最終更新日:2021/01/28
就職でアピールするために、Excelの資格をとっておきたい…一体何を取ればいい?
「パソコンができる」という証明のために、資格を取るのはオススメです。
特に、Excelは仕事でもよく使うため、資格があればスキルの証明や即戦力の証になります。
本記事では、いくつかあるExcelの資格について、種類や、勉強方法、履歴書の書き方まで解説していきます。
この記事を読んで、応募書類でアピールできるエクセルの資格が何かわかるようになりますよ。
Excelのスキルを簡単に習得するなら…
「仕事で使えるExcelのスキルを身に付けたい…」
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という場合は、派遣会社に登録するのも一つの手段です。
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(引用:スタッフサービス)
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1.エクセルのスキルを証明する資格の種類
エクセルのスキルがあることを証明する資格には、いくつか種類があります。
ここでは、特に人気のある下記3つの資格を紹介。
どの資格も、エクセルがどの程度使えるのかを判定する資格。持っている級やレベルによって、自分のスキルレベルを伝えることができます。
それぞれの資格の特徴や、試験内容、レベルについて見ていきましょう。
マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)
マイクロソフト オフィス スペシャリストは、マイクロソフトが主催する資格です。
Microsoft Office Specialistの頭文字をとって“MOS”と呼ばれます。
エクセルの開発元が主催しているので知名度も高く、一番人気のある資格です。
ExcelやWordに関して必要な上級スキルを学べるので、資格を取れば即戦力として認識されます。
比較的取得しやすい資格なので、特におすすめの資格です。
資格名 | マイクロソフト オフィス スペシャリスト |
受験資格 | なし |
合格率 |
|
難易度 |
|
受験手数料 | 10,584円 |
公式URL | MOS公式サイト |
〜MOSの通信講座例〜
以下は、ユーキャンで用意されるMOS(Excel)の教材一覧です。
少ない教材で効率よく学ぶことができ、わからないことは質問できるようになっています。
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Excel表計算処理技能認定試験
Excel表計算処理技能認定試験は、サーティファイソフトウェア活用能力認定委員会が主催する資格です。
1~3級があり、ビジネスでのエクセルの利用に問題がないことが証明できます。
後ほど紹介するMOSよりは知名度が低いですが、難易度はExcel表計算処理技能認定試験の方が難しいです。
実践的な問題の多いMOSに対し、Excel表計算処理技能認定試験は知識問題もあります。
エクセルについて、まんべんなく理解していることが求められる資格です。
知名度はそれほど高くないものの、資格について知っている人が見れば、MOSの保有者よりもレベルが高いことが伝わります。
- 1級
ビジネスにおける高度な表計算処理ができる。
高度な実践的技能を使って、業務処理を効率化することができる。 - 2級
ビジネス社会における通常の表計算処理ができる。
パソコン、表計算、ビジネス図表に関する実践的な技能を持っている。 - 3級
ビジネスにおける簡単なワークシートの作成とデータの入力ができる。
パソコン、表計算、ビジネス図表に関する基礎的な技能を持っている。
資格名 | Excel表計算処理技能認定試験 |
受験資格 | なし |
合格率 |
82.2% |
難易度 |
★★★☆☆ |
受験手数料 |
|
公式URL | サーティファイ |
日商PC検定試験(データ活用)
日商PC検定試験(データ活用)は、日本商工会議所が主催する資格です。
日商PC検定試験の中の1分野で、他にも下記のような試験があります。
- 日商PC検定試験(文書作成)
- 日商PC検定試験(プレゼン資料作成)
文書作成はワード、プレゼン資料作成はパワーポイントの使い方を証明する資格です。
日商PC検定試験の3つの分野はそれぞれ独立した科目のため、3つ取得が必須というわけではありません。
自分の証明したい分野の資格のみの取得で大丈夫です。
主催する日本商工会議所は簿記検定などで有名なため、企業で高い信頼を得られるメリットがあります。
MOSやExcel表計算処理技能認定試験と比べると、受験料が比較的手ごろなのも魅力です。
- 1級
自分で課題やテーマを設定し、業務データベースをあらゆる手法で分析できる。
適切で説得力のある業務報告やレポート資料等の作成もできる。
問題の解決策や今後の戦略・方針等を立案することができる。 - 2級
エクセルを使って、業務に関する最適なデータベースを作成できる。
表やグラフを使って業務報告やレポート等の作成ができる。 - 3級
指示に従って正確かつ迅速に業務データベースを作成できる。
データベースに関して、集計や分類、グラフ作成等に対応できる。 - Basic
エクセルの基本的な操作スキルを持ち、実務に対応することができる。
資格名 | 日商PC検定試験(データ活用) |
受験資格 | なし |
合格率 |
|
難易度 |
★★★☆☆ |
受験手数料 |
|
公式URL | 日商PC |
2.エクセルのスキルを証明するならMOSがオススメ
ここまで、エクセルのレベルを証明するための資格を紹介してきました。
最初に取得を目指すなら、知名度的にも、取得のしやすさ的にも、マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)が一番おすすめの資格です。
そこで、ここからはMOSについて詳しく説明していきます。
マイクロソフト オフィス スペシャリストには、「スペシャリストレベル」と「エキスパートレベル」の2種類があり、エキスパートの方が上位資格です。
- スペシャリストレベル
基本的な関数の作成やセルの書式設定、グラフ作成といったエクセルでの基本的な操作を理解している。 - エキスパートレベル
ピボットテーブルなどを使ったデータ分析、条件付き書式や入力規則の設定、マクロの作成・編集など、エクセルの高度な機能を理解している。
スペシャリストレベルとエキスパートレベルは、さらにエクセルのバージョンによって3つに分かれています。
対応しているエクセルのバージョンは、2010、2013、2016の3つです。
MOSの出題形式と合格点
マイクロソフト オフィス スペシャリストの試験は実技のみです。
パソコンを使って実際に作業を進め、できたかどうかをコンピューターが判断する流れになります。
Excel表計算処理技能認定試験や日商PC検定試験(データ活用)のように、知識問題がないので純粋に使い方を覚えていれば問題ありません。
ポイントとしては、問題文をきちんと読むクセはつけておきましょう。
「メニューから選び…」「ボタンを使用して…」という指示がある問題で、ショートカットキーや右クリックを使ってしまうと減点なので、注意してください。
マイクロソフト オフィス スペシャリストでは、具体的な合格点については公表されていません。
合格者は1,000点満点中、550~850点を取っているという大まかな数字は公開されていますが、これはエキスパートもスペシャリストも両方含んだ点数。
ただ、だいたい7割くらい取れれば合格圏内に入れるでしょう。
MOSの勉強方法
マイクロソフト オフィス スペシャリストの勉強方法は、独学、または通信教育などの講座を受講する2種類あります。
独学でもテキストを使えば問題なく勉強が進められるので、エクセルを触ったことがあり、パソコン環境が自宅にあるという人は独学でいいでしょう。
おすすめのテキストは「よくわかるマスター MOS Excel 対策テキスト&問題集」です。
本番のような出題形式で勉強できるので、当日になって慌てずに済みます。
問題文を正確に読む練習にもなるはずです。
3.資格取得のためのおすすめ通信講座3選
実際に通信講座を受けるのであれば、以下の3つのサイトがおすすめです。
おすすめ資格サイト | 特徴 |
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STUDYing |
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ユーキャン |
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たのまな |
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財務や法律系、ビジネス向け資格に強い「STUDYing」
「STUDYing」は、税理士や弁理士、司法書士といった財務・法律系の資格から、FPや中小企業診断士のビジネスに強い資格を取り扱う資格サイトです。
動画で講義を受けることができるため、テキストだけでは理解しにくい部分も解説を聞きながら効率よく勉強ができます。
また、動画講義はもちろん、WEBでみられるテキストや問題集は、スマホでもタブレットでも視聴可能です。
そのため、外出時にはスマートフォンやタブレット、自宅ではPCで…と、勉強する場所を選びません。
通勤途中でも勉強ができるため、社会人には特におすすめの通信資格サイトです。
運営会社 | KIYOラーニング株式会社 |
---|---|
資格講座数 | 約26個(2020年7月現在) |
受けられる講座 |
|
公式サイト | https://studying.jp/ |
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講座数150以上!取りたい資格が見つかる「ユーキャン」
「ユーキャン」は、25万人以上が受講している通信講座最大手の資格サイトです。
日商簿記や医療事務といったスキルアップに繋がる資格から、愛犬飼育スペシャリストなど趣味を仕事に繋げられる資格まで幅広く取り揃っています。
講座数が150以上あるため、取りたい資格を見つけやすいです。
「とりあえず簡単な資格から始めたい」という人はユーキャンから始めてみてはいかがでしょう。
テキストとDVDで勉強を進めていくので、自分のペースで勉強をしたい人には特におすすめです。
運営会社 | 株式会社ユーキャン |
---|---|
資格講座数 | 約150個(2020年7月現在) |
受けられる講座 |
|
公式サイト | https://www.u-can.co.jp/ |
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事務系・美容や健康など女性向け資格なら「たのまな(ヒューマンアカデミー)」
「たのまな」は、ヒューマンアカデミーが運営する通信講座です。
事務系や美容系やフード系の講座など、女性ならではの資格が充実しています。
「たのまな」の講座は、オンライン講座やテキスト・DVD講座と学習スタイルを選べるので、無理のないペースで勉強が可能です。
また、同じ資格取得を目指す者同士のコミュニティがあったり、最寄の校舎でサポートを受けることの出来るコースがあるのもおすすめポイント。
質問無制限、受講延長制度などのサポートも利用者からの評価が高い通信講座です。
運営会社 | ヒューマンアカデミー |
---|---|
資格講座数 | 約250個(2020年7月現在) |
受けられる講座 |
|
公式サイト | https://www.tanomana.com/ |
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4.MOSの履歴書への書き方
最後に、マイクロソフト オフィス スペシャリスト合格後、履歴書などの応募書類への書き方をご紹介しましょう。
書き方は大きく分けると、英語表記、カタカナ表記の2通りです。
どちらを使っても問題ありませんが、英語表記の場合、スペルミスには注意しましょう。
スペシャリストレベルに合格した際にはレベルの記載は必要ありませんが、エキスパートレベルに合格した場合には「エキスパートレベル 合格」とレベル名を記載します。
せっかく上位級に合格したのに、忘れてしまうともったいないので気をつけましょう。
- スペシャリストレベルに合格した場合
マイクロソフト オフィス スペシャリスト Excel 2016 合格 ・Microsoft Office Specialist Excel 2016 合格 ・MOS(エクセル2016)合格 - エキスパートレベルに合格した場合
マイクロソフト オフィス スペシャリスト Excel 2016 エキスパートレベル 合格 ・Microsoft Office Specialist Excel 2016 Expert 合格 ・MOS(エクセル2016 エキスパートレベル)合格
まとめ
今回はエクセルのスキルを客観的に証明できる資格をご紹介しました。
一番の人気はマイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)です。
合格ポイントを押さえた勉強ができるので、次の資格サイトで受講するのもおすすめです。
おすすめ資格サイト | 特徴 |
---|---|
STUDYing |
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ユーキャン |
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たのまな |
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通勤時間や会社の休憩時間などのスキマ時間を有効活用して、ぜひ取得を目指しましょう。
きっと転職の際のアピールにできるはずです。