕事内容、転職で失敗しないポイントを徹底解説していきます。
また、記事の後半では社会人からオペ看を目指す人へアドバイスも掲載しているので、ぜひ最後までお読みになってくださいね。
以下のリンクをクリックすると、転職パターン別の詳細情報がチェックできます。
・未経験からオペ室看護師に転職するなら
▶「1.未経験の手術室看護師(オペ看)に需要ある?」からお読みください。
・社会人からオペ看への転職するなら
▶「8.社会人から手術室看護師になれる?」からお読みください。
気になる項目をクリック
1.未経験の手術室看護師(オペ看)に需要ある?
現在、医療現場は深刻な人手不足に陥っており、手術室看護師(オペ看)もまた例外ではありません。
そのため、「看護roo!」を始めとした大手看護師求人サイトでは、未経験可のオペ看求人が数多く掲載されています。
看護師転職サイト名 | 未経験可の 手術室看護師求人数 |
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401件 (ブランク可の求人も含む) |
(参考:2021年10月求人情報│看護roo!)
求人数からも分かるように、未経験から手術室看護師に転職することは決して不可能ではありません。
ただし、手術室看護師の仕事や役割を何も知らずに面接を受けても、熱意がないとみなされて不採用となる可能性も。
そこで、次の章では、オペ看の仕事や役割について詳しく見ていくことにしましょう。
2.手術室(オペ室)で働く看護師の仕事・役割
オペ室看護師の仕事は、大別すると、「器械出し看護師」と「外回り看護師」の二つに分けられます。
ここでは、それぞれの仕事と役割を詳しく解説していきます。
器械出し看護師
器械出し看護師の仕事・役割は、執刀医のそばで、手術を直接サポートすることです。
「直接介助」とも呼ばれ、『手術の準備』『医療器械(器具)の手渡し』『安全管理』などの業務を担当します。
それぞれの業務の内容を、もう少し詳しく見ていきましょう。
【器械出し看護師の仕事内容】
手術の準備
器械出し看護師は、手術に使う医療器械の準備も行います。
具体的には、以下のような作業が行われます。
- 器具を滅菌・洗浄
- 器具の配置・並べ替え
- 器具のメンテナンス(摩耗・ゆるみの確認)
手術中に、執刀医の指示に従ってテキパキと医療器械の手渡しを行うためには、事前の入念な準備が欠かせません。
術中のサポートの手際の良さも大事ですが、準備段階の念入りなメンテナンス・下準備も器械だし看護師の大事な仕事のひとつなのです。
医療器械(器具)の手渡し
執刀医への医療器械(器具)の手渡しは、手術をスムーズに進めていくうえで極めて重要な仕事です。
手術中に、執刀医が必要とする器械(器具)を素早く手渡しする作業は、器械出し看護師としてのスキルがもっとも問われる部分といえます。
手術を手際良く進めるためには、執刀医の指示通りに正確に作業するだけでなく、ときには指示内容を先読みした行動も求められます。
高度な知識と経験を要する仕事ですが、それだけに手術のスピードアップに貢献できたときの達成感は並々ならぬものがあるでしょう。
外来の外科処置で器具の手渡しを行っていました。
最初は器具の名前や用途、渡すタイミングを覚えるのに苦労しますが、慣れてくると処置がスムーズに進むのが目に見えてわかり、やりがいがありました。
医師の求めるものを先回りして用意できるまでレベルアップすると、医師にとても感謝されますよ。
安全管理
オペ室の環境を安全に保つことも、器械出し看護師の担当業務のひとつです。
安全管理の具体的な内容は主に次の二つです。
- 中材業務…器具の洗浄・滅菌・消毒など
- 体内遺残防止…体内にガーゼや器具が取り残されないようにする
手術自体は成功に終わっても、器具の滅菌が不十分であったり、患者の体内に残留物があったりしたことが原因で患者が亡くなってしまうこともあります。
患者の命をより確実に救うために、術前・術後の準備と後始末を行うことも器械出し看護師の大切な仕事なのです。
外回り看護師
外回り看護師は、手術の前後における患者へのケアやフォローなど、オペを間接的にサポートするのが主な役割です。
