
現職を退職する際は「トラブルにならないか」「周りから悪く思われないか」不安になりますよね。
薬剤師が現職を円満に退職するためには、退職を切り出す時期や、退職理由の伝え方に注意する必要があります。
また、スムーズに退職するためには、退職までの流れを把握しておくことも大切です。
そこで本記事では、退職までの流れや注意点、薬剤師が円満に退職するための退職理由、おすすめの転職サイトなどをご紹介します。
この記事を読めば、不要なトラブルを避け、円満に退職できるはずですよ。
退職を切り出せなかったり、引き止められている場合は、第三者に退職をサポートしてもらうことも手段。
退職代行「ガーディアン」は、あなたに代わって、会社に退職の意思を伝えてくれます。
(引用:ガーディアン)
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1.円満退職にはタイミングが重要!薬剤師が退職するまでの流れ
退職時は、「どのように行動すべきか分からない」「どのタイミングで退職を打ち明ければいいか分からない」など、不安に感じることも多いですよね。
スムーズに退職するためには、退職までの流れを把握しておくことが大切です。
まずは、薬剤師が退職するまでの一般的な流れをまとめたので、確認していきましょう。
退職の流れ | |
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3~2ヶ月前 退職理由を考える |
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2ヶ月前 上司に退職の相談をする |
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1ヶ月前 「退職願」を提出 |
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1ヶ月~退職前 業務の引継ぎや身の回りの整理を行う |
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退職日 挨拶や必要な手続きを行う |
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退職後 公的手続きを行う |
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退職を考えている場合は、退職したいタイミングの3ヶ月前を目安に準備を始めると良いでしょう。
転職して退職する場合は、空白期間が生じないよう「内定を獲得し、転職先が決まってから」現職に退職の意向を示すことをおすすめします。
また、上司や会社側との関係を良好に保ったまま退職するためには、「納得感のある退職理由」を考えることが大切です。
次の見出しでは、退職理由を考えるポイントについて解説するので、ぜひ参考にしてください。
2.【例文あり】退職理由を考える5つのポイント
円満退職するためには、退職理由の伝え方が重要ですが「どんな理由を伝えるべきなのか」悩んでしまいますよね。
相手に悪い印象を与えないためには、納得感が高く、現職を否定しない退職理由を考える必要があります。
ここでは「退職理由を考える際に重要な5つのポイント」について解説します。
ポイント1.現職の不満は伝えない
現職に不満があって退職するケースは多いですが、円満に退職するためには、なるべく不満を伝えないようにしましょう。
現職への不満をぶつけて退職すると、悪い評判が立ったり、上司の機嫌を損ねてしまう可能性があります。
現職への不満が強かったとしても、ポジティブな理由に言い換えて伝えることがポイントです。
以下に、ネガティブな理由をポジティブに転換する例をまとめたので、参考にしてください。
給与への不満 |
<キャリアアップに転換>
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労働環境に対する不満 |
<自分の都合や希望に転換>
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スキルアップできない |
<ステップアップや新たなチャレンジに転換>
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不満をポジティブに変えることで、会社や上司に悪い印象を与えるリスクを大きく軽減できます。
現職の不満は伝えず、ポジティブな印象を与えることが、円満退職するための大切なコツです。
【例】キャリアアップの目標がある
給与や労働環境に不満がある場合は、「キャリアアップ」や「ステップアップ」といった理由に転換できます。
現職の不満をそのまま伝えた場合、上司からあまり良い印象をもたれない可能性が高いですが、自身の成長に転換すれば、悪い印象を与えにくくなります。
今の仕事にやりがいを感じていますが、管理薬剤師として勤務したいという新たな目標があり、退職を決意しました。
大変身勝手ではございますが、10月末に退職させていただけないでしょうか。
現職への不満は「自分自身の向上心の現れ」でもあるので、前向きに転換して伝えましょう。
また、人間関係の不満はポジティブに転換するのが難しく、上司や会社に悪い印象を与えてしまう可能性もあるので、別の角度から理由を考えてみることをおすすめします。
今の仕事にやりがいを感じていますが、新たな環境で様々な経験を積みたいと思い、退職を決意しました。
