最終更新日:2020/11/07
37歳でニートになってしまった理由は色々あるでしょう。
「働きたくても働けなかった」「就職先が倒産した」など、自分ではどうすることもできない理由もあります。
なかには「もう就職できないかも…」と不安に感じている方もいらっしゃるかもしれませんね。
しかし、37歳ニートからの就職は不可能ではありません。
今回は、37歳ニートからでも就職するためのポイントや方法をご紹介していきます。
最後までお読みいただければ、就職できる可能性が高まりますので、ぜひ参考にしてみてください。
【結論】37歳ニートが就活するなら就職エージェントを利用しよう
37歳ニートからの就職は難易度が高く、一人で進めても成功率は低いです。
成功率を上げたいなら、ハローワークの職業支援を活用したり、就活エージェントに相談するのがおすすめです。
37歳ニートにおすすめなのは、「DYM就職」「ワークポート」「ハタラクティブ」などのエージェントです。
利用料は無料で、就活専門のアドバイザーが付いてくれるので、安心して就活を進めることができます。
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1.37歳ニートの現状
ニートの定義は「15歳から34歳までの、通勤・通学・家事・就業訓練を受けていない人」とされており、37歳はニートの定義に当てはまらないことになります。
ただし、この記事では「ニート=働いていない、職業訓練を受けていない人」という意味で説明していきます。
まずは、37歳でニートの現状を客観的にみてみましょう。
働かなかった・働けなかった理由
何かしらの理由により、現在「ニート」の状態にある人もたくさんいます。
就職活動を一切せずに37歳でニートの状態にある人もいれば、就職活動の失敗などで望んでいないのにニートの状態にある人もいます。
現在37歳の人は、大卒の場合は2004年が就職活動期であり、高卒の場合は2000年が就職活動期でした。
当時の労働市場はいずれも就職氷河期と呼ばれる時期で、新卒採用が非常に厳しいタイミングでの就職活動を余儀なくされたこととなります。
働きたくても働けない様々な理由があることも十分納得できます。
また35~44歳の非就業希望理由としては、以下のような理由も少なくありません。
- 病気・ケガのため
- 出産・育児のため
- 家事(出産・育児・介護・看護以外)
- 高齢のため
(参照:平成29年就業構造基本調査結果概要)
37歳に求められること
37歳は後輩の育成などマネジメントの力が要求される求人が多く、ある程度の就業経験だけでは就職は難しい状況です。
社会的にも、37歳という年齢に対して求められるスキルは高いということを自覚する必要があるでしょう。
37歳ニートから就職できる可能性
37歳ニートでも就職できる可能性はゼロではありません。
ただし、就職するためのハードルは高いと考えるべきでしょう。
ニートの定義からも、34歳までが若年層と規定されており、求人に出す年齢は20代〜30代前半が多数を占め34歳以上の就職は非常に難しくなります。
(参照:e-Stat)
しかし、就職は不可能ではありません。
次の項からの内容をしっかり読んでいただき、できることをしっかりやっていくことで就職できる可能性を上げられます。
2.37歳ニートから就職するためにまずやるべきこと
37歳ニートから就職するためには、色々とやるべきことがたくさんあります。
まずは、生活リズムを変えたりしてしっかりとした生活を送ることを前提に、次のようなことから始めてみると良いでしょう。
働きたいと思った理由を明確にする
少しでも働きたいと思ったなら、その気持ちを整理して書き出してみることをおすすめします。
どんな年齢でも立場でも、就職活動をするうえで志望動機や働く理由を書き出して明確にすることは重要。
書き出すことで客観的に働く理由が明確になり、履歴書などを作成するときの材料にもなります。
ハローワークや就職エージェントを利用する
自分一人でなんとかしようとせず、ハローワークや就職エージェントをしっかり活用しましょう。
ハローワークでは就業支援や就職相談会を定期的に開催しているので、積極的に参加してスキルアップや情報収集を行いましょう。
また、就職エージェントに相談しながら就職活動を進めることも大切です。
最近では、ニートやフリーターを対象とした就職エージェントのサービスがありますので、相談しやすい環境になっています。
おすすめの就職エージェントは、「4.37歳ニートの就職におすすめの就職エージェント」で紹介します。
しっかり相談しながら就職活動を進めることが大事なポイントです。
ハローワークの就業支援を受けてみる
ハローワークでは、就職に有利となるような資格取得の支援や職業訓練によるスキルアップを行なっています。
例えば仕事を探している方には以下のようなサービスを提供しています。
【仕事を探している方向けのサービス】
- 窓口での職業相談・職業紹介
- 雇用保険の給付