このことから、器械出し看護師の仕事を直接介助と呼ぶのに対し、外回り看護師の仕事は間接介助と呼ばれます。
ここからは、外回り看護師の主な仕事内容を見ていくことにしましょう。
【外回り看護師の仕事内容】
術前・術後のフォロー
患者さんに対して、手術の前後のフォローやケアを行うのは、外回り看護師のもっとも重要な仕事のひとつです。
具体的には、外回り看護師は患者さんに対して、次のようなフォローを行います。
【術前・術後のフォロー内容】
- 手術前の内容説明
- 手術に対する悩み・疑問への回答
- 手術内容の記録
- 手術後の経過観察
手術の内容説明や術後の経過観察は病棟に訪問して行われるので、外回り看護師には患者や家族との信頼関係の構築も重要な仕事といえます。
手術は心身への負担が大きいため、術前・術後の身体的・精神的なケアを行うことは、非常に大切な仕事なのです。
手術環境の整備
オペ室において、手術環境を整えるのも外回り看護師の仕事です。
具体的には、以下のような整備を行います。
【手術環境の整備内容】
- 麻酔器や医療機器の配置
- 薬剤や輸血製剤の確認・補充
- 手術台や機材の準備
- 室温の調整
器械出し看護師がメスやピンセットなどの医療器械の準備を行うのに対し、外回り看護師は薬剤や手術台などの機材の整備を担当します。
医療器械も薬剤も、どちらも手術には欠かせないもので、手術を成功させるためにとても大切な仕事なのです。
麻酔の補助
患者の身体に直接メスを入れる手術において、麻酔はまさに必要不可欠な存在です。
麻酔導入自体を行うのは麻酔科医の仕事ですが、外回り看護師は患者の身体を支えるなどの介助を行います。
また、手術中に麻酔下での患者の整体反応をチェックするのも、外回り看護師の仕事です。
呼吸や循環などをこまめにチェックして次に起こる事態を予測したり、容体の急変を執刀医や麻酔科医に伝える、患者の命に直結する役割といえます。
手術看護記録・状態観察
外回り看護師は、手術看護記録や状態観察も行います。
手術看護記録とは、手術の具体的な内容を細かく記録したもので、具体的には以下のような項目を記録していきます。
【手術看護記録の内容】
- 時間
- 薬
- 使用器具
- 患者の変化
- 出血量
手術中の時間経過や、使用した器具・薬の記録はもちろん、患者のささいな変化でも気になることがあれば逐一記録します。
手術看護記録を正確に取っておけば、万が一、術後に何か不測の事態が起こっても冷静かつ迅速な原因究明と対処が可能になるのです。
3.未経験可の手術看護師の求人例
これからオペ看を目指す人にとって、仕事内容と同じぐらいに気になるのは、「実際にどんな求人があるのか」ということでしょう。
ここからは、東京や神奈川などで実際に募集されているオペ看の求人情報を紹介していきます。
東京都の未経験可の手術室看護師求人例
以下は、東京都の未経験歓迎のオペ室看護師求人です。
(参考:2021年10月求人情報│看護roo!)
当番制の外来応援業務が週一回ありますが、それ以外は日勤のみなのでライフワークバランスの取りやすい職場といえます。
24時間託児所も完備されているので、結婚・出産予定のある人や、子育て中の看護師さんにおすすめの求人です。
掲載されていない年数での給与モデルや、福利厚生の詳細については「看護roo!」の公式サイトをご確認ください。
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神奈川県の未経験可の手術室看護師求人例
以下は、神奈川県の総合高津中央病院の、未経験応募可能なオペ室看護師求人です。
(参考:2021年10月求人情報│看護roo!)
正看護師だけでなく、准看護師も募集しています。
准看護師は正看護師より即戦力性が求められる傾向が強いため、未経験からオペ看になりたい准看護師さんには、まさに必見の求人といえるでしょう。
この求人の詳細は、看護roo!の公式サイトからご確認ください。
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大阪府の未経験可の手術室看護師求人例
以下は、大阪府の未経験応募可能なオペ室看護師の求人です。
(参考:2021年10月求人情報│看護roo!)
