最終更新日:2020/11/08
「そろそろ仕事を辞めて転職しようかな」
仕事に何らかの不満があると、辞めたいと考える時はありますよね。
一度仕事を辞めようかと考えてしまったら、どうしても仕事が手につかなくなり、他の会社が気になってしまうもの。
この記事では、仕事の辞め時の8つのタイミングと辞める際の注意点について解説します。
ご自身の状況に当てはまるポイントがあれば、転職活動をしてみると良いでしょう。
仕事の悩みや将来への不安を、ずるずる伸ばしてはいないでしょうか?
限界がくる前に、キャリアアドバイザーに無料相談しましょう。
1.仕事の辞め時のタイミング
自分の状況に当てはまれば、仕事を辞めることをしっかりと考え出して良いでしょう。
新しいことを学ぶ機会がない
新しいことを学んだり、成長している実感がない場合、仕事を変える選択を考えてみるのも良いでしょう。
変化の激しい時代に成長のできない職場で働き続けることは、リスクになりかねません。
「若い間には苦労と経験を買ってでもした方がいい」という言葉もあります。
中堅以上の年齢になった時、年下社員より能力のない社員になってしまわないよう、自分の成長への意識は持ち続ける環境で働いたほうがよいでしょう。
昇進・昇給が見込めない
昇進・昇給が見込めない場合は、仕事の辞め時を考える一つの理由でしょう。
なぜ昇進・昇給が見込めないのか、自分の言動を振り返って見てください。
仕事内容や仕事の質、上司との連携など、なぜ会社から評価されていないのか振り返ると原因が見えてきます。
仮に転職する時でも、自分の弱みが見えたり、自分の能力が認められなかったりする職場であれば、それが認められる職場探しのきっかけにもなります。
まずは、自分に原因がないか考えてみるとよいでしょう。
経営方針・評価制度への不満
経営方針や評価制度に満足いかない場合も仕事を辞める判断軸になります。
経営方針や評価制度は自分1人の力で変えることは難しいです。
思い切って会社を変えなければ、この先も高い評価を受けられない可能性は高いので、転職活動してみると良いでしょう。
顧客を騙さないといけない職場
経営や営業の方針によっては、顧客を騙すような契約の取り方をする企業もあります。
例えば、値引きできないのに「できる」と嘘をついてとりあえず契約書類に契約させた後、やっぱりできませんでしたというような場合です。
企業文化として根付いている場合が多く、職場にいる社員も顧客を騙すような契約の方法に疑問を抱いていないこともあります。
違和感を感じたときは、別の職場を探してみると良いでしょう。
社風が合わない
社風が自分の性格や考え方に合っていない場合は、仕事を辞めるか考える時でしょう。
体育会系の社風や、結果重視でとにかく利益を求める社風が、肌に合わないなと感じる人も多いです。
社風は一人の力で変えられるものでもないので、転職を考える人も多いです。
人間関係に問題がある
人間関係に問題があり、働き辛さがある場合は転職するのも一つの手段です。
どの職場も人間関係の問題は起こる可能性があります。
上司に嫌われパワハラを受けたり、愚痴や不満をこぼす同僚がいなかったりすると、精神的にとても追い込まれます。
居心地も悪くなり、精神的な負担も大きくなるため、苦手な人とはできる限り関わらないよう動くべきです。
社内での異動などで解決できない場合は、転職して環境を変えると良いでしょう。
仕事のストレスで体調不良が生じている
仕事のストレスによる体調不良の問題は誰にでも起こりうるものです。
仕事が原因で心に問題が起きている場合は、早急に仕事を休むか辞める判断をすべきでしょう。
憂鬱な気分になっている時や、体調自体がすぐれない場合は、仕事や将来に対する冷静な判断ができない可能性があります。
まずは、心と身体を休めてから考えるようにしましょう。
プライベートでやりたいことと働き方が合わない
プライベートでやりたいことと今の会社の働き方があっていない場合には、仕事をやめることを考える時でしょう。
人生において仕事が全てではないので、趣味や家族との時間もかけがえのない大切な時間です。
「土日にスポーツをしたいのに、今の仕事では土日は必ず出勤しないといけない」などの理由で転職される方もたくさんいます。
ワークライフバランスは仕事を長く続ける上では大切なので、仕事を辞める理由としてよくあるものです。
2.仕事を辞める前にチェックすべきこと
いざ仕事を辞めるとなると、「本当に仕事をやめても大丈夫かな」という不安が出てきます。
漠然とした理由で仕事を辞めてしまい、次の職場でも同じ悩みを繰り返さないようにするには、辞める理由を言語化することが大切です。
ここで紹介する内容を確認し、仕事を辞めるかどうかをもう一度確認しましょう。
辞めたい理由を整理する
なぜ仕事を辞めたいと考えているのか、再度整理してみましょう。
辞めたい理由を整理することで、本当に辞めるべき状況なのか判断しやすくなります。