- 求人情報の提供、職業や仕事に関する各種情報の提供・相談、職業訓練の受講あっせん、 各種職業講習・セミナーなどの就職に関する各種のサービス
その他、対象者の特性に合わせた専門的な支援を行うための窓口も用意されています。
【専門的支援を行うための窓口】
- マザーズハローワーク:子育てママのためのハローワーク
- 新卒応援ハローワーク:大学院・大学・短大・高専・専修学校などの学生(卒業生も対象)に、学校との連携の下、相談員による支援を提供
- 外国人雇用サービスセンター:外国人留学生、専門的・技術的分野の在留資格を所持して仕事を探している外国人の方を支援する機関
- ふるさとハローワーク:公共職業安定所が設置されていない市町村で、職業相談・職業紹介等行う機関
- キャリアアップハローワーク:安定した職業に就くことを希望する非正規労働者の再就職を支援するための機関
いずれもハローワークを通じて問い合わせることができますので、使える支援は積極的に活用して、就職活動を効率的に進めましょう。
3.37歳ニートから就職の成功率をアップするポイント
ここからは、37歳ニートから就職の成功率をアップするポイントを紹介していきます。
以下のような項目を実行し、就職の成功率アップを目指しましょう!
複数の企業に応募する
1社ではなく、複数の企業に応募しましょう。
「1.37歳ニートの現状」でもご紹介しましたが、30代後半以降になるにつれて求人数は減少していきます。
内定を獲得するためには、「不採用になっても諦めない」という姿勢が大切です。
一般的な転職市場では、書類選考の通過率が約20%〜30%、面接の通過率がそこから20%〜30%となるので最終的な採用率は4%〜9%程度となります。
37歳ニートの場合、書類選考通過率が上記より低くなることが考えられます。
母数を増やして、採用の可能性を高めていくことが重要です。
人手の少ない業界を選ぶ
近年では、人手不足の業界もたくさんあります。
仕事はあるが働き手のいない業界であれば、就職活動をしっかり行うことで十分に就職できるチャンスはあるでしょう。
37歳ニートから就職するには、戦略を立てて効率的に就職活動を進めることが大事です。
スマート業界地図などを利用して業界を調べ、人手不足の業界であれば積極的に応募していきましょう。
アルバイトの正社員登用を狙う
いきなり正社員を目指すのではなく、アルバイトから始めるのも一つの手段です。
まずは、コミュニケーションを取りながら働くことをアルバイトを通して実感し、他の仕事に転職するのも良いでしょう。
アルバイトでの仕事ぶりが認められれば正社員登用の可能性もあります。
僕もニート→契約社員→正社員登用で正社員になりました。普段の仕事ぶりより改善提案みたいなのが評価として目立つのは確かですね。わかりやすいですから。有給は契約社員時代も普通に消化してましたが。 / “契約社員から正社員になるために…” https://t.co/AYuw3zlWdg
— きったん@はてなブログ&WordPressブロガー (@beedhateblojp1) June 25, 2017
ただし、年齢が高くなるほど就職難易度が上がるので、できれば正社員として就職することがおすすめです。
就職エージェントを活用して書類添削や面接対策をする
就職エージェントでは、就職相談だけでなく書類の書き方や面接対策をサポートしてくれます。
37歳ニートであったことも踏まえてアドバイスをもらえるので、活用することで就職の確率を高められるでしょう。
今回紹介する就職エージェントには、「サポート体制が充実している」「ゲーム業界に強い」「フリーターの就職実績が高い」などの特徴があります。
複数を利用することで多くの求人情報を紹介してもらえますので、ぜひ2~3社程度のサービスに登録しておきましょう。
4.37歳ニートの就職におすすめの就職エージェント
ここでは、37歳ニートにおすすめの就職エージェントをご紹介していきます。
フリーターやニートの就職実績のある就職エージェントなので、まずは気軽に登録してみてください。
フリーターや第二新卒からの転職実績で選ぶなら「DYM就職」
DYM就職は、フリーターやニートなどの就職実績に定評のある就職エージェントです。
就職エージェントが採用担当者などに直接交渉してくれるので、書類選考なしで企業面接にたどり着ける点が大きな特徴です。
学歴や職歴に自身がくて、書類選考を受けたくないという方でも安心して就職活動を進められます。
運営会社 | 株式会社DYM |
---|---|
公開求人数 | 約60件 (2021年3月時点) |
非公開求人数 |
非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://www.dshu.jp/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「登録前に確認!DYM就職の悪い評判と利用前に知っておくべき注意点」 |
