
頭の回転が速い人は、仕事ができて話も面白い人が多いですよね。
人気者が多いので憧れますが、今からでも頭の回転の速さを鍛えることができます。
今回は、頭の回転が速い人の特徴と、速くするための方法をご紹介します。
もっと仕事ができるようになりたいと感じている人は、必見です。
仕事の悩みや将来への不安を、ずるずる伸ばしてはいないでしょうか?
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1.頭の回転が速い人の特徴
頭の回転が速い人には、どのような特徴があるのでしょうか?
以下に7つの特徴をご紹介します。
もし当てはまらなくても、次の項でご紹介する「頭の回転を速くする方法」を実践すれば、脳を鍛えることができます。
脳は使うことでどんどん鍛えられるので、日頃から意識して脳を使うようにしてみましょう。
決断力がある
物事を迷わずスパっと決めるには勇気が必要ですが、頭の回転が速い人には決断力があります。
決断スピードも速いため、組織のリーダーなどに多いタイプです。
大事な局面では決断が遅れがちですが、じっくり考えても結果が良くなるとは限りません。
決断が遅れるとライバルよりも出遅れてしまうため、勝つためには決断の速さが重要です。
即決を繰り返せば脳が鍛えられ、より決断スピードを速めることができます。
記憶力が良い
ちょっとしたことでも良く覚えている人は、頭の回転が速く、頭が良いことも特徴です。
記憶力を発揮するためには、頭を使って考える必要があるからです。
記憶力が良い人は情報の引き出しをたくさん持っていて、必要なときに必要な情報を取り出すことができます。
また、仕入れた情報が思わぬ場面で役立つ場合もあるでしょう。
頭の回転が速い人はどんな情報もキャッチしようと考え、つねにアンテナを張り巡らせています。
会話のテンポが速い
会話のテンポが速い人は、頭の中で情報を処理するスピードが速く、頭の回転が速いです。
相手の話を即座に理解し、それに対する適切な回答を導き出すため、会話がスムーズに進みます。
頭の回転が速い人と話していると、言いたいことを素早く理解してくれるので、話が噛み合わないというストレスも少ないです。
話も面白いので会話しても飽きることはありませんが、頭の回転が速すぎて早口になってしまうのは欠点と言えます。
要点をまとめるのがうまい
頭の回転が速い人は話のポイントを見つけるのが速く、要点をまとめるのがうまいという特徴があります。
情報を処理するスピードが速いため、話の本質をすぐに捉えることができます。
例えば、会議で話し合っている内容を要約したり、本の感想を短くまとめたりするのが得意です。
要領を得ない話し方をする人の話でも、すぐに要点を捉えて適切に解釈します。
観察力がある
頭の回転が速い人は、観察力があります。
周りの人や状況をよく観察しているため、相手が伝えたい内容をすぐに理解します。
また、相手が求めていることを察する能力もあるため、気が利く人という印象を持たれるでしょう。
場面によって臨機応変の行動ができるため、同僚だけでなく上司からも頼りにされる存在の人が多いです。
仕事の効率が良い
仕事の効率が良い人は、頭の回転が速いことも特徴です。
頭の回転が速いと一度にたくさんの仕事を頼まれても、要領よく進められます。
普通の人なら慌ててしまいますが、頭の回転が速い人は決断力や判断力を発揮して素早く優先順位を決め、スムーズに仕事をこなします。
最速で仕事を終わらせる段取りをすることも得意なので、残業も少なくなるでしょう。
マルチタスクをこなせる
頭の回転が速い人は、一度に複数の業務を同時進行する「マルチタスク」をこなせるのが特徴です。
同時進行といっても、本当に複数の仕事を同時に進めているわけではなく、優先順位を即座に決めて処理しているだけです。
優先順位を決めても目の前の仕事だけに集中するのではなく、次の作業のスタンバイや最悪なケースの予測などもしています。
つまり、マルチタスクをこなしているときは、つねに脳がフル稼働している状態と言えるでしょう。
2.頭の回転を速くする方法
頭の回転を速くするには、頭の中にある情報の処理スピードを速くする必要があります。
情報処理スピードを速くするには、必要な情報を瞬時に取り出すために頭の中を整理したり、記憶したりすることが大切です。
頭の回転を速くするために、以下に11の方法を挙げてみました。ぜひ参考にしてみてください。
人と会話する
人と会話することで、脳は活性化されます。家族や友人など、よく知っている人と会話するだけでも頭を使っているのです。