2006年に新設された病院で、院内は非常に綺麗で働きやすい環境になっています。
看護協会から「ワークライフバランスのとれる病院」として表彰されるなど、ご家庭やプライベートを充実させたい人におすすめの求人です。
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未経験可の派遣手術室看護師の求人例
以下は、神奈川県横浜市にある病院の、未経験応募可能なオペ室看護師の派遣求人です。
(参考:2021年10月求人情報│スーパーナース)
日勤のみ、かつ週1勤務なので、なかなか働く時間がとれない人におすすめの求人です。
時給は2,300円で交通費も全額支給と給与面の待遇も良いため、オペ看の派遣求人を探している人にはぜひ確認してほしい案件といえます。
この求人の詳細については「スーパーナース」の公式サイトからご確認ください。
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4.手術室看護師に転職するメリット
独自の技術が身についていく達成感が得られる
オペ室の仕事は、看護師業務の中でも独特です。
たとえば、全身麻酔に伴う気管挿管作業や手術を間近で見ることは、一般病棟ではあまり経験できないことです。
それゆえ、長く仕事を続けていけばいくほどに技術が洗練され、プロフェッショナルな仕事ができるようになる達成感があります。
このように、1秒のロスもなく動くことを意識して働くことができれば、日々の業務に大きな達成感を得られるようになるでしょう。
チームワークを大切にして働ける
高い集中力を要する手術では、スタッフのチームワークがとても重要です。
以下は、手術室のスタッフを「チーム」と表現する手術室看護師さんのコメントです。
このように、手術室ではスタッフが連携して、一人の患者さんの手術を行います。
仲間と力を合わせてチームで働くのが好きな人にとって、手術室看護師はとてもやりがいのある、魅力的な仕事であると言えるでしょう。
夜勤や残業が少ない
手術は日中に行われることが多く、業務は交代で行われるため、夜勤や残業のあるオペ看の職場は少ないです。
そのために、夜勤や残業が難しい人にとって、手術室看護師として働くメリットは大きいといえます。
ただし、急な手術に対応するためにオンコール体制をとっている病院も多く、当番の日は休日でも呼び出される可能性があります。
職場によってオンコールの頻度は異なるため、オンコールが少ない職場を選べば、安定した生活リズムで働きやすくなるでしょう。
土日は休めることが多い
手術室のスケジュールは、主に平日に設定されるために、土日は休みという職場が多いです。
平日に予定手術、土曜日に緊急手術という体制をとっている病院もありますが、その場合も日曜は固定休としている病院がほとんど。
そのために、友人との休日が合わせやすく、プライベートを充実させやすいというメリットがあるのです。
オペ看の職場には過酷な場面も多くなりがちですが、休日を充実させることでバランスをとっている看護師さんも多いです。
危険手当などが支給される
オペ看には、普通の看護師に支給される「資格手当」「深夜手当」などのほかに「危険手当」などの独自の手当が支給されます。
【オペ看に支給される独自の手当】
- 危険手当…危険な職務に従事することに対し支給される
- 待機手当…オンコール待機に対して支給される
- 手術手当…独自の危険が多い手術業務に対して支給される
夜勤のない職場では「深夜手当」は支給されないものの、上記のように様々な手当があるために、手術数によっては病棟より給与が上がることも多いです。
一方、手術数やオンコール頻度によっては給与が大きく下がる可能性もあるために、事前によく職場の環境をチェックしておくようにしましょう。
5.手術室看護師に転職する場合の注意点
オペ室看護師として働くことにはメリットも多いですが、当然デメリットもあります。
ここでは、オペ室看護師のデメリットを5つ、対策方法と合わせてご紹介していきます。
常に強いプレッシャーのもとで働かないといけない
ひとつのミスが患者の命に関わる手術室は、想像以上に緊張感が高い職場です。
手術中は常に強いプレッシャーを感じながら仕事を続けなくてはいけないことからに、精神的に大きな苦痛を感じる人もいます。
仕事のプレッシャーに耐えるには、前回の手術の疲れやストレスを次に持ち越さないことが大切です。
手術中は全力集中するために、休憩時間や休日は仕事を忘れて、思いきり休んだり遊んだりすることが仕事を長く続ける秘訣といえるでしょう。
オペ室の環境は過酷
オペ室の環境は想像以上に過酷です。
手術中は肉の焼ける音や匂いで部屋が充満し、何度も響く骨を叩く音に生理的な嫌悪感を抱いてしまう人もいます。
肉の焼ける匂いや音は、しばらくすれば慣れてしまうことが多いですが、慣れる・慣れないには個人差があります。
わたしの場合、肉の焼ける匂いに慣れるのに1ヶ月ほどかかりました。
匂いや音に敏感で「生理的に無理かも…」と感じる場合は、オペ室で働くことは慎重に検討しましょう。
