最終更新日:2021/01/29
39歳でフリーターの状態は、非常に危機感を抱いてしまいますよね。
「就職活動を進めているけどなかなか就職できない」「もう就職自体諦めるしかないのかな…」そんな悩みを抱えている方も多いかもしれません。
しかし、39歳フリーターからでも正社員になれるチャンスはあります。
本記事では、現状に不安を抱いている39歳フリーターの方に向け「就職するためのポイント」を解説します。
ぜひこの記事を読み、正社員への就職を実現させてください。
※派遣から正社員雇用を目指すのも一つの手段
39歳フリーターから、いきなり正社員転職を狙うのは正直簡単ではありません。
だからといって正社員就職を諦めるのではなく、派遣でスキルを身に付けたり、実務経験を積むことで正社員就職できる可能性を上げる、という手段を検討してみましょう。
派遣先で働きぶりが認められてそのまま正社員雇用される、というパターンもありますよ。
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更に、オンライン上で「エクセル」「ワード」「パワーポイント」などの使い方を学ぶことができる無料講座が用意されているのも嬉しい点です。(他にも、「ビジネスマナー」「TOEICテスト」「試験対策講座」など約35項目のコンテンツあり)
(引用:スタッフサービス)
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1.39歳フリーターを取り巻く環境
これまで、フリーターという言葉の定義は、15歳〜34歳を対象とした若年層を指していました。
しかし、「就職氷河期世代」と呼ばれる世代が30代半ばから40代半ばとなり、中高年フリーターが社会問題となりつつあります。
就職氷河期世代の非正規社員として15年ほど社会人やってるから、それなりに見下されたり、マウント取られたり、蔑まされたりって経験してる。
何の仕事なら自分にも出来て、継続的に豊かな生活が送れるか全く分からなかった。
今ようやく光が見えてきた。ハックしまくって今までの分取り返すつもり。
— nofu829@エンジニア1年目 (@nofu829) October 29, 2019
これを受けて、国もようやく対策に動きだしました。
近年では、政府が「就職氷河期世代」の正規雇用者を3年間で30万人に増やす方針を示すなど、39歳フリーターを取り巻く環境は大きく変化してきています。
2.39歳フリーターに対する支援の拡充
国や自治体の機関でも、フリーターの正社員登用を促進するため様々な支援を拡充しています。
ここでは、いくつかの代表的な支援施策をご紹介していきます。
就職先の紹介
厚生労働省が中心となり、ハローワークでの支援の拡充が行われています。
わかものハローワークでは、正社員を目指す45歳未満の方を対象として、以下のような支援を実施しています。
- 担当者による就職支援
担当の就職支援ナビゲーターによる、就職に向けたアドバイスや悩み相談を実施。
「支援プランの作成」「支援プランに沿ったアドバイス」「書類作成相談や面接指導」
- 各種無料セミナーの開催
コミュニケーションスキルアップのためのセミナーやグループワークなど、就職に役立つセミナーを開催
- 就職後の相談対応
就職後も仕事の悩みやブラック企業が疑われる場合など、就職後の各種相談(参照:わかものハローワーク)
求職者向けに、正規雇用を前提とした3ヶ月間のお試し雇用で仕事に必要なスキルを習得できるトライアル雇用制度なども実施しているので、活用してみると良いでしょう。
詳しくは、厚生労働省のHPにある「トライアル雇用制度のリーフレット」をご覧ください。
スキルアップなどの教育支援
大学などで学び直せるマナパスや職業実践力育成プログラムなど、学ぶ機会に巡り会えなかった方や学び直したい方向けの支援も充実しています。
リカレント教育は、ここ1~2年だけでも
・専門実践教育訓練給付金の拡充
・大学などにおける職業実践力育成プログラム認定制度
・専門職大学・専門職短期大学の新設
と基盤整備が進んでいますし、2020年度予算の概算要求でもかなり力を入れているように見えます(https://t.co/60iAaIlH7J)が…— knockout_ (@knockout_) 2019年9月6日
マナパスや職業実践力育成プログラムでは、無料で受けられる簡単な講座から資格取得のための講座、仕事に必要となるスキル習得のための講座などを受けることができます。
資格やスキルを身につけることができるので、就職活動に役立つはずですよ。
<教育支援について詳しくは…>
相談窓口の拡充
「生活に不安を感じている」「引きこもりで悩んでいる」など、様々な悩みについての相談窓口も拡充してきています。
<相談窓口について詳しくは…>
悩みを抱えている方は一人で解決しようとせず、国の制度を活用してくださいね。
3.39歳フリーターから正社員になるための方法
次に、39歳フリーターから正社員になるための、具体的な方法をご紹介していきます。
正社員になるための方法は様々ありますが、以下のようなサービスや機関を十分に活用することが正社員になるための近道です。
サポートステーションを活用する
サポートステーションは、仕事を始めるにあたり必要となるスキルや知識の習得をサポートしてくれるサービスです。
具体的には、以下のような講座・支援が受けられます。
- コミュニケーション講座
- ジョブトレ(就業体験)
- ビジネスマナー講座
- 就活セミナー(面接・履歴書指導等)
- 集中訓練プログラム
- パソコン講座
- WORK FIT
- アウトリーチ支援
(参照:サポートステーション)
気になるものがあれば、ぜひ支援を受けてみてはいかがでしょうか?