会話では相手の話を素早く理解し、相手に伝わる表現を考える必要があるため、脳が鍛えられます。
また、話すということは記憶や情報を取り出す作業のため、人との会話の際は頭を使います。
知らない人や普段あまり話さない人など、日頃から色々な人と会話するようにすれば、脳が鍛えられて頭の回転が速くなるでしょう。
できるだけ即決を意識する
できるだけ即決を意識することで、決断力が磨かれます。
決断スピードが速くなることで頭の回転が速くなるので、日頃から即決の訓練をしておくと良いでしょう。
たとえば、ランチのメニューを決めるとき、買い物で何を買うかを決めるときなど、日常生活の中で即決を意識してみてください。
即決によって失敗する場合もありますが、回数を積み重ねていけば失敗を挽回する能力も身につきます。
何事も考える習慣を持つ
日頃から何事も考える習慣を持つことは、頭の回転を速くするために大切です。
仕事がルーティン化すると効率は良くなりますが、何も考えずに作業してしまうためトラブルに対応できないことがあります。
プライベートの場面でも、何事も考える習慣を持つようにすれば、どんなときでも臨機応変に対応できます。
ただし、何事も考える習慣のある人が、必ずしも頭の回転が速いとは言えません。
じっくり分析するタイプの人は「アナライザータイプ」の可能性もあるため、気になる人は下記記事をご覧ください。
わからないことはすぐに調べる
頭の回転を速くするには、わからないことをすぐに調べる癖をつけることが大切です。
わからないことをわからないまま放置すると、頭をまったく使っていないため、脳は退化してしまいます。
頭の回転を速くするには脳を鍛える必要があるため、わからないことはすぐに調べるようにしましょう。
調べているうちにもっと知りたくなり、知的好奇心が刺激されます。
「知りたい!」という欲求は脳を活性化するため、どんどん頭の回転が速くなっていくでしょう。
日記を書く
1日の終わりに日記を書くことは、頭の中にある情報を整理するのに役立ちます。
情報を整理することは記憶力や決断力のサポートになるため、必要な情報を取り出しやすくなり、頭の回転を速くすることができます。
また、文章を書くこと自体が頭を使う作業のため、毎日日記を書くことで頭を鍛える効果もあります。
いつもと違うことをする
いつも同じ環境で同じことを繰り返していると、慣れることによって頭を使わなくなります。
頭を使わないことが習慣になると、頭の回転はどんどん遅くなってしまいます。
頭の回転を速くするには、いつもと違うことをして脳に刺激を与えてみましょう。
たとえば、以下のような行動がおすすめです。
- いつもと違う道を通って知らない景色を見る
- いつもと違う食べ物をチョイスして味の違いを知る
- いつも読まないジャンルの本を読んで違う価値観を吸収する
いつもと違うことをすると、考えたり記憶したりすることが増え、頭をフル稼働することができます。
視界に余計な物を置かない
頭の回転を速くするには、集中力が必要です。
視界に余計な物があると集中力がなくなり、気が散ることで頭の回転も悪くなります。
仕事の効率が悪い人は、デスク周りに余計な物を置いていませんか?
デスク周りを整理したにもかかわらず仕事に集中できないときは、原因や対処法を考えてみましょう。
十分な睡眠をとる
頭の回転を速くするには、脳を休ませることが必要です。
脳を休ませるには、十分な睡眠をとることがもっとも効果的です。
また、寝ている間に情報を整理し、情報の引き出しをきれいに整頓してくれます。
どんなに忙しい人でも、精力的に働いている人はしっかりと睡眠をとっていることが多いです。
睡眠不足だと脳の働きが鈍くなるため、頭の回転を速くしたい人はしっかり睡眠をとりましょう。
適度な運動を習慣にする
適度な運動を習慣にすると、脳がリフレッシュして頭の回転が速くなります。
デスクでじーっと考えていても良いアイデアが浮かびませんが、体を動かしたら発想力や創造力が高まることがあります。
これは、体を動かすことで脳が活性化されるからです。
軽いウォーキングやジョギングなどで体を動かせば、血流が良くなることでも脳が活性化されます。
ただし、激しい運動をすると疲労がたまり、脳の働きが鈍くなるので逆効果です。
脳を鍛えるトレーニングをする
アプリやゲームなどで脳を鍛えるトレーニングをするのもおすすめです。
いつもと違う刺激が脳に与えられ、脳が活性化するのを感じられるでしょう。
無料アプリをダウンロードして手軽に始められるので、ぜひトライしてみてください。