大変身勝手ではございますが、10月末に退職させていただけないでしょうか。
人間関係の悩みで退職を考えている場合は、そのまま伝えるのではなく「ほかに退職したい理由はないか」「新しい仕事でチャレンジしたいことはないか」などを考えてみてください。
ポイント2.差し障りのない理由を考える
上司や現職の人たちの気分を害さないようにするためには、家庭の事情など差し障りのない理由を伝えるのがおすすめ。
会社や業務と関係のない退職理由は、ネガティブな印象を与える可能性が低いです。
以下のような理由あれば、隠すことなくストレートに事情を伝えて問題ないでしょう。
- 夫の転勤を機に退職したい
- 子育てに専念したい
- 親の仕事を引き継がなければならない
- 親の介護をしなければならない
上司や現職の人たちの気分を害さずに円満退職したい場合は、業務や仕事に直接関係のない理由を考えてみてください。
【例】家庭の事情
ライフスタイルの変化や家庭の都合は、理解を得やすい退職理由のひとつです。
ライフスタイルの変化や家庭の都合の場合は、「やむを得ない」と判断され、スムーズに退職できるケースが多いです。
私事ではございますが、8月に結婚することとなりました。
結婚を機に、引っ越すこととなりましたので、10月末に退職を考えておりま
す。
とくに、結婚や出産、親の介護などの事情は、退職理由として伝えやすいのでおすすめです。
ライフスタイルの変化や家庭の都合による退職は、相手に悪い印象を与えにくいので、正直に伝えましょう。
ポイント3.退職がやむを得ない理由を考える
退職を引き止められる可能性がある場合は、「退職もやむを得ない」と思ってもらえる理由を伝えましょう。
というのも、退職理由が現職で改善可能な場合は「それに関しては対応するから、何とか続けてほしい」などと、引き止められることもあるのです。
なるべく引き止められないようにするには、「どうしても退職しなければならない事情や理由」を伝えることが大切です。
以下のような理由は、会社側で対処できるものではないため「仕方がない」と思ってもらいやすいです。
- 引っ越しをするので、現職を続けられなくなった
- 健康上の問題で仕事を続けるのが難しい
- 薬剤師以外の仕事に就きたい
- 独立・開業したい
引き止められることなく、スムーズに退職するためには、現職を確実に続けられない理由を考えるようにしましょう。
【例】健康上の問題
健康上の問題は、「仕方がない」「退職もやむを得ない」と思ってもらえる理由のひとつです。
引き止められる可能性がある場合は、病名や症状を伝えたり、医師の診断書を提出することで、より理解を得やすくなります。
大変申し訳ございませんが、喘息の持病が悪化し、息苦しさを感じることが多くなりました。
ご迷惑をおかけすることも多く、仕事を続けるのが難しいと感じています。
そのため10月末、退職させていただきたいと考えています。
診断書は、医師が「休養が必要」等と判断した場合に発行してもらえるので、必要な場合は担当医に相談してみてください。
なお、引き留められる心配がない場合や、どうしても病名を伝えたくない場合は「健康上の問題」と濁しても問題ありません。
ポイント4.応援してもらえるような理由を考える
応援してもらえるような理由を考えることもひとつの方法です。
たとえば、ステップアップ・新しい挑戦などは、相手にポジティブな印象を与えやすいため、応援してもらえることが多いです。
- がん薬物療法専門薬剤師の資格を取得したい
- かかりつけ薬剤師として活躍したい
- 管理薬剤師になりたい
- 在宅医療に関わりたい
現職で叶えられない目標の場合は、引き止められる心配もないでしょう。
退職時に大きな目標がある場合には、退職理由として素直に伝えるのがおすすめです。
【例】違う仕事にチャレンジしたい
違う仕事にチャレンジしたいという理由は、周囲から応援してもらえるケースが多いです。
ステップアップや目標を目指しての退職は、上司や会社にポジティブな印象を持ってもらいやすいためです。
かねてより癌治療に興味があり、病院で、抗癌剤の調整や副作用モニタリングに関わりたいと考え、退職を決意しました。
大変身勝手ではございますが、10月末に退職させていただけないでしょうか。
説得力を高めるためには、上記のように「やりたいこと」を具体的に伝えるのがポイントです。
また、ポジティブな退職理由は、気持ちよく送り出してもらえることが多いため、正直に伝えて問題ありません。
ポイント5.理由を伝えたくない場合は「一身上の都合」としてもOK
「円満退職には退職理由が重要」とはいえ、どうしても理由を言いたくない場合もありますよね。
そのような場合は、「一身上の都合」と伝え、細かい理由を伏せておくのも手段です。
民法では、退職について以下のように定められており、「退職理由を伝える」といったルールは設けられていません。
(期間の定めのない雇用の解約の申入れ)
第六百二十七条 当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
つまり、14日前までに退職の意思を伝えれば、どんな理由であっても退職できるのです。
ただ、場合によっては「一身上の都合」だけでは納得してもらえないケースもあるので、差支えなければ、具体的な理由を伝えることをおすすめします。
【補足】退職理由のNG例
補足として、退職理由のNG例をまとめました。
不満がストレートに伝わる退職理由は、上司や現職の人を不快にさせてしまう恐れがあるため、要注意です。