利用について詳しくは「サポステ[地域若者サポートステーション]」をご覧ください。
ジョブカフェを活用する
ジョブカフェは、都道府県が運営する就労支援サービスです。
基本的には34歳までの若年層が対象ですが、近年では対象者を44歳程度まで広げている自治体も出てきました。
全国に設置されており、就業相談・セミナーから求人紹介までを一貫して行なっているので、効率良く就職活動を進められます。
厚生労働省のホームページから、各地のジョブカフェを調べることができますので参照してみてください。
就職エージェントを活用する
民間が提供する就職支援サービスとして、就職エージェントを活用しましょう。
最近では、フリーターの方を対象とした就職エージェントもたくさん出てきています。
求人サイトなどとは違って、求人情報を提供するだけでなく、就職エージェントが書類の書き方から面接対策など、就職に関連するアドバイスをしてくれるので、相談しながら就職活動を進められます。
次の項では、おすすめの就職エージェントを紹介していきますので、まずは登録してみてください。
4.39歳フリーターにおすすめの就職エージェント
39歳フリーターから就職を目指す際に、ぜひ登録してほしいおすすめの就職エージェントを紹介していきます。
書類選考なしで面接を受けるなら「DYM就職」
DYM就職は、フリーターから正社員の就職に実績のある就職エージェントで、自信がない方にもおすすめです。
書類選考なしで企業面接に臨めるため、これまでの経歴や職歴に自信がない方でも安心して就職活動を進められます。
面接指導や服装指導など、就職エージェントと二人三脚で就職活動を進められるので、一人で悩んだりする心配は要りません。
運営会社 | 株式会社DYM |
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公開求人数 | 約60件 (2021年2月時点) |
非公開求人数 |
非公開 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://www.dshu.jp/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「登録前に確認!DYM就職の悪い評判と利用前に知っておくべき注意点」 |
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1から親身な支援を望むなら「就活エクスプレス」
就活エクスプレスは、30〜44歳の非正規雇用経歴がある方が対象の就活サービスです。
就活エクスプレスに登録すると、東京にあるオフィスで就活講座を受けることが可能。
実践的なアドバイスを受けることで、就職のノウハウを身につけることができますよ。
東京都にお住まいの方は、ぜひ利用してみてくださいね。
運営会社 | 東京しごとセンター |
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公開求人数 | 非公開 |
非公開求人数 |
非公開 |
対応地域 | 首都圏 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://shu-katu-express.com/ |
詳しい解説は以下を確認してください。 「」 |
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5.39歳フリーターにおすすめ!未経験から就職しやすい職業を紹介
39歳フリーターからでも、比較的就職しやすい職業を紹介していきます。
おすすめの理由や必要とされるスキルなどをご紹介しますので、就職活動を進める際の参考にしてみてください。
営業職
おすすめの理由 | 必要とされるスキル | 仕事を選ぶ際の注意点 |
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営業にも、「飛び込み」や「ルートセールス」などの種類がある。自分に合った働き方を選ぶことが重要。 |
営業職は特定のスキルや資格は必要なく、コミュニケーションスキルが重視されます。
実績でインセンティブがつく企業もあるので、「高収入を狙いたい」という方にもおすすめですよ。
介護職
おすすめの理由 | 必要とされるスキル | 仕事を選ぶ際の注意点 |
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施設によっては給与面が割に合わないと感じることもある。仕事をしながら資格を取得し、スキルアップを目指す姿勢が大切 |
介護職は、高齢化が進む現代において、求人が増えていくと見込まれる職種です。
経歴や資格などは問われないケースが多いですが、体力勝負の仕事である点は注意が必要。
また、就職後に介護や福祉に関連する資格を取得することで待遇アップを狙うこともできます。
6.39歳フリーターから就職した体験談を紹介
ここからは、フリーターから就職した体験談をご紹介していきます。
フリーター歴が長く続くと精神的にも辛い状況が続きますが、就職が決まれば今までの悩みを解消できるかもしれません。
以下の声も参考にしつつ、正社員を目指して就職活動を進めていきましょう。
フリーター歴がとても長かった長男が!
年齢=彼女いない歴の長男が!(それは関係ない…)
なんと!就職が決まりましたぁぁ!!
営業職で今日から初出勤です。
頑張れ長男、負けるな長男!— 猫あくび (@catnap16) September 22, 2019
自分のことですが、フリーターをしていた最後の数年は辛かったです。
「この先自分はどうなるのだろう」
という不安がずっとあった。そこから思い切って介護職の正社員になったことで、人生で初めて『キャリア形成』という概念を知り、「『こうなりたい自分』は自分で育てていけばいいんだ」と理解→
— Sachiko_i (@Sachiko_Vo_Sop) June 7, 2019
39歳フリーターから正社員になることは、決して不可能ではありません。
少しでも「正社員になりたい」という気持ちがあるのなら、今この瞬間から就活の一歩を踏み出しましょう。
まとめ
39歳フリーターの状況では、「もう正社員にはなれない…」「就職活動に疲れた」など、ネガティブな感情に流されそうになります。
しかし、社会的にも支援が充実してきているので、就職するチャンスはあります。
以下のようなポイントを押さえて、就職活動を積極的に進めていきましょう。
<就活のポイント>
- サポートステーションなどのサービスを利用してスキルアップを行う
- ハローワークなど、国や自治体の就職支援サービスに登録して積極的に活用する
- 就職エージェントに複数登録して、アドバイザーと二人三脚で就職活動を進める
フリーターの方を対象としたおすすめの就職エージェントは、以下の通りです。
支援を上手に活用し、正社員就職を目指しましょう。