アプリ名 | 特徴 | ゲーム内容 | URL |
---|---|---|---|
CUBE GARDEN | 絵本のような世界観 | キューブを回転させるパズルゲーム | CUBE GARDEN |
Lumosity: 毎日の脳トレゲーム | 25種類以上のゲームを収録 | 記憶力や柔軟性など自分が鍛えたい項目を選べる | Lumosity |
LINE:ディズニー ツムツム | キャラクターが可愛い | ぬいぐるみを繋げて消すゲーム | ディズニー ツムツム |
※ディズニーツムツムはiPhoneおよびiPadのApp Storeでのみご利用いただけます。
違う種類のトレーニングを組み合わせることで、脳の様々な箇所を鍛えられます。
読書する
あらゆる場面で活用できる知識量が多い人は、情報の引き出しが多く、頭の回転も速いことが特徴です。
知識を増やすには情報のインプットが必要のため、読書をするのがおすすめです。
また、読書をすることは情報収集だけでなく、自分にはない考え方や視点を発見できるメリットもあります。
読書でインプットした情報は、必要な場面でどんどんアウトプットしていきましょう。
インプットとアウトプットを繰り返すことが、頭の回転を速くするコツです。
3.頭の回転を速くしたい人におすすめの本
頭の回転を速くしたい人におすすめの本を3冊ご紹介します。
どれも人気のある本なので、ぜひご一読ください。
『ゼロ秒思考』
タイトルの「ゼロ秒思考」とは、考える力の究極レベルのことです。
1ページ1分で紙に書き出していく作業を1日10ページ行い、それを毎日繰り返すことで考える力を鍛えられると著者は述べています。
書くという作業は少なからず頭を使うため、その作業を時間をかけずに行うことで深く考える力を身につけられるという意味でしょう。
頭の回転を速くすることは、日々の訓練が大事だと思い知らされます。
『頭の回転を速くする45の方法』
この本では、思考の型を学び、自分の頭で考える習慣をつけることが大切だと言っています。
仕事で成果を出すには、知識やスキルの量よりも、それらを動かす土台(=頭)の性能が良いことが重要です。
頭の性能とは、コンピューターにたとえると「OSレベル」を指します。
自分で考える習慣がOSレベルを高めることにつながり、一歩一歩鍛錬を積み重ねることで、頭の性能を高めることができるでしょう。
『頭の回転が速くなるすごい!法』
30年にわたって能力開発法を研究してきた著者は、脳だけでなく、精神面や身体面からもアプローチすることが頭の回転を速くするポイントだと述べています。
ポイントは、「脳をリラックスさせる・集中力を高める・記憶力を良くする」の3つです。
ベストセラーを生み出している著者のメソッドを実践すれば、頭の回転が速くなることでしょう。
4.頭の回転を速くする食べ物
食べ物に含まれる栄養素を取り入れることで、頭の回転を速くすることができます。
頭の回転を速くする食べ物には、どのようなものがあるのでしょうか?
脳の働きを良くすると言われている代表的な栄養素は、以下の3つです。
栄養素 | 栄養素の働き | 摂取するメリット | 食べ物 |
---|---|---|---|
ブドウ糖 | 脳のエネルギー源 | イライラ・集中力の低下を防ぐ | ご飯・果物 |
DHA・EPA | 脳・神経系の機能を保つ | 脳を活性化する | 青魚 |
レシチン | 神経伝達物質の生成に必要 | 記憶力・集中力を高める | 卵黄・大豆製品 |
それぞれの栄養素が含まれている食べ物を意識して摂取すれば、頭の働きを活発にすることができるでしょう。
十分な栄養をバランスよく摂ることは、頭の回転を速くするだけでなく、心身の健康を保つためにも重要です。
まとめ
頭の回転の速さは、日々のトレーニングによってどんどんスピードアップすることが可能です。
頭の回転が速くなれば、仕事の効率が格段にアップするので、充実した毎日を送れるでしょう。
【頭の回転を速くする方法】
- 人と会話する
- できるだけ即決を意識する
- 何事も考える癖をつける
- わからないことはすぐに調べる
- 日記を書く
- いつもと違うことをする
- 視界に余計な物を置かない
- 十分な睡眠をとる
- 適度な運動を習慣にする
- 脳を鍛えるトレーニングをする
- 読書する
上記の方法を実践し、記憶力を高めたり情報処理速度を上げるトレーニングをしたりしてみましょう。
日頃から頭を使うような習慣を持てば、今よりもっと仕事ができる人になれます。
気になる人は、仕事ができない人の特徴もチェックしてみてください。