人間関係や経営方針など、自分の力だけでは解決できない課題の場合は、転職も一つの手段です。
しかし、自分自身の意識で変わる部分であれば、現在の職場での状況改善も検討した方が良いでしょう。
仕事をやめるデメリットを考えてみる
仕事をやめた時に起きるデメリットを整理すると、仕事をやめた時にどんな生活になるか想像できます。
あと先考えずに仕事をやめてしまうと、収入がなくなってしまうので生活できなくなるリスクがあります。
再就職先も見つからない状態になると、精神的にも負担がかかるので、先に心の準備をしておく必要があります。
勢いで決断してしまう前に、しっかりと考えるようにしましょう。
休暇をとって心身の回復を図る
仕事を辞めたい思いが強すぎる時は、物事を冷静に見ることができていない状態に陥っている可能性があります。
有給などで長めの休暇をとって、心と身体をリフレッシュしてみましょう。
自分のおかれている状況を冷静になって俯瞰することで、仕事をやめない理由が見つかる可能性もあります。
気持ちが高まりすぎている時は、一度冷静になる時間を持つことをおすすめします。
3.仕事を辞める際の注意点
いざ仕事を辞めるとなると、引継ぎや退職の引き止めなど、様々な問題が出てきます。
ここで紹介する注意点を参考に、スムーズに仕事を辞められるよう準備をしておきましょう。
上司への報告は早めに済ませる
仕事を辞める決断をしたら、上司への報告はできるだけ早めに済ませましょう。
業務の割り振りやクライアントとの関係など、社内の調整が多く発生します。
報告が遅くなり、個人的なスケジュールで退職した場合、損害賠償を請求されたケースもあるので、注意が必要です。
会社に残っている従業員に迷惑をかけないように、スムーズな退職を心がけましょう。
引継ぎはしっかりおこなう
業務の引継ぎは、抜けもれなく行うようにしましょう。
クライアントや社内の従業員からすると、担当が変わるだけでも大変であり、業務の引継ぎがなされていない場合は、さらに大きな負担をかけてしまいます。
引継ぎをしていない場合は信用を落としかねず、周りにも迷惑をかけてしまうので、細心の注意を払いましょう。
あいさつ回りは忘れずにおこなう
社内でお世話になった人や、クライアントへのあいさつ回りは必ず行うようにしましょう。
会社を辞めても、どこかでご縁があるかもしれません。
どんな退職理由であれ、お世話になった人に挨拶するのは基本的なマナーです。
抜けもれなく、あいさつは行うようにしましょう。
退職交渉が難航するなら退職代行サービスを利用する
仕事を辞めるときは、基本的に「引き止め」があります。
部署移動を促されたり、「損害賠償を請求する」と脅し文句を投げつけられたりと、会社は様々な手段を使って引き止めにかかります。
内定の保留期間の問題や、無理な引き止めにあっている場合など、自分ではどうしようもない状態のときは、退職代行サービスを使うとよいでしょう。
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退職前に転職活動をおこなう
仕事の辞め時を感じたら、まずは転職活動を行ってみましょう。
お金に余裕のあるときは次の職場が決まっていなくても退職していいかもしれませんが、収入が途絶えている間の精神的な不安・負担は大きいです。
会社を辞めるのか、今の会社に残るのか、冷静な判断をするためにも退職前に転職活動を行うとよいでしょう。
転職エージェントの利用がおすすめ
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仕事が忙しい状況で、転職活動も重なると負担がとても大きいです。
一度、転職エージェントに登録して相談してみることをおすすめします。
4.仕事の辞め時を感じた時のおすすめ転職エージェント
仕事の辞め時を感じた時におすすめの転職エージェントを3社ご紹介します。
転職エージェントを選ぶ基準は「相談の丁寧さ」と「求人数の多さ」です。
一度登録してみて、あなたの意向を汲み取ってくれるか、希望の求人を取り扱っているかを判断してエージェントを選ぶようにしましょう。
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まとめ
この記事では、仕事の辞め時のタイミング、仕事を辞める時の注意点についてご紹介しました。
- 「仕事の成長・やりがいを感じない時」や「プライベートが満たされない時」は仕事の辞め時である
- 鬱などで心に問題が起きているときは、迷わず休職や転職をする
- 仕事を辞める時ときは「デメリット」を考え、何か問題が起きた時に備えておく
- 転職活動は、在職中に行う
一度仕事を辞めたいと思ったら、なかなかその仕事に本腰を入れて働くことは難しくなってきます。
実際に転職するかどうかにかかわらず、一度転職活動を行ってみることをおすすめします。
ほかの会社をみることで、自分の置かれている状況の良し悪しがわかるでしょう。