また、手術手袋によるラテックスアレルギーや、手洗いのしすぎによる手荒れに悩む人も多いです。
めめたん
看護師
手荒れが治らない~(;ω;)
手術室です。もともと肌が弱いのもあるんですが、イソジンソープとかで毎回手洗いしているためか、つねに手荒れがある状態です。カサカサは当然のことで、ひどいときなんかは手の甲が粉をふいたり・・・。アカギレまではいかないんですが、ほおって置いたらどんどん悪化しそうで。。
体質やアレルギーなどで、どうしても仕事に耐えられないという場合は、他の職場への転職を考えた方がよいでしょう。
覚えるべき知識や技術の幅が広い
オペ看の仕事は独自性が高く、全身麻酔に伴う気管の挿管など、他の科ではまず経験したことがないような仕事がたくさんあります。
そのため、慣れないうちは新人に戻ったつもりで、一から知識・技術を習得していく姿勢が強く求められます。
これまでの経験が活かせないことに戸惑いを感じるかもしれませんが、オペ看の仕事はそういうものだと割りきることも大切です。
最初は辛いかもしれませんが、慣れてくれば「自分の経験やスキルで手術に貢献できる」という達成感が得られるようになるでしょう。
オンコール体制がある
オペ看は、夜勤や残業が少ないかわりに、オンコール体制をとっている職場も多いです。
オンコールとは、緊急時に駆け付けられるように、看護師を待機させておくことを言います。
呼び出しがない限りある程度自由に過ごせるとはいえ、オンコール待機中は身も心も休まらないという人は多いです。
オンコールの担当回数は職場によって大きく異なるため、「オンコールは苦手…」という人はオンコールが少ない職場を選ぶとよいでしょう。
向き不向きがある
どんな職種にも向き不向きはありますが、人の命に直接関わる手術室看護師は向き・不向きの差が大きいです。
特に手術中にミスを犯しやすい不器用な人や、テキパキと術具の受け渡しができない要領の悪い人は、手術室看護師への転職は難しい言わざるをえません。
自分に不器用さや要領の悪さを感じる人は、もっと他の長所を見つけ、それを活かせる診療科への転職をおすすめします。
看護師の仕事は手術室看護師だけではないため、自分の長所を活かせる診療科目を探せば、転職の成功率をグッと高めることができますよ。
医師の考えていそうなことを先回りして、テキパキ動ける人は、オペ看に向いていると言えます。
6.未経験からオペ室看護師を目指すコツ
オペ看護師はニーズが高く、未経験可能な求人も少なくありませんが、即戦力性の点から経験者の方が優遇されるケースも多いです。
しかし、転職活動のコツを掴めば、未経験者がオペ室への転職を成功させることは充分に可能です。
ここからは、未経験からオペ看への転職を成功させる3つのコツを紹介していきます。
転職目的を明確にする
未経験からの転職を成功させるための基本中の基本は、転職目的・理由を明確にすることです。
採用側の視点に立てば、スキルのない未経験者より、知識や経験が豊富な経験者を優先したくなるのが本音といえます。
ですが、明確な志望動機があれば、未経験者でも「採用してみよう」と考える採用担当もいます。
面接では「病棟時代に手術で病気から立ち直る患者を見て自分もやりたいと思った」などの具体的なエピソードを添えると説得力が増すでしょう。
教育体制が整った病院を選ぶ
未経験から手術室に転職する場合は、教育体制が整った病院を選ぶことも大切です。
他の診療科では経験できない業務の多いオペ室では、一から仕事を教わることができる職場を選べるかどうかが転職の成否を左右します。
教育システムが充実した病院を選ぶコツは以下の通りです。
【教育制度が充実した職場を選ぶコツ】
- プリセプター制度やクリニカルラダー制度がある病院を選ぶ
→教育に力を入れている病院だとわかるため - 小さな病院やクリニックやよりも総合病院を選ぶ
→小規模の病院・クリニックは即戦力を求められることが多いため
なかには、名ばかりのプリセプター制度を敷いている病院もあるため、転職の際は口コミサイトなどで事前に評判をチェックするとよいでしょう。
前職の知識・経験・スキルを活かす
オペ室看護師の仕事は専門性が高いものの、手術室で働くうえで必要なスキルは他の職場で培われることも多いです。
たとえば、以下のような能力やスキルは、他の診療科・他職種でも充分に身につけることができます。
【他職種で身につけられる能力・スキル】
- 対応力
→急性期病棟(容体が急変した患者への対応など) - 手先の器用さ
→病棟・クリニック(採血や応急処置など) - 判断力
→訪問看護・介護施設(一人で利用者への対応を判断する)
上記のように、他職種でも身につけられる能力やスキルは多くあり、それを上手に伝えることで即戦力性をアピールすることができます。
面接の際は「急性期病棟では容体の急変内容から必要な処置を判断して患者の一命を取りとめた」など具体的な体験も添えるとよいでしょう。
オペ室の経験がなくても、例えば外来クリニックで外科処置の介助をしていた場合などは、その経験をアピールしましょう。
器具の殺菌やメンテナンス、器具の手渡し、術前・術後のフォローの経験はオペ室でも生かせるため、採用側に好印象をもたれやすいでしょう。