印象が悪くならないよう、あらかじめチェックしてみてください。
- 給与が低く、昇給もないので転職したいと考えています。
- 残業時間が長く、負担になっているので、退職させていただきたいと考えています。
- 会社の方針が合わないと感じ、転職を考えています。
- ○○さんとの関係が上手くいかず、退職を考えています。
現職への不満を伝えてしまうと、印象が悪くなり、退職までの間働きづらくなる可能性があるので注意しましょう。
3.薬剤師が退職する際の注意点4つ
初めて退職する場合は、思わぬ失敗をしてしまうことも少なくありません。
また、退職時の注意点を把握していないと、直前に焦りが生じたり、会社からの印象が悪くなる可能性があります。
薬剤師が円満に退職するためには、いくつかの注意点を押さえておくことが大切です。
ここでは、「薬剤師が退職する際の注意点」をご紹介します。
注意点1.繁忙期はできるだけ避ける
現職に迷惑をかけないためにも、繁忙期はできるだけ避けて退職するのがおすすめです。
薬剤師の勤務先に多い調剤薬局や病院は、冬になると感染症の増加などの影響もあり、忙しくなりがち。
12月~2月の繁忙期に退職すると、「忙しい時期は避けてほしい」などと退職を引き止められ、トラブルに発展する可能性が高くなります。
一方、夏は流行する病気が少ないため、比較的余裕のある職場が多いです。
円満に退職したいのであれば、繁忙期をできるだけ避け、比較的余裕のある8月~9月に退職するようにしましょう。
注意点2.有給休暇の消化を考える
「退職までに有休を消化したい」と考える方もいらっしゃいますよね。
退職時に有給休暇を取得するのは労働者の権利なので、遠慮する必要はありません。
なお、有休の消化に関しては、最終出社日前に取得するパターンと、最終出社日の後に取得するパターンがあります。
前者の「最終出社日前に有給休暇を取得する場合」は、退職に関わる事務手続きを最終出社日(退職当日)に行えるため、最終出社日後に保険証を郵送で返却する…といった手間がかかりません。
一方、後者の「最終出社日の後に有給休暇を取得する場合」は、次の職場への初出社に向けて、ゆっくり準備できます。
有給休暇を取得する場合は、職場や自身の状況を踏まえ、取得するタイミングを考えましょう。
<注意>
退職前の1ヶ月は、仕事の引き継ぎの関係もあり、忙しくなるため、退職直前に有休を消化するのが難しい場合もあるようです。
有給休暇が残っている場合は、早めに退職の意向を伝え、計画的に消化するようにしましょう。
注意点3.退職願は退職意思を伝えた後で提出する
退職願は、退職意思を伝えた後に提出するのが基本。
退職願を出す前に、上司と相談して了承を得て、退職日を決める必要があるためです。
たとえば「退職願を申し出の際に渡す」というのはNGです。
あらかじめ相談し、退職を了承してもらった上で退職願を提出することを把握しておきましょう。
<退職のルールは就業規則を確認>
民法では、「退職したい日の14日前までに退職の意向を伝えれば良い」とされています。
ただ、会社によっては「退職は1ヶ月前までに伝える」といったルールや、退職願のフォーマットが設けられている場合もあります。
円満に退職するためには、あらかじめ就業規則を確認し、出来る限り会社のルールに則って退職手続きを進めるようにしましょう。
注意点4.転職先が決まってから退職の意向を伝える
退職の意向は、転職先が決まってから伝えましょう。
離職してから転職活動を行い、内定獲得までに時間がかかった場合、無収入の状態で仕事を探すことになってしまいます。
収入が無い状態での転職活動は、不安が大きい上、焦って希望とは異なる企業に転職してしまう可能性が高くなります。
現職不満がある場合「今すぐ会社をやめてしまいたい」と思ってしまうものですが、衝動的に仕事をやめた場合、転職活動に支障をきたす恐れがあるので注意が必要です。
記事後半「6.薬剤師の退職に関するQ&A」では、退職に関するさまざまな疑問についてお答えしているので、ぜひあわせてご覧ください。
4.薬剤師の求人探しにおすすめの転職サイト
退職する際は、同時に転職先を探す方が多いですよね。
効率的に転職活動を進めるためには、転職サイトを利用するのがおすすめです。
転職サイトとは、求人紹介・転職活動のサポート等を行ってくれるサービスのこと。
転職サイトを利用すれば、アドバイザーが求職者にかわって求人を探してくれるので、求人探しの手間を大幅に軽減できます。
また、面接対策等のサポートも受けられるので、転職の成功確率を高められます。
ただ、初めて転職サイトを利用する場合は、どのサイトを利用すべきか悩んでしまいますよね。
そこでこの記事では、求人探しや転職活動を手厚くサポートしてくれる3社を厳選しました。
気になるサイトがあれば、ぜひ気軽に登録してみてください。
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ファルマスタッフ |
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マイナビ薬剤師 |
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本記事で紹介する3社は「薬剤師転職サイトおすすめランキング!職場別・雇用形態別」から、さらに厳選した転職サイトです。
そのほかの転職サイトもチェックしたい方は、ぜひ上記の記事もご覧になってみてください。