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IT業界やゲーム業界に就職したいならから選ぶなら「ワークポート」
ワークポートは、IT業界やゲーム業界の求人に強い就職エージェントです。
IT業界やゲーム業界での仕事はこれから増加していきますし、スキル次第で学歴や職歴などは問われないのが特徴です。
IT関連の仕事やゲーム業界に少しでも興味があるならおすすめの就職エージェントです。
運営会社 | 株式会社ワークポート |
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公開求人数 | 約34,200件 (2021年2月時点) |
非公開求人数 |
非公開 |
対応地域 | 全国+海外 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://www.workport.co.jp/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「【未経験OK!】ワークポートの評判・口コミと登録前の注意点を解説!」 |
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サポート体制で選ぶなら「ハタラクティブ」
ハタラクティブは、主に20代のフリーター・既卒・第二新卒向けの転職支援に特化した転職エージェントです。
求人の80%以上が「完全に未経験でも正社員として就職できる求人」であり、学歴・経歴に関係なく、誰でも気軽に転職支援を受けることが出来ます。
実際に、ハタラクティブの40%以上の利用者は社会人経験が無く、また、50%以上の利用の最終学歴が大卒以下という調査結果も出ています。
ハタラクティブの強みは、「短期間で自分に合った仕事に就けること」です。
一人ひとりに合った職種や企業を紹介してくれますし、内定率80.4%と業界最高レベルを誇り、最短2週間で内定を獲得することも出来ます。
ハタラクティブのサービスの流れは、以下の通りです。
登録完了後には、アドバイザーとの面談をする日程を決めるために、0120-979-185から電話がかかってきます。
番号を登録しておいたり、知らない番号を拒否しないように着信設定を確認し、必ず対応しましょう。
また、登録後には面談があり、アドバイザーがあなたのこれまでの経験や希望を聞いた上で、求人の紹介をしてくれます。
面談時には、履歴書や職務経歴書を一緒に作成することも出来ますし、あなたの作成した書類を添削してもらうことも可能です。
聞かれた質問にどうやって答えたらいいのか不安な方もいらっしゃるかもしれませんが、事前に回答を準備しておくことなどは不要なため、安心して面談に臨んでくださいね。
運営会社 | レバレジーズ株式会社 |
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公開求人数 | 非公開 |
非公開求人数 |
非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://hataractive.jp/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「騙されるな!ハタラクティブの悪い評判と利用前の全注意点」 |
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5.37歳ニートから就職できた体験談
ここでは、37歳ニートから就職できた体験談をご紹介していきます。
就職活動を進める際の参考にしてみてくださいね。
よっしゃあああ!!!就職決まったああああ!!!!!正社員採用🤗脱ニート成功😂推しに早く報告したいけど、握手券どっこーっ!!!!
— いっちゃん (@ittyan0720) July 5, 2019
引きこもり歴15年の友人が一年前、ビールの素を作る会社にアルバイトで就職しました。最近電話があって
正社員になったとのこと。
仕事って選ばなければあるもんだなぁと。— マト @多動過ぎて休み方が分からない (@masa0929mato) May 24, 2019
就職が決まると嬉しいし、誰かに報告したくなるものです。
いずれも行動を起こした結果が、就職という結果を生んでいますので、まずは行動することが重要です。
同じような状況にある人はたくさんいますので、SNSなどで情報収集し、就職活動を始めるところからスタートしましょう。
まとめ
37歳ニートからの就職難易度は高いですが、就職できる可能性はゼロではありません。
次のようなポイントを踏まえてしっかり就職活動をしましょう。
- ハローワークに登録し就業支援を受ける
- 就職エージェントを活用し、書類の書き方や面接対策などの対策を行う
- 多数の企業に応募したり、人手の少ない業界を狙う、アルバイトからの正社員登用を狙うなど戦略的に就職活動を進める
また、おすすめの就職エージェントは以下の通りです。
エージェントを活用し、就職を成功させましょう。