7.未経験からオペ看を目指す人におすすめの看護師転職サイト
ここからは、未経験からオペ室看護師を目指したい人におすすめの看護師転職サイトを紹介していきます。
看護師転職サイトとは、履歴書の書き方から面接対策まで、看護師転職に関するあらゆる支援を行ってくれるサービスのことです。
上記のイラストに描かれているように、看護師は看護師転職サイトを無料で利用することができます。
看護師転職サイトは、2~3社併用することが一般的ですので、気になるサイトがあれば積極的に登録することをおすすめします。
ちなみに、「この中で一番良いのはどれか…」と言われると、求人数とサポートの両方とも充実している「看護roo!」がおすすめです。
しかし、手厚いサポートをしてくれるかは、担当者の良し悪しにも左右されるため、「このサイトを使えば安心!」と言い切れるサイトは正直なところありません。
質の悪い担当者に当たっても大丈夫なように、転職サイトは複数登録しておくことをおすすめします
手厚いサポートを受けたいなら「看護roo!」
(参考:看護roo!)
【看護roo!の特徴・強み】
- 手厚いサポートが受けられ、特に面接対策と条件交渉に定評がある
- 「利用者満足度」96%以上。圧倒的な満足度を誇る
- 連絡手段は、電話・メール・LINEから選べる
『看護roo!』は、看護師転職では「お決まり」と言えるほど人気の看護師転職サイトです。
サポートの手厚さに定評があるため、新卒のように履歴書作成や面接対応に不安がある看護師さんにおすすめです。
未経験でも応募できる求人数が約35,000件(2021年12月現在)あるので、新卒でも紹介できる求人は豊富です。
また、あなたの転職目的に合わせたアドバイスや書類添削など、サポートも丁寧なので利用価値は高いと言えるでしょう。
なお、看護rooは登録者限定に「転職ガイドブック」を配布しています。
看護師就職のノウハウが学べるという意味でも、看護rooは利用して損のない転職サイトと言えるでしょう。
(参考:看護roo!)
多くの看護師におすすめできるサイトですので、医療ワーカーと併せて登録してみてください。
運営会社 | 株式会社クイック |
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公開求人数 | 約60,000件(2022年1月時点) |
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対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://www.kango-roo.com/career/ |
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看護師登録者数No.1「「ナース人材バンク」
(参考:ナース人材バンク)
<ナース人材バンクの特徴・強み>
- 看護師登録者数No.1
- 准看護師、保健師/助産師の求人も多数
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看護師登録者数No.1でおすすめなのが「ナース人材バンク」です。
また、サイト内では人気のある求人特集が組まれており、人気のある求人の特徴などを把握することができます。
(引用:ナース人材バンク)
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公開求人数 | 約193,000件(2022年1月時点) |
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8.社会人から手術室看護師になれる?
オペ室看護師は業務の独自性が強く、また患者の命に直結する仕事であるため、一般企業に勤める社会人からの転職は難易度が高いと言わざるを得ません。
社会人からの転職が絶対に不可能というわけではありませんが、他の診療科で数年の経験を積んでからオペ看を志望した方が転職成功率が高くなるでしょう。
社会人からの看護師転職におすすめの転職先は以下の通りです。
【社会人からの転職におすすめの転職先】
- リハビリテーション科
- 介護施設
上記の二つは、スピード感よりもコミュニケーション力や根気強さが求められるために、未経験でも仕事が覚えやすい職場です。
社会人からの転職で、オペ室に強いこだわりがない人は、まずはリハビリ科か介護施設への転職から検討してみるとよいでしょう。
9.【Q&A】手術室看護師への転職でよくある悩みと疑問
最後に、手術室看護師への転職で、よくある悩みと疑問について確認しておきましょう。
手術室(オペ室)看護師の「あるある」って?
どんな仕事にも、その職業に就いている人ならではの「あるある」というのがあります。
以下は、特によく聞かれるオペ看の「あるある」5つです。
【オペ看のあるある】
- 手洗いが丁寧になる
- ドラマに突っ込んでしまう
- 物を丁寧に扱うようになる
- 常にマスクをしているのでアイメイクが命!
- 携帯の着信音に敏感になる
ドラマや小説などのフィクションにツッコミを入れてしまうのは、専門性の高い仕事であるオペ看ならではの「あるある」といえます。
また手洗いや物の扱いが丁寧になるということから、オペ看にとってはそれだけ清潔さや、器具の扱いの丁寧さが大切だということがわかるでしょう。
オペ室看護師に特別な資格は必要?
オペ看への転職には、看護師資格以外に特別な資格が必要ということはありません。
転職に必須ではありませんが、オペ看に関する資格として「手術看護認定看護師」という資格があります。
【手術看護認定看護師とは】
この認定資格を取得した看護師は、他のオペ看護師の教育をしたり、患者や他の医療スタッフとの間に立って手術計画の立案に協力する役割を担う。
また、院内の手術室看護の質を向上させていくという重要な役割も担う。
手術看護認定看護師の受験するには、看護師として5年以上、かつ、そのうち3年をオペ看として実務を経験している必要があります。
オペ看としてキャリアアップを図りたいのであれば、取得して損のない資格といえるでしょう。
オペ看と病棟看護師の違いは?
オペ室看護師と病棟看護師の違いは次のとおりです。
【病棟看護師とオペ看の違い】
- 業務内容…特殊なので病棟よりも他の職場に活かしづらい
- 働きやすさ…病棟看護師よりも優れている
- 給料…病棟看護師とあまり変わらない
手当の種類に差はありますが、給料はそれほど変わらないケースが多いため、ご自身のキャリアプランや適性にあわせて選ぶのがおすすめです。
病棟時代に夜勤が多かったという人は、手術数やオンコール回数の多い病院を選べば、夜勤手当分の給料も補うことができるでしょう。
手術室看護師の平均年収は?
大手看護師転職サイト「看護roo!」が運営する「ナースなワタシのお給料」によると、手術室看護師の平均年収は約481万円でした(2021年10月時点)。
同サイトによると、病棟看護師の平均年収は約480万円であったため、病棟看護師と手術室看護師の年収はほぼ変わらないことがわかります(2021年9月時点)。
「令和2年賃金構造基本統計調査」によると、令和元年の女性全体の平均年収は251万円であり、オペ看は約2倍の年収があるといえます。
【平均年収】
オペ室看護師 | 約481万円 |
---|---|
病棟看護師 | 約480万円 |
女性全体 | 約251万円 |
これらの数字から、オペ看はハードな仕事であるものの、それに見合う給料が得られる仕事だと考えてよいでしょう。
手術室看護師に向いている性格や特徴は?
オペ看の仕事や役割、メリット・デメリットを踏まえると、以下のような性格・特徴を持つ人がオペ看に向いていると考えられます。
【オペ看に向いている性格・特徴】
- 高い判断力や洞察力を持っている人
→一瞬の判断ミスが患者の死に繋がる - 体力に自信がある人
→手術中は高度な集中状態が長時間続く - 向上心が強い人
→独自性が高く一から学ぶ姿勢が必要
向上心が強く高い忍耐力や洞察力を持つ人なら、プロフェッショナルを目指せるのもオペ看の魅力といえるでしょう。
まとめ
オペ室看護師は、専門性の高い仕事であるものの、未経験から転職することは不可能ではありません。
オペ看への転職を成功させるコツは以下のとおりです。
【オペ看への転職を成功させるコツ】
- 転職目的を明確にする
- 教育体制が整った病院を選ぶ
- 前職の知識・経験・スキルを活かす
転職活動を有利に進めるためには、転職のプロのアドバイスを受けられる看護師転職サイトの利用をおすすめします。
【おすすめ看護師転職サイト3選】
転職サイト名 | 公開求人数 | 対応エリア |
---|---|---|
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◯ 約5万4千件 |
◎ 全国 |
◎ 約19万3千件 |
◎ 全国 |
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◯ 約13万件 |
◎ 全国 |
※2021年12月1日時点
キャリアピックスでは、あなたの転職成功を心より願っています。
未経験からでも、新しいスキルを身につけるモチベーションがあれば、オペ室に転職することは可能です。
あらかじめオペ室での役割をよくリサーチしておき、今の自分が持っている長所をどう生かせるかをアピールしましょう。
匿名
看護師
(医師の)呼吸が読めて来て、1秒もロスしないように準備して、もう大体そうやってくるとやっぱり直接介助をやっていて、ああ面白いな、ただ純粋に、面白いなって思う