
近年「薬剤師がいらなくなるのでは」という話題を聞く機会が増えてきて、不安になっている方も多いのではないでしょうか?
『薬剤師の供給過剰』『人工知能(AI)の発達』『非薬剤師の業務拡大』など、様々な変化があるなか将来を不安に感じるのは当然のこと。
結論からいうと、薬剤師の仕事すべてがなくなるとは考えづらいです。
とはいえ、単純な業務がAIに代替されてしまったり、スキルのない薬剤師の需要が低くなるかもしれないことは事実。
そこでこの記事では、「薬剤師がいらなくなる」という漠然とした不安を解消し、時代と社会の変化に合わせてどのように対応していけば良いかを紹介します。
調剤業務の一部は、今後AIや非薬剤師によって代替されていく可能性があります。
そのため、今後は「かかりつけ薬剤師としての活躍」「在宅医療への貢献」など、対人業務が重視されると推測できます。
将来が不安な場合は、かかりつけ薬剤師の育成や、在宅医療に力を入れている薬局への転職を検討することも手段です。
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(引用:ファルマスタッフ)
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1.薬剤師がいらなくなると言われる理由
薬剤師がいらなくなると聞くと、「どうなってしまうんだろう?」「このままで良いのだろうか」と不安になりますよね。
現状では需要が高い薬剤師が「将来的にいらなくなる」と言われるのには、どのような理由があるのでしょうか?
ここでは、薬剤師がいらなくなると言われている理由を3つ紹介します。
理由1.薬剤師の供給過剰
薬学部が6年制に移行し全国に薬学部が多数新設された結果、急激に薬剤師の供給が過剰になる懸念が指摘されています。
実際に受験者数は増えており、6年制移行前の2005年の受験者数が11,590人だったのに対して、2020年の受験者数は14,311人でした。(出典:厚生労働省 薬剤師国家試験回次別合格者数の推移)
ただ、試験の合格率は下がっているため急激な供給過剰には至っていないのが現状です。
とはいえ、国家試験の受験者数が増えているのは事実で、合格要件も絶対評価から相対評価へ移行し足切り要件も緩和されています。
現時点では供給過剰までは至っていないですが、将来的に需要と供給のバランスが崩れる可能性は否定できません。
理由2.単純作業の代替
昔に比べ、薬剤師の業務が代替されつつあると実感されておられる方も多いのではないでしょうか。
例えば、自動分包機の性能向上など、機械技術の発達や非薬剤師による薬剤師業務の代替です。
実際に「一部の単純作業は、今後AIなどによって代替される可能性が高い」と予測されています。
一方、薬剤師の専門性を活かした高度なコミュニケーションが、機械などによって代替される可能性は低いと言われています。
将来求められる薬剤師を目指すためには、単純作業と複雑な業務を分けて考えた上で複雑な業務に注力していくことが重要になるでしょう。
懸念されている薬剤師業務の代替
AIによる代替
特に危惧されているのがAI技術の進歩による業務の代替です。
薬歴の音声入力やデータベース化など、薬剤師の仕事においても情報技術革新は着実に進んでいます。
将来的には、AI技術による過去の薬歴データ照合に基づいた服薬指導や併用禁忌・重複投与チェックなどの業務を進めていくようになるでしょう。
「AI技術の方が得意な業務はAIに任せる」という姿勢で、情報技術を上手く使いこなすスキルを身に付けるようにしましょう。
薬剤師以外の人による代替
2006年に登録販売者制度が創設され、2019年には「非薬剤師によるピッキング業務が正式容認される」という各種制度変更も薬剤師がいらなくなると言われる理由の一つです。(参考:調剤業務のあり方について|厚生労働省)
しかし、薬剤師が全くいらなくなるという将来は想定されていません
一部業務が代替されていることは事実ですが、第1類医薬品は薬剤師がいないと販売できませんし、ピッキング作業も薬剤師の指示の下に実施する必要があります。
薬剤師は今後、より複雑な業務に注力することが求められるため、今から対応できるように準備を進めましょう。
なお、スキルアップを図るためには、教育環境や研修環境の整った職場に転職することも手段です。
記事後半「6.薬剤師としてスキルアップしたいなら「転職」も手段」では、おすすめの転職サイトを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
理由3.医療費削減の流れ
日本は今後さらに少子高齢化社会になるため、政府が増大する医療費を削減する政策に取り組むことは間違いありません。
薬剤師を取り巻く環境においては、医療費削減の流れの中で調剤報酬の改定が頻繁に行われています。
処方箋に基づき薬を処方する調剤技術料は年々下がっているため、調剤技術料に依存している薬局は経営が難しくなるでしょう。
また、それに伴い相対的に人件費の高い薬剤師の雇用が減っていく恐れが懸念されています。
医療費削減の流れは今後も続くと予想されているため、政府による制度変更に柔軟に対応できるよう備えておくことがポイントです。
2.薬剤師を取り巻く状況と今後
薬剤師として働く上で、薬剤師を取り巻く状況が今後どのように変化していくか気になりますよね。
ここでは、薬剤師を取り巻く今の状況と、今後の将来予測についてチェックしていきます。
2020年現在の薬剤師の需要は高い
就職活動や転職活動を通じて、薬剤師が売り手市場であることを実感されている方は多いと思います。
実際に近年の統計では、全体の有効求人倍率が1.38であるのに対し、医師、薬剤師等は3.41と需要が高い状態です。(出典:一般職業紹介状況(令和2年2月分)|厚生労働省)
ただ、有効求人倍率が高いからといって油断はできません。
今後数年間は同様の傾向が続くと予想されていますが、医師、薬剤師等の有効求人倍率は毎年徐々に低下しているため注意が必要です。
平成30年 | 令和元年 | 令和2年 2月分 |
|
---|---|---|---|
全体 | 1.57 | 1.53 | 1.38 |
医師・薬剤師等 | 4.59 | 3.73 | 3.41 |
(出典:厚生労働省 一般職業紹介状況 |平成30年分・平成元年分・令和2年分)
とは言え、薬剤師は景気動向に左右されにくい職種であるため、働く先が急に無くなる可能性は低いので安心してください。
将来的には供給過剰になると予想される
数十年間という長期的視点では、薬剤師が今より供給過剰になると予想されています。
一方、2020年から数年間という短期視点では需要と供給が今の状態のまま推移するようです。
ただ、制度が変わったりAI技術が急激に発展したりと不確定な要素が多数あるため、一概に「需要が減らない」とは断言できません。
薬剤師であれば就職先には困らなかったこれまでの状況とは違う未来が待っているかもしれないので、しっかり考えて準備を始めましょう。
<将来が不安なら…>
もし、薬剤師としての将来が不安なら、業界に精通したコンサルタントから助言をもらうことも手段です。
大手薬剤師転職サイトである「ファルマスタッフ」では、個々の現状やスキルを踏まえた上で、キャリアについて具体的にアドバイスしてくれます。
(引用:ファルマスタッフ)
たとえば、「今の薬局にいて大丈夫なのか?」「将来も求められる薬剤師になるには、どう行動したら良いのか」といった相談にものってくれます。
もちろん、相談したからといって必ずしも転職する必要はありません。
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調剤報酬改訂により求められる薬剤師像が変化する
今までの薬剤師であれば、特にスキルアップに積極的に取り組まなくても調剤を中心に業務を遂行していくことが可能であったと思います。
しかし、調剤報酬改定により今後は求められる薬剤師像が大きく変化していくことは避けられません。
下表のように、服薬指導や地域医療への貢献に対しては評価される一方で、飲み薬の調剤料は低下傾向にあるのです。
改定前 | 改定後 | |
---|---|---|
かかりつけ薬剤師指導料 | 73点 | 76点 |
地域支援体制加算の要件 | 3要件が必須(35点) | 4要件が必須(38点) |
調剤料(内服薬) | 14日投薬分は最大63点 | 14日投薬分は最大55点 |
これまでは、どちらかと言えば処方箋・薬といった対物業務が中心でしたが、今後は服薬指導や地域の健康サポートなど対人業務が重視されるように制度が変更されています。
対人スキルの向上や認定薬剤師を目指すなど、積極的にスキルアップを目指しましょう。
3.職場別に見る薬剤師の将来性
薬剤師全体についての今後について解説しましたが、職場によって違いはあるのでしょうか?
ここでは、職場別の薬剤師の需要動向と今後求められる薬剤師像について紹介します。
調剤薬局の薬剤師需要は充足しつつある
2018年の薬局数は約6万件で薬局数の伸び率は鈍化しています。
その一方で薬局薬剤師の人数は毎年約1万人ずつ増加し、2018年には約18万人に達しており薬剤師の供給が充足気味。(出典:厚生労働省 薬剤師数)
調剤薬局の薬剤師需要は充足しつつあるため、今後はかかりつけ薬剤師として在宅医療など地域医療への貢献が求められています。
ただ、需要に関しては地域差があり、地方など調剤薬局の薬剤師需要が高い地域も少なくありません。
調剤薬局の薬剤師として働きたい場合は、いろいろな地域の需要に目を向けてみると良いでしょう。
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病院薬剤師の需要は横ばい状態
2018年の医療施設は約18万件でほぼ横ばいの状態で、ドラッグストアのように急激に数が増加する可能性は低いです。(出典:厚生労働省 医療施設動態調査(平成30年3月末概数)
一方、2018年の病院薬剤師の人数は約6万人で需要がやや増加傾向にあります。
とはいえ、医療施設の増加傾向や近年の動向を踏まえると、病院薬剤師の需要が急増する可能性は低いでしょう。
また、今後の病院薬剤師には、がん薬物療法など高度な薬学的管理および医師や看護師との合同チーム医療の推進が求められています。
薬剤師の平均年齢は46.0歳ですが、病院薬剤師の平均年齢は40.7歳(出典:厚生労働省 調剤報酬)と約5歳若いので、出来るだけ若いうちに病院薬剤師として経験を積んでおくことが重要です。
ドラッグストア薬剤師の需要は高い
ドラッグストアは都市部を中心に多店舗が出店しているため、薬剤師の需要は高い状態です。
ドラッグストアは病気の人だけでなく健康な人も訪れる場所ですので、地域住民の健康サポートなど対人業務が重要。
薬局や病院とは違い、調剤業務だけでなくOTC医薬品や健康食品などセルフメディケーションを含めた対応が求められています。
お客さんとの対話によって、未病や予防医療の役割を担える薬剤師を目指すことがポイントです。
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4.これからの薬剤師に求められるスキル
近年、薬剤師としての役割の変化を実感している方も多いのではないでしょうか。
ここからは、これからの薬剤師に求められるスキルについて紹介します。
<現職でスキルアップできないと感じるなら…>
もし、現職では「スキルアップできない」「成長できない」と感じるのなら、転職を視野に入れましょう。
また、転職は1歳でも若いうちが有利であるため、できるだけ早めに行動を起こすことをおすすめします。
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スキル1.人である薬剤師にしかできない業務
これからは、人である薬剤師にしかできない業務に注力することが重要。
人でなくともできる一包化などの単純な調剤作業は、機械に代替される可能性が高まっているからです。
また、一部薬剤師の業務の中で単純作業に該当する仕事は、薬剤師以外の人に代替される可能性も高まっています。
一方、高度な薬学の専門性に基づいた人と人とのコミュニケーションはAIには代替されにくいと言われています。
薬剤師の知識と専門性を活かし、患者さんや他の医療従事者と円滑にコミュニケーションできる能力を身に付けましょう。
スキル2.在宅などチーム医療への貢献
在宅などチーム医療への貢献も薬剤師の重要な役割になってきています。
病院薬剤師の場合、他の医療関係者と共にチーム医療に貢献することがポイント。
また診療報酬改定により、薬局薬剤師は「かかりつけ薬剤師として地域医療や在宅医療に貢献すること」が重要視されています。
患者さんや医療関係者と密にコミュニケーションを図ることが求められていますので、在宅などチーム医療への積極的な貢献を目指しましょう。
スキル3.かかりつけ薬剤師としての役割
薬剤師はかかりつけ薬剤師として地域医療への貢献を担う存在になりつつあります。
薬局やかかりつけ薬剤師は「夜間・休日対応」「24時間調剤体制の整備」「在宅医療を担う医療機関との連携」など、非常に幅広い機能が求められているのが現状です。
また、いわゆる門前薬局に対しては評価が見直されていますので、今後はより一層かかりつけ薬剤師としての任務が重要視されます。
今後はこれまで以上に幅広い役割を果たすことが求められていますので、時代の流れにしっかり対応していきましょう。
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(引用:求人検索|ファルマスタッフ)
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5.10年後も必要とされ続ける薬剤師を目指す方法
薬剤師を取り巻く環境は、徐々に変化していることがわかりました。
「今後も必要とされる薬剤師になるにはどう行動したら良いのか」お悩みの方もいらっしゃるでしょう。
そこでここでは、10年後も必要とされ続ける薬剤師を目指す方法を3つ紹介しますので参考にして下さい。
方法1.薬学の専門性を高める
日々更新される最新の医療情報を学び、薬学の専門性を高め続ける必要があります。
薬剤師免許を取得した時点で薬学の専門性を持っていることは証明されていますが、そこで止まらないことがポイント。
必要とされ続ける薬剤師として活躍するためには、他の医療従事者が持っていない特定の薬学の専門性を身につけることが大切です。
研修会や学会などの勉強会に参加して、薬学の専門性を常に高める機会を探しましょう。
また、効率良くスキルアップしたい場合は、成長できる環境に身を置くことも効果的です。
たとえば、「ファルマスタッフ」に掲載されている以下の求人のように、資格取得を支援している職場に転職することも手段です。
(引用:フリーワード「認定薬剤師」の検索結果|ファルマスタッフ|2021年5月15日時点)
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方法2.患者から必要とされる薬剤師を目指す
何よりも患者さんから必要とされ続ける薬剤師を目指すことが重要。
たとえ同じ病気であっても個々により立場や考え方は異なるため、求めるニーズも異なります。
そのため、患者さんのニーズをしっかり汲み取った上で、服薬指導などコミュニケーションできる能力を高めることが大切です。
患者さんが、あなたという薬剤師を求めて相談に来てもらえる対応を目指しましょう。
方法3.語学力など自分だけの強みを身につける
他の多くの薬剤師が持っていないあなただけの強みがあると、社会からずっと必要とされ続ける薬剤師になれます。
例えば「語学力」は強みとして活かしやすい能力のひとつ。
以下「ファルマスタッフ」の求人のように、『英語を話せる人材』を求めている案件も少なくありません。
(引用:フリーワード「英語」の求人検索結果|ファルマスタッフ|2021年5月15日時点)
※求人ID・勤務地にはモザイク加工を施しています
以前に比べ日本で働く外国人は増えており、今後もこの流れは続くと予想されています。
そこで、外国語対応OKの薬剤師として認知されれば、より多くの患者さんとスムーズなコミュニケーションができる強みに繋がります。
語学力をはじめ、あなただけの強みを身に付けておき、10年後も必要とされる薬剤師を目指しましょう。
6.薬剤師としてスキルアップしたいなら「転職」も手段
今の職場でスキルアップやキャリアアップを目指すことが難しい場合は、転職を検討するのも手段です。
日々の単純なピッキング業務に忙殺されている状態では、スキルアップを図ることは難しいでしょう。
薬剤師としてスキルアップしたい場合は、教育制度の整った職場や、認定薬剤師の資格取得など教育に積極的で理解がある職場で働くことがポイント。
「今の状態ではスキルアップが難しいかも…」と悩んでおられる方は、一度転職サイトやエージェントのアドバイザーに相談するのがおすすめです。
アドバイザーはいわば転職のプロなので、きっとあなたの為になるアドバイスをしてくれるはずですよ。
ここからは、おすすめの転職サービスを紹介しますので利用してみてください。
サイト名 | 特徴 |
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ファルマスタッフ |
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マイナビ薬剤師 |
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ファーマキャリア |
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リクルートエージェント |
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転職サイトは複数利用するのが一般的なので、気になる2~3社に登録しておくと良いでしょう。
1社だけではなく、複数のサイトを確認することで、希望の求人を効率良く見つけられます。
なお「とりあえず1社だけ登録しておきたい」という場合は、業界トップクラスの薬剤師求人数を誇る「ファルマスタッフ」に登録することをおすすめします。
ここで紹介する『ファルマスタッフ』『マイナビ薬剤師』『薬キャリ』は、「薬剤師転職サイトおすすめランキング!職場別・雇用形態別」から、さらに厳選した転職サイトです。
そのほかの転職サイトもチェックしたい方は、ぜひ上記の記事もご覧になってみてください。
調剤薬局へ転職したいなら「ファルマスタッフ」
(引用:ファルマスタッフ)
「ファルマスタッフ」は、「日本調剤グループ企業」が運営している転職サイト。
日本調剤グループならではの強みを活かし、豊富な調剤薬局求人を保有しています。
調剤薬局の求人数は今回紹介する4社のなかで最も多く、約49,000件の案件が掲載されているので、調剤薬局への転職を考えているのであれば、登録して損はないでしょう。(※2021年5月時点)
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(引用:マイナビ薬剤師)
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まとめ
薬剤師の調剤業務の一部は、今後AIや非薬剤師によって代替されていく可能性が高いです。
しかし、薬剤師の仕事は調剤業務だけではありません。
他の医療従事者や患者さんとの円滑なコミュニケーションも重要な仕事です。
今後重要視される薬剤師の対人業務に焦点を当て、今からスキルアップを始めて将来も必要とされる薬剤師を目指しましょう。
- 薬剤師の仕事がすべてなくなることはない
- 社会から求められる薬剤師像は変化している
- 対人業務を中心にスキルアップが求められている
また、スキルアップを目指した転職活動を有利に進めたい場合は「薬剤師専門の転職サイト」。
薬剤師の資格を活用した異業種への転職を考える場合は「転職エージェント」の利用がおすすめ。
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サイト名 | 特徴 |
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ファルマスタッフ |
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