個人面談でじっくり相談にのってもらいたいなら「ファルマスタッフ」
(引用:ファルマスタッフ)
「ファルマスタッフ」は、「日本調剤グループ企業」が運営している転職サイトです。
個別面談でじっくり相談にのってもらえるので、「初めての転職でどのように転職活動を進めれば良いか分からない」と悩んでいる転職初心者の方にぴったり。
個別面談で相談することで、「転職に関する不安を解消できた」「今後の方向性をしっかり考えられた」というケースも多いです。
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転職の不安をしっかり解消したい方や、調剤薬局への転職を検討している方は、ぜひファルマスタッフを利用してみてください。
運営会社 | 株式会社メディカルリソース |
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公開求人数 | 約41,000件(2022年3月時点) |
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対応地域 | 全国 |
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公式サイト | https://www.38-8931.com/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「登録前に確認!ファルマスタッフの気になる評判と利用前の全注意点」 |
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幅広い業種の求人をチェックしたいなら「マイナビ薬剤師」
(引用:マイナビ薬剤師)
マイナビ薬剤師は、大手人材会社「マイナビ」グループが運営している転職サイト。
全国15カ所に拠点があるので、地方在住でも便利に利用できます。
また、マイナビ薬剤師は、企業・OTC専門ドラッグストアをはじめとした幅広い業種の求人を保有しています。
調剤薬局以外の求人も探しやすいので、調剤薬局から別業種への転職を検討している方にもぴったり。
地方で転職を考えている方や、幅広い求人をチェックしたい方は、ぜひマイナビ薬剤師を利用してみてください。
運営会社 | 株式会社マイナビ |
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対応地域 | 全国 |
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公式サイト | https://pharma.mynavi.jp/ |
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なかなか希望の求人が見つからないなら「ファーマキャリア」
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運営会社 | エニーキャリア株式会社 |
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公開求人数 | 約28,000件(2022年1月時点) |
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公式サイト | https://pharmacareer.jp/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「登録前に確認!ファーマキャリアの気になる評判と利用前の全注意点」 |
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8.退職を引き止められた場合は『退職代行サービス』の利用もおすすめ
ある程度人員に余裕のある職場の場合は退職が比較的しやすいですが、余裕がない場合はなかなか退職できないことも多いです。
「求人をすぐに出すから、後任が決まるまで待って欲しい」「就業規則には、3ヶ月前の申告と記載されている」など、引き止められるケースも少なくありません。
退職を引き止められ、トラブルに発展しそうな場合は、退職代行サービスを利用するのも手段です。
(引用:ガーディアン)
「ガーディアン」は、依頼者の代わりに退職の意思表示をしてくれるサービス。
法適合の東京労働経済組合が運営しているので、信頼して利用できるでしょう。
自分の口から「退職したい」と伝えずに済むので、精神的負担を軽減できますよ。
強引に退職を引き止められ、個人では対処できない場合は、「退職代行サービス」の利用も検討してみてください。
運営組合 | 東京労働経済組合 |
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問い合わせ方法 | LINE・電話 |
利用料金 | 29,800円(税込) |
支払い方法 | クレジットカード・銀行振込 |
対象地域 | 全国 |
公式サイト | https://taisyokudaiko.jp/ |
詳しくは「ガーディアンの解説記事」をご覧ください |
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6.薬剤師の退職に関するQ&A
最後に、薬剤師の退職に関するQ&Aをまとめました。
退職予定の方は、ぜひ参考にしてください。
Q1.条件アップを提示された場合はどうすればいい?
条件アップを提示された場合、「すでに転職先の入社日が決まっている」と伝えるのが良いでしょう。
入社日が決定している場合、引き止めるのは難しいと判断されることが多いです。
提示された条件が十分に納得できるものであり、転職先が決まっていない場合は、退職を考えなおすことも選択肢のひとつです。
条件アップを提示された場合は、現状だけでなく将来も視野に入れて対応を考えましょう。
Q2.退職後に転職先が決まっていない場合はどんな手続きが必要?
転職先が決まっていない場合は、各種手続きを各自で行う必要があります。
以下に必要な手続きの一例をまとめたので、参考にしてください。
- 国民年金の加入手続き
- 健康保険の加入手続き
- 地方税の納付
- 失業手当の受給手続き…など
退職後に転職先が決まっていない場合は、あらかじめ必要な手続きについて確認しておきましょう。
Q3.退職願と退職届の違いは?
「退職願」と「退職届」には以下のような違いがあります。
- 退職願:退職の意志を伝えるための書類
- 退職届:自分の退職を通告するための書類
退職願は「退職の意志を伝えるための書類」であり、会社が承認するまでは撤回も可能です。
一方、退職届は「自分の退職を通告するための書類」であり、撤回することができません。
なお、何の相談もなくいきなり退職届を出した場合、トラブルに発展することもあるので、円満退職を望むのであれば「退職願」を出すのがおすすめです。
Q4.退職願の書き方は?
退職願は、以下のように記載しましょう。
なお、会社によっては退職願のフォーマットが用意されていることもあるので、事前に確認が必要です。
退職までには、業務の引き継ぎや身の回りの整理など、すべきことが多数あるので、余裕を持って退職願を提出しましょう。
退職願の詳しい書き方については以下の記事を参考にしてください。
Q5.退職前にすべきことは?
退職前には、おもに以下のようなことをする必要があります。
- 退職願・退職届の提出
- 業務の引き継ぎ
- 身の回りの書類の整理
- 会社から貸与されているものの返却
- お世話になった人への挨拶…など
スムーズに退職できるよう、計画的に行動しましょう。
Q6.現職に転職活動をしていることを伝える必要はある?
基本的に、現職に転職活動をしていることを伝える必要はありません。
転職活動をしていることが知られると、上司や同僚との関係性に支障が出てしまう恐れがあります。
また、転職活動がスムーズに進まず、現職を続けることになった場合に、居づらくなってしまう可能性もあります。
転職については「転職先が決まり、退職を申し出るタイミング」で伝えれば問題ありません。
Q7.退職に関してトラブルがあった場合の相談先は?
退職に関してトラブルがあった場合は、以下のような機関に相談してみてください。
総合労働相談コーナー | 各都道府県労働局や全国の労働基準監督署内に設置されています。 |
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働く人の悩みホットライン | 無料で利用できる電話相談窓口です。 |
法テラス | 法的トラブルが発生した際に、法的支援を行う機関です。 |
Q8.薬剤師を辞める場合におすすめの転職エージェントは?
薬剤師以外の職業に転職する場合は、総合転職エージェントを利用するのがおすすめです。
たとえば、リクルートエージェントは、業界No.1の求人数を誇っており、数多くの案件を比較できます。
(引用:リクルートエージェント)
よりたくさんの案件を比較できれば、希望と合う職場を見つけられる可能性が高まります。
さらに、リクルートエージェントでは、各業界に精通したアドバイザーから転職の総合的なアドバイスを受けられるので、安心して異業種転職を進められるでしょう。
たくさんの求人をチェックしたいのであれば、ぜひリクルートエージェントを利用してみてください。
運営会社 | 株式会社リクルート |
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非公開求人数 |
約226,400件(2022年4月時点) |
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公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「【1月最新】リクルートエージェントって実際どうなの?気になる評判と利用前の全注意点」 |
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まとめ
薬剤師が円満に退職するためには、会社が納得できる退職理由を伝えることが大切。
退職理由に納得感があると、無理に引き止められたり、印象が悪くなるのを防ぐことができます。
退職理由を考える際は、以下のポイントを意識しましょう。
- 現職の不満は伝えない
- 家庭の事情など差し障りのない理由を考える
- 退職がやむを得ない理由を考える
- 応援してもらえるような理由を考える
また、転職活動をスムーズに進めるためには、手厚いサポートをしてくれる転職サイトの利用をおすすめします。
以下の3社は転職コンサルタントのサポートが充実していると評判なので、ぜひ利用してみてください。
サイト名 | おすすめの人 |
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ファルマスタッフ |
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マイナビ薬剤